シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

細木数子の六星占術

2007-09-29 17:37:40 | 世の中あれこれ
先日、ある女性が言った。

「私は、六星占術だと水星人なの。
 水星人は、生まれつき家族縁が薄いんだって。」

この女性のいう、「六星占術」というのを調べてみた。


占い師・細木数子さんが唱えているもので、
六つの星に分けて、占っているものらしい。
さらに、生まれの干支に分けて、
+、-にも分かれている。

もう何年も前から、
本にもなっている、人気のある占いだそうだ。


細木数子さんという人には、
私は特に興味もないのだが、
友人など、周囲では結構ファンが多い。
占いの当たり外れはともかく、
人生論などは、一聞に値するものらしいのだ。


水星人の女性だが、
彼女は、たしかに幼少時代から、家族縁に薄い。
そして、クールで、他人と距離を置くという性格も、
非常によく当たっている。

私は、天王星人。
ルーズな性格だが、友達を第一に考える。
他人のために、お金を使ってしまう。
これもよく当たっている。


占いは、催眠術みたいなもので、
一つでも該当するものがあると、
すべて当たっていると思い込んでしまう・・、
そう言った人もいる。

しかし、この六星占術で、
私がもし水星人だったら、まったく当たっていない。
彼女が天王星人だったら、
こちらもまったく当たっていない。


星座にしろ、この占いにしろ、
やはり星に支配されているのは、
ある程度あるのかな・・と思ったりする。


細木数子の六星占術

痴漢は許せない

2007-09-26 17:02:33 | 日常から
パートの出勤はいつも、
朝のラッシュ時の電車に乗っている。


今朝、
乗っていた急行が、終点に着いた。
私がいつも乗るのは、下り階段に近い車両なので、
けっこう混雑している。

降りると同時に、
隣のドアから降りた、ひとりの女子高生が、
男の腕をつかんでいるのが見えた。

男は、30代くらいのスーツ姿の男。
私は、鈍いほうなので、
一瞬、彼氏と彼女が仲良く腕を組んで降りてきた・・
そんな構図に見えてしまった。

しかし、女子高生が叫ぶ。
いや・・大声が出せなかったのだろうか、
あまり大きな声ではなかった。

『痴漢・・痴漢です』


男は、彼女の手を振りほどくようにして、
右側通行の階段の反対側、
つまり、上ってくる人にぶつかりながら逃げていった。

中年の男性と、若い男性が、
「痴漢だ、痴漢!」と、今度は通る声で叫ぶ。
その二人も含め、何人かが追おうとした。

しかし、まさに階段を降りる人波の中である。
その波が崩れかかった。

「あぶない、あぶない!」 別の男性が叫ぶ。

そう、無理に追ったら、下り階段で将棋倒しになってしまう。
誰の目にも危険だった。


結局、
女子高生と、最初に声をあげた中年男性が、
足早に追っていくのが見えたが、
その先はわからなかった。

あの人波と、
ゆっくり歩いている下り階段では、どうすることもできない。
階段を降りきったところで、何人かの人が、
心配そうに、そして悔しそうに遠くを見つめていた。


階段付近の車両での痴漢。
そして素早く、上り階段を逆走して降りていく手口。
常習犯なのだろう。
男性への冤罪も、問題になってはいるが、
あの逃げ方は、犯人に間違いない。

犯人の男は、そのあと会社に出勤して、
何くわぬ顔で、仕事をしているのだろうか。


痴漢は許せない。

しかし、今日のような状況に遭遇して思ったが、
捕まえたくても、捕まえられない。
よく、「朝は忙しくて、皆見て見ぬふり」と言われるが、
今日の周囲の人達を見る限り、
「許せない」「捕まえたい」という気持ちは皆にもあった。

