[2024-6-7『1945ヒロシマ連続講座2016』「ヒロシマ通信」を転載します。
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[2024-6-7『1945ヒロシマ連続講座2016』「ヒロシマ通信」メンバーのみなさんへ]
【 今日の通信=力道山生誕100年 】
力道山と言ってもいまの若い人たち、どのくらい知っているか、とも思うのですが、東京の麻布にある在日韓人歴史資料館では、「力道山生誕100年」特別展が今月4日から12月26日まで開かれています。
1924年、日本統治下の朝鮮半島に生まれ、1963年、ヤクザに刺された傷が元で亡くなったプロレスラーの力道山は、その時まだ39歳でした。百田光浩(ももた みつひろ)、金 信洛(きん しんらく、???)の二つの名前を持った(この展覧会では力道山も含めて4つの名前を持ったとあります)、戦後日本の“国民的ヒーロー”でした。
ところで力道山のお墓がある都内大田区の池上(いけがみ)本門寺境内にある照栄院には、もう一つとても重要な慰霊碑があります。1983年に建立された「シンガポール チャンギー殉難者慰霊碑」がそれですが、連合軍の軍事裁判によって戦争犯罪者として処刑された146人(うち15人が朝鮮人)の旧軍人、軍属の追悼碑です。→→チャンギー殉難者慰霊塔|妙見堂|日蓮宗 池上院家 照栄院 (shoueiin.jp)
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(了)