関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 冬場もつかえるハーブ-2
つづきで10種ご紹介します。
01.タイム(タボール)
コモン系のタイムは前回ご紹介しましたが、イメージ的に別の系統のタイムがありますのでご紹介します。
ピザタイムという品種があり、これは見事にピザの香りがしますがあまり店頭に出てこないのと、意外に栽培がむずかしいので常時栽培は困難でした。
最近ホームセンターでもよく見かけるタイム・タボールという品種はピザタイムに近い芳香があり、ピザタイムより樹勢が強い感じがしています。
香辛料的なピリッとした風味もあり、タイムというよりオレガノに近い使い方だと思います。
02.ウインターセボリー
セボリーもよく栽培されるハーブです。多年草のウインター種と一年草のサマー種があり、
ウインター種の方が香りが強いです。
スパイシーな香りと独特の辛味があり、欧米では「豆のハーブ」として主に豆料理に使われます。
寒さには耐えますが暑さや湿気にやや弱く、栽培難易度は中程度だと思います。
03.ローレル
別名を月桂樹、ベイリーフ、ローリエなど。
ふるくからよく知られたハーブで、煮込み料理やシチューなどに使われます。
生でもドライでも使いますが、ドライの方が香りは強くなります。
樹勢は強く、カイガラムシに気をつければ栽培はやさしいですが、大株になるので大鉢が必要です。
04.カモミール(ローマン)
多年草のローマン種と一年草のジャーマン種に分かれ、八重咲き品種もあります。
リンゴの芳香を凝縮したような良質な香りがあります。
料理にはあまり使いませんが、カモミールティーとして飲用されます。
少し触れただけで良質な香りが匂い立つので、それだけでも利用価値はあるかも。
暑さと湿気に弱く、夏越しはけっこうむずかしいハーブです。
05.スイートマジョラム
和名はマヨラナ。オレガノと同系ですが、香りはぜんぜん違います。
どちらかというと、タイムやヒソップに近く、これに甘さが加わったとてもよい香りがします。
香りを楽しむハーブとされ、イタリア料理ではパスタや煮込み、卵料理の仕上げ(香りづけ)に使われることが多いようです。
ドイツでは伝統料理「ガチョウのロースト」に使われます。
寒さに弱いハーブとされていますが、これまで寒さで枯らしたことは一度もなく、関東では育てやすいハーブだと思います。
06.マートル
【写真 上(左)】 コモン種
【写真 下(右)】 斑入り種
ギンバイカとも呼ばれる常緑低木で、白いかわいい花をつけます。
フルーテイーな芳香があり、肉料理の香り付けに使われるようです。
こちらも寒さに弱いハーブとされていますが、寒さで枯らしたことは一度もなく、育てやすいハーブだと思います。
強剪定に耐えるのでトピアリーに仕立てることもでき、園芸的にも面白いハーブだと思います。
斑入り種もありますが、コモン種の方が香りが強いと思います。
07.レモンバーム
レモンの香りがする人気の高いハーブでメリッサとも呼ばれます。
シャーベットなどによく添えられているやつで、ハーブティーも人気です。
寒さにも暑さにもつよく、土壌もさほど選ばないので栽培しやすい品種です。
08.レモンバーベナー
これは冬場は室内にとりこまないと枯れてしまうハーブです。
日当たりのいい室内であれば、冬場でも緑を保つことができます。
レモンの香りを強めたようなきわめて質のよい芳香があり、その香りはレモンバームよりはるかに強いです。
料理にはあまり使われず、主にハーブティーに使われます。
09.4シーズンタラゴン(ミントマリーゴールド)
個人的には、ハーブの王者はタラゴン(エストラゴン)だと思いますが、これはすこぶる栽培がむずかしく、いままで何回枯らしたかわかりません。(多年草ですが、日本では実質一年草だと思う。)
その代用になりそうなのが、この4シーズンタラゴンです。
冬場は樹勢が落ちますが、収穫に耐えるくらいの葉数は保っているようです。
10.ゼラニウム(ローズ)
センテッド(匂い)ゼラニウムの一種で、よく栽培されます。
たくさんの品種がありますがローズは基本種とされ、栽培は容易です。挿し木で簡単にふやすことができます。
料理にはあまり使われませんが、クッキーづくりに利用されるようです。
☆ミックススパイス2種
ハーブを数種類栽培していると、合わせワザも楽しむことができます。
・フィーヌゼルブ
フランスの伝統的なミックススパイスです。
パセリ、チャービル、エストラゴン(タラゴン)、チャイブなどを細かくきざんで使います。
写真は、素材(パセリ、チャービル、4シーズンタラゴン、チャイブ)です。
・ブーケガルニ
ブイヤベースやポトフなどの煮込み料理やスープなどに臭み消しや風味づけとして使うハーブの束です。
ローレル、タイム、パセリ、エストラゴン(タラゴン)が基本のようですが、用途に応じて他のハーブが加えられることもあるようです。
写真は、ローレル、タイム、パセリ、4シーズンタラゴン、セージ(グローワーズフレンド)、ローズマリー(ハーブコテージ)、チャービルを組み合わせたものですが、ふつうはこんなにたくさんの種類は使わないと思います。
☆寄せ植え
コンパクトな品種は、四季の花との寄せ植えにも向いています。
ラムズイヤー・フェンネル・ローマンカモマイルとビオラ
ローズマリー(ブルー・ラグーン)とビオラ
■ 冬場もつかえるハーブ-1
【 BGM 】
■ The Time Is Now - Michael Omartian
■ Falling In Love With You Tonight - Norman Saleet
■ Ballerina - Paul Parrish
■ The Gift Of Love - Sissel kyrkjebø
