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関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 喜連川温泉(4号源泉) 「道の駅きつれがわ」 〔 Pick Up温泉 〕
<喜連川温泉(4号源泉)「道の駅きつれがわ」> (さくら市(旧 喜連川町)喜連川4145-10、10:00~23:00、第4月休、500円、028-686-8180)
紹介HP(さくら市)
「道の駅 きつれがわ」に併設されているセンター系日帰り温泉。
町の南側を走るR293沿いにあるこの道の駅は、お約束のふるさと直売所に加え、地域食材レストラン、ミニフードコートや温泉施設をもつ大規模なもの。
人気スポットでPはいつも混んでいますが、温泉施設内は意外に空いていました。
スタッフはみな親切で気持ちがいいです。
浴場は入って右手の「荒川の湯」と左手の「内川の湯」とその奥に水着着用のクアハウス(入浴せず)の3ヶ所。男女交替制かどうか不明ですが、この日の男湯は「荒川の湯」でした。
浴場はなんとなく無機質ですが、内湯、露天ともゆったり。
内湯ゾーンにジェットバス(内湯、木枠タイル貼12人以上、ジェット×2、寝湯×2付)と露天ゾーンに露天(鉄平石造12人以上、東屋付)とサウナと樽製水風呂。
露天は展望はきかないものの、風がとおり椅子もたくさん置いてあってなごめます。
カラン7位、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。平日15時で5人程度と空いていました。
【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 内湯の湯口
内湯は黒みかげ石の湯口からの投入&ジェット注入で窓側側溝への上面排湯&強力底面吸湯、オーバーフローなしの循環仕様。
露天は石の湯口からの投入で底面排湯口は引いておらず、かなりの量をオーバーフロー。ここはお湯の感じからみてもかけ流しにちかいのでは?
湯温は内湯、露天ともほぼ適温に調整されています。
内湯は無色透明で浮遊物なし。中塩味で弱いアブラ臭とかなりつよめの消毒臭。
濃度感はさほどでもなく、掲示どおりの加水・循環・消毒ありだと思います。
【写真 上(左)】 露天
【写真 下(右)】 露天の湯口&湯色
露天はかなりの逸品です。
緑茶色にうすにごったお湯には茶色の浮遊物がたくさんただよい、強鹹味+弱苦味、喜連川特有の墨系アブラ臭がつよく香ります。
そのうらによわい消毒臭もありますがほとんど気になりません。
濃度感をそなえた重厚な浴感と強いあたたまりのある喜連川らしい強烈なお湯です。
正直、道の駅ということでさして期待していなかったのですが、露天のこの力強いお湯にはびっくり。
それもそのはず、じつはこの施設は喜連川4号泉という貴重な自家源泉をつかっていて、そのスペックはかなり強烈なものです。
外観からみると完璧なハズレ系施設で、温泉マニアは迷わずパスでしょうが(^^;)、喜連川でもかなり個性的なお湯が楽しめるのでおすすめ。
だまされたと思って一度入ってみるのも一興かと・・・。
S-Na-塩化物温泉 71.7℃、pH=7.0、250.61L/min掘削揚湯、成分総計=10.896g/kg、Na^+=3843.8mg/kg (91.89mval%)、Ca^2+=273.5、F^-=3.1、Cl^-=5236.2 (95.??)、HS^-=1.3、SO_4^2-=208.1、HCO_3^-=108.8、Br^-=21.8、陽イオン計=4152.5 (181.96mval)、陰イオン計=5579.3 (182.49mval)、メタけい酸=59.2、メタほう酸=85.6、硫化水素=1.5 <H12.11.20分析> (源泉名:喜連川温泉4号源泉)
<温泉利用掲示>(要約)
加水:あり(温度調整の為) 加温:あり(温度保持のため必要に応じて) 循環濾過:あり(内湯)・なし(露天) 塩素系薬剤使用:あり
〔 2009年1月26日レポ(2006年8月入浴) 〕
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