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■ 五十沢温泉 「五十沢温泉 旧館」 〔 Pick Up温泉 〕



五十沢温泉 「五十沢温泉 旧館」
住 所 :新潟県南魚沼市宮 (旧 南魚沼郡六日町)
電 話 :0257-74-2859
時 間 :8:00~20:00 / 第1、2、3水休(時間・休日とも要事前確認)
料 金 :300円
オフィシャルHP
紹介ページ (温泉みしゅらん)

巨大混浴露天で有名な「五十沢(いかざわ)温泉 ゆもとかん」の旧館です。
宿泊もやっているようですが、ほとんど日帰りがメインのようです。

場所はわかりにくいです。
オフィシャルな地図情報がとれず、現地でも看板頼りにたどり着いたので定かではないのですが、R291から県道233に入り、五十沢集落内で県道28五日町方面へ左折した道沿い右手だと思います。
五十沢温泉(新館)からだと、県道233を六日町方向に戻ったひとつ目の角を右折すると、そのまま県道28五日町方面に入るのでその右手道沿い。
新館からだと500mほどかな? Pは数台分あります。

旧館といっても老舗宿的雰囲気はなく一見民家のよう。ちと新津温泉入っているかも・・・。
たしか入口の料金箱に料金300円を入れて入館。


【写真 上(左)】 案内看板
【写真 下(右)】 浴槽

脱衣所に洗濯機。近所のお年寄りが数人入りにきていて銭湯のよう。
二面採光のあかるい浴室に石枠タイル貼5人ほどの浴槽ひとつとシンプル。
役物を多様した職人芸のタイル細工が渋い。

左手壁面から突き出た塩ビパイプはでておらず、左手おくの石の間に据えられた陶製瓶に
イオウの析出まみれの金属パイプが突き入れられてあふれたお湯を浴槽に流し込み。
これは湯温調整のためかと・・・。
湯口そばにはコップもおいてありました。
槽内排湯はみあたらず、ざんざこオーバーフローのかけ流し。


【写真 上(左)】 渋いタイル貼り
【写真 下(右)】 湯口

カラン2、アメニティ類たしかなし。お湯カランはおそらく源泉かと・・・。
平日15時で3人~独占。

43℃ほどの熱湯は無色透明で、うす茶と白の湯の花がたくさん舞っています。
明瞭なたまご味+石膏味、甘イオウ臭にほこほことした石膏臭。
よわいツルすべ+弱きしにイオウのスルスルとした湯ざわりが加わるやわらかなお湯。

とにかく鮮度感が抜群でお湯に勢いがあるので迫力充分。
あたたまり感も相当なもので、成分総計わずか160.4mg/kgのお湯とはとても思えません。
それでも浴後は熱の抜けよく、さっぱり上品な充実感が残ります。
お湯のイメージはいまはなき栃木・栗山の名湯、「西川公民館」を彷彿とさせるものがありますが、こちらのほうがイオウ気がつよいかな。

新館(ゆもとかん)は以前スキー帰りに2度ほど入ったことがありますが、お湯は断然こちらのほうがよく、それに個人的に混浴はあまり好きではないので、どうしてもこちらの評価が上になります。
魚沼エリアでも屈指の名湯なので温泉好きにはおすすめします。

〔 源泉名:五十沢温泉 1号井 〕
アルカリ性単純温泉(Na-Cl・SO4・HCO3型) 50.3℃、pH=9.4、270L/min動力揚湯、成分総計=160.4mg/kg
Na^+=40.0mg/kg (84.26mval%)、Ca^2+=5.9 (14.05)、Cl^-=27.4 (36.00)、HS^-=1.8、SO_4^2-=23.6 (22.91)、HCO_3^-=27.0 (20.57)、CO_3^2-=9.3、陽イオン計=47.1 (2.07mval)、陰イオン計=90.9 (2.14mval)、硫化水素=0.01 <H16.8.9分析>

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:なし 循環:なし 消毒処理:なし

〔 HP掲載 〕
1976年、小沢謙二会長が消雪用の井戸を掘っていたところ、深さ60m足らずで水温50度の湯脈に当たった。県に許可を取り営業を始めたのが78年頃。

一郷一会100名湯(takayamaさん)

■ブランドグルメ
〔 酒の實漬け 〕
地元の契約農家でつくられる白瓜、きゅうりの塩漬けを清酒八海山の酒粕に漬け込み、八海山大吟醸の酒粕で仕上げるという、越後・魚沼らしいかす漬。
ネーミング・パッケージもばっちりツボにはまった好アイテムで、通販もされています。

〔 2011/11/04UP (2006/04入湯) 〕


E138.56.2.017N37.3.34.803
※地図&位置データは正確でない可能性あり。

【 BGM 】


焼酎「かのか」のCMで流され、清涼感あふれるメロディで一世を風靡した井上大輔作曲、上野洋子ヴォーカルの名曲。
フルバージョンはないと思っていたがみつかりました。(YouTubeおそるべし!)
世理奈というArtistが唄っている「風と花と光と」。
そこそこ健闘しているが、やはり天才的なキレのある上野洋子には及ばずか・・・?。
でも、そのあとに入っている曲「歓びを歌にのせて」??は秀逸。