■ Returning Home - Steve Haun
01.タイム(タボール)
コモン系のタイムは前回ご紹介しましたが、イメージ的に別の系統のタイムがありますのでご紹介します。
ピザタイムという品種があり、これは見事にピザの香りがしますがあまり店頭に出てこないのと、意外に栽培がむずかしいので常時栽培は困難でした。
最近ホームセンターでもよく見かけるタイム・タボールという品種はピザタイムに近い芳香があり、ピザタイムより樹勢が強い感じがしています。
香辛料的なピリッとした風味もあり、タイムというよりオレガノに近い使い方だと思います。
02.ウインターセボリー
セボリーもよく栽培されるハーブです。多年草のウインター種と一年草のサマー種があり、
ウインター種の方が香りが強いです。
スパイシーな香りと独特の辛味があり、欧米では「豆のハーブ」として主に豆料理に使われます。
寒さには耐えますが暑さや湿気にやや弱く、栽培難易度は中程度だと思います。
03.ローレル
別名を月桂樹、ベイリーフ、ローリエなど。
ふるくからよく知られたハーブで、煮込み料理やシチューなどに使われます。
生でもドライでも使いますが、ドライの方が香りは強くなります。
樹勢は強く、カイガラムシに気をつければ栽培はやさしいですが、大株になるので大鉢が必要です。
04.カモミール(ローマン)
多年草のローマン種と一年草のジャーマン種に分かれ、八重咲き品種もあります。
リンゴの芳香を凝縮したような良質な香りがあります。
料理にはあまり使いませんが、カモミールティーとして飲用されます。
少し触れただけで良質な香りが匂い立つので、それだけでも利用価値はあるかも。
暑さと湿気に弱く、夏越しはけっこうむずかしいハーブです。
05.スイートマジョラム
和名はマヨラナ。オレガノと同系ですが、香りはぜんぜん違います。
どちらかというと、タイムやヒソップに近く、これに甘さが加わったとてもよい香りがします。
香りを楽しむハーブとされ、イタリア料理ではパスタや煮込み、卵料理の仕上げ(香りづけ)に使われることが多いようです。
ドイツでは伝統料理「ガチョウのロースト」に使われます。
寒さに弱いハーブとされていますが、これまで寒さで枯らしたことは一度もなく、関東では育てやすいハーブだと思います。
06.マートル
【写真 上(左)】 コモン種
【写真 下(右)】 斑入り種
ギンバイカとも呼ばれる常緑低木で、白いかわいい花をつけます。
フルーテイーな芳香があり、肉料理の香り付けに使われるようです。
こちらも寒さに弱いハーブとされていますが、寒さで枯らしたことは一度もなく、育てやすいハーブだと思います。
強剪定に耐えるのでトピアリーに仕立てることもでき、園芸的にも面白いハーブだと思います。
斑入り種もありますが、コモン種の方が香りが強いと思います。
07.レモンバーム
レモンの香りがする人気の高いハーブでメリッサとも呼ばれます。
シャーベットなどによく添えられているやつで、ハーブティーも人気です。
寒さにも暑さにもつよく、土壌もさほど選ばないので栽培しやすい品種です。
08.レモンバーベナー
これは冬場は室内にとりこまないと枯れてしまうハーブです。
日当たりのいい室内であれば、冬場でも緑を保つことができます。
レモンの香りを強めたようなきわめて質のよい芳香があり、その香りはレモンバームよりはるかに強いです。
料理にはあまり使われず、主にハーブティーに使われます。
09.4シーズンタラゴン(ミントマリーゴールド)
個人的には、ハーブの王者はタラゴン(エストラゴン)だと思いますが、これはすこぶる栽培がむずかしく、いままで何回枯らしたかわかりません。(多年草ですが、日本では実質一年草だと思う。)
その代用になりそうなのが、この4シーズンタラゴンです。
冬場は樹勢が落ちますが、収穫に耐えるくらいの葉数は保っているようです。
10.ゼラニウム(ローズ)
センテッド(匂い)ゼラニウムの一種で、よく栽培されます。
たくさんの品種がありますがローズは基本種とされ、栽培は容易です。挿し木で簡単にふやすことができます。
料理にはあまり使われませんが、クッキーづくりに利用されるようです。
☆ミックススパイス2種
ハーブを数種類栽培していると、合わせワザも楽しむことができます。
・フィーヌゼルブ
フランスの伝統的なミックススパイスです。
パセリ、チャービル、エストラゴン(タラゴン)、チャイブなどを細かくきざんで使います。
写真は、素材(パセリ、チャービル、4シーズンタラゴン、チャイブ)です。
・ブーケガルニ
ブイヤベースやポトフなどの煮込み料理やスープなどに臭み消しや風味づけとして使うハーブの束です。
ローレル、タイム、パセリ、エストラゴン(タラゴン)が基本のようですが、用途に応じて他のハーブが加えられることもあるようです。
写真は、ローレル、タイム、パセリ、4シーズンタラゴン、セージ(グローワーズフレンド)、ローズマリー(ハーブコテージ)、チャービルを組み合わせたものですが、ふつうはこんなにたくさんの種類は使わないと思います。
☆寄せ植え
コンパクトな品種は、四季の花との寄せ植えにも向いています。
ラムズイヤー・フェンネル・ローマンカモマイルとビオラ
ローズマリー(ブルー・ラグーン)とビオラ
■ 冬場もつかえるハーブ-1
【 BGM 】
■ The Time Is Now - Michael Omartian
■ Falling In Love With You Tonight - Norman Saleet
■ Ballerina - Paul Parrish
■ The Gift Of Love - Sissel kyrkjebø
■ Returning Home - Steve Haun
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