私は手紙を出したりするのが好きだし、仕事で投函する事も多い。
私の地域は、平日は午後2回集配に来る。
以前は、朝昼夕の1日3回だったが、いつの間にか2回。
それも14時半と16時半。
ずいぶん接近しているが、何か理由があるのだろうか。
その、ポストに投函するたびに思う。
今、このポストの中には何通手紙が入っているのか。
そんなに沢山の人が投函するように見えない。
もしかしたら、次の集配まで私の一通だけではないか。
昨日、そんな疑問を解決してくれるような?記事があった。
今年6月、全国の郵便局の集配社員に聞き取り調査をし、
ポストに何通くらい投函されていたかをまとめたのだ。
それによると、
月に0~1通が3.9% (ほとんど利用されていない)
月に2~9通が7.0% (週に1通程度)
月に10~19通が7.4%(数日に1通程度)
月に20~30通が6.9%(1日1通程度)
全国のポストのうち約25%が、1日1通以下なのだ。
それでも郵便屋さんは集配に来る。
ご苦労はもちろんだが、何かうまい手はないかとも思う。
まあこれは、乗客がいるかいないかわからなくても、
時刻通りに運転する路線バスにも似ている。
郵政が民営化された時、
ポストの数は減らさないという取り決めがあったようだ。
でも民営化どうこうに関係なく、
手紙離れが進んでいれば、投函自体減るのは当然だ。
それにしても、月に1通しか投函されてないとは、
週2回は投函する私などは、ヘビーユーザーではないか。
解決策として、ポストの数を減らすと言われているが、
近くのポストが廃止、不便になればますます利用は無い。
コンビニのポストの活用も良いが、
私は、大事なものをコンビニから送るのがイヤなので、
ポストまで足を向ける。
63円を責任持って送り届けてくれる日本郵便。
イタリアのように、いつ届くか不明という国もある。
もう少し手紙の存在が重視されても良い。
でも画期的な通信手段、と言われたFAXでさえ、
今は古い道具として廃れはじめている。
ポスト、手紙、切手・・。
やがて姿を消す時が来るのだろうか。