ただ、
あまりにも身動きのとれない、危険な場所すぎた。
それだけに、私もとにかく悔しい。

でも、結果的に捕まえられなかったのだから、
私も、何も出来なかった一人に過ぎない。


知人や友人の女性に、
痴漢に遭ったことがあるかどうか聞くと、
ほとんど皆、被害に遭ったという。

それで怖くて、もう電車に乗れない・・という、
そこまでの女性はいなかったが、
『とにかく気持ちが悪い』というのは共通していた。


同じ男として、
なんだか今日は、悔しくて悲しくてしょうがない。
今日の女子高生の子も、とても気になる。
後味がとにかく悪い。

犯人の男は、
必ずいつか捕まるだろう。
常習犯というのは、そういうものである。
そう思いたい。

そんなの関係ねえ

2007-09-23 16:38:53 | TV・ビデオ・映画
「オッパッピー!」

最近、TVによく登場する、
沖縄出身の芸人、小島よしおさんのお笑いネタだ。


今日は、あちこちの中学・高校で、
学園祭が行なわれている。
息子の通う高校も昨日と今日だ。

息子によると、
昨日は、劇やステージなどを開いたクラスでは、
申し合わせたように、
「そんなの関係ねえ! オッパッピー」のオチが付いたという。


何がどう面白い、というわけでもないが、
言葉のテンポと、小島さんのリアクションが笑いを誘う。
私も、見ていて面白いと思う。

このブログで、
お笑いタレントを記事にしたのは、二人目だ。
昨年の、「武勇伝」のオリエンタルラジオ以来になる。

オリラジも、
言葉とテンポ、タイミングなどが笑いを得たが、
彼らは、ネタの内容がうまかった。
小島よしおさんは、
ネタ自体はどうでも良い、それこそ「関係ねえ」内容だが、
ピン芸人としては、面白さを取ったほうだろう。


『レフトとライトがわからない。 でもそんなの関係ねえ』
『ツタヤのCD返してない。 でもそんなの関係ねえ』


お笑いの歴史を振り返ると、
ベテランの漫才師などに共通しているのは、
言葉のテンポの良さである。
二人とも故人となられた「星セント・ルイス」も、
『田園調布に家が建つ』 『キュウリ、ピーマン、ナス、税金』など、
言葉のテンポに笑わされた。

大声でまくし立てたり、
相棒を叩いたり、
見ていて不愉快なタレントは、やはり去るのも早い。

小島よしおさんも、
失礼ながら、長続きするだろうか・・? と思うが、
少なくとも、今年の中高生のネタに使われているのは、
お笑いの世界では、成功ということだろう。

「ブレイクするのは今年だけ。 でもそんなの関係ねえ」
と、言われそうだ。


なんでも「関係ねえ」で済ませてはいけないが、
クヨクヨせずに、そう叫ぶ時も必要かな・・などと思う。

B型が上に立つこと

2007-09-20 16:41:16 | 世の中あれこれ
東京ヤクルトスワローズ・古田兼任監督が、
昨日退任・引退を宣言した。

古田選手という人は、個人的にも好きだったが、
兼任監督は果たして・・? という思いがあった。

なぜなら、古田監督はB型だからだ。


私もB型だ。
だからこそ、いつも感じることがある。

B型は、トップに立てない。
いや、トップに立つとうまくいかない。

本来、B型はマイペース。
さらに、細かいことが苦手で、熱しやすく冷めやすい。
変に理屈屋の反面、筋道立てた話が苦手。
そして、ゲタを預かるのが嫌い・・。

リーダーシップに向いているとは思えない。
長嶋氏や、楽天・野村監督もB型。
監督として成功はしているが、なんともアクが強い。

石毛宏典氏も、西武・ダイエーで名選手として活躍するも、
オリックス監督では、まったくダメで、
クビにされた感が強い。


そしてB型は、引き際が悪い。
辞めるだの続けるだの、ダラダラした印象を受ける。
オリックス清原もB型。
燃え尽きるまで・・という姿勢はカッコイイが、
引き際が悪い感がして、しょうがない。


古田監督の話から、
プロ野球選手を例えに出してしまったが、
身の周りでも、B型がトップに立つとどうも・・
というケースが多い。

トップに立つよりも、すぐ下でコマメに動き回って、
トップを助けていく、というのがベストのような気がする。

私の、理想の組み合わせは、
トップがO型で、相棒がAB型。
下との間に入って、力を発揮するのがB型。
そして、優秀な部下にはA型が欲しい。

会社レベルだと、また違ってくるだろうが、
私のような、地域の団体クラスだと、
そんな組み合わせが、うまくいっている気がする。


古田監督は、
フロントとの折り合いが悪かったらしいが、
監督自身も、積極的に口を出す方ではなかったようだ。
「放任主義の無責任」とまで言われてしまっているが、
B型の私には、古田監督の気持ちがなんとなくわかる。

