関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 沼田岡谷温泉 「かねまんやすらぎセンター」
あけましておめでとうございます。
今年もスローペースながら、UPをつづけていきたいと思います。
久しぶりの温泉レポです。
沼田岡谷温泉 「かねまんやすらぎセンター」
住 所 :群馬県沼田市岡谷町1677-1
電 話 :0278-24-5956
時 間 :11:00~21:00 毎月1・15日定休
料 金 :600円(2時間)
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (じゃらんnet)
■ 紹介ページ (ぐるたび)
■ 紹介ページ (るるぶ.com)
■ 紹介ページ (奥利根湯けむり街道Web)
■ 紹介ページ (湯まっぷ(求人ジャーナル社))
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。
おかやおんせん? かねまん?? たいていの方は?マークがついてしまうと思われるこの温泉は、群馬県沼田市の郊外にひっそりとあります。
ふつうに通りかかるような立地ではなく、入湯は遅れに遅れて2010年となりました。そこからまたしてもレポをさぼっていたので、ぜんぜん最新情報ではありません。
記録的な意味あいでお読みくださりませ。
沼田は城が築かれただけあって地勢が複雑で、利根川本流、片品川、薄根川の3つの川にかこまれた台地上にあります。
北側の薄根川に向け下っていった岡谷橋のたもとにこのお湯はあります。
アプローチは玉原高原に向かう県道266号上発地材木町線沿いですが、沼田ICからだと岡谷橋はショートカットして通らないので、観光客にとっては隠れ湯的な立地となります。
【写真 上(左)】 手づくり感あふれる案内サイン
【写真 下(右)】 サイン
敷地手前に看板はありますが、白壁の民家風の母屋には目立つ看板がかけられていないので、一見ではそれとわかりません。
温泉施設というよりは、併設している釣り堀の方が目立っています。
周囲の風景にとけこんだ衒いのないたたずまいは、なんとなくいわきあたりの鉱泉に似たものがあります。
【写真 上(左)】 釣り堀
【写真 下(右)】 入口
沼田周辺には日帰り温泉がいくつかあるので、わざわざここを狙っていく外来者はそうとうな好き者といえそう。
ただし日帰り対応は手慣れていたので、それなりに地元の利用客はいそうな感じです。
【写真 上(左)】 浴場
【写真 下(右)】 浴場からの眺め
廊下のおく、手前が男湯、おくが女湯。こぢんまりとした浴室に、白タイル貼2人ほどのちいさな浴槽がひとつ。
窓はわりに大きく、開けると薄根川越しに玉原方面の展望があり、狭いながら閉塞感はありません。
【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 湯口とカラン
みかげ石の湯口からお湯を投入。これはだんだん熱くなっていったので、加温をつよめてくれたのかもしれません。
この湯口には「循環泉のため飲めません」との表示。
べつに壁から突き出たカランがあり、冷たい水が出ます。こちらには「源泉 飲めます」との表示。(湯口の上にはコップがおいてありました)
カランを回しきるとかなりの量の源泉が出ます。
【写真 上(左)】 源泉カラン
【写真 下(右)】 源泉カランを入れながらの入湯
かなり奮発して加温してくれたので、源泉を入れながらの湯浴みが楽しめました。(温泉マニアとみられたかも知れぬ。)
なぜか槽内吸湯は確認できませんでしたが、オーバーフローはなかったのでどこかで槽内排湯しているかと。
3.8L/minと湧出量は多くはないものの、浴槽は小さくテクニカルな湯づかいもあって、お湯の鮮度感は悪くありませんでした。
カラン2、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。
土曜13時で独占。
【写真 上(左)】 洗い場
【写真 下(右)】 湯色
ほぼ適温のお湯は、透明度50cmほどの緑茶色のうすにごりで、茶色のこまかな浮遊物がただよいます。
色味的には金気含みのイメージですが金気味臭はさほど感じず、むしろ苦っぽいような漢方薬的な湯の香とよわい芒硝味を感じます。
きしきし(ぎしぎし)が強そうな感じですが、意外にも明瞭なツルすべを感じます。
よわいとろみをまじえ肌に染みてくるようないかにも効きそうな湯ざわりは、予想外にインパクトのあるもの。
味臭もあいまって、これまたいわきあたりの鉱泉に近いものを感じました。
効能を実感できるようなこの手のお湯は固定客がつきやすいので、地味なお湯ながら地道に営業をつづけているのかも。
