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「朝鮮半島38度線の由来」パネルは大変好評だった

2017年02月19日 | 韓国・北朝鮮問題
昨日は、富士国際旅行社主催 旅のがっこうで、管理人は「軍事史から見た千島問題」の講師をしてきました。
レジュメと資料以外にA4パネルを何枚か受講者に見せましたが、その中で「朝鮮半島38度線の由来」は大変好評でした。

歴史学者畑田重夫さんが、日本平和委員会の機関紙「平和新聞」上で「朝鮮半島38度線は、南朝鮮と北朝鮮に配置していた陸軍に由来する。朝鮮問題を研究するものにとっては常識である。」と言われました。

管理人は旧日本軍が中国東北部(旧満州)に土中や河川に遺棄した化学兵器による中国人被害者救済運動をしていたときに、関東軍について研究をしました。防衛庁防衛研究所戦史室著の「戦史叢書 関東軍①②」を読み、敗戦直前の関東軍配置から第34軍が朝鮮半島の満州寄りの北側部分を、新たに本土部隊の第17方面軍が南側部分を受け持ちっていたことを知っていました。
また、神田古書店で入手した「輝く陸軍寫真帖 帝國軍備配備圖」から朝鮮半島は第19師団と20師団が配備されていたことも知っていました。
そこで畑田さんの間違った認識を糺さなければと考えて「朝鮮半島38度線の由来」を作図しました。






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