土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

シカ捕まえた

2018-07-08 07:50:00 | 狩猟とナイフ
 
 シカによるミカンの葉っぱや茎の食害をひどく困っています。あまりのことに腹を立ててワナをミカン畑のまわりに仕掛けています。
 ここ1ヶ月ほどでシカを4頭つかまえました。



 捕まえてもつかまえても、被害が続きます。山のミカン畑ですので、段々畑です。その周りに防御ネットを張って畑を囲んでいるのですが、それでも入ってきます。もうお手上げ・・・・・・というわけにはいきません。生活がかかっているのです。攻撃は最大の防御とはいっても、若いときのように攻め込んで罠を仕掛ける馬力がなくなりました。
 畑の周りだけで精一杯。さて、

ピキシー①リトルフィッシャーマン

2018-07-05 06:07:00 | 狩猟とナイフ
 2018年、歳を重ねて人生も残り少なくなってきました。これまで熱心にコレクションしてきたオールドガーバーを中心にしたナイフたちは、身近に引き受け手がないため、手放すことにしました。
 コレクションの中でもガーバーの小型ナイフ、ピキシーが好きで力を入れて集めました。ほぼ、完集できたのではないかと思っています。ただ、試作品やまれに「なんじゃこれは」とビックリするような製品が出現したりします。
 手放す前に最初の製品から一度纏めて紹介したいと思います。もし、誤りなど書く事があるやもしれません。その際、是非ご指摘をお願いします。(2018.7.5)

 ①リトル・フィッシャーマン(little Fisherman)

1950年、ミミングのハンドルを短くし、シースを付けた、リトル・フィッシャーマン(little Fisherman)が発売され、1951年まで販売されます。 リトル・フィッシャーマンは、1951年にピキシー(Pixie)に名前が変更され、ハンドルのスタイルがポイント・エンドになります。


 上が1951年製造、下が1950年製造


 上が1951年製、下が1950年製 1950年製はハンドル右側に『GERBER』の打刻があります。ハンドルは扁平で角張っています。
 1951年製は、ハンドルに刻印はありません。下側に薄く文字を削ったような形跡があります。ハンドルは丸みが強くなっています。



上が1951年製、下が1950年製



上が1951年製、下が1950年製



上が1951年製、下が1950年製



1951年製


1951年製

 1950年製
●全長:約17.9㎝ ●ブレード長:約8㎝ ●ブレード材:ハイス鋼かハックソー工具鋼?クロームメッキ ●ハンドル:クロームメッキアルミキャスト

 1951年製
●全長:約17.9㎝ ●ブレード長:約8.7㎝ ●ブレード材:ハイス鋼、クロームメッキ ●ハンドル:クロームメッキアルミキャスト


 このナイフは2タイプともに製造期間が極端に短いため製造数はとても少ないと思われます。市場には滅多に出てこないナイフです。


新しい図鑑「釣魚1400種図鑑」847ページ 定価2.500円(税別)が届いた

2018-07-03 17:03:28 | 土佐レッドアイ
 2018.7.3 台風7号の影響が続いている。今のところ当地は雨はそれほどではないが、突風でビニールハウスが倒壊するという被害が出ている。

 小西英人さんから、新しい図鑑「釣魚1400種図鑑」847ページ 定価2.500円(税別)が届いた。 英人さん ありがとうございます。






 中を見ていて、ページをめくる手が止まった。182ページ アカメ科でアカメの幼魚の美しい写真が載っている。おお!この幼魚には見覚えがあるゾ。これは1999年種子島第1回調査行(9月18日~21日)の時に捕まえた記念すべき種子島アカメの幼魚だ。「アカメの国:種子島の稚魚を求めて(http://akamenokuni.com/tigyoomotomete.html)」
 それまで噂であった種子島のアカメの生活史のサイクルを初めて確認した幼魚だったのです。
 

 写真:最初は英人さんと2人で、ネットを引いていたのですが、英人さんがメヒルギの沈木に激突、膝を怪我してしまってそれ以降、相棒のかわりを努めてもらった種子島在住の園田 豪さんとネットを引いています。


 
 写真:園田さんとアカメを見つめる英人さん。

 
 写真:アカメの幼魚の撮影準備

 この時、種子島調査のきっかけを作ってくれた松山政敬さん、「長野さん、オキノフナを釣りました。標本に送ります」と初めて種子島のアカメの現物を送ってくれました。

写真:松山政敬さん

  
 1999年から2001年までネット引きを手伝ってもらった園田兄弟。アカメを持っているのが兄さんの豪さん、クーラーを手にしているのは弟の毅さん。
 種子島アカメ調査団のみなさんとは今も親しくお付き合いしてもらっています。
 20年ほど昔の種子島の情景が昨日の事のようによみがえります。