北毛ではめずらしい感じのお湯で、温泉マニアが湯めぐりのさなかにアクセントをつけるには最適かもしれません。
〔 源泉名:沼田岡谷温泉 天然イオンの湯 〕 <H17.12.16分析>
規定泉(メタけい酸)(Ca・Mg・Na-HCO3・SO4型) 13.2℃、pH=7.2、3.8L/min自然湧出、成分総計=0.26g/kg
Na^+=11.1mg/kg (22.03mval%)、Mg^2+=7.50 (28.09)、Ca^2+=18.0 (40.93)、Fe^2+=3.01
Cl^-=2.8、SO_4^2-=28.4 (26.88)、HCO_3^-=93.2 (69.28)
陽イオン計=42.9 (2.20mval)、陰イオン計=124 (2.20mval)、メタけい酸=83.7
<古い分析書 分析年月日不明>
規定泉(メタけい酸) 15℃、pH=7.25、7L/min自然湧出、蒸発残留物=0.1869g/kg
Na^+=11.2mg/kg、Mg^2+=6.84、Ca^2+=16.4、Fe^2+=8.00
Cl^-=7.4、SO_4^2-=27.0、HCO_3^-=73.7
メタけい酸=73.7
■ブランドグルメ
〔 沼田のだんご汁 〕
小麦粉を練って丸めただんごをダイコン、人参など地元産の野菜と一緒に煮込む沼田の郷土料理で、ここ数年でご当地グルメ的な人気が上がってきています。
味つけはお店によって多彩。だんごのもちもちとした食感が特長で、小麦文化圏、群馬らしいレシピといえましょう。
■御朱印
沼田は古い城下町で由緒ある寺院がたくさんあります。
今年は酉年なので、不動尊霊場の札所をご紹介します。
【海王山 善福寺 金剛院】
沼田市坊新田町1108 天台宗 御本尊:阿弥陀如来・不動明王
名族、沼田氏ゆかりの古刹で、比叡山延暦寺の直末寺院ながら成田山新勝寺より不動明王を勧請し、沼田成田不動尊として親しまれています。また、「寄席のお寺」としても有名なようです。
北関東三十六不動尊霊場第二番札所で、快く揮毫の御朱印を授与いただきました。
札所本尊の成田不動尊の揮毫、中央に御宝印、左下に院号と寺印、そして右上には北関東三十六不動尊霊場第二番札所の札所印が捺されています。
※現在、HDD不調につきお寺の写真が取り出せません(泣)
〔 2017/01/08UP (2010/01入湯)) 〕
E139.3.57.250N36.39.23.340
【 BGM 】
今年もスローペースながら、UPをつづけていきたいと思います。
久しぶりの温泉レポです。
沼田岡谷温泉 「かねまんやすらぎセンター」
住 所 :群馬県沼田市岡谷町1677-1
電 話 :0278-24-5956
時 間 :11:00~21:00 毎月1・15日定休
料 金 :600円(2時間)
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (じゃらんnet)
■ 紹介ページ (ぐるたび)
■ 紹介ページ (るるぶ.com)
■ 紹介ページ (奥利根湯けむり街道Web)
■ 紹介ページ (湯まっぷ(求人ジャーナル社))
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。
おかやおんせん? かねまん?? たいていの方は?マークがついてしまうと思われるこの温泉は、群馬県沼田市の郊外にひっそりとあります。
ふつうに通りかかるような立地ではなく、入湯は遅れに遅れて2010年となりました。そこからまたしてもレポをさぼっていたので、ぜんぜん最新情報ではありません。
記録的な意味あいでお読みくださりませ。
沼田は城が築かれただけあって地勢が複雑で、利根川本流、片品川、薄根川の3つの川にかこまれた台地上にあります。
北側の薄根川に向け下っていった岡谷橋のたもとにこのお湯はあります。
アプローチは玉原高原に向かう県道266号上発地材木町線沿いですが、沼田ICからだと岡谷橋はショートカットして通らないので、観光客にとっては隠れ湯的な立地となります。
【写真 上(左)】 手づくり感あふれる案内サイン
【写真 下(右)】 サイン
敷地手前に看板はありますが、白壁の民家風の母屋には目立つ看板がかけられていないので、一見ではそれとわかりません。
温泉施設というよりは、併設している釣り堀の方が目立っています。
周囲の風景にとけこんだ衒いのないたたずまいは、なんとなくいわきあたりの鉱泉に似たものがあります。
【写真 上(左)】 釣り堀
【写真 下(右)】 入口
沼田周辺には日帰り温泉がいくつかあるので、わざわざここを狙っていく外来者はそうとうな好き者といえそう。
ただし日帰り対応は手慣れていたので、それなりに地元の利用客はいそうな感じです。
【写真 上(左)】 浴場
