シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

冷静と情熱のあいだ

2023-09-26 13:47:04 | 恋&愛
久しぶりに図書館に行った。
読書の秋であるが、
そういえば最近、スマホばかり見ていて、
まともに本、小説など読んでいない。

過去に、夢中になって読んだ小説がある。
江國香織&辻仁成さんの『冷静と情熱のあいだ』。
結構真剣に読んでしまった。


冷静と情熱のあいだは、
順正とあおいという男女が、30歳の誕生日に、
イタリア・フィレンツェの大聖堂(ドゥオモ)で再会しようという話。
でも、色々あってダメかと思われたが、
10年後、二人は約束を果たして再会する。

約束した日に再会するなんて、
なんとドラマチックな話か。


私は高校生の時、
当時、武蔵野美大に通っていた女子大生と
ちょっとだけお付き合いをした。
彼女は、絵の勉強のためフィレンツェに行き、
そこでお付き合いは終わりとなった。
その後は何度か、フィレンツェからの絵葉書も貰ったりした。

冷静と情熱のあいだを読んで、
ふと、この彼女を思い出し会ってみたくなった。
その後、色々な手順を踏んで彼女と再会した。
16年前。2007年だ。 彼女は日本に帰っていた。
その時が、高2の時以来 27年ぶりという再会だった。
今現在も、この彼女とはメールのやり取りをしている。

16年前に再会した時、
まさに冷静と情熱のあいだのような気分になり、
その話をしてみた。
しかし彼女は『私、読んだことないのよ』

まあ、再会したのはフィレンツェのドゥオモではなく、
渋谷の居酒屋ではあったが、
今も会話が続けられている事を、幸せに思っている。


もし、冷静と情熱のあいだを読んでいなかったら、
彼女の事を思い出さなかったかもしれない。
その後の再会もなかった。
今、お互い60代で、時々メールで近況を伝えあう。
それだけでも安心できる。
一冊の本が人生を変えるというが、
私は、この本がその後の人生を豊かにしてくれたと思っている。


恋の寿命

2023-08-19 11:46:08 | 恋&愛
『恋の寿命』

恋の寿命は3年なんだそうです。
3年以上一緒にいるためには
最初の恋から始まった3年間の間に
またその人に恋をすること、
そうすると そこから恋が
3年延長されるんだそうです。
だから 100年経っても
好きでいられる二人、
毎日顔を合わせても
幸せでいられる二人は、
もう何度も相手に
恋をし直してるってことなんです。

好きな人に恋をし直したこと ありますか?



こんな言葉を見つけた。
3年・・。
ちょうど中学や高校生なら、在籍中の年月だ。
大人になっての3年というのは微妙な長さだが、
「3年目の浮気」なんて歌も昔、はやった。
やっぱり3年はひとつのターニングポイントなのか。

それまでにアップデート出来た二人が
長続きするのだろう。
なんとなく、わからなくもない。

お寺の掲示板の
『出会った時より、相手を大切に出来ていますか?』
という言葉に通ずるものがある。


この『恋の寿命』という言葉。
一見、中高生向きのようだが、
実は、中高年ほどよく響く。

池上線にまつわる想い

2023-07-17 14:51:01 | 恋&愛

所用があり、五反田に行った。

帰りの五反田駅で、ふと目にした「東急池上線」の案内図。

思わず、その池上線に乗り込んだ。

 

この線には、なんともせつない思いが二つある。

一つは、1975年に発売された、西島三重子さんの『池上線』。

私が子供の頃で、それほどヒットした曲ではなかったと思うが、

今聞いてみると、昭和の歌詞・メロディーでありながら、

すごく大人の切なさを感じる曲なのである。

この線に乗り、恋愛を経験した人にとっては、

この歌は思い出の中から消えない曲であろう。

 

私は池上線を利用したことはほとんどなく、

この曲にまつわるエピソードがあるわけでもない。

でもこの曲は本当にジンとくる。

 

そしてもう一つ。

大学時代、一つ下の後輩の女子がいた。

この子が池上に住んでいて、ここから通っていた。

とにかく明るく、いつもニコニコと笑顔を見せていた。

私とは、特にお付き合いしていたわけではなかったが、

バス停で待っていると、後ろから『セーンパイ!』などと言って

背中をポンと叩いてくるような、

ドラマに出てきそうな後輩だった。

 

しかし、2年生になって突然登校しなくなる。

やがて、学校を辞めてしまった。

聞くところでは、お母様が急逝され、

家庭の都合で退学した、ということだった。

 

詳しい事はそれ以上わからなかった。

当時、携帯などない。

本人に連絡も取れず、ドラマのような後輩は

風のように姿を消してしまった。

 

 