古田監督は、プロ野球選手会々長として、
スト問題の時、実に骨を折って頑張ってきた。
個人のことよりも、人のため団体のために、
一生懸命になるのもB型なのだ。



しかし私は、もう一度生まれ変わるなら、
絶対にB型になりたくない。
冷静で、頭の回転が良いAB型がいい、と思っている。

それは今の自分が、
性格的に、自信を無くしてしまっているからだろうか。
B型の良さ・・つまりは自分自身の良さを、
否定してしまっているのかもしれない・・。

MA CHERIE

2007-09-12 14:53:37 | ファッション・コスメ
資生堂 「マシェリ」

新しく、手に取ってみたシャンプー&リンスである。


私は、シャンプーやリンスに、特にこだわりはない。
お気に入りもないが、
毎回変える、というほどでもない。

その時の気分で、適当に選んでいるという感じだ。

ただ、
男性用シャンプーは、ほとんど使用しない。
トニックシャンプーのような、あのクールな香りが、
私はあまり好きではない。
理容店では当たり前だが、自分では使わない。

いつも、女性用シャンプー。
エッセンシャル、メリット、ダヴ・・
まあ、女性用の「定番」がほとんどだ。


昨日、
ここまで使っていた「パンテーン」が切れたので、
新しいものを買いに行った。

ふと、見つけたのが「マシェリ」。

他と、何がどう違うのか、
そのあたりは、私にはさっぱりわからないが、
この名前に、フッと惹かれたのである。

「MA CHERIE」

そう・・私にとって、
とても思い入れのある名前。

でも・・それは、ここでは書けない。

「ロクシタン」と共に、
思い出のある名前なのだ。


何度も、
ロクシタンのシャンプーを使ってみようかな・・
と思いながらも、手が出なかった。
この香りは、やはり自分で使ってはいけない・・と。


今夜、マシェリを使ってみよう。
いや、「MA CHRIE」だ。
私の中の、思い出の文字だから・・。

久米小百合さん

2007-09-08 18:34:07 | TV・ビデオ・映画
久米小百合さん。

旧姓・久保田小百合。
芸名・久保田早紀。


1979年・「異邦人」で一世を風靡した歌手だ。
今日、この曲がラジオで流れていた。
ふと、この人のことが気になった。

「異邦人」は、
それまでになかった、エキゾチックな雰囲気の詞と、
孤独感を感じる、もの悲しいメロディが、人の心を魅了した。
150万枚という売り上げを記録。
当時では、大変な数だった。

「ザ・ベストテン」をはじめ、
この当時の、あらゆる歌番組で一位を続け、
この年の暮れには、
彼女の歌声が、流れない日はなかった。


しかし、その後も素敵な曲調の歌を出したが、
これといったヒットは続かなかった。
あまりにも、「異邦人」は怪物すぎたのだ。

久保田さんは、当時言っていた。
「ついこの前までテレビを見ていた私が、
 テレビの中で歌っている」

元々、目立ちたがり屋ではない。
詞が好きで、歌が好きで、エキゾチックなものに憧れる、
普通の女性だった。

タレントの世界は、彼女にとって、
決して華やかな道ではなかったようだ。


1981年。
久保田さんは、歌手としての自分に迷っていた。
そんなある時、
都内のある教会から、賛美歌が聞こえてきた。

思わず立ち止まり、聴き入った久保田さんは、
そのまま吸い込まれるように、教会の中に入る。

受付にいた高校生が驚いた。
「久保田早紀が来た!」
久保田さんは、「入ってもいいかしら?」

促され、中に入る。
これが、久保田さんのその後の人生の転機となった。
目白の教会で、
プロテスタントの洗礼を受ける。


1984年、スクエアの久米大作氏と結婚。
「当時作った曲はすべて、彼のイメージがありました・・」

久米小百合さんとなった彼女は、
現在、神教を通じての音楽活動に携わる。
本名のまま、活動を続けている。



久保田さんの「異邦人」が流れた年、
私は高校一年生だった。
大人のお姉さん、といった雰囲気の彼女が大好きで、
大きなポスターを天井に貼ったほどだ。

でも、
この時の「久保田早紀」は、
どの写真も、翳りと悲しさばかりだった。
そして、遠くを見つめるような、大きな瞳・・。

今、教会にいる「久米小百合」さんは、
人を愛し、慈しむ表情に満ち溢れている。
49歳。
私達と一緒に、これからも素敵に歳を重ね、
素晴らしい活動を続けていただきたい。

