管理人が在沢中、金沢市中央公民館長町館水彩画教室で師事した講師の平木孝志先生から、個展「日本画・色紙 平木孝志展」の案内はがきが届いた。はがきに印刷されている唐辛子の絵は、石川県立美術館別館で開かれた水彩画グループ展に出品されたものだと記憶しています。
平木先生が、日展委嘱(無鑑査)として出品されていた作品については、先日記事にしました。「乃木坂あたりをぶらぶらと」
平木先生は、金沢市寺町5丁目、法華宗本因寺(ほんにんじ)本堂の内内陣(ないないじん)に、巨大な龍を描いた天井画を制作したと、10月20日の北國新聞に報道されていたことを金沢の画友が教えてくれました。
北國新聞社が2006年に発売した「おとこ川 おんな川」にこんな記述があります。
『犀川と浅野川のアユは顔が違う。こう指摘するのは犀川沿いで生まれ育った日本画家、平木孝志さん(53)=金沢市久安一丁目=である。画家らしく、観察眼は鋭い。
「犀川のアユは運動量が多く、目がキリッとして口が精惇。浅野川の方は体がふっくらして鼻が丸い」
アユも犀川は男らしく、浅野川は女っぽいというのだ。水質や水量、エサとなる藻が違えば、確かにそうかもしれない。
見た目だけでなく、犀川産は身が引き締まり、浅野川産は軟らかく、味まで異なる。平木さんが食べ比べた結果、分かったことだ。
だが、浅野川沿いの住人から言わせると、「こちらのアユが絶品」となる。こうした比較は多分に身びいきが働くようだ。』
平木先生が今後益々ご活躍されることを祈念しています。
平木先生と管理人
(金沢市中央公民館水彩画グループ“彩”2011年1月の新年会)