明鏡   

鏡のごとく

蟷螂と飛蝗

2015-10-18 22:02:17 | 詩小説
野太い枯れ草が、やけに意志を持って動きまわると思っていたら、
茶色い蟷螂だった。
それから、
たてつづけに4匹出会った。
ここは茶色い蟷螂の縄張りなのだろうか。
と思ったら、
緑の蟷螂がここにいるよと、
拝み虫の青二才のように初々しくせり出してきた。
親子飛蝗がそれを見ていた秋の草山。