 ということで、この図鑑の写真はこの時のアカメだと思います。そうですよね、英人さん。


 576ページでまた止まった。ウツボ科の所だ。
 「アミメウツボ」こいつも曰くがある魚だ。
 1999年から3年連続して種子島の調査をした。英人さんは2回目には参加できなかった。2001年、3回目の調査のときである。
 英人さんとは1回目も3回目も、お隣の島「屋久島」へ渡り、ここでオキノコイと呼ばれているアカメであろうという魚の調査をすることに決めていたのだ。が。1回目は前出のように英人さんの怪我と大型台風に追い返されてしまっていた。屋久島行はお預けをくらったのである。

 さて3回目、今度こそ屋久島へ行くぞと勇んでいたのだが、英人さんがウツボに食いつかれたのだ。
 英人さんの仕事で大きな比重を占めていたのが、釣ったりネットで採集したりした、あらゆる魚は幼魚だろうが成魚だろうが、大きかろうが小さかろうが、長かろうが短かろうが全て撮影することだった。うなぎを撮った。ヒラスズキを撮った。ゴマフエダイを、チャイロマルハタを私が釣ったときは「おお、この魚の写真は初めてだ」と喜んでくれた。

 長モノ(ウナギなど)を写すときは撮影板の上で「つ」の字型にしてから撮影することになっているらしい。英人さんは生きている魚をきれいに写すことにこじゃんとこだわっている。なにしろ生きている長モノはつの字にしてもじっとしているはずがない。それは無茶だと思うのだが、つの字にしてカメラを構えようとするとS字になったりへの字になったりする。それでも繰り返し、繰り返しにこにこしながら、へこたれない。カメラマンはえらいのです。
 ある港で夜釣りをしていた。英人さんのするめの餌にアタリがあり、上がってきたのがウツボだったのです。
 当然のごとく棒きれでそのウツボをつの字にしようとするのですが、ウツボはすこぶる元気でタフなのです。
 何度もなんどもつの字にしているうちに頭に来たウツボは英人さんの右手親指に食いついてしまったのです。ご存じのようにウツボの歯はするどくて長いのです。痛いと握った左手の間から血がぼたぼたと落ちます。急いで病院へ駆け込んだのですが、親指には何本もの歯の深い傷がついており、縫い合わせる事ができないため治りが遅いがしかたがないという事でした。

 アミメウツボでした。

 屋久島は2人にとって鬼門でした。
 
 これほど歳を重ねると私はもう無理です。
 
 嗚呼 屋久島や 屋久島や

 ひでとさん いまもいい仕事をしていますね。この図鑑は宝物にします。
 
 種子島、屋久島は無理でも、高知へ遊びにおいで下さい。うだうだ、ぶつぶつ話をしながら英人さんのするめ餌の仕掛けを教えてもらいたいなあ。いっしょに夜釣りでもしましょう。

雨です

2018-07-01 19:22:57 | 土佐レッドアイ
 18.6.30 局地的な大雨が降りました。
 いつも一番先に見に行くポイントはそれほど増水していなくて、流程が長いホームグラウンドへ。朝、5時頃到着です。かなりの増水で濁りもすごく、焦げ茶の濁流が海に入っていました。波も2.5㍍ほどで、丁度です。
 2投目にヒット、小型のヒラスズキを取り込みました。2尾目はそれから数投目でヒット。これも無事取り込みました。ここで内川さんに電話、おーい、○○でいま当たりゆう、来んかよ。「行く」。彼が到着するまでに3回ヒットも乗りませんでした。
 彼が到着してしばらくしてから、ヒット。内川さんが取り込んだのはコンディションの良いヒラスズキでした。

 その後、2人ともヒットはぼつぼつとあるのですが、乗りません。7時前に「仕事があるきに帰る」と内川さん。グリップで下顎をはさんだヒラを波の中で洗っていました。その時です。悲劇が。
 あまりのことで、よう言いません。
 内川さんが帰ったあと、3回ヒット、その中の1尾を取り込みました。



 釣ったヒラを処理して、一休み。少し仕事をして昼食中、昼休みにちょこり行ってくるかと出かけて、車を止め外に出ると、内川さんが現れました。好きやなー。

 しかし、ヒットはなく、内川さんにチェイスがあったのみ。

 夕方、5時、またも同じポイントへ。
 結果、1時間ほどやって、5回ヒット、3回乗って2バラシ、獲れたのは1尾でした。



 18.7.1
 翌朝、朝5時同じポイントへ。すでに濁りは薄くなっていましたが、波は昨日より少し高いような気がします。
 直ぐにヒット、乗りましたが少しのやりとりでルアーが飛びました。それから、数投ごとにヒット、乗りましたが、2回ともバラシ。結局、1尾も獲れませんでした。
 まあ、よくある事です。

 今のヒラスズキは良く肥って、脂肪もタップリの良いコンディションです。腹の中には流入したアユが数匹入っていました。