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関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 谷川温泉 「湯テルメ・谷川」 〔 Pick Up温泉 〕
<谷川温泉「湯テルメ・谷川」> (群馬県水上町、9:00~20:30(冬期10:00~)、500円、0278-72-2619)
オフィシャルHP
冬場はいつも混んでいる人気の温泉。この日は何となく空いていそうな感じがしたので、突入してみました。谷川温泉のなかにある町営日帰り施設です。
谷川温泉街から細い道を左に折れた所にあって、看板も小さくわかりにくいので要注意。
ここは3回目。前2回はスキー帰りの大混雑でお湯の記憶が曖昧でした。今回は予想どおり空いていたのでじっくりと入れました。
木造山小屋風のこぢんまりとした建物に見えますが、2階にはけっこう広い休憩所もあります。
浴室は、内湯窓側に「不動の湯」(みかげ石枠タイル貼鉄平石敷10人弱、適温)、奥側に「蛍の湯」(同1.2人、冷たい)と「河鹿の湯」(同3.4人、ぬる湯)。階段を降りた屋外に渓谷に面した抜群のロケーションの露天(岩枠石敷20人以上、ややぬるめ)。
「不動の湯」は、みかげ石の湯口からの投入+側面注入。槽内排湯は不明で、上面排湯口からの排湯と軽いオーバーフローがありますが、お湯の感じからすると循環かも?
「蛍の湯」と「河鹿の湯」は、タイルの湯口から間欠投入で槽内注排湯はなく、排湯口と浴槽フチの切り欠きからの排湯は、かけ流しかと・・・。
露天は、岩の湯口+塩ビパイプからの注入、槽内注排湯不明でオーバーフローなし。
カラン10、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜12時で10人以内と空いてました。
「不動の湯」は無色透明で無味カルキ臭。硬い感じの浴感で感心しませんでした。
「蛍の湯」は、無色透明で微金気味+微苦味でほぼ無臭。よわいキシキシあり。
「河鹿の湯」は、無色透明無味で微石膏臭。とろみがいい感じて効いていて入り心地のいいお湯。
露天は、無色透明で無味で微かにカルキ臭?。「不動の湯」よりはマシですが、浴感はほとんど感じられませんでした。
ということで、「河鹿の湯」が一番いいお湯に感じました。
源泉は以下の3本あります。(分析表掲示なし)
「不動の湯」:アルカリ性単純温泉 60℃
「蛍の湯」:単純温泉 38.1℃
「河鹿の湯」:Ca・Na-硫酸塩・塩化物泉 49.3℃
露天は3源泉を混合使用とのこと。「蛍の湯」は、鉄分をけっこう含んでいると思います。
ロケのいい「不動の湯」と露天のお湯がいかんせん力不足で残念ですが、降りしきる雪のなか雪見露天を堪能できました。これで露天がほてほての食塩泉だったら最高なんですが・・・ ^^)
〔 2003年12月21日レポ 〕
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