土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

標識放流746号(2024年度49号)

2024-07-25 20:47:44 | アカメ調査室

 森岡昭和さんがすごい釣果です。

 今回も大アカメを釣って標識放流に協力してくれました。

 森岡さんおめでとうございます。

 標識装着など活躍されている前田尚俊さん、お疲れ様でした。

「胴回りが全長の割にかなりある個体でした。上から見てもほぼ丸い体つきのアカメで、肛門からの排出は見られませんでしたがほぼ産卵寸前の個体?のようにも感じました。」前田尚俊さんのコメントです。

 

 

 まんまるのナイスバディのアカメです。

 画像提供:前田尚俊さん


日時:2024.7.18 11:40
釣人:森岡昭和さん
場所:浦戸湾
全長: 118cm
体長:上顎〜97.5cm、下顎〜99.5cm
体高:35 cm
胴回り: 91 cm
体重: 27.6 kg


標識放流745号(2024年度48号)

2024-07-25 20:34:04 | アカメ調査室

  前田尚俊さんがまた大型アカメを釣って標識放流しました。

「前回アカメ釣りで折れた竿を修復し、今回再度入魂できました。ブランクスは問題なく、グリップ側が割れたので修復してからの釣行でした。」前田さんのコメントです。

 

 

 

 画像提供:前田尚俊さん

日時:2024.7.16 18:50
釣人:前田尚俊さん
場所:浦戸湾流入河川
 全長:108cm
体長:上顎〜91.5cm、下顎〜93cm
体高: 28.5 cm
胴回:71 cm
体重: 18.8 kg


ヒラズゲンセイ 我が家にやってきた(その2)

2024-07-25 17:58:29 | 生き物色々

 ヒラズゲンセイが最も多く現れたのが、6月中旬でした。

 

 巣に入ろうと飛ぶクマバチ(24.6.12撮影)

 

(24.6.12撮影)

(24.6.12撮影)

 クマバチの巣穴の周りに集まったヒラズゲンセイ(24.6.12撮影)

 

 巣穴のある車庫のまわりを数匹のヒラズゲンセイが飛び回っていました。巣穴の近くには多いときには十数匹もとまっていました。

 7月になると少しずつ少しずつ減ってきて、かれらが集まる下には弱って落下したものや、死がいがたくさん見られるようになってきました。

 

 下に落ちたアゴの大きなオスとメス(24.6.19撮影)

 

 寿命が尽きたヒラズゲンセイ(24.6.19撮影)

 

 24.7.18、最後に目撃したヒラズゲンセイ

 

 クマバチの巣の下で死んでいるヒラズゲンセイ(24.7.24、撮影)

 7月18日から、ヒラズゲンセイの姿が消えました。活動が終了したようです。

 先にも書きましたが、この昆虫が日本で初めて見つかったのは高知県でした。1936年です。次の年1937年に鹿児島県で発見されます。それからしばらくたった1954年、徳島県で発見されたそうです。

 今では、おもに西日本のいくつかの県で見つかっているようですが、なかなか珍しい昆虫でわたしは73年生きてきて、今回初めてめぐり会えました。

 クマバチが車庫の屋根にいくつも巣を作ってくれたおかげですね。

  2024.7.26、今朝の高知新聞にもヒラズゲンセイの記事が出ていました。

 つづく

 


ヒラズゲンセイ 我が家にやってきた(その1)

2024-07-25 04:51:36 | 生き物色々

 見た目がクワガタそっくりで「赤いクワガタ」ともいわれるヒラズゲンセイですが、ツチハンミョウ科の甲虫です。

 

 2024.6.12 撮影

 

 2024.6.8、撮影

 

 触ってはダメ!

 ヒラズゲンセイなどツチハンミョウの仲間は、刺激を受けると、脚の関節からカンタリジンという毒を含む黄色い液体を出します。 このカンタリジンは、数十ミリグラムで大人の致死量になるという猛毒です。 ツチハンミョウ数匹分の毒を集めれば人を殺せるとも言われるほどです。 その毒が皮膚に付くと、火傷のような水ぶくれができるためやけど虫などと呼ばれることがあります。体液がついたらただちに水で洗い流すのが良いそうです。

 ツチハンミョウは、コウチュウ目・ツチハンミョウ科に属する昆虫の総称である。有毒昆虫として、またハナバチ類の巣に寄生する特異な習性をもつ昆虫として知られている。 「ハンミョウ」と名がついているが、ハンミョウとは別の科に属する。しかし、ハンミョウの方が派手で目立つこと、名前が似ていることから、混同される場合がある。」ウィキペディアより引用

 ヒラズゲンセイが我が家にたくさんやってきました。最初に見つけたのは2024年6月8日です。この虫はハナバチの一種、クマバチの巣に寄生するそうです。

 クマバチの巣は、私が手作りした車庫の屋根の材料、昔のビニールハウスの廃材アビトンに昨年(2023年)から穴をほって作り始めました。それに気付いたのは、木くずが大量に落ちてきたからでした。とにかく大量の木屑が毎日落ちてくるのです。

 それもそのはず、クマバチは大型のハチで強い顎をもち、そのアゴで木を削り、掘り進め、何と直径1.5cm,その長さ40cmほどの巣をつくるのだそうです。

 納得です。

 木屑の量が半端でないことはこれで納得です。

 

 

 巣の下の地面に降りて休んでいるクマバチのメス'(24.7.19撮影)

 

 閉口したカミさんが、なんとかしろと言うのですが、私は大抵の生き物にはやさしくて寛容なのです。ただ、ハチは総じて恐ろしい存在で、キイロスズメバチには2回殺されそうになりました。幼少の砌より、いたずらしてはハチに刺され、ハチ毒にアレルギーがあり、キイロに刺されて、アナフィラキシーショックをおこしたのでした。

 スズメバチ類は凶暴なのが多くて、巣に近づくだけで刺されたりします。その点、クマバチは温厚なハチで、こちらからちょっかいを出さない限り刺したりはしません。

 また、春先から夏、我が家の生業であるミカン畑では、オスのクマバチがたくさん飛んでいて、やかましいほど羽音をたててホバリングしながら、何か飛行物体が近くをとおるとブーンと勢いよく追いかけて行きます。ほとんどが、仲間のオスなのですが、他の種のハチやトンボ、蝶々、果てはツバメ、たまには私がからかって投げる石にまで追尾していきます。

 間違いに気付き、元の場所にもどっては「チッ」と舌打ちでもしているかもと思ったりします。

 心の底からガンバレよ!と声をかけそうになる健気なオスたちです。

 オスはハリをもたないので捕まえても刺したりはしません。

 私はニホンミツバチの次にクマバチには親しみを感じています。

 

 クマバチの巣穴のまわりに屯するヒラズゲンセイ'24.6.12撮影)

 

 下から目視しただけでクマバチの巣は5個あります。脚立にのって探せばもっとあるはずです。

 でかい穴を掘るので屋根材の強度が落ちるのですが、私の手作りの屋根、もともと強度は弱いのです。いいではないかとカミさんをなだめてそのままにしています。

 

 つづく