シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

小さな「世界の旅」

2006-03-31 12:11:43 | 日常から
寒かったこの冬、
毎日のようにコーヒーを飲んでいた。

私はグルメではないので、
コーヒーもインスタントでお手軽なものだ。

ずっと使っていた、ミルクのポーション。
「世界の駅」というシリーズだった。
フタに写真が印刷されているが、
小さいながらも鮮明だ。

森永乳業の「クリスティ」という製品だが、
たしか、「花」とか「世界の町」といったシリーズを
いつも出している商品だ。

「世界の駅」は、旅好きな私にとって、
いつもささやかな楽しみの、小さな旅だった。
そのポーションも、今朝で切れた。
また、買物で探してみよう。
「桜シリーズ」なんて出ているかもしれないな。

再試合の野望

2006-03-30 11:56:11 | スポーツ大好き
昨日のセンバツ二回戦。
早実-関西戦は、延長15回の末、
引き分け再試合となった。

岡山の関西(かんぜい)高校。
昨年のセンバツでは、神奈川の慶応高校に敗れた。
そして、今年は早稲田実業との死闘。
奇しくも、二年越しで早慶との対戦になった。

関西高校の由来だが、
「関東に負けない学校」を目指して名付けられたらしい。
たしかに岡山で、関西という名は少し不思議だったが、
その話には、どこか惹かれるものがある。

慶応に敗れ、リベンジを目指した今年は早稲田。
東の伝統校に、大いなる野望の高校が、
きょう再び挑戦する。

春・大和路へ

2006-03-29 15:59:20 | 旅・町歩き


高校生の時、奈良・飛鳥を旅した。
ちょうどこの時期、3月の終わりの春爛漫の頃だった。

橿原神宮前駅で自転車を借りて、
飛鳥の春を満喫した。
亀石。この石が西を向くと、近畿は水没すると言い伝えがある。
誰も触れていないのに、年々西を向いているらしい・・。

高松塚古墳。中には入れないが、
隣に壁画の復元館がある。
ここも年々痛んできているらしい。

大和三山。 畝傍、耳成、香具山。
畝傍の女神をめぐって、耳成と香具山の神は喧嘩したそうだ。
のどかな飛鳥と、ミステリアスな歴史。

『香具山は 畝火ををしと 耳梨と 相あらそひき 
神代より かくにあるらし 古昔も 然にあれこそ
うつせみも 嬬を あらそうらしき』  
             中大兄皇子(万葉集歌) 

写真・左から 畝傍山・耳成山・香具山


ケンゲル係数

2006-03-28 14:02:10 | 動物に癒される
狂犬病予防接種の通知が来た。

4月から6月までの間に受けるのだが、
費用もなかなかバカにならない。

3,550円。
人間が、風邪でかかったときの方が安い。

犬を飼っていると、いろいろと出費は多い。
ほとんどご飯代だが、これも月5,000円くらいだ。
高いか安いかは、各家と犬によるだろうが、
これは絶対に必要な犬(ケン)ゲル係数。

でも、癒してくれる中心だし、
実際に、犬のことで金をかけて、
もったいないとか、損したという気になった事はない。

写真は、人のソファーに寝そべるうちの犬「テイサ」。
少女漫画に出てくる、音楽の神様の名前である。
もっとも、ほとんどリズム感など関係ない犬だが。

365分の1

2006-03-27 14:36:54 | 日常から
古本屋に行った。

占いや星座といったジャンルのコーナーに、
一冊、「HAPPY BIRTHDAY」という本があった。
365日、毎日分のが発行されているミニ本だ。

何気なく見たら、その一冊というのが、
私の誕生日の本だった。

そのシリーズの本で、他の日のはない。
まさに365分の1の、「自分の本」だけがあった。
手が出かかったが、買うのはやめた。

古本屋だ。当然誰かが売った本である。
私と同じ誕生日の、本人なのか。
それとも、この日が誕生日の、
彼氏の性格を調べた女性が売ったのか。

私の誕生日の性格は、
「金銭感覚に優れ、熱しやすく冷めやすい」
大切な本を、あっさり売ってしまったこの人物。
やっぱり本人だな。


西武球場

2006-03-25 16:04:24 | スポーツ大好き
今日から、プロ野球パ・リーグが開幕する。
西武沿線の私は、もちろんライオンズファンだが、
球場の移り変わりは、寂しい思いがある。

1979年、狭山丘陵に完成した「西武ライオンズ球場」。
すり鉢状で、どの客席からもグラウンドが見下ろせる。
ポールや鉄塔で見にくい後楽園球場とは、「雲泥の差」だった。

