明鏡   

鏡のごとく

地震前の発光現象 ニュージーランドでもとらえられていた!

2016-11-15 23:53:38 | 日記
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この「発光現象」を起こせる可能性を指摘している方もいるのではなかろうか。

あくまでも、可能性として、地震が起こせるならば、こういったクラックのあるような脆い場所をあらかじめ見定めるか、あらかじめ作るかするのが「実験者」的なまなざしのものたちの考えることだとも言える。

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日本時間13日夜にマグニチュード(M)7.8の地震が発生したニュージーランドでは、これまでにもM6クラスの揺れが断続的に続いていて、体に感じる余震の数の合計は1080回を超えた。首都ウェリントンでは、最初に地震が起きた時間帯に、空が青白く輝く発光現象を多くの住民が目撃している。

 ニュージーランド南島で13日午後8時2分(日本時間)に発生したM7.8の地震では、これまでに少なくとも2人が死亡、20人以上がケガをした。震源に近い首都ウェリントンでは、地震後に降った雨により洪水被害が各地で発生し、被災地の支援に向かう救援部隊の妨げになっている。

 また、現地時間14日午前0時2分に発生した今回の地震では、「上空が青白く何回も光った」という発光現象を目撃した住民からの報告が相次いだ。動画投稿サイトに投稿された動画を見ると、いずれも地平線に近い高さで光っており、雷でないことがわかる。

 現地の防災機関GeoNetには、満月が地球に最接近する「スーパームーン」の影響を懸念する問い合わせが殺到しているというが、観測チームはこれを否定している。

 この発光現象については、米航空宇宙局(NASA)のエイムズ研究センターの専門家フリーデマン・フロイント氏が2014年の研究で「1600年以降に記録された発光現象の97%は、活断層の真上で目撃されている」と指摘。そのうちの85%が、急峻な渓谷や沈み込んだ地形の場所で発生しているという。…
そのうえで、強力な地震波が地面を通り抜けて、マグマが固まってできた玄武岩やはんれい岩に当たって大量の電荷が発生し、猛スピードで地上に達したときに、地表ではじけて空中で放電するのが光の正体だと結論付けた。

 この発光現象は、日本でも目撃されている。代表的なものでは、長野県で1965年から5年もの間続いた松代群発地震で、山の稜線に沿って96秒間光って見えた発光現象が気象庁の記録に残されている。

 また、2009年のイタリア・ラクイラ地震でも旧市街地で、石畳の歩道から立ち上る炎のように揺らめく光を多くの通行人が目撃しているほか、1988年にカナダ・ケベック州を襲った地震では、発生の11日前に発光現象の報告が相次いだという。

 スマートフォンや携帯電話の普及で、発光現象の記録がたやすくなり、近年はその報告数も増えている。地震予測の分野で発光現象が指標の一つとして組み込まれる可能性もあるかもしれない。

「ちきゅう×ちきゅう」

2016-11-15 21:59:20 | 詩小説
ちきゅうにちきゅうが穴を開ける。
無数の穴。
そこに掘削がある限り。
ちきゅうは掘り起こされる。
微生物と地層と地震と。
穴が開くごとに起こるちきゅうの身震い。
空洞に込められた揺れの原理。
穴だらけのちきゅう。
揺さぶられれば揺さぶられるだけちかく変動。
微生物でしかない地上と地下の生物のさんぷる。
次はどこかのちがきゅうに揺れ。
ちきゅうとちきゅうが重なる時。
そこにちきゅうの穴が開くのだ。

「ちきゅう」高知新港(高知市)に停泊中

2016-11-15 21:05:21 | 日記
http://www.yomiuri.co.jp/science/20161113-OYT1T50075.html?from=yartcl_outbrain1 より


 9月から今月上旬まで、地球深部探査船「ちきゅう」で、室戸岬沖約120キロの海底を掘削し、海底下の微生物の生息環境を探る国立研究開発法人海洋研究開発機構の国際調査「室戸沖限界生命圏掘削調査」の航海が終了した。

 11日、高知新港(高知市)に停泊中のちきゅう内で報道関係者を対象に説明会が行われ、同機構は、海底下約300メートルの地層から見つかった微生物の電子顕微鏡撮影に成功したことなど、現段階の成果を報告した。

 これまでの調査で、十分にわかっていなかった海底下の生命の存在を探る研究。熱と水分が生命の存在に影響しているため、水分を持つ海洋プレートの沈み込み部分を掘削して調べた。

 調査では、水深4775・5メートルの海底から深さ1180メートルの地中の掘削に成功。狙いだった大陸プレートと海洋プレート境界部の断層「デコルマ断層」の破砕帯のサンプルをはじめ、海洋プレートの玄武岩サンプルなどを採取し、地層の温度を測る装置も設置した。また、活動海域から約180キロ離れた高知空港まで計44回、ヘリコプターで重要な試料を空輸し、空港にほぼ隣接する高知コアセンターで詳細な分析に着手。今回調査の特徴だった、海上と陸上での同時研究もこなした。

 同センターは、海底下500メートル付近まで微生物の存在を確認。このうち、約300メートルで採取したサンプルの中から見つかった微生物を、電子顕微鏡で撮影することにも成功した。今後、高温高圧の環境で培養実験を行い、増減の様子などを詳しく調べ、生命活動の限界点を探る。

 共同首席研究者の一人、稲垣史生・同機構上席研究員は「今回得られた試料は、今後5~10年、生命科学研究を支える素材となる」と述べた。