明鏡   

鏡のごとく

『伝言』

2016-01-30 23:09:41 | 詩小説
知らなかった「伝言」の内容を知らされるのは、いつもぎりぎりの時であった。

間に合うか間に合わないのか。

その「伝言」を伝えたいのか、伝えたくないのか。

その狭間で、伝えられるはずの言葉は、行先を探しているのであった。

言葉は、しかし、時として、違った言葉に置き換えられるものであった。

私の場合は、住所が違っていた。

届くはずの葉書が、いつまでたっても届かなかったのだ。

その狭間で、行先を失っているだろう言葉は、どこにもたどり着いていないのであった。

伝言ゲームのように、間に入ったものの手に委ねられていた。

届くはずの葉書は、どこかで違ってしまった。

私には、言葉はいつまでも届かなかった。

そうして、言葉を直接伝えることにした時、その「伝言」があったことを知ったのだった。

スマホを盗聴

2016-01-30 08:27:06 | 日記
ディズニーランドの裏で警官がスマホを盗聴して監視していたことが発覚したという。

米に限らず、どこの国でも可能ということであろう。

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つつぬけのかいわのなかからだだもれる 

ねずみのくにのねずみとりもの