関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 跳ね曲15曲
2021/05/17 UP
さきほど放映してた「ザ・カセットテープ・ミュージック」第73回「4年目突入!元気になれる曲」
、いろいろ思うところがあってすごく面白かった。
マキタスポーツ氏とスージー鈴木氏の音楽に対するスタンスの違いが出ていた感じがする。
若き日のスージー氏はとくに歌詞を大事にする(というか歌詞に元気づけられる)イメージが伝わってきた。
これに対してマキタスポーツ氏は一貫してサウンド志向な感じがする。
マキタスポーツ氏はいみじくも「文脈問題」と提起し、「文脈」(コンセプトとかメッセージとか歌詞?)を語る言葉として「商業(用)音楽」「商品性が高まる」という言葉を使っていた。
これはあえて意図的にそういう言葉(商業・商品性)を使っていたのだと思う。
振り返ってみると、高校~大学にかけてはほとんど洋楽を聴いていた。
だから歌詞の内容なんてあまり考えていなかったし、それよりはメロディやアンサンブル(ボーカル、コーラスやインストのバランス)に意識が向いていた。
でも、こういった音楽の聴き方をしていなければ、もっと歌詞に影響を受けていたと思う。
つねづね、若い世代が歌詞をとても重視している(メロディよりも歌詞から入る?)感じがしているが、たしかに邦楽をメインに聴いて育っていれば、そういうことになるのだと思う。
------------------------------
圧倒的な曲の力、そういうものは確かにある。
たとえば冒頭にとり上げた「ヤングマン」。
■ ヤングマン YOUNG MAN (Y.M.C.A.) - 西城秀樹
四つ打ちのダイアナ進行(1645進行/ex.C Am F G)でこれだけブラスやストリングスかまされれば、ベタになるけどたしかにはまるわな(笑)
ベタとか、垢抜けてないとか、そういうのを超越して曳き込む曲の力がある。
じつはVillage Peopleの原曲はかなりキワドイ背景をもっていたけど、それ(文脈)を外して曲の力だけで押し切った例だと思う。
たとえば ↓ これも四つ打ちのダイアナ進行。(→コード)
■ おどるポンポコリン - B.B.クイーンズ
これはあきらかにプロ集団が意図的に仕掛けてる。
そして、杏里の「悲しみがとまらない」
杏里の名バラード20曲!で、
「杏里のUP曲の真骨頂って「CAT'S EYE」でも「悲しみがとまらない」でも「気ままにREFLECTION」でもなく、こういうグルーヴ曲だと思う。」とコメントして、↓の曲紹介したけど、
■ Good Bye Boogie Dance - 杏里
セブンス曲全盛の1980年代前半とはいえ、「悲しみがとまらない」の方が「Good Bye Boogie Dance」よりも一般受けするのはあきらか。
これも、角松敏生&林哲司というセブンス曲の名手たちが、あえて仕掛けた戦略だったのだと思う。
※「マキタスポーツ氏」の「ニャー」という例え(一瞬おとなしくなって、また復活する)、Boys Town Gangの「君の瞳に恋してる」に通ずるところあり。
たしかに、ベタだけど万人受けしそうな洋楽のダンス曲ってけっこうあったし・・・。
というか、ユーロビートはほとんど全部そうだが(笑)
■ Earth, Wind & Fire - Boogie Wonderland (Official Video)
■ クイシー・ジョーンズ/愛のコリーダ(QUINCY JONES - Ai No Corrida)
■ Thompson Twins - Lies
↓ こんなのもその系統だと思う。
■ VOYAGE - Lets Get Started
ハイエナジー(Hi-NRG)っぽいけど、そうとも言い切れない。
■ HOT GOSSIP - Break Me Into Little Pieces (Extended Mix)
ハイエナジー(Hi-NRG)からユーロビートへの橋渡しになった1曲だと思う。
■ Hi-Gloss - You'll Never Know
日本人好みの? ウェットなメロ。
今年の正月に、似たようなテーマ(元気の出る曲)で、記事を書いています。↓
でも、ほとんどがアップビートのグルーヴ系セブンス曲だった(笑)
やっぱり若い時に洗礼を受けた曲の影響は拭えないとつくづく思う。
--------------------------
2021/01/02 追加UP
たくさんのアクセスありがとうございます。
3曲追加してコメントを入れてみました。
------------------------
2021/01/01 UP
あけましておめでとうございます。
新型コロナ禍で気分が滅入りがちの年明けですが、新年1発目は気分が弾むような曲調の曲を12曲あげてみました。
正月も過酷な状況でお仕事に当たられる方がおられるなか、こういう曲はどうかな? とも思いましたが、明るい年になるよう願いを込めて。
(→ 美メロヒーリングバージョンもあります。)
跳ねてる曲って意外に少ないので、再UPの曲が多くなりました。それとやっぱり1980年代の曲が多い。
01.Lowdown - Boz Scaggs
1976年リリースの超名盤『Silk Degrees』収録の代表曲。いま聴いてもこのリズムの跳ねとグルーヴ感は圧巻。
02.サーフ天国、スキー天国 - 松任谷由実(初音ミクVers.)
