土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

ワミツ(ニホンミツバチ) ヨウミツ(セイヨウミツバチ)

2013-05-18 18:22:00 | 生き物色々

 2013.5.8 ミカンの花が満開になってきました。今年は開花がとてもおそく例年より確実に一週間以上遅れています。

 あまいミカンの花の香りに誘われてか、ミツバチたちが一生懸命密の採集をしています。どのミカンの木もぶーーんという羽音がしています。

 見ているとニホンミツバチに混じってセイヨウミツバチもきています。ここ山の上ではニホンミツバチのほうが数は多いようです。一方、山の麓の我が家の田圃ではレンゲが咲き誇っていましたが、ここでは圧倒的にセイヨウミツバチのほうが多いのです。

 セイヨウミツバチはハウス園芸でナスの受粉に使われています。ナス農家は農協などをつうじて業者からセイヨウミツバチを巣箱ごと購入してハウスの中に入れて働いてもらうのです。

 昔はセイヨウミツバチはめったに見ることはありませんでしたが、いまではたまにセイヨウミツバチの分封群が空の巣箱に入ったりすることがあります。しかし、よほど世話ができないと飼育は無理です。秋口、オオスズメバチが襲撃してくるとセイヨウミツバチの元々棲んでいたところにはいなかった巨大な敵との戦い方を知らない彼らは、一匹ずつ戦うため、ことごとく大きな牙でかみ殺されてしまいます。


 ミカンの密でおなかがふくらんだニホンミツバチ


 これはセイヨウミツバチですが、体格はニホンミツバチよりも少し大きく、体色も腹部が少し黄色が強いです。

2013.5 キンラン

2013-05-18 06:26:00 | 生き物色々

 2013年5月、キンランの群落を発見。これまではこの見つけた場所から数十㍍はなれたところで数本ひっそりと咲いていました。

 偶然一本見つけたのですがよく見回すと、あちらに一本、こっちに一本と次々と見つかりました。数えてみると21本ありました。





 道路の山側7~8㍍の範囲に21本。よく気を付けていないと見過ごしてしまうような花ですが、なかなか美しい。

標識放流332号~333号(2013年度8~9号) 

2013-05-17 23:35:00 | アカメ調査室
お疲れ様です。今日、桜井さんと熊谷さんがアカメを釣りましたので、報告します。
 
DNAサンプルも取れました。
 
2013年㋄17日 全長120㎝ 標準体長106.5㎝  釣り人 熊谷憲明さん
 
2013年5月17日 全長82㎝ 標準体長70㎝  釣り人 桜井義隆さん
 
今日は、私も釣りをしていました。熊谷君は、4、5年前から三重県から釣りに来ていました。
 
いつも坊主ばかりで、頑張っていました。
 
今日、120㎝のアカメを釣り上げました。その場にいた、桜井さんみんな、自分の釣ったアカメのように喜びました。
 
私は、感動して目頭が熱くなりました。
 
釣りで感動出来るって、凄いですね。






 

熊谷さん、みごとなミノウオです。ほんとうにおめでとうございます。




 岡田さん、お疲れ様でした。アカメならではの感動シーンが目に浮かびます。すてきなレポートをありがとうございました。

(リポート、画像提供は岡田 勝さん)
 
 詳しいリポートは櫻井さんのこのページで(感動です)


第5回アカメ釣り大会準備会 での決定

2013-05-15 19:29:00 | アカメ釣り大会

大会準備会で話し合われたことは第5回アカメ釣り大会の日程の他幾つかありました。その主な議題と決まったことをお知らせします。

 一つは、標識放流調査に反対の人たちや妨害を公言している人たちの参加を認めないようにしようという意見がでました。意見を出された方たちの説明では、ネット上で、標識が装着されたアカメを釣ったら標識をむしり取って捨ててしまう、あるいはむしり捨てることを煽るような主張が書かれている。これまでのアカメ釣り大会に堂々と参加している人がそういうことをしている。アカメ釣り大会は釣ったアカメに全て標識を装着して放流し調査研究を行うことを前提として開催しているので、そういうヘンな人たちの参加を許すのはおかしいという意見でした。