池上、と聞くとこの子を思い出す。

元気でやっているかな。

幸せな人生送っているかな・・。

そのまま池上線に揺られ、私は池上で降り立った。

曲のイメージとは違い、

電車も駅も、とても綺麗になっていた。

 

池上線を聴いてジンとくるのは、

この子の存在もあったからだろう。

 

もう40年が経った。

 


カノンと映画「夫婦」

2023-07-09 17:50:10 | 恋&愛

夏の日曜日、

久しぶりに、パッヘルベルの「カノン」を聴いた。

心に響く名曲である。

 

このブログの、私のHNでもある。

このブログで知り合った方で、私の本名を知っている人もいるが、

「カノンさん」と呼んでくる。

呼びやすいというか、響きも良いのかもしれない。

 

なぜ、『カノン』にしたかというと、

高校生の時、この曲を聴きながら、 当時好きだった子にラブレターを書いた。

心に響く曲は、文章にも乗り移る?と思った私は、

この曲を延々とリピートしながら書き続けた。

便箋2枚ほど書いただろうか。

「君が心に止まって、幸せと苦しさで一杯なんです」

などと、17歳らしからぬ・・いや、17歳が書きそうな

今思い出すだけでも恥ずかしい文章を書いた。

 

彼女からも返事の手紙をもらった。

『素敵な友達が出来て嬉しいです。

廊下ですれ違ったら声をかけて下さいね!』

と、高校生らしい可愛い文字での文章だった。

 

その一週間後に、神戸へ修学旅行があったが、

私はこの彼女と一緒に、神戸の海岸を散歩するという

本当に素敵な思い出を作ることが出来た。

この時の彼女からの手紙は、今も大切に取ってある。

 

この思い出から、

綺麗な文章でのブログを書きたいと思い、

HNを「カノン」にした。

 

今ならメールだろう。

でも、今カノンを聴きながら打ったとしても、

こんな文章は打てないと思っている。

彼女からの文字にも触れることなく、

17歳の思い出は、あっさり流れていたかもしれない。

 

 

ところで、この曲が使われている映画がある。

1969年、ベルナール・ポール監督のフランス映画、

『夫婦』という題名の映画である。

 

ある人妻が、息子の担任の先生に恋をする。

その先生はパッヘルベルのカノンが好きで、

人妻はいつも家で「カノン」を聴きながら、 先生の事を想うという話である。

ちょっとオトナの内容?だが、 この映画はあまり知られなかった。

ただ、カノンが使われていた映画として、 話題に上る程度である。

 

私は映画にはあまり興味ないのだが、 一度観てみたいと思った。

しかし、以前TSUTAYAを探しても置いていなかった。

巡り合うことは難しいかもしれない。

ただ、 この「カノン」という曲と、 高校時代の思い出と、

映画のあらすじに惹かれている自分。

それらが重なり合ったまま、 いつも心の中に流れている名曲である。

 


クリスマスエクスプレスのCM

2015-12-23 11:28:18 | 恋&愛
今から20数年前、
JR東海の、TVのCMがこの時期流れていた。

『クリスマス・エクスプレス』

クリスマスイブに、
新幹線でやって来る彼を、彼女が駅で待つという内容だ。

1988年から92年までの5年間、
その年の若い人気女優が演じてきた。
深津絵里さん、牧瀬里穂さんなど演じる「彼女」が、
駅で、「彼」の到着をじっと待っている 。
そして、人混みの中から彼が現れるというものだ。

山下達郎さんの名曲『クリスマス・イブ』のメロディに乗り、
二人が逢う映像は、見ていて感動する。

このCMがジンとくるのは、 待ち合わせている二人が、
お互い相手を見つけたときに、
心から安堵して喜ぶからである。

そう。携帯などなかったこの当時、
約束通りの時間と場所で「逢う」ということは、
とても不安と心配もつきまとったのだ。

今なら、「着いたよ」『どこにいればいい?』
という会話で、 二人はスンナリ逢えるのだ。
しかし20数年前は、
人混みの中で、相手を探して待つしかなかった。
だからこそ、逢えた時の嬉しさは大きかったのである。



このCMでは、改札口に立つ駅員の姿も見える。
今は、そういう姿さえない。
自動改札は、来る者と待つ者との境も、
どこか、あっさりとさせてしまった感がある。

このCMは、you tubeで見ることができる。
5年分を続けて見ると、
最後の1992年・吉本多香美さんのCMが印象的だ。

吉本さんのは、それまでと違い、
彼女が新幹線に乗り、彼氏に逢いに行くという、
逆のバージョンだ。

彼氏に逢った時、
泣かずに笑顔を見せようと決める彼女。
新幹線の中でも、笑顔の練習をする。

彼女を乗せた新幹線は、
一路、夜の線路を疾走する。


そして彼の待つ駅に着く。
笑顔を見せようとした彼女だったが、
結局は、彼に抱きついて泣いてしまう。

こちらも泣けてくる、いいCMだ。


しかし今は、新幹線自体が夜行バスに押され、
若者の利用が減っている。
携帯とともに、このようなCMは、
もう作れないのかもしれない。

でも、 クリスマスに、
愛する人と逢うということ。
そこに辿りつくまでの純粋な想いが、
20数年経った今も、
人々の中に変わらずにあることを願う。


メリークリスマス!

