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■ 清河寺温泉 「さいたま清河寺温泉」

 

清河寺温泉 「さいたま清河寺温泉」
住 所 :埼玉県さいたま市西区大字清河寺683−4
電 話 :048-625-7373
時 間 :10:00~25:00 / 原則無休
料 金 :700円(土日祝 800円) ※会員各50円引
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (ぽかなぴ.jp)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

2012/11/6~8で休館し、2012/11/09リニューアルオープン、リニューアル後のレポです。

おもな変更点は以下のとおり。
1.内湯温泉循環槽(檜湯)が高濃度炭酸温泉になっている。
2.内湯白湯槽が薬用風呂(入浴剤入)になっている。

露天に大きな変更はありませんが全体に加温を抑えぬるめになっている印象。
また温泉臭はややつよくなっているような気もします。
その結果、かなり熱めで敬遠されていた露天源泉あつ湯に客が入るようになっています。
反面、生源泉槽がかなりぬるく、いつになくすいていました。

さて、注目の高濃度炭酸温泉です。
右手底面注入口と檜の湯口の2ヶ所から気泡とともにお湯が注がれています。
湯口そばではコップにサイダーを注いだがごとくシュワシュワと白く泡立っています。
強力なアワつき、炭酸収斂感などから1000mg/kgは優に超えているとみられます。
湯面にただよう炭酸が息苦しいほどで、すこし炭酸をよわめるか、換気をつよくしたほうがいいかも・・・。
また、温泉をつかっているとのことで浴感はかなり強烈。長湯は控えたほうがいいかもしれません。
オーバーフローはなく、快適だった檜湯よこの「掛け流し座湯」はお湯の流れ出しがなくなったのはちと残念。

なお、浴槽よこに「温泉法では炭酸濃度250mg/kg以上が炭酸泉として定義され、1000mg/kgは高濃度炭酸泉とされる。」といったニュアンスの掲示がありましたが、これは間違いです。
温泉法では炭酸濃度250mg/kg以上で”温泉”に規定されるに過ぎず(規定泉)、泉質名は環境省鉱泉分析法指針に基づいて付されますが、1000mg/kg以上で炭酸泉となり、高濃度炭酸泉という泉質はありません。(→ 療養泉と規定泉参照)

2012/04/20に近場にオープンし炭酸泉を装備している「湯の道 利久 上尾店」を意識してのリニューアルにも思えますが、これまでいまいち人気がなかった内湯白湯や露天源泉あつ湯に客がまわるようになったのは成果だと思います。

もともと埼玉屈指の人気施設でしたが、スタンプカードも導入され、これまで以上に集客力を高めている印象。
週末夕方に行きましたがこれまでにないほどの大混雑で、正直落ち着いて入れず。
ゆったり入るなら平日のほうがいいかと思います。

〔 2012/12/02最新情報UP (2012/11入湯) 〕

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県南有数の人気施設となった「さいたま清河寺温泉」。
ここは平日に早く帰れたときなどついつい足が向いてしまいます。
月1ペースで入っているのでもう数十回の入湯になっていると思いますが、オープン時から変わっているところについて、最新情報をまじえてリニューアルUPします。

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【写真 上(左)】 案内板
【写真 下(右)】 エントランス

2003年秋に一時開放され、埼玉のお湯とは思えぬ鮮度感と潤沢なアワつきで伝説と化した仮設浴場(レポ)の正規施設で、施設のできやお湯のよさから県南屈指の人気を誇る日帰り施設です。

場所は、R17新大宮バイパスとR16が合流する「宮前IC」の西北、「清河寺」の六叉路から県道216上野さいたま線を上尾方向に少し走った右手(カインズホームの少し手前)にある「マルハン清河寺店」のとなりです。

施設前の第1Pは週末はほとんど満車状態で、たいていは「マルハン清河寺店」と共用の裏手Pに停めることになります。
(なお、以前は「パチンコCube」という、ややぱっとしないP店でしたが、いまはメジャーな「マルハン」となって流行っているようです。)

典型的なT岡設計仕様の和風スパ銭で、採光のよいあかるい館内。
当初、休憩スペースがすくなかったのですが、いまは浴場よこにゆったりとしたうたたね処(休憩室)が増築され改善されています。

浴場は男女固定制で手前が女湯、奥が男湯。
脱衣所は広くなく、たいていごったがえしていますが、露天側に屋外ポーチがあるのは優。

 
【写真 上(左)】 新設されたうたたね処
【写真 下(右)】 浴場入口

内湯ゾーンに檜湯(檜枠木目調磁器タイル貼10人、温泉、加温循環表示あり)、各種機能浴槽(真湯)、白湯槽(石タイル貼5人、真湯)、サウナ、水風呂(カルキ臭弱、常に冷たい)。