【写真 下(右)】 浴場からの眺め
廊下のおく、手前が男湯、おくが女湯。こぢんまりとした浴室に、白タイル貼2人ほどのちいさな浴槽がひとつ。
窓はわりに大きく、開けると薄根川越しに玉原方面の展望があり、狭いながら閉塞感はありません。
【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 湯口とカラン
みかげ石の湯口からお湯を投入。これはだんだん熱くなっていったので、加温をつよめてくれたのかもしれません。
この湯口には「循環泉のため飲めません」との表示。
べつに壁から突き出たカランがあり、冷たい水が出ます。こちらには「源泉 飲めます」との表示。(湯口の上にはコップがおいてありました)
カランを回しきるとかなりの量の源泉が出ます。
【写真 上(左)】 源泉カラン
【写真 下(右)】 源泉カランを入れながらの入湯
かなり奮発して加温してくれたので、源泉を入れながらの湯浴みが楽しめました。(温泉マニアとみられたかも知れぬ。)
なぜか槽内吸湯は確認できませんでしたが、オーバーフローはなかったのでどこかで槽内排湯しているかと。
3.8L/minと湧出量は多くはないものの、浴槽は小さくテクニカルな湯づかいもあって、お湯の鮮度感は悪くありませんでした。
カラン2、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。
土曜13時で独占。
【写真 上(左)】 洗い場
【写真 下(右)】 湯色
ほぼ適温のお湯は、透明度50cmほどの緑茶色のうすにごりで、茶色のこまかな浮遊物がただよいます。
色味的には金気含みのイメージですが金気味臭はさほど感じず、むしろ苦っぽいような漢方薬的な湯の香とよわい芒硝味を感じます。
きしきし(ぎしぎし)が強そうな感じですが、意外にも明瞭なツルすべを感じます。
よわいとろみをまじえ肌に染みてくるようないかにも効きそうな湯ざわりは、予想外にインパクトのあるもの。
味臭もあいまって、これまたいわきあたりの鉱泉に近いものを感じました。
効能を実感できるようなこの手のお湯は固定客がつきやすいので、地味なお湯ながら地道に営業をつづけているのかも。
北毛ではめずらしい感じのお湯で、温泉マニアが湯めぐりのさなかにアクセントをつけるには最適かもしれません。
〔 源泉名:沼田岡谷温泉 天然イオンの湯 〕 <H17.12.16分析>
規定泉(メタけい酸)(Ca・Mg・Na-HCO3・SO4型) 13.2℃、pH=7.2、3.8L/min自然湧出、成分総計=0.26g/kg
Na^+=11.1mg/kg (22.03mval%)、Mg^2+=7.50 (28.09)、Ca^2+=18.0 (40.93)、Fe^2+=3.01
Cl^-=2.8、SO_4^2-=28.4 (26.88)、HCO_3^-=93.2 (69.28)
陽イオン計=42.9 (2.20mval)、陰イオン計=124 (2.20mval)、メタけい酸=83.7
<古い分析書 分析年月日不明>
規定泉(メタけい酸) 15℃、pH=7.25、7L/min自然湧出、蒸発残留物=0.1869g/kg
Na^+=11.2mg/kg、Mg^2+=6.84、Ca^2+=16.4、Fe^2+=8.00
Cl^-=7.4、SO_4^2-=27.0、HCO_3^-=73.7
メタけい酸=73.7
■ブランドグルメ
〔 沼田のだんご汁 〕
小麦粉を練って丸めただんごをダイコン、人参など地元産の野菜と一緒に煮込む沼田の郷土料理で、ここ数年でご当地グルメ的な人気が上がってきています。
味つけはお店によって多彩。だんごのもちもちとした食感が特長で、小麦文化圏、群馬らしいレシピといえましょう。
■御朱印
沼田は古い城下町で由緒ある寺院がたくさんあります。
今年は酉年なので、不動尊霊場の札所をご紹介します。
【海王山 善福寺 金剛院】
沼田市坊新田町1108 天台宗 御本尊:阿弥陀如来・不動明王
名族、沼田氏ゆかりの古刹で、比叡山延暦寺の直末寺院ながら成田山新勝寺より不動明王を勧請し、沼田成田不動尊として親しまれています。また、「寄席のお寺」としても有名なようです。
北関東三十六不動尊霊場第二番札所で、快く揮毫の御朱印を授与いただきました。
札所本尊の成田不動尊の揮毫、中央に御宝印、左下に院号と寺印、そして右上には北関東三十六不動尊霊場第二番札所の札所印が捺されています。
※現在、HDD不調につきお寺の写真が取り出せません(泣)
〔 2017/01/08UP (2010/01入湯)) 〕
E139.3.57.250N36.39.23.340
【 BGM 】
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