タグの記号・番号にお気をつけください
JG-◯2◯◯◯またはJGS◯2◯4◯
2024年10月13日、嬉しいメールが届きました。
「突然のメール失礼します。
タグ付きアカメが釣れたのでご報告します」
広島県からの釣人Mさんからいただいたものです。
画像が2枚添付されていました。
二代目のダートタグS、JGFAへの連絡用電話番号が記入されています。
タグの接写を見ると、タグの記号・番号ではなく、JGFAへの連絡先である電話番号が記されている側が写っています。文面にも記号・番号は書いていません。ひょっとしてこれだけなのかと愕然として、Mさんにメールで問い合わせました。
やはり、記録はこれだけでした。
画像のタグは最近の3代目ではなく、2代目です。最近のものならアカメのサイズなどからいつ、誰が、どこで放流されたものか分かる可能性があるのですが、残念です。
タグの記号・番号にお気をつけください
JG-12345またはJGS12345
タグにはアカメに使用されるものとして、大きく分けて2タイプあります。
小型のものに使用されるタグガン用、アンカー式スパゲッティタグ。文字はJGS、反対側に数字の番号。
中、大型に使われるダートタグS(初期型にはJGFAの電話番号がありません)。JGFA-JAPAN 裏側に記号ー番号でJG-12345。
この2つのタイプです。
標識放流調査の目的は移動、成長など基本的な生態を調査するためです。他にも様々なことがわかってきます。
放流する時、計測した全長などのデータ、放流場所、放流者などをタグの記号・番号とともに記録しておきます。
再捕された時、記号・番号を見れば過去のデータと照合するとそのアカメの経歴、データが分かり比較検討ができます。
再捕されたとき、肝心なのは記号・番号です。
そして、その時の全長、標準体長、再捕場所、再放流場所、釣人の氏名などを記録して、その場で放流するのがベストです。
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