 私個人はそういうことをしている人たちの中に親しくしている友人名前もでたので驚いたのですが、ここ最近は忙しくて他のサイトを見ることもなかったのです。また、ヘンな人が参加しているBBSなどばかばかしくて時間がもったいなくてみる気もしないのです。

 この意見にほとんどの人が強く賛同されました。みなさんがこの問題になった書き込みを見ているということでした。

 誰でも見ることができるサイトへの書き込みや記事は、世界に向かって公表したものですので、重みをもちます。私はそれが事実なら、もう参加するつもりは無いのでしょうからほっといてもよいのではないかと言いますと「それはまともな、普通の人間の考えることで、普通でない人には通用しません」という意見が大多数でした。

 結論として、標識放流調査を妨害する行為をした人、やると公言した人、またそれらを煽る人たちは第5回アカメ釣り大会、それ以降の大会やアカメと自然を豊かにする会の行事には参加を断ることが決定されました。

 もう一つは大会会場のことでした。四万十川も大会会場の一つの場所として考えてはどうかということでした。

  色々な意見が出されました。

 ●有名な場所なのでよいのではないか。
 
 ●川漁師がいて生計をたてているところであり、ころばし漁などでのロープがたくさんある。百人を超える参加者が予想されるため漁師に迷惑をかける恐れがある。
 
 ●河川であるので雨など天候の影響を受けやすい。

 ●アカメ釣り大会は県外からの参加者が半分を超えることもあるほど県外からの参加者が多い。観光という観点からも自治体や漁協などに働きかけるという方法もあるのではないか。

 まだまだ意見はあったはずですが、忘れました。

 結論、今回は見送る。出された意見を参考にしながら条件を整えることができたら四万十川を会場にすることもある。ということになりました。
 

2013.5分封2

2013-05-15 17:54:00 | 生き物色々
 2013.5.7 家の近くに設置してあった空の巣箱を見に行くとちょうど分封群が入ったところでした。

 今年はミツバチが少ないように思います。4月にわが地方紙高知新聞の投書欄にも「ミツバチが異常に少ない」という内容の投書が掲載されていました。2009年に出版された「ハチはなぜ大量死ししたのか」を思い描きました。

 人間(私も入っています)は目先の利潤ばかり追求して「我が亡き後に洪水よきたれ」と地球上で暴れまくっているのですが、他の生物にすれば迷惑この上ない生きものなのでしょうね。ヒトはこういう生き方をする、あるいは生き方しかできないような生物なのでしょうか。

 近年、ミツバチ飼育?が大流行で何処の山道でも道路の山側の擁壁の上などにたくさんの巣箱が置いてあります。こうして流行ってくると悪さをする人も現れて、ミツバチが入った巣箱ごと盗まれるという情けない事件が頻発しているそうです。分封群を誘因する金稜辺というランも鉢ごと盗まれるそうで、昔からたくさん巣箱を設置して、金稜辺で誘っていた方も、「これほど盗まれとおもしろくなくて、いやになってきた。」とキンリョウヘンを止めたようです。ネットオークションではミツバチが入った巣箱がたくさん出品されています。



 巣箱を3つ置いてありますが、決まって赤丸で囲った巣箱に入ります。ここ数年、入っては出ていき、入っては出て行きを繰り返しています。私がほとんど世話もせず、蜂蜜さえとらないのですから、スムシにやられて出て行くようです。
 出た後、スムシに食われてボロボロになった巣を取り除いて掃除をしておくときまってこの箱ばかりに新しい蜂群は入ります。なぜなのかはわかりません。あるベテランは「ミツバチは場所が一番なのである」と言います。



 ミツバチさん、たくさん増えて以前のように年5回も分封するように繁盛してや。