昨日、ユンディ・リのコンサートを聴きに行った。
ユンディ・リ。
2000年、ショパン・コンクールの優勝者。
中国出身で、
同コンクール史上、初のアジア人の優勝でもあった。
その、流れるような美しい演奏もさることながら、
氏は、なかなかの風貌である。
「ピアノ界の貴公子」 「中国のキムタク」などと呼ばれ、
女性ファンが多い。
昨夜は、
オランダ・ロッテルダム管弦楽団との共演で、
サントリーホールでの演奏であった。
若手指揮者の、ネゼ・セガン氏が、
今回、初めてのアジアでの公演となった。
セガン氏と親交のあるユンディ氏が、
そのお祝いとして、共演となったコンサートだった。
曲目は、ラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」。
流れるような美しい旋律は、見事だった。
ただ、この曲自体が、
管楽器を中心とした、宇宙的なイメージのある曲で、
ピアノのメロディが、管楽に重なる部分が多い。
ちょっと、物足りなさはあった。
しかし、優雅な演奏は、
男性ピアニストとは思えない、柔らかさがあった。
これなら、女性ピアニストの、
マルタ・アルゲリッチ女史のほうが、
はるかにダイナミックな演奏をする。
演奏は、
ラヴェルと、アンコールの2曲だけだったが、
とても満喫できたステージだった。
終演後、
ユンディ、セガン両氏のサイン会も行なわれ、
CDとプログラムに、サインを戴いた。
貴公子の演奏を聴くことができた一夜。
また、機会があればどこかのステージでお目にかかりたい。