上野洋子Vers.
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■ 西新井大師の湯 「THE SPA 西新井」



西新井大師の湯 「THE SPA 西新井」
住 所 :東京都足立区西新井栄町1-17-10 セントラルウェルネスタウン 3F
電 話 :03-5888-1526
時 間 :10:00~23:00 / 第1金休
料 金 :1,000円(土日祝 1,200円、17時~ 500円)
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)

※ 館内写真はありません。こちらをご覧ください。

東武伊勢崎線「西新井」駅から徒歩3分の好立地に2008年2月1日オープンした自家源泉施設。
全国にスポーツクラブを展開するセントラルスポーツ(株)のスポーツクラブ併設の温泉温浴施設を外来開放するもので、「THE SPA 成城」(入湯済未レポ)も同列経営です。

全体に綺麗で上質感のある施設。Pは112台、施設利用者は2時間まで無料になります。
「セントラルウェルネスクラブ西新井」の中、4Fにあります。

男湯は寝ころび湯、ジェットバス、塩サウナ、女湯は、つぼ湯、シルキーバス、スチームミストサウナとアイテムが異なり、HPによると、毎月5,10,15,20,25,30の6日は、男女の入れ替えをするようです。
訪れたときはデフォルトの男湯でした。


【写真 上(左)】 アースカラーな外観
【写真 下(右)】 集合サイン

スポーツクラブのお湯なので、雰囲気は洋風SPA的で和風スパ銭風ではありません。
脱衣所も縦型ロッカーが並んでスポーツ施設風。


【写真 上(左)】 建物エントランス
【写真 下(右)】 施設エントランス

内湯は天井ひくめでやや圧迫感がありますが、全体に機能的につくられています。
とくに洗い場はゆったりとしたセパレート型×21でつかい勝手よし。
シャンプー・ドライヤーあり。
平日20時で10~25人とそこそこの入り。でも、スパ銭よりは空いています。

内湯ゾーンに内湯(黒みかげ石枠タイル貼15人以上)、機能浴槽4連(真湯)、黄土サウナに水風呂。
水風呂は冷たくカルキ+土臭。よわいとろみのあるきもちのいい水で井水かも?

露天ゾーンに、露天(黒みかげ石枠タイル貼10人強)と寝ころび湯×4。
ゆったりとしたつくりですが、建物壁面に囲まれているので開放感はさしてありません。

内湯は石の湯口からは投入なく、側面注入、底面吸湯、オーバーフローなしの循環仕様。
露天も同様ですが、1回だけ湯口から数十秒ほど投入がありました。

温泉使用は内湯、露天と寝ころび湯です。
内湯と露天では、最初露天のほうが濃度感も温泉臭もありましたが、途中で逆転し、出るときには内湯のほうがぜんぜんよくなっていました。(露天が途中で急にうすくなった。)
露天は2ヶ所の注入口からアワがでているときは加水がきつく、でていないときは濃度が上がるような感じがしましたが確証はありません。
また、露天の浴槽まわりは茶褐色に変色しているところもあるので、非除鉄源泉を入れるときもあるのかも・・・?

お湯は内湯・露天とも適温。
内湯はバスクリン色で浮遊物なし。露天は色味不明。
強塩味+弱苦味でアンモニア臭+タール臭。
土類泉系のぎしぎした湯ざわりで、浴後は湯切れよいもののきもちペトペト感もあります。
露天湯口そばではアワつきがありますが、これは注入時の撹拌によるものかと。

湯口のお湯の濃度感は変化しますが、濃いときはほとんど加水なしかと思います。
もともと源泉じたいが強烈なので、ろ過しても、循環しても源泉本来の力が残っている感じかな。

かけ流し槽がないのは残念ですが、全体にきれいだし、お湯の素性もわるくないのでそこそこ満足できる施設だと思います。

〔 源泉名:大師の湯 〕
Na-塩化物強塩温泉 45.5℃、pH=7.2、460L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=31.02g/kg
Na^+=9855mg/kg (81.36mval%)、NH4^+=35.6、Mg^2+=503.8、Ca^2+=1022 (9.68)、Fe^2+=5.9、Cl^-=19050 (99.21)、Br^-=79.5、I^-=20.7、HCO_3^-=189.2、陽イオン計=11560 (526.9mval)、陰イオン計=19340 (591.6mval)、メタけい酸=77.2、メタほう酸=35.5、遊離炭酸=10.1 <H19.4.10分析>

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり

〔 チラシより 〕
「THE SPA 西新井(大師の湯)では、ここ西新井の地に湧き出た天然温泉を使用しています。地下1,500mから湧き出た天然温泉は、同じナトリウム-塩化物強塩温泉の中でも「ナトリウムイオン(9855ミリグラム)」・「カリウムイオン(134.0ミリグラム)」・「塩素イオン(19050ミリグラム)」・「硫酸イオン(0.3ミリグラム)の成分が多く含まれ、非常に塩分濃度の高い温泉なんですよ!」
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確かに、「非常に塩分濃度の高い温泉」です。
カリウムイオンと硫酸イオンの量はたいしたことないですが・・・ (^^)

〔 2011/11/04UP (2008/10入湯) 〕


E139.47.35.226N35.46.18.213
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