土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

彼岸花

2013-09-12 06:13:00 | 生き物色々
 2013/09/11 イノシシ団地へイノシシの世話にいくと数日前から芽を出していたシーレ-(彼岸花)が大きく伸びてもうすぐ花が咲きそうになっていました。

 団地のすぐそばの通路のわきに生えています。


   イノシシ団地


 
 「名は体を表す」まさに彼岸の花です。彼岸の頃には満開になることでしょう。



しかし、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というので彼岸花というとの説もあるそうです。また別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来するそうです。
 
 ウキペディアには「異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもあるが、反対に「赤い花・天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもある。欧米では園芸品種が多く開発されている。園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつものがある。日本での別名・方言は千以上が知られている」。とあります。

 それにしても地方名が千以上もあるとは「驚き、桃の木、山椒の木」ですが本当でしょうか?

 シーレ-は変わった植物で、高さ30 - 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し花を咲かせます。葉は花が終わって後、晩秋に長さ30 - 50cmの線形の細い葉をたくさんだします。葉は深緑でつやがあり、私が子どもの頃は、土手にたくさん茂った葉の上を滑り台のように滑って遊んだものです。葉は翌春になると枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこないことから幽霊花(ゆうれいばな)と呼ばれると聞いたことがあります。

識放流369号(2013年度46号)

2013-09-11 03:52:00 | アカメ調査室

 上杉事務局長が四万十川のアカメを釣りました。

 何と3週連続です。

 室戸の定置網では通常めったに獲れない深海魚が大量に獲れているというニュースがありました。

 巨大地震がいまにも来るぞと、日々脅かされていますが。

 心配です。




釣獲日:2013.9.9
釣り人:上杉一臣さん
全長:45cmセンチ
標準体長:37.5cmセンチ

 上杉さん、四万十川のアカメ釣りにさらにのめり込んだみたいです。


マダニ感染症(SFTS) 嗚呼恐ろしや

2013-09-07 18:44:00 | 狩猟とナイフ
 2013/8/9現在のマダニ媒介による重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の国内での確認状況



 発症状況概要(8月9日現在)
[発症者数]33人(男性15人、女性18人):うち死者16人
[都道府県別発症者数]
 ●愛媛県:6人
 ●山口県:4人
 ●高知県・長崎県・宮崎県・鹿児島県:3人
 ●岡山県・広島県・佐賀県・熊本県:各2人
 ●兵庫県・島根県・徳島県:1人

 [年齢別発症者数]
40代:1人 50代:4人 60代:9人 70代:7人 80代:9人 90代:2人 (未公表:1人)  

 「重症熱性血小板減少症候群」の患者は、2009年頃に中国で初めて発生し、2011年に原因ウイルスとしてSFTSウイルスが確認されました。
 患者の発生した地域では、フタトゲチマダニ等のマダニがSFTSウイルスを保有しており、患者の多くはマダニに咬まれることで感染したとみられますが、マダニの咬んだ痕跡のない患者や感染患者の血液・体液との接触感染も報告されているそうです。

 現在のところ、有効な抗ウイルス薬やワクチンはなく、対症療法が中心となるそうです。

 日本国内で、2013年1月に初の発症者が確認されたSFTSウイルスによる新しいダニ媒介性感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)で、上記のように、これまでに33人の発症が報告され、うち16人が死亡しています。

 死亡率がとても高くて、有効な抗ウイルス薬やワクチンはないというのが恐ろしい。

 2月26日の厚生労働省からの発表で、2005年に死亡した患者からSFTSウイルスが検出されたことから、このウイルスが以前から国内に存在していた可能性が高いとみられています。
 厚生労働省は、3月4日、このSFTSについて「四類感染症」に位置づけ、全ての患者の発生について医師からの届出を義務付けています。

 SFTSウイルスを持つとされるマダニ類は、イエダニやヒョウヒダニなどの家庭内に生息しているダニとは異なり、草むらや藪などの屋外に生息しており、全国的に分布しています。

 厚生労働省は、屋外の活動で草むらや藪などに入る場合は、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくするとともに、万が一、マダニに咬まれた場合には無理に引き抜かずに病院で処置するよう呼び掛けています。

 私のように、イノシシやシカが絶えず出没するミカン畑が仕事場の場合、ダニの被害をくい止めようもなく戦々恐々といったところです。まして、かれ等の通り道である獣道を頻繁に通ってワナを仕掛ける罠猟師の私はリスクがとてつもなく高いのです。

 みなさんも、くれぐれもお気をつけ下さい。

 


クマバチの恋愛飛行

2013-09-06 05:17:00 | 生き物色々
 私の仕事場、みかん園は山のてっぺんにあります。毎年4月から6月、クマバチの恋愛飛行があちこちでたくさん見られます。
 オス蜂が自分の定位置にホバリングしています。大型のハチですので羽音が大きくすぐわかります。