夏の恋愛

2009-08-02 19:55:27 | 恋&愛

八月の 恋人たちは旅をする   

     まだ書かれない小説のため

                          俵 万智 『もうひとつの恋』

 

 

『恋の70%は、夏はじまる』

昔の、女性誌の見出しにあった言葉だ。

私は、でも違った。 恋はたいがい5月に始まり、

6月の、自分の誕生日がピークで、

8月の声を聞く頃には、相手はいなかった。

恋の70%は、夏に終わっていたのだ。。。

なので、 海も花火大会も夏祭りも、縁がなかった。

 

高1の娘が、昼から頻繁に誰かとメールをやり取りしていたが、

やがて夕方、近所の夏祭りに出かけて行った。

おそらく、 娘は70%の一人になったのだろう。

 

私は、 娘たちの夏の旅を見送るだけだ。

 


あなたは青春そのもの

2009-02-26 17:51:30 | 恋&愛

卒業式の季節である。

私の知り合いの高校生も、明日が卒業式。

まだ冬の寒さだというのに、 別れの春は、早くもやって来る。

 

どうしても、思い出話を書きたくなる。

いや、彼女が「書いてほしい」と、 27年前に私を連れ戻している。

高校の卒業式。 「彼女」は、クラスメート。

昨年10/6の日記、 『27年前の合唱コンクール』で触れた、 伴奏者の子だ。

コンクールは2位に終わったが、 その後、彼女への想いはより一層強くなった。

しかし、お互いに受験があった。

あまり会話もすることなく、 残り少ない高校生活は、ただ過ぎていくだけだった。

 

やがて二人とも、志望校に合格した。

しかし、それはもう、 これ以上近づけないことを意味する。

 

卒業式は、3月13日だった。

暖かく、やわらかな陽差しの中、 私達は卒業証書を受け取った。

教室に戻る。 担任の先生は、男の音楽の先生だった。

3年間で、一度も怒ったことのなかった先生は、

この最後のお別れの日も、 穏やかな表情で語りかけた。

「社会に負けないでほしい。自分を見失わないように。 君達らしく、明るく頑張ってほしい」

すすり泣きの声。 そして、卒業証書と花束を手に全員教室を出る。

 

私は、そこで彼女をつかまえる。 「話がある。ちょっとの時間いい?」

そのまま屋上に行く。 そして、私は打ち明ける。

「好きだったんだよ、ずっと・・」

彼女が答える。 『うん、わかってたよ・・。ありがとうね』

そして続ける。 『その優しさと情熱を、ずっと忘れないでね』

私も返す。 「ピアノを続けてほしい。 コンクールの思い出のためにも。

そして俺のためにも・・」

 

私の中で、 卒業と聞いて一番に思い浮かぶ曲は、ユーミンの「卒業写真」だ。

私達の頃は、写メもデジカメもない。 簡単に、写真は撮れなかった。

二人の卒業写真は一枚もない。

 

この歌詞にある、「あなたは 私の青春そのもの・・」

私が今、 どんなにつらくても優しい人でありたいと思い、

弾けないピアノに今も情熱を傾けているのは、

この日の、あなたとの約束があったからです。

 

あなたは、 今もピアノを続けているでしょうか・・。

あなたは、青春そのものでした。

こうして今も、 ピアノと共にある思い出を綴れるのですから・・。 

 

 

ありがとう。

あなたが今でも大好きです。

 

 


デートの費用は?

2008-01-16 11:04:45 | 恋&愛
昨日、ラジオで特集をしていた。

デートの時の費用は、
男性が持つ?それともワリカン?