フェンスにもスタンドにも広告が一切無い。
あるのはスコアボードの、西武デパートのマークだけ。
すっきりした球場だった。

春は、桜の花が舞い散る。
当時、球場脇を走っていた「おとぎ電車」のSLの汽笛が聞こえる。
その中、松沼博投手のアンダースローが冴える。大田、土井の連打が出る。

秋は、虫が飛び交ったり、コウモリがネットにへばりついたりする。
バッタの大群が舞い、石毛のエラーを誘ったこともある。

しかし、屋根がついた。桜も散ることはない。
SLももう走っていない。内も外も、無機質で金属的な球場になった。

今日、荒川静香さんの始球式で幕をあける。
相手は、「阪急」ではない。「オリックス」だ。
そして、球場は「インボイス西武ドーム」である。

モーニング娘。

2006-03-24 11:05:15 | TV・ビデオ・映画
TVを見ていたら、「モーニング娘。」が出ていた。

最近、歌番組を見ないこともあるが、
このグループの現状が、全然わかっていない。

今、何人いるの? ヒット曲は何? リーダーは誰?

数年前は、モー娘。って好きだったけど、
あまりにも、メンバーの入れ替わりが早く、ついていけなくなった。
やはり、私のような歳ではここが限界か。

つんくの、プロデュースの腕は大したものだと思う。
メンバーのシャッフルや、厳しい入団審査。
「娘。」の句読点のこだわりも面白い。
なにより、歌は軽快で耳に残る。

私が好きなのは矢口真里。 曲では「ハッピーサマーウエディング」。
だが気がついたら、矢口真里は脱退。
この歌は、もう6年前のヒット曲になっていた。

ブログで語るのも限界か・・。

センバツ開幕

2006-03-23 18:05:06 | スポーツ大好き
WBC世界一のあとを受けて
今日、センバツが開幕した。

曇り空の下の入場行進。
八重山商工は、日本最南端の学校だと、
このセンバツ出場で知った。
でも、ここの生徒もフツウの高校生なんだろうな。

センバツの開会式というと、31年前を思い出す。
開会式に、行進しているべき高校の姿がなかった。
九州の県立高校。
野球部とは関係のない生徒の事件により、
開会式直前に、学校は出場辞退をした。

当時、小学生だった私。
よくわからなかったが、単純に選手がかわいそうだと思った。
そして今年。
北海道の高校が、これも現役部員とは関係ない生徒の事件で辞退する。
31年経った私。でもやはり、感じるのは「選手がかわいそう」だ。

ともあれ、春を呼ぶ大会は始まった。
今日は、三試合すべてが完封試合。
負けた3校は、夏、ここに来てホームを踏もう。
そして今日の忘れ物を取り返そう。

春がきた

2006-03-22 10:17:41 | 日常から
昨日東京では、桜の開花宣言が成された。

春が来た。
地方によって、そのスタートラインは違うだろうが、
東京の場合、やはり開花宣言から春を感じる。

ある芸術系大学・演劇科の、入試の実技問題。
「雪国の人が、雪どけの中からふきのとうを見つけた時の
 仕草と表情を表現しなさい。」

これは難しい。私などふきのとう自体をよく知らない。
春を発見する喜びも、試験になってしまうのか。

近くの林は、犬の散歩コースだが、
カエルが出て来た。一本だけある桜の木もうっすら染まってきた。
なにより、手袋がいらなくなった。

暑さ寒さも彼岸まで。
昨日はお彼岸の中日。太陽は昨日から北半球にやってきた。

10円はどこへ?

2006-03-20 10:33:33 | 懐しい話
「10円はどこへ?」
私が子供の頃読んだ、クイズの本にあったものだ。

ある店で、客が300円の品を買った。
しかし客が帰ったあと、店長は、その品が250円だったことに気づく。
そこで、店員に10円玉5枚を持たせ、「お客様にお返しして来なさい」

店員は客のあとを追ったが、途中で立ち止まる。(待てよ・・)

(お客様は本当の値段を知らないのだから、ちょろまかしてやろう)

店員は客に追いつく。
「お客様、先程の品は270円でした。30円お返しします」
「おお、ありがとう。270円だったんですか」

店員はポケットに、ちょろまかした20円をしまった。

・・あれ!? 品物が270円、店員の儲けが20円。
じゃあ、10円はどこへ行ってしまったのかな・・・?

まったく単純な答え。大人の今では、何の疑問もない問題だが、
これをなかなか理解出来なかった私。
昔から数学には弱い。でも、商人をやっている。