土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

標識放流491号(本年1号)

2019-06-07 09:30:00 | アカメ調査室
 久しぶりに更新します。パソコンの不調と体調の不調が重なりました。体調不良はいまだ続いていますが、パソコンは復活しました。

 今年の標識放流・再補の第一号です。掲載が遅れました。
 山中洋希さん、市原裕也さん 申し訳ありませんでした。

 ずうっと活躍中の山中洋希さんが、アカメを釣った市原裕也さんのアシストをして、標識の確認、再放流の御世話をしました。

 このアカメは2012年に櫻井由隆さんが釣って、標識放流では2018年までに、167尾のアカメに標識を装着した岡田 勝さんが標識を装着し放流したもので、2488日目の2019年3月9日に高知市在住の市原さんが釣ったものです(岡田勝さんは今年すでに2尾のアカメを釣って標識放流しています。累計169尾になります。岡田さんすごいです)

 釣り人:櫻井由隆さん
 釣獲日:2012年5月17日
 全長:56センチ
 体長:48センチ
 
    

 2012年5月17日に釣られたときは、全長56センチでした。今回、再度釣られたアカメは全長104センチ、標準体長87㎝と6年2ヶ月あまりで2倍近く成長した事になります。
 とても貴重なデータを得られました。






釣獲日: 2019年3月9日(土)
釣り人 : 市原裕也 (イチハラユウヤ)さん
住所: 高知市在住
全長:104cm
標準体長:87cm
体重:13kg

 これまで私たちは495尾のアカメに標識を装着して放流してきました。段々と再捕獲が進み、とても貴重なデータが蓄積されています。これも、岡田さん、上杉事務局長、山中さんをはじめ沢山の釣り人が力を合わせて活動してきた成果です。
 こうしたデータこそが、アカメの誤った評価によっての、高知県希少野生動植物保護条例の保護種指定が見直され、人々とアカメの繋がりを切り離すことをくい止めた大きな力になりました。