2023年9月25日、前田尚俊さんがアカメを釣って標識放流しました。
前田さん、おめでとうございます。お疲れ様でした。
「顔にシミのある特徴的な個体でした。体力の回復も速く、蘇生前から元気に泳いでいました。」
「下顎が損傷したアカメです。ミスバイトが多かった理由が納得できました。」
画像提供:前田尚俊さん
コメントも前田尚俊さんです。
日時:2023.9.25 20:15
釣人:前田尚俊さん
場所:高知市浦戸湾
全長:84.5cm
体長:上顎〜69 cm、下顎〜70 cm
体高:22.3 cm
胴回り:56 cm
体重:8.7 kg
前田さんと電話で話をしたとき、アカメの下顎の損傷について、おそらく誰かがこのアカメを釣り上げたとき、ボガグリップで持ち上げアカメが暴れて傷ついたのではないかというのが前田さんの見解でした。
アカメのように重量のある魚体だと起こり得るとのことです。
私も前田さんの意見に同意します。
ほとんどの釣り人がリリースを前提にアカメに挑戦されていることと思います。
1尾のアカメを釣るのはとても大変です。
簡単ですという方もいるでしょうが。
例えば、北海道からアカメを釣りに来られて釣ったとします。素晴らしいことで、当然、記念撮影をされると思いますが、ボガグリップのような小さくて鋭い作用点では、重量のあるアカメの顎に傷をつけることは多い確率で起こり得ることです。同様に顎と腹部で持ち上げるという行為も内蔵にダメージを与える可能性があります。
できれば、このようなアカメにダメージを与えるかもしれないやり方ではなく、優しい方法で撮影をし、リリースまで完結されるとさらに良い記念の写真になると思います。