ブラックフェイス手帳

中央線201系 最後の軌跡

H23.9.10(土) 青函連絡船羊蹄丸

2011-09-26 | 北海道
 青函連絡船の最終定期運航を担った羊蹄丸。

 定期運航が終了する2ヶ月前の1988年1月に函館から青森まで乗船したが、そのときは見納めになるのだろうと思っていた。

 ところが、船の科学館で展示されることになり、身近なところで見られるようになったが、もはや安泰と思い、最近までまったく見に行くことはなかった。

 船の科学館は小学校4年生の時の社会科見学(都内めぐり)で行ったことがあるが、見ごたえのある施設で、再度、父に連れて行ってもらった記憶がある。

 しかし、今月末をもって船の科学館が休館となる。
 そして、羊蹄丸は無償譲渡されると言う。

 どこに行くのか、どのようになるのかわからないが一度は見納めとなると思った羊蹄丸が、またも見納めになる恐れがあるので、船の科学館へ。




 私が乗ったときはJRマークだったが、ここではJNRマーク。


 船内に展示されている車両はどうなるのだろう・・・。


 こういう手書きの書類を見ると、人が動かしてきたんだなぁと思う。


 「ゆりかもめ」とともに。






 羊蹄丸最後の航海日誌が展示されていた。
 どんなことを考えこれを記入していたのだろうか。



 備考欄にはこのように記載されていた。

  The old soldier will never speak anything,
  but the only thing he can do is just fading away.
 (老兵は何も語らず、ただ消え去るのみ。) 



 そして、まもなく、船の科学館が37年の航跡に終止符をうつ。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。