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■ 木の間温泉 「渋川市小野上地域福祉センター(旧 小野上村福祉センター)」

<木の間温泉「渋川市小野上地域福祉センター(旧 小野上村福祉センター)」> (渋川市(旧 小野上村)、11:00~20:00、火・土休、町外300円、0279-30-8008)

旧小野上村(現渋川市)の福祉センターが浴場を一般開放するもの。小野上の木の間温泉はこれまでジモ専の温泉スタンドのみの利用と思っていましたが、おかざきさんの情報でここを知り、突入してみました。ONKEN21さんのレポ(温スタ)あり。

R353を渋川方面から行き、上越新幹線の高架をくぐって少し走った左手の狭い坂道を鋭角に左折します。看板なくわかりにくいので要注意。
地図上では”振興”という小字のあたり、道の駅まで行ったら行きすぎです。



坂の下右手、吾妻川の河畔に数棟の真新しい建物が並んでいます。
浴場棟は一番奥で、絵に描いたような公共福祉系施設。
建物にも入浴施設の看板はなく、玄関前にようやく入浴受付の案内がでています。
町外者は入浴300円ですが、ほとんど入る人がいないらしく、受付の人がしばらく町外者用の入浴券を探していました(^^;)

左手、ホールの奥に男女別の浴室。脱衣所は狭く、ゲキ狭浴場か?と思いきや意外に広く、軒下タイプながらゆったりとした露天まであります。
ただし、福祉施設らしく浴場はやや無機質。
カラン9、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。日曜11時で独占~2人。



内湯はみかげ石枠タイル貼10人以上、みかげ石の湯口から適温のお湯を大量投入し、底面吸湯オーバーフローなしの循環仕様。
露天は石造10人の壺庭付き。石灰華のでた岩の湯口からぬる湯を10L/minほど投入+熱湯の側面注入。
湯口のぬる湯はお湯の感じからたぶん源泉かと思います。
底面からの弱い吸湯と若干のオーバーフローで、お湯は内湯より露天のほうがいいです。



お湯は内湯と露天でやや違います。
露天はほぼ適温で無色透明、白と黒(少量)の浮遊物、微重曹味にかすかな重曹泉系のセメント臭。弱いツルすべととろみのある重曹泉系の浴感。
内湯は無色透明で味不明、弱いカルキ臭。ツルすべととろみがありますが露天より弱いです。
スペック上はけっこう鉄分があるものの、浴槽のお湯からは金気が感じられなかったので、除鉄していると思います。

お湯の個性は「小野上村温泉センター」のほうがありますが、カルキ臭の感じられない露天はなかなかいいです。マイナー湯マニアは攻める価値大かと。

Na・Ca-塩化物温泉 42.8℃、pH=7.4、1.9L/min(動力揚湯)、成分総計=2.08g/kg、Na^+=487mg/kg、Ca^2+=190、Fe^2+=3.28、Cl^-=954、SO_4^2-=104、HCO_3^-=236、陽イオン計=716、陰イオン計=1294、メタほう酸=15.2 <H7.1.6分析> (源泉名:木の間温泉福の湯)

<温泉利用掲示> 加水:あり 加温:あり 循環濾過:あり 塩素系薬剤使用:あり

※土曜休館なので要注意。

〔 2006年10月16日レポ 〕
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