マニキュアをつけた

2007-09-06 11:15:00 | ファッション・コスメ
私は、子供もいる40代の男である・・。

しかし、妙に女性の物に関心があり、
最近は実際に、買ったり身につけることが多くなった。

ファッション系の記事も時々書いたが、

 ネックレス →「ジュエリー」
 茶髪 →「若く見られること」
 宝石の携帯ストラップ →「音符ストラップ」
 女性用時計 →「レディースウォッチ」

そのためか、トラックバックの内容も、女性関連が多い。
自分でも、一瞬女性のブログのように思ってしまう。

ただ、別に女装趣味とか
そういった系のマニアでもない。

最近、服にしても小物にしても、
女性用の方が、機能的で理に適っていると感じる事と、
現在、身近にいる女性の友達が、
私に勧めるということもある。

『カノンさんは、細いしスマートだし肌がきれいなので、
女性用の、小さな物や光り物が似合っている』 と。


私自身も、変に老け込む必要はないと思っているし、
若々しく、美しく見られるならそのほうがいい。
女性も男性も、それは変わらない。
女性用を身につけ、美しく自分を見せられるならば、
それもいいと感じている。


が、今回は少し行き過ぎたかな・・。

マニキュアをつけてみた。

といっても、限りなく透明に近い薄いピンク。
塗ってみたら、ピンクではなく、白っぽい色になった。
そして、薄暗い所ではよく目立ち、
キラキラ輝くような種類であった。

こんなものを塗るのは、生まれて初めてだったが、
件の女性は、『健康的な爪、という感じでいいわよ。』


スーパーの化粧品売り場で、
目立たない色のものを買ったのだが、
資生堂の、それなりの製品だった。

男性化粧品というと、「頭か髭」のものばかり。
なんとも、中年オジサンの必需品か、
イケメン君がさり気なく使うような物が中心 (に見える)。

健康的で、相手に対しても失礼のないように、
自分も癒され、美しく見せる化粧品って、
男性物は少ないように思う。

それゆえ、あらゆる種類で、
それこそ人生の一生に対応できる
女性の化粧品というのは、羨ましく思う。


さて、ほんのり光り輝く爪のまま、
店にも出ているし、電車のつり革にもつかまった。

家族はまだ、誰も気がついていない。
それほど、目立つ色ではないが、
たしかに健康的に輝いている、自分の爪。

マニキュアと書いたが、
今は「ネイル」が正しいようだ。


私はこの先、どうなっていくんだろう・・・

彼氏のここが気になる

2007-09-03 15:01:44 | 恋&愛
昨日、ある知人の女性と話す機会があった。

彼女は、20代後半の独身の娘さんだ。
とても綺麗な、明るい女性なのだが、
特定の彼氏がいないらしい。

いや、出来てもすぐに別れてしまう。

なぜか・・というと、
彼氏の、特に食事中に関する仕草や姿勢が、
とても気になってしまうのだという。


『前の彼氏は、食事中に肘をついて食べたんです。
注意しても聞き入れてくれないので、
その場で席を立って別れました。』

『ある彼氏は、すごく迷い箸をする人で、
食べ物の上で、箸を前後左右させて・・
もう、うっとうしくて、別れました。』

『一緒に食事した上司は、
口に物を入れながら喋るんです。
もう二度と、ご一緒しませんでした。』


どれも、彼女はマトモな目で見ている。
食事の基本中の基本であるし、
ましてや、女性との会食では、失礼きわまりない。

『話の内容とか考え方とか、服装とか、
そういう面でイヤになったことはないんです。
とにかく、食事の行儀の悪い男性が大っキライ!』


たしかに、この彼女自身の食事の姿勢は綺麗だ。
箸の持ち方や、食べる姿などはきちんとしている。
「ご両親の躾が、しっかりしていたんだね」と言うと、
『いえ、特にうるさくなかったですけど・・』

でも・・

食事の姿勢だけで、即気に入らず席を立つ、
彼女のポリシーもすごいものだ。
普通は、彼氏の食事の格好など、
大目に見てしまう女性が多いと思うが・・。

ただ、この彼女にとっては、彼氏の一番気になる部分なのだ。
誰でも、彼氏や彼女のここがイヤだ、
という部分はあるだろう。

私は・・
自分の希望や意思を、ハッキリしてくれない女性がイヤだ。
本当は、男として「わかってあげなければいけない」
という事になるのだろうが、
意思表示をしない女性は、ちょっと苦手である。


この彼女に、意地悪な質問をした。

「ラーメンをずるずる音を立てて食べる彼氏や、
大口あけてビックマックをほうばる彼氏はどうなの?」

『それはいいんですよー。男らしいってもので。』


以上は、食事中の会話だったが、
私もその後は、リラックスして食事が出来なくなってしまった。