サウナはあかり採りのあるあかるいもの。
水風呂前のぬる湯かけ湯はなかなか気がきいています。
カラン26、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
週末はもちろん平日夜でもかなりの入り込みがある人気施設ですが、浴場のスペースがゆったりしているので、イモ洗いになることはあまりありません。

内湯は赤茶に色づいた石の湯口から大量投入、側面注入、底面吸湯ありでオーバーフローなし。
やや赤味がかったうす茶色透明のお湯は、うがい薬がかった薬品臭ながら濃度感はしっかりとあります。やや熱めでよくあたたまり、なぜか明瞭なとろみがあります。

水風呂は井水と思われ水質がいいですが、たいていやたらに冷たいです。
白湯槽も井水使用と思われ、湯中の指先がよわく青白発光し、よわいとろみも感じられて硫酸塩泉系浴感。
カルキは若干感じるものの、清澄なイメージであたたまりは温泉槽よりむしろつよいほど。
かならず何回が入るマストアイテムになっています。

露天はなかなかにすばらしいでき。背景に大きな竹林が広がり、さわさわと竹林を渡る風の音がここちいいです。
よくある和風露天ですが、周辺環境と浴槽配置が優れていて、風情あふれる露天に仕上がっています。
首都圏のスパ銭系ではもっともすぐれた露天のひとつかと思います。
(ただ、北風の通り道なので、冬場はかなり寒いです。)

右手手前から、生源泉湯(鉄平石造円型10人)、源泉岩風呂(岩+鉄平石造20人以上、東屋付)、源泉あつ湯(石枠鉄平石貼7-8人)、つぼ湯(陶製1人×2)、寝湯(3人)、寝ころび湯(6人)と多彩。

生源泉湯は中央みかげ石の湯口から投入でオーバーフロー。
源泉岩風呂は源泉あつ湯からの流し込み+岩の湯口からの投入で、寝湯側の排湯路への流し出し。
源泉あつ湯は石樋の湯口から熱湯を投入で源泉岩風呂への流し出し。
すべての湯口は鉄分の赤茶変と石灰華がでています。
HPによると露天の温泉槽はすべてかけ流しのようで、お湯の感じからしてもまちがいないかと・・・。

■生源泉湯:35℃、黒い浮遊物わずかに浮遊。空いていれば鮮度感高いが、人気浴槽なので混むとお湯がなまり気味になる。アワつきあるがタイミングにより量は変動。
■源泉岩風呂:40℃位、黒&うす茶の浮遊物あり。広め浴槽ながらコンディションいいときはかなりのアワつきがあるのは立派。
■源泉あつ湯:42℃位、浮遊物見あたらず。アワつきはたいていなし。
■つぼ湯:37℃位、ここはオープン当初いまいちだったが、いつのころからか非常に湯づかいがよくなり、たいていベストコンディション。潤沢なアワつきと香り立つ温泉臭。
■寝湯:ややぬる。底面から源泉を注入していてかなり状態がよい。

湯色は緑灰色で、透明度60cmくらいのうすにごりを呈しています。
いずれも湯口で塩味+重曹味+金気だし味(けっこう美味しい ^^; )、新鮮な金気による貝汁臭。
(各槽でコンディションにより、これに重炭酸土類泉系焦げ臭、天然ガス臭などが加わります)。
重曹泉系のよわいツルすべと重炭酸土類泉的な染み渡るような浴感。
あたたまりは成分濃度にくらべつよい方ではないですが、浴後もほっこり感が持続します。

ここは、オープン時から次第に湯づかいがよくなってきています。
こういうのはなかなかすくないのですが、埼玉では「サイボク天然温泉 まきばの湯」「埼玉スポーツセンター 天然温泉」などがあります。
こういう地道なオペレーションの積み重ねが、好施設、杉戸天然温泉「雅楽の湯」を産み出したのだと思います。

すぐれものの浴場とすばらしいお湯、埼玉を代表するハイレベルな日帰り温泉としておすすめです。

 
【写真 上(左)】 オープン時の外観-1
【写真 下(右)】 オープン時の外観-2

<オープン時の状況>
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どれもなまった感じはないものの、源泉あつ湯とつぼ湯はなんとなくお湯に勢いが感じられず、ほとんど生源泉湯&源泉岩風呂(ここがいちばん空いてる)にいました。
源泉岩風呂はアワつきや浮遊物が多く、温泉臭も他の浴槽よりややつよいような気がしました。
アワつきは仮設時の加熱浴槽程度はあったと思います。(時間により変化していた)
生源泉湯は、アワつきはわずかですが、絶妙のぬる湯で長湯し放題。
味からみて濃度はかなりあるのに、重曹が緩衝剤になっているためかすこぶるおだやかなお湯です。
お湯に個性を求める人は源泉岩風呂、鮮度感や癒しを求める人は生源泉湯かな?(笑)

