甲斐大策さんの個展(天神新天町にて開催、明日、1月10日まで)にせがれと伺った。
開催期間のお知らせの葉書を頂いていたので、やっと、伺うことができ、いくつか繪に関するお話もお聞きすることができたので、嬉しかった。
入ってすぐ正面にある墨絵?のような黒々としたの山々のこんもりとした影のような繪が一番好きである。
あのような繪が描いてみたい。
ほかには何もない、あわい魂のようなものがにじむ繪がいい。
モスクの繪を見ていたら、甲斐さんがいらして、
この繪は、30歳位の時に描いたんです。
とおっしゃった。一粒一粒、丹精を込めて作り上げた米のように、米粒のような人々の姿が描かれていた。
何十万もの人が一斉に動くと、地鳴りがするのですよ。
甲斐さんは、初めて立ち入ることができたという祈りの場で、人によっておこる地鳴りをやはり初めて聞いたのだという。
声もなく地鳴りのすなる祈りあり
それから、野火を描いたという4枚の連作も面白かった。
最初、山の麓に咲いた芥子の花かと思ったが、それは草を焼く野火であるという。
天から点火するような赤い月がでていた。
帰り際に、甲斐さんの繪が描いてあるペシャワール会の暦を手に入れた。
やっと、我の今年が始まった。ような。
開催期間のお知らせの葉書を頂いていたので、やっと、伺うことができ、いくつか繪に関するお話もお聞きすることができたので、嬉しかった。
入ってすぐ正面にある墨絵?のような黒々としたの山々のこんもりとした影のような繪が一番好きである。
あのような繪が描いてみたい。
ほかには何もない、あわい魂のようなものがにじむ繪がいい。
モスクの繪を見ていたら、甲斐さんがいらして、
この繪は、30歳位の時に描いたんです。
とおっしゃった。一粒一粒、丹精を込めて作り上げた米のように、米粒のような人々の姿が描かれていた。
何十万もの人が一斉に動くと、地鳴りがするのですよ。
甲斐さんは、初めて立ち入ることができたという祈りの場で、人によっておこる地鳴りをやはり初めて聞いたのだという。
声もなく地鳴りのすなる祈りあり
それから、野火を描いたという4枚の連作も面白かった。
最初、山の麓に咲いた芥子の花かと思ったが、それは草を焼く野火であるという。
天から点火するような赤い月がでていた。
帰り際に、甲斐さんの繪が描いてあるペシャワール会の暦を手に入れた。
やっと、我の今年が始まった。ような。