先日、都内の人気ラーメン店が火事になった。
このラーメン店は、色々なこだわりがあり、
常連客も多い反面、
あまり好ましく思っていない人も多い。
この店の火事のニュースがネットに上がったあと、
『○○ラーメン店炎上』という見出しから、
またこの店、何かやらかしたのかという
早とちりな受け止めをした人がいたようだ。
だが、火災と聞いて
「本当の炎上だったのか」というコメントが散見された。
たしかに現代では、
炎上=火災ではなく、
ネットで叩かれる、という意味のほうが浸透している。
なので、早とちりというよりは、
自然な反応とでも言うべきか。
昔、高校生だった時、
ある予備校の夏期講習に通っていた。
その時の国語の授業で、炎上という言葉が出た。
講師の先生が、
「炎上というと、どんな物が燃えるイメージがありますか?」
と一人の生徒に聞いた。
その生徒は、「車」と答えた。
すると先生は、少し驚いたように
「そうか。車も炎上と言いますね。
私が言おうとしたのは、神社やお寺などの
ある程度の大きさがあり、格式のある物。
そういう物を炎上と言うのですが、
たしかに車も、炎上するって言いますね。」
つまりは高価であるもの、も
ワードに含まれるのかもしれない。
高校生の私は、炎上という意味をそう捉えていた。
しかし、今はネットから炎上という意味が、
全く違うニュアンスに変わってしまっている。
Wikipediaでも
『炎上(えんじょう)とは、
インターネット上のコメント欄などにおいて、
稚拙な批判や誹謗中傷などを含む投稿が集中することをいう』
とある。
上の写真は、1950年に起きた
金閣寺の炎上事件である。
小説の題名にもなったからか、
この火災は今でも、炎上という言葉が付く。
ラーメン店の話に戻ると、
『あの店、このまえ炎上したよ』と聞いて、
ネットで叩かれたのか、と思う人と、
火事になったのか、と思う人と、
どちらが多いのだろうか。
いや、もっとわかりやすく
『あの神社、このまえ炎上したよ』
と聞いたら、どちらになるだろう。
このラーメン店は、色々なこだわりがあり、
常連客も多い反面、
あまり好ましく思っていない人も多い。
この店の火事のニュースがネットに上がったあと、
『○○ラーメン店炎上』という見出しから、
またこの店、何かやらかしたのかという
早とちりな受け止めをした人がいたようだ。
だが、火災と聞いて
「本当の炎上だったのか」というコメントが散見された。
たしかに現代では、
炎上=火災ではなく、
ネットで叩かれる、という意味のほうが浸透している。
なので、早とちりというよりは、
自然な反応とでも言うべきか。
昔、高校生だった時、
ある予備校の夏期講習に通っていた。
その時の国語の授業で、炎上という言葉が出た。
講師の先生が、
「炎上というと、どんな物が燃えるイメージがありますか?」
と一人の生徒に聞いた。
その生徒は、「車」と答えた。
すると先生は、少し驚いたように
「そうか。車も炎上と言いますね。
私が言おうとしたのは、神社やお寺などの
ある程度の大きさがあり、格式のある物。
そういう物を炎上と言うのですが、
たしかに車も、炎上するって言いますね。」
つまりは高価であるもの、も
ワードに含まれるのかもしれない。
高校生の私は、炎上という意味をそう捉えていた。
しかし、今はネットから炎上という意味が、
全く違うニュアンスに変わってしまっている。
Wikipediaでも
『炎上(えんじょう)とは、
インターネット上のコメント欄などにおいて、
稚拙な批判や誹謗中傷などを含む投稿が集中することをいう』
とある。
上の写真は、1950年に起きた
金閣寺の炎上事件である。
小説の題名にもなったからか、
この火災は今でも、炎上という言葉が付く。
ラーメン店の話に戻ると、
『あの店、このまえ炎上したよ』と聞いて、
ネットで叩かれたのか、と思う人と、
火事になったのか、と思う人と、
どちらが多いのだろうか。
いや、もっとわかりやすく
『あの神社、このまえ炎上したよ』
と聞いたら、どちらになるだろう。