連れによると女湯の生源泉湯はかなりすごいアワつき湯だったらしく、逆に源泉岩風呂はほとんどアワつきはなかったそう。
隣あっているのにこのアワつき量のはげしい落差は疑問です。
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源泉の素性がよく、スパ銭としては湯づかいもいいのでお湯はかなりのレベルです。
重曹泉系の爽快感と適度な湯づかれがでる浴後感は仮設時と同様で、やはりなかなかのお湯とみました。

ただ、仮設浴場のインパクトがあまりに強かったので、生源泉湯についてはなにか釈然としないものが残りました。
仮設時には関東有数のアワつき湯ということで話題を呼んだだけに、評価はわかれるところかも。(ガス抜き装置を通さないと、やっぱりヤバイのかな・・・?)
それでも、入りやすいスパ銭だしお湯もいいので、週末大盛況状態がつづいていくと思います。
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※源泉岩風呂のアワつきについては、ONKEN21さんも指摘されていましたが、源泉直の気泡(ガス)というよりは、加温による重曹分の分解で発生した炭酸ガスによるものかもしれません。

〔 源泉名:清河寺温泉 〕 <H21.12.14分析>
Na-塩化物温泉 38.3℃、pH=7.9、湧出量不明(1,500m掘削揚湯)、成分総計=4.109g/kg
Na^+=1411mg/kg (92.50mval%)、Ca^2+=59.1、Fe^2+=0.6、Cl^-=1987 (85.69)、HCO_3^-=563.8 (14.13)
陽イオン計=1540 (66.36mval)、陰イオン計=2555 (65.41mval)、メタけい酸=36.9、メタほう酸=7.9、遊離炭酸=5.7

〔 源泉名:清河寺温泉 〕 <H11.7.27分析>
Na-塩化物温泉 38.3℃、pH=7.71、480L/min掘削揚湯、成分総計=4.690g/kg
Na^+=1580mg/kg (91.97mval%)、Ca^2+=71.6、Fe^2+=0.4、Cl^-=2343 (87.33)、HCO_3^-=576.6 (12.49)
陽イオン計=1695 (74.73mval)、陰イオン計=2925 (75.68mval)、メタほう酸=8.1 、遊離炭酸=13.2

<温泉利用掲示>
●生源泉湯:
 加温、循環ろ過、塩素消毒はしていません。
●源泉あつ湯・源泉岩風呂・寝湯・寝ころび湯・足湯・壷湯:
 加温しています。循環ろ過・塩素消毒はしていません。
●桧湯:
 加温、循環ろ過、消毒消毒しています。

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清河寺温泉続報 〔 2006年2月24日レポ 〕

平日夜にはじめて行ってみました。
回数券買ってしもた。回数券買うと無料招待券を1枚もらえます。(2月末まで)

お湯は前回レポと近いですが、源泉岩風呂のアワつき量は前回より増えていて、湯口のガス臭と焦げ臭が強まり浴感がパワーアップしています。
生源泉湯は32℃とぬるく、ザコザコオーバーフローながら、アワつきはあいかわらずほとんどありませんでした。
連れによると女湯の生源泉湯はアワつき好調だったそうですが、他の浴槽ではアワつきは感じられなかったそうです。

前回レポでは、「源泉岩風呂のアワつきは、加温による重曹分の分解で発生した炭酸ガスによるものかも?」と書きましたが、そうだとすると、さらに加熱のつよい源泉あつ湯で、もっとアワつきがみられるはずです。

そこで、大胆な(笑)推理をしてみました。
1.源泉供給ラインは2系統ある。
2.ひとつはメタンガス除去を強くかけていて、もうひとつはさほどかけていない。
3.メタンガス除去のすくないラインは、女湯生源泉湯と男湯源泉岩風呂でつかい、多いラインはその他のかけ流し槽でつかっている。

これで、男湯と女湯の生源泉湯のちがい、男湯源泉岩風呂の特異なアワつき、男湯生源泉で鮮度感あるのにアワつきがない理由などが説明できますがどうでしょう???。
ぜんぜん違うか・・・ (^^;;
生源泉湯は入り心地よくいくらでも入れそう、源泉岩風呂はお湯がいきいきとしていてパワーがあります。どちらもいいですが、個人的には源泉岩風呂のほうが好きかな。

〔 2012/12/02内容補強のうえUP (2006/02/05レポ (2006年2月のオープン以来数十回入湯)) 〕


E139.35.7.080N35.55.49.919

【BGM】
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