 13/5/29撮影 ピントが後ろのミカンの木に合ってしまいましたが中央の物体がクマバチです。

 ホバリングしながら、メスがやってくるのをひたすら待つのですが、それが忙しい!
 とにかく飛行物体が視力範囲内に現れるとブーンと全速力で追いかけるのです。飛行物体に対しては見境がありません。トンボでもミツバチでもチョウチョでも、オオスズメバチでも、ツバメでもカラスでも同じクマバチのオスでも。
 私が悪戯で投げる小石でも。

 クマバチのオスどうしが3匹もからまりあうこともあります。「チエ、ジャマスンジャネエヨ」といやな顔して別れるのが見えるような気がします。

 いつも少し観察するのですが、いまだ恋愛が成就したシーンは見たことがありません。
 
 クマバチもミツバチもイノシシもシカも・・・ヒトもか
 
 オスはたいへんだなあ。

 身につまされるような気が、しないでもなく、がんばれよと奮闘努力ぶりを励ましたくなります。と、こう書くと精力絶倫じじいと思われるかもしれませんが
現実はもうヨレヨレです。

 ー13/6/6 記事を追加ー


 撮影13/6/5

 梅雨入りしたのですが、ここ何日も雨が降りません。今年は例年に比べても雨量がとても少ないと報道されています。週間天気予報でも晴れの予報が。
 晴れた日にはクマバチの恋愛飛行が盛んです。もうあちこちにオス蜂の羽音がうるさいほどです。

 13/6/12 記事を追加
 きょうは梅雨の晴れ間で午前中は晴天でした。ミカン畑に仕事に出かけました。

 あれ?

 クマバチが全く飛んでいないではないですか。

 どうやらクマバチの繁殖活動は終了したようです。

 追記 2013.7.2 まだクマバチの恋愛飛行は続いています

 6月12日に全く飛んでいなかったので〝恋愛飛行終了した〟と書きましたが、早とちりでした。この日は昼前にミカン畑に到着しましたが、その時はまったく飛んでいませんでした。かんかん照りでとても暑かったのです。ところが翌日朝到着すると、何と飛んでいるではないですか。日中に暑くなると飛ばなくなります。こうして、暑い日中は避暑をしているのでしょう。
 
 それ以降も曇りの日にはほとんど一日中飛行をしています。しかし、数は減ってきています。

 本日、7月2日も2匹の飛行を確認しました。さていつまで続くのでしょう。

2013/8/18 追記

 7月2日にいつまで続くのでしょうと書きましたが、8月18日現在も続いています。それも5月の盛期のような賑やかさでした。何匹ものクマバチがホバリングをしては、飛行物体めがけて追尾を繰り返していました。


 何回もシャッターを切ったのですが、クマバチを捕らえたのはこの一枚だけ。それも画像の左下にやっとでした。
 数打ちゃあたるだろうと写したのでしたが、みごと枠の外。

 それにしても、繁殖期の長いこと。

 いつまで続くのでしょう。

 <spanstyle="color:red">2013.9.5追記

 9月5日、ミカンの手入れで朝7時すぎに園に到着しました。
 先日まで、台風の影響などで大雨など荒れた天気でした。
 きょうは、みごとな青い空。
 なんと、クマバチが数匹、恋愛飛行をしていました。しかし、午前中だけです。午後は全く姿を消しました。
 
 それにしてもクマバチの繁殖期はなかなか長いですね。
 

 

竹藪のハミ(マムシ)

2013-09-06 05:14:00 | 生き物色々
 2013年8月 家のすぐ上の竹藪で隣地の所有者と境界の確定作業をしました。山林などの境界はいまやおおごとになっています。
 山林の木や竹は利用が極端に少なくなり、手入れもされず放置されたままというところが多くなっているのです。
 私の子どもの頃、よく通っていた山の畑も耕作を放棄してから、せめて檜でも植えておこうと植林して、もう数十年ほったらかしです。
 
 私の記憶力の衰えは極端かもしれませんが、山林の境界など数十年たつとほとんど分からないというのが実情です。木々はそだち昔の風景の面影がありません。
 おまけに境界の標は大木だったり、ドヨウ竹であったり、石であったりというものが多いのです。
 幸い、私もよくタケノコを堀に行っている山でしたので、境界は覚えていました。それでもやはり、標である「ドウネラ」の大木は枯れて倒れています。また同じように標であった栗の大木も枯れていました。

 今回は標は腐ることのない市販されているプラスチックの標を隣地の地権者と一緒に打ち込みました。



 その作業中、斜面を登りながら目の前をふっと見ると、ハミがとぐろを巻いてじっとこちらを睨んでいます。

 斜面を登りながらハミに出会うのは危ないのです。生えている木や竹を掴んだりかきついたりしながら上ります。ハミの目の前に手をもっていったり、顔をつきつけたりすることになります。

 このハミは、持っていたくい打ち用の大きなハンマーで一撃され死亡しました。