1980年リリースの名盤『SURF&SNOW』収録曲。
これは初音ミクバージョン。名曲です。ぜひユーミンの原曲 ↑ を聴いてみてください。
03.Jump - Van Halen
1984年リリースの『1984』収録の全米1位獲得のヒット曲。
こんな名ALBUMでも、Michael Jacksonの『Thriller』に阻まれて全米1位とれなかった。
そんな時代です。
04.LOVELAND, ISLAND(ラブランド・アイランド) - 山下達郎
1982年リリースのマスターピース『FOR YOU』収録の人気曲。
元々は「サントリービール純生」のCMソングといわれる。
CM中で女性が踊っていたサンバ、やたらに格好よかった。
05.P・R・E・S・E・N・T - 松田聖子
1982年リリースの名盤『Pineapple』のA-1曲で、作詞:松本隆、作曲:来生たかお、編曲:大村雅朗。
これは2006年のLIVEで、松田聖子が希有のエンターテイナーであることがわかる。
バックも名演。
06.君の知らない物語 - くゆり(歌ってみた/supercell)
supercellの名曲でメロディラインが抜群。
「歌い手」のレベルの高さを物語るテイクで、声質とブレスが逸品。
07.Don't wanna cry - 安室奈美恵 (TK PAN PACIFIC TOUR '97 1997.05.27)
1996年リリース。安室奈美恵の単独名義では5枚目のシングルで、小室哲哉の作品中でも名曲のひとつだと思う。
このリズム感、安室奈美恵ならでは。
リズムどり(&アドリブの力量)では、↓ のLIVEも名演だと思う。
■ ONE DAY / m-flo/加藤ミリヤ
08.We Built This City(シスコはロックシティ) - Starship
1985年リリース『Knee Deep in the Hoopla』収録のヒット曲。
この頃のアメリカのPOPシーンには、まだこんな跳ねた曲があって売れていた。
09.ふたりでスプラッシュ - 今井美樹
1987年リリースの2ndALBUMアルバム『elfin』収録曲で武部聡志の作・編曲。
これは菅野よう子の編曲で再録した1996年のALBUM『Thank you』のテイクかもしれない。
今井美樹の曲のなかでも、もっとも跳ねてて透明感のある曲のひとつ。戸沢暢美の作詞も秀逸。
10.夏雪 ~summer_snow~ - 西沢はぐみ
ゲーム系のなかではもっとも跳ねのきいた曲かもしれぬ。
西沢はぐみの声は、ハイトーンに引き上げるというより、ハイトーンの世界から降りてくる感じがある。
メロがいいうえにアレンジとバックのサウンドもキレまくり。名曲。
11.春咲小紅 (Blooming in spring) - 矢野顕子
1981年春のカネボウ化粧品のキャンペーンのCMソングでヒットした。
天才肌の矢野顕子の魅力が楽しめる好テイク。バックの面子が凄すぎ。
12.Only The Young - Journey
1985年リリースの映画「Vision Quest」のサントラからのシングルカット曲。
ブライトなメロに乗るSteve Perryのハイトーンが快感。
(おまけ)
When You Love a Woman - Journey (Official Video - 1996)
1996年、長い沈黙のあとに突如として出されたJourney屈指の名バラード。
しかし、1996年という時代に、よくぞこれだけのバラードを生み出せたと思う。
13.Teenage Walk - 渡辺美里
1986年リリースの初期の小室哲哉氏の名作。
どうしてこんなフックのあるメロディと転調を生み出せるのか不思議に思った記憶がある。
(常軌を逸した転調やドミナントモーション。
はじめて聴いたとき、たしかにこの曲構成、なにかの間違いかと思った(笑))
コード進行からすると、こういう曲も・・・。
■ Butterfly(バタフライ) - 木村カエラ(カバー)
コード
イントロはカノン進行(15634145)で、そのまま予定調和でいくかと思いきや、やにわに転調してヴォーカル・イン、そしてすぐにサビ。
あとは転調まじりのドミナントモーションの渦だが、バロック系の音階(?)と安定感あるクリシェが効いて破綻しそうでしない。
転調は、0:10(F→E♭/イントロ→サビ)、0:51(E♭→B/サビ→Aメロ・Bメロ)、1:44(B→E♭/Aメロ・Bメロ→サビ)、2:09(E♭→B/サビ→Aメロ・Bメロ)、2:44(B→E♭/Aメロ・Bメロ→サビ)の少なくとも5回はあると思う。
でもって、出だしのF調には結局一度も戻ってこない(笑)
それと、Bメロの1:32~「太陽は沈み」、2:32「たったひとつだけ」の(G#m) C# F# Bmaj7 / (6)2 5 1 、ダブルドミナント使用説あり。
(この節、BがトニックなのでBトニックのドミナントがF(ダイアトニックの5番目)、さらにFのドミナントがC(同)。でもってC# F# Bmaj7は2 5 1進行。)
あと、
・(今日は)今(Gm)まで(C#dim)の(C7)
・夜は眠(D#7)り(E)朝を待つ(A♭/B♭)
・青(A6)い(E)空(F#m7)を(Esus4)舞(E)う
のコード進行は、dim、オンコード、シックスス、sus4の威力を実感するところ。
ヴォーカル・パートに入るといきなりコードが複雑化する歌い手泣かせの難曲。
リズムはバタつき気味で、跳ねてる感じはよわいけど、前向きなイメージ漂う名曲だと思う。
14.世界でいちばん熱い夏 - プリンセス・プリンセス
いま聴いてもスバラシ。曲も面子にも華がある。
たしかにプリプリの後継バンドはそう簡単には出ないと思う。
15.Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる) - Boys Town Gang
*コメント欄用
*曲聴き用
全てのタイミングが揃って生み出された名曲。なにもいうことはありません。
〔 関連記事 〕
■ ザ・カセットテープ・ミュージック
さきほど放映してた「ザ・カセットテープ・ミュージック」第73回「4年目突入!元気になれる曲」
、いろいろ思うところがあってすごく面白かった。
マキタスポーツ氏とスージー鈴木氏の音楽に対するスタンスの違いが出ていた感じがする。
若き日のスージー氏はとくに歌詞を大事にする(というか歌詞に元気づけられる)イメージが伝わってきた。
これに対してマキタスポーツ氏は一貫してサウンド志向な感じがする。
マキタスポーツ氏はいみじくも「文脈問題」と提起し、「文脈」(コンセプトとかメッセージとか歌詞?)を語る言葉として「商業(用)音楽」「商品性が高まる」という言葉を使っていた。
これはあえて意図的にそういう言葉(商業・商品性)を使っていたのだと思う。
振り返ってみると、高校~大学にかけてはほとんど洋楽を聴いていた。
だから歌詞の内容なんてあまり考えていなかったし、それよりはメロディやアンサンブル(ボーカル、コーラスやインストのバランス)に意識が向いていた。
でも、こういった音楽の聴き方をしていなければ、もっと歌詞に影響を受けていたと思う。
つねづね、若い世代が歌詞をとても重視している(メロディよりも歌詞から入る?)感じがしているが、たしかに邦楽をメインに聴いて育っていれば、そういうことになるのだと思う。
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圧倒的な曲の力、そういうものは確かにある。
たとえば冒頭にとり上げた「ヤングマン」。
■ ヤングマン YOUNG MAN (Y.M.C.A.) - 西城秀樹
四つ打ちのダイアナ進行(1645進行/ex.C Am F G)でこれだけブラスやストリングスかまされれば、ベタになるけどたしかにはまるわな(笑)
ベタとか、垢抜けてないとか、そういうのを超越して曳き込む曲の力がある。
じつはVillage Peopleの原曲はかなりキワドイ背景をもっていたけど、それ(文脈)を外して曲の力だけで押し切った例だと思う。
たとえば ↓ これも四つ打ちのダイアナ進行。(→コード)
■ おどるポンポコリン - B.B.クイーンズ
これはあきらかにプロ集団が意図的に仕掛けてる。
そして、杏里の「悲しみがとまらない」
杏里の名バラード20曲!で、
「杏里のUP曲の真骨頂って「CAT'S EYE」でも「悲しみがとまらない」でも「気ままにREFLECTION」でもなく、こういうグルーヴ曲だと思う。」とコメントして、↓の曲紹介したけど、
■ Good Bye Boogie Dance - 杏里
セブンス曲全盛の1980年代前半とはいえ、「悲しみがとまらない」の方が「Good Bye Boogie Dance」よりも一般受けするのはあきらか。
これも、角松敏生&林哲司というセブンス曲の名手たちが、あえて仕掛けた戦略だったのだと思う。
※「マキタスポーツ氏」の「ニャー」という例え(一瞬おとなしくなって、また復活する)、Boys Town Gangの「君の瞳に恋してる」に通ずるところあり。
たしかに、ベタだけど万人受けしそうな洋楽のダンス曲ってけっこうあったし・・・。
というか、ユーロビートはほとんど全部そうだが(笑)
■ Earth, Wind & Fire - Boogie Wonderland (Official Video)
■ クイシー・ジョーンズ/愛のコリーダ(QUINCY JONES - Ai No Corrida)
■ Thompson Twins - Lies
↓ こんなのもその系統だと思う。
■ VOYAGE - Lets Get Started
ハイエナジー(Hi-NRG)っぽいけど、そうとも言い切れない。
■ HOT GOSSIP - Break Me Into Little Pieces (Extended Mix)
ハイエナジー(Hi-NRG)からユーロビートへの橋渡しになった1曲だと思う。
■ Hi-Gloss - You'll Never Know
日本人好みの? ウェットなメロ。
今年の正月に、似たようなテーマ(元気の出る曲)で、記事を書いています。↓
でも、ほとんどがアップビートのグルーヴ系セブンス曲だった(笑)
やっぱり若い時に洗礼を受けた曲の影響は拭えないとつくづく思う。
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2021/01/02 追加UP
たくさんのアクセスありがとうございます。
3曲追加してコメントを入れてみました。
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2021/01/01 UP
あけましておめでとうございます。
新型コロナ禍で気分が滅入りがちの年明けですが、新年1発目は気分が弾むような曲調の曲を12曲あげてみました。
正月も過酷な状況でお仕事に当たられる方がおられるなか、こういう曲はどうかな? とも思いましたが、明るい年になるよう願いを込めて。
(→ 美メロヒーリングバージョンもあります。)
跳ねてる曲って意外に少ないので、再UPの曲が多くなりました。それとやっぱり1980年代の曲が多い。
01.Lowdown - Boz Scaggs
1976年リリースの超名盤『Silk Degrees』収録の代表曲。いま聴いてもこのリズムの跳ねとグルーヴ感は圧巻。
02.サーフ天国、スキー天国 - 松任谷由実(初音ミクVers.)
1980年リリースの名盤『SURF&SNOW』収録曲。
これは初音ミクバージョン。名曲です。ぜひユーミンの原曲 ↑ を聴いてみてください。
03.Jump - Van Halen
1984年リリースの『1984』収録の全米1位獲得のヒット曲。
こんな名ALBUMでも、Michael Jacksonの『Thriller』に阻まれて全米1位とれなかった。
そんな時代です。
04.LOVELAND, ISLAND(ラブランド・アイランド) - 山下達郎
1982年リリースのマスターピース『FOR YOU』収録の人気曲。
元々は「サントリービール純生」のCMソングといわれる。
CM中で女性が踊っていたサンバ、やたらに格好よかった。
05.P・R・E・S・E・N・T - 松田聖子
1982年リリースの名盤『Pineapple』のA-1曲で、作詞:松本隆、作曲:来生たかお、編曲:大村雅朗。
これは2006年のLIVEで、松田聖子が希有のエンターテイナーであることがわかる。
バックも名演。
06.君の知らない物語 - くゆり(歌ってみた/supercell)
supercellの名曲でメロディラインが抜群。
「歌い手」のレベルの高さを物語るテイクで、声質とブレスが逸品。
07.Don't wanna cry - 安室奈美恵 (TK PAN PACIFIC TOUR '97 1997.05.27)
1996年リリース。安室奈美恵の単独名義では5枚目のシングルで、小室哲哉の作品中でも名曲のひとつだと思う。
このリズム感、安室奈美恵ならでは。
リズムどり(&アドリブの力量)では、↓ のLIVEも名演だと思う。
■ ONE DAY / m-flo/加藤ミリヤ
08.We Built This City(シスコはロックシティ) - Starship
1985年リリース『Knee Deep in the Hoopla』収録のヒット曲。
この頃のアメリカのPOPシーンには、まだこんな跳ねた曲があって売れていた。
09.ふたりでスプラッシュ - 今井美樹
1987年リリースの2ndALBUMアルバム『elfin』収録曲で武部聡志の作・編曲。
これは菅野よう子の編曲で再録した1996年のALBUM『Thank you』のテイクかもしれない。
今井美樹の曲のなかでも、もっとも跳ねてて透明感のある曲のひとつ。戸沢暢美の作詞も秀逸。
10.夏雪 ~summer_snow~ - 西沢はぐみ
ゲーム系のなかではもっとも跳ねのきいた曲かもしれぬ。
西沢はぐみの声は、ハイトーンに引き上げるというより、ハイトーンの世界から降りてくる感じがある。
メロがいいうえにアレンジとバックのサウンドもキレまくり。名曲。
11.春咲小紅 (Blooming in spring) - 矢野顕子
1981年春のカネボウ化粧品のキャンペーンのCMソングでヒットした。
天才肌の矢野顕子の魅力が楽しめる好テイク。バックの面子が凄すぎ。
12.Only The Young - Journey
1985年リリースの映画「Vision Quest」のサントラからのシングルカット曲。
ブライトなメロに乗るSteve Perryのハイトーンが快感。
(おまけ)
When You Love a Woman - Journey (Official Video - 1996)
1996年、長い沈黙のあとに突如として出されたJourney屈指の名バラード。
しかし、1996年という時代に、よくぞこれだけのバラードを生み出せたと思う。
13.Teenage Walk - 渡辺美里
1986年リリースの初期の小室哲哉氏の名作。
どうしてこんなフックのあるメロディと転調を生み出せるのか不思議に思った記憶がある。
(常軌を逸した転調やドミナントモーション。
はじめて聴いたとき、たしかにこの曲構成、なにかの間違いかと思った(笑))
コード進行からすると、こういう曲も・・・。
■ Butterfly(バタフライ) - 木村カエラ(カバー)
コード
イントロはカノン進行(15634145)で、そのまま予定調和でいくかと思いきや、やにわに転調してヴォーカル・イン、そしてすぐにサビ。
あとは転調まじりのドミナントモーションの渦だが、バロック系の音階(?)と安定感あるクリシェが効いて破綻しそうでしない。
転調は、0:10(F→E♭/イントロ→サビ)、0:51(E♭→B/サビ→Aメロ・Bメロ)、1:44(B→E♭/Aメロ・Bメロ→サビ)、2:09(E♭→B/サビ→Aメロ・Bメロ)、2:44(B→E♭/Aメロ・Bメロ→サビ)の少なくとも5回はあると思う。
でもって、出だしのF調には結局一度も戻ってこない(笑)
それと、Bメロの1:32~「太陽は沈み」、2:32「たったひとつだけ」の(G#m) C# F# Bmaj7 / (6)2 5 1 、ダブルドミナント使用説あり。
(この節、BがトニックなのでBトニックのドミナントがF(ダイアトニックの5番目)、さらにFのドミナントがC(同)。でもってC# F# Bmaj7は2 5 1進行。)
あと、
・(今日は)今(Gm)まで(C#dim)の(C7)
・夜は眠(D#7)り(E)朝を待つ(A♭/B♭)
・青(A6)い(E)空(F#m7)を(Esus4)舞(E)う
のコード進行は、dim、オンコード、シックスス、sus4の威力を実感するところ。
ヴォーカル・パートに入るといきなりコードが複雑化する歌い手泣かせの難曲。
リズムはバタつき気味で、跳ねてる感じはよわいけど、前向きなイメージ漂う名曲だと思う。
14.世界でいちばん熱い夏 - プリンセス・プリンセス
いま聴いてもスバラシ。曲も面子にも華がある。
たしかにプリプリの後継バンドはそう簡単には出ないと思う。
15.Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる) - Boys Town Gang
*コメント欄用
*曲聴き用
全てのタイミングが揃って生み出された名曲。なにもいうことはありません。
〔 関連記事 〕
■ ザ・カセットテープ・ミュージック
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