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■ ナイスユニット、na Relo

■ 【歌詞付】サボテンの花 / チューリップ【Cover】Saboten-no Hana by Tulip

オリジナル曲へのリスペクトはしっかり感じられるのに、原曲とはちがうオリジナリティをつくりだしてしまう、本当に魔法のようなユニット。
メロディ、ハーモニー、アンサンブル、そして適度な”音の隙間”。
いまの音楽が失ってしまった音楽の原点を、衒いなく演ってくれるところが聴き手の心を揺さぶるのかも。

とくにアンサンブル。キーボードなくしてこのアンサンブル感は驚異だと思う。

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話はちょっと変わるけど、ハーモニーやアンサンブルの変遷からみると、1980年代前半はEbonyとIvoryがもっとも接近した時代ではないかと感じています。
だからリリース曲に音幅(というかジャンル幅)があり、多くの名曲が生み出されたのかも・・・。
お互いに刺激しあって、洗練度やグルーヴ感を急激に高めていったのも1970年代中盤くらいから。

■ Paul McCartney and Stevie Wonder - Ebony and Ivory(1982年)


■ Boz Scaggs - Lowdown(1976年)


■ Rufus & Chaka Khan - Do You Love What You Feel(1979年)



日本でもすでに1970年代から、このあたりの洒落っ気やグルーヴをもったアーティストや楽曲が存在していた。
シティ・ポップとして再評価を受ける素地は、すでにこのあたりにあったんだと思う。

■ Char - SHININ' YOU, SHININ' DAY(1976年)

16ビートの裏拍。この時代にしてはあまりに高い完成度。

■ 原田真二 - シャドー・ボクサー(1978/01/30 OnAir 夜のヒットスタジオ)

プライムタイムの人気番組で「大型新人です!」って紹介されて、いきなりこのパフォーマンスとは・・・。
さりげにカウンターメロディかますベースも、この難曲を平然と聴いているゲストも、いまから考えるととても信じられぬ。おそるべし。

■ 渡辺香津美(kylyn) - E-Day Project(1979年)

渡辺香津美(g) 坂本龍一(Key) 益田幹夫 (Key) 小原礼 (b) 村上秀一(ds) ペッカー (Per) 向井滋春 (Tb) 本多俊之(As,Ss) 清水靖晃(Ts) 矢野顕子(Key,Vo) 髙橋ユキヒロ(ds)
シティ・ポップを語るのに ↑ の人脈は欠かせないと思う。
それぞれのインストのパーセッジとそれが醸すアンサンブルに魅力があったから、「心に刺さる歌詞」(笑)がなくてもぜんぜん楽しめた。

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2022/06/15

na Relo。最近はじめて知りました。
どんな難曲でも、あっさり聴きやすく仕上げてしまう魔法のようなユニット。
原曲のメロのよさを再認識させてくれるユニット。

ボーカルのお二人はとくに美声というわけではないけれど、声に深みがあってやたらに説得力がある。
それとコーラスのバランス。
バックの演奏も抜群の安定感。
とくにハイハット多用のドラムスは、個人的に好み。

芯喰ったアレンジで原曲としっかり対峙してくれる、こういうユニットがでてきてくれるのはとっても嬉しい。
↓ これ、往年の欧米の音楽好きが聴いたら、どう思うんだろ・・・

【70’s】[歌詞付] ホテル カリフォルニア【Cover】Hotel California - Eagles

↑ こんなツインギター聴いたの、何年ぶりだろう・・・

↓ オリジナル
Eagles - Hotel California (Lossless Audio)



【70’s】[歌詞付] アローン アゲイン【Cover】Alone Again - Gilbert O’Sullivan


【70’s】[歌詞付] ダンシング クイーン【Cover】Dancing Queen - ABBA

ベースはどこ? ギターももう一人いるかも?
こういうことを考えさせるほど、インストの存在感が大きい。

邦楽のこなしも抜群 ↓
【歌詞付】ルージュの伝言 / 荒井由実【Cover】Rouge-no Dengon by Yumi Arai


このユニット、シティポップどハマリでは? と思ったら、やっぱりどハマリだった。
サウンドがオトナでお洒落。
往年のフェンダー・ローズ使った曲、聴いてみたい。
【あまく危険な香り / 山下達郎】Amaku Kiken Na Kaori by Tatsuro Yamashita【Cover】



1980年代後半からのPOPミュージックは、音の隙間をどんどん埋めていく方向感で進んできたと思う。
でも、これからは、音をそぎ落として、音の隙間を味わう時代に戻っていくのかもしれぬ。


ボーカル、アンサンブルと”音の隙間”のバランスが絶妙だった時代のサウンド ↓
"Stay Awhile" & "Still They Ride" Steve Perry- Journey
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