身近だが、ハッキリ結論づけられないテーマ。
その二人によっても違うし、
状況にもよるだろう。

一応、その番組内での結論は・・
6割が「男性持ち」、4割が「ワリカン」。

ただし、男性の大半は、「男性持ち」。
それが普通、という声が多かったようだが、
財布がピンチの時は、
正直、ワリカンにしてほしいという意見もあった。

女性は、「条件付き」の意見が多い。
ワリカンにしてくれ、と言われたら出す。
ただし、半分ずつではなく、
千円や二千円など、「一部支払い」が多かった。

中には、
援助交際じゃあるまいし、
好きな彼氏との時は、きちんとワリカンという女性もいた。


私は、典型的な「男性持ち」・・、つまり私が持つ派。
今までも、ほとんどの場合、私が出してきた。

私の考え方は、
女性は、男性と会うまでの準備として、
それなりの費用がかかっているから・・というものだ。

化粧ひとつにしても、
服やバッグなどにしても、
相手やTPOに応じて、考えながら身につけるという。

男性のそれと比べて、時間も手間もかかるだろう。
それをまず、考える。

そして、会っている時間は、
相手の女性に、癒され、励まされたりする。
男は、その時間が大事な活力になったりする。


『男性から、女性に対しても同じ。それはイーブン』
という考えもあるかと思うが、
私の場合は、精神的な喜びが大きいし、
「感謝の換算」だと思っている。

ただ、
男性がそれを負担に感じたり、
女性がそれを当たり前と思う関係は、
長続きしない。

そこからは、二人の信頼度だし、
難しい見極めだろう。


まもなく、バレンタインデーの季節になる。
デパートは、早くもその準備にかかっている。
女性が、100%出費する一日。

しかし、一ヵ月後には、
男性がその倍の出費なのだという。


金は男が出す。

そう考えるほうがいいかな。
言い切るのはコワイが・・。

彼氏のここが気になる

2007-09-03 15:01:44 | 恋&愛
昨日、ある知人の女性と話す機会があった。

彼女は、20代後半の独身の娘さんだ。
とても綺麗な、明るい女性なのだが、
特定の彼氏がいないらしい。

いや、出来てもすぐに別れてしまう。

なぜか・・というと、
彼氏の、特に食事中に関する仕草や姿勢が、
とても気になってしまうのだという。


『前の彼氏は、食事中に肘をついて食べたんです。
注意しても聞き入れてくれないので、
その場で席を立って別れました。』

『ある彼氏は、すごく迷い箸をする人で、
食べ物の上で、箸を前後左右させて・・
もう、うっとうしくて、別れました。』

『一緒に食事した上司は、
口に物を入れながら喋るんです。
もう二度と、ご一緒しませんでした。』


どれも、彼女はマトモな目で見ている。
食事の基本中の基本であるし、
ましてや、女性との会食では、失礼きわまりない。

『話の内容とか考え方とか、服装とか、
そういう面でイヤになったことはないんです。
とにかく、食事の行儀の悪い男性が大っキライ!』


たしかに、この彼女自身の食事の姿勢は綺麗だ。
箸の持ち方や、食べる姿などはきちんとしている。
「ご両親の躾が、しっかりしていたんだね」と言うと、
『いえ、特にうるさくなかったですけど・・』

でも・・

食事の姿勢だけで、即気に入らず席を立つ、
彼女のポリシーもすごいものだ。
普通は、彼氏の食事の格好など、
大目に見てしまう女性が多いと思うが・・。

ただ、この彼女にとっては、彼氏の一番気になる部分なのだ。
誰でも、彼氏や彼女のここがイヤだ、
という部分はあるだろう。

私は・・
自分の希望や意思を、ハッキリしてくれない女性がイヤだ。
本当は、男として「わかってあげなければいけない」
という事になるのだろうが、
意思表示をしない女性は、ちょっと苦手である。


この彼女に、意地悪な質問をした。

「ラーメンをずるずる音を立てて食べる彼氏や、
大口あけてビックマックをほうばる彼氏はどうなの?」

『それはいいんですよー。男らしいってもので。』


以上は、食事中の会話だったが、
私もその後は、リラックスして食事が出来なくなってしまった。

引かれている一線

2007-08-21 17:35:59 | 恋&愛
不夜城の街。

あなたが、この街で働き出したことを、
昨夜、初めて聞かされました。

いいのです。
大人であるあなたが、大切な人のために、
働くことを決めた街ですから。

私は見守るだけです。


あなたと私は、
限りなく同じ空間にいます。
でも、あなたと私の間には、
とてもはっきりした一線が引かれています。

その一線を踏み越えてはならない。
それが、約束です。


私が一番心配なのは、
あなたの身体と心。

あなたが一番心配したのは、
私の心変わり。

でも、変わる理由なんてどこにもない。
引かれている一線の両方から、
お互いを尊敬し、理解しあえれば。



屋台風の焼き鳥の店で、
二本の串を食べたところで、
ふと思い出しました。

「昨年も、8月20日に会ったよね」
『日曜日だっけ。再試合の時よね。』

そう。
あなたも高校野球好き。
早実と駒大苫小牧の、決勝戦が行なわれた日。
思わず、街のテレビに足を止めましたね。

帰ってから、引き分けだったことを知りました。

昨日会ったのは偶然だったけど、
あなたは面白いことを言いました。
『身体と心のサイクルが、同じ日に会いたいって働いたのかも』


あれから一年。
ふたりは何も変わっていない。
環境が変わっただけ。
だから、今年も理解しあって会っている。

ふたりで決めた、一線に守られて。