関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 羽生温泉 「ゆ~ワールド桶川」
オフィシャルHP
羽生温泉をローリー輸送している温浴施設。この温泉は泉源地に一般人が入れる入浴施設はないので、ここが唯一羽生温泉に入れるところです。ONKEN21さんレポ(2004/12/08)によると2004年5月から温泉を導入しているようです。
R17号沿いにあるのですぐわかります。JR高崎線「桶川」駅から30分毎(9:30~21:00)で無料送迎バスも出ています。
典型的な健康ランドは、きもちB級入っておやじモード炸裂。リクライナー完備のリラックスラウンジありで、浴衣・貸タオル付時間制限なし780円は良心的。土曜12時でかなりの盛況でした。
スパ銭に押しまくられ、元気のない健ラ(^^)ですが、こういうおやじの楽園的施設があってもいいかと・・・。
ややうす暗い内湯は浴槽満載で、なんとなく川口の「ゆの郷の湯Spa Nusa Dua」に似ています。
内湯ゾーンに檜風呂、薬湯、ジェットバス、サウナに水風呂。ここには温泉槽はありませんが、檜風呂と水風呂はややにごりを帯びた湯ざわりやわらかなもので、これは井水かも?
カラン23、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜12時で30人くらい。
温泉使用の露天は塀にかこまれ開放感はないですが、ベンチがあって涼めます。
浴槽よこの壁面にはでかでかと羽生温泉の分析書が掲出されています。
ピンク色石タイル貼7.8人の浴槽に岩の湯口から40℃弱のお湯を大量投入で、反対側の上面排湯口からの流し出し。
ややぬるめのお湯はうすウーロン茶色透明で重曹味に土臭+微薬品臭。重曹泉系のツルすべが明瞭でかなりの温まり感があります。浴後は爽快感がでて肌がさらさらになります。
カルキ臭も気にならないし、ローリーにしてはかなりいいお湯かと思います。
建物裏手にローリーの給湯施設があり、帰りしなにはタンクローリー(イラスト&天然温泉と大書きされて目立つ)が給湯中でした。お湯の感じからして、けっこう頻繁にローリーしているかも。
Na-塩化物・炭酸水素塩温泉 43.1℃、pH=8.0、240L/min掘削自噴、成分総計=1.681g/kg、Na^+=540.0mg/kg (95.22mval%)、Fe^2+=0.4、Cl^-=681.5 (78.38)、HCO_3^-=311.2 (20.80)、陽イオン計=569.0 (24.67mval)、陰イオン計=998.5 (24.52mval)、メタけい酸=87.6、メタほう酸=25.7 <H13.8.27分析> (源泉名:羽生温泉)
〔 2006年10月3日レポ 〕
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■ 彩の月温泉 「真名井の湯 岩槻店」 (閉館?)
※ 東日本大震災の影響で閉館したという情報があります。
以前は「真名井の湯 大井店」から温泉をローリー輸送していた温浴施設が、自家源泉を開発、今年5月から導入しています。
場所はR16号沿い、大宮方面からだと岩槻ICを過ぎてしばらく行った右側。信号があるので右折インできます。ここはスパ銭チェーン「真名井の湯」ですが、以前あった「あけぼの健康ランド」をリニューアルしたらしく、スパ銭というより、ほとんど健ラです。
R16沿いにおる箱形の建物にはゲームセンターやバッティングセンターが同居、1階エントランスまわりは妙にがら~んとして、B級感ただよいます。
が、2階のフロント、ロビー、浴場は手が入れられたらしく意外にきれい。かなり広めの食事処もあります。浴場入場時に課金は、やまとの湯や真名井方式です。
浴場は男女交替制かどうか不明ですがほぼシンメトリのよう。この日の男湯はフロント横でした。
注目の分析書は脱衣所に掲出され、湧出地は岩槻市、「彩の月温泉」という風雅な源泉名がついています。
浴場はけっこう広く、内湯ゾーンに古代檜風呂(檜枠石壁敷5.6人)、ジャグジー槽、3連超音波(電気)風呂、気泡湯、薬湯、サウナ、水風呂と多彩。かけ湯はとろみのあるやわらかなものでした(温泉とは違う)。内湯は檜風呂のみ温泉使用です。
露天ゾーンに岩風呂(岩組石敷6.7人)と壺湯(陶製1人)×2ですべて温泉。露天は塀に囲まれていますが風は通ります。
カラン23、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜14時で30~40人くらいとなかなかの盛況。
古代檜風呂は木の湯口から投入で、よこの排湯槽への流し出し+弱いオーバーフロー。
露天岩風呂は石組の湯口から大量投入で底面吸湯。壺湯は木樋の湯口から投入で底面給湯口は作動なく、相当量をオーバーフロー。
ほぼ適温のお湯はモール泉系の紅茶色透明で、露天浴槽では湯面に白い浮遊物がただよいます。弱重曹味に黒湯っぽい化石肥料臭。弱いながらシャープな薬品系の臭いがまじります。重曹泉系の明瞭なツルすべとアルカリ泉系のヌルすべがまじったかなりのつるつる湯。
よく温まり浴後は肌がすべすべになるなかなかのお湯です。
「真名井の湯 大井店」に似たイメージのお湯で、源泉がかわったことに気づかない客もいるのでは。ヌル(ツル)すべは大井より強いように感じました。
ここは強豪、春日部温泉「湯楽の里」にも近いですが、あちらはスパ銭系で強食塩泉、こちらは健ラ系で重曹泉型のアル単なので、差別化はつくかも・・・。
アルカリ性単純温泉(Na-HCO3型) 34.4℃、pH=8.7、294L/min掘削揚湯、成分総計=455.7mg/kg、Na^+=117.2mg/kg (96.44mval%)、Fe^2+=0.2、Cl^-=10.9 (5.98)、HCO_3^-=250.5 (79.35)、CO_3^2-=21.6、陽イオン計=121.7 (5.29mval)、陰イオン計=284.5 (5.18mval)、メタけい酸=47.8 <H17.6.3分析> (源泉名:彩の月温泉)
<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:あり 濾過循環装置:使用 塩素系薬剤:使用
〔 2006年10月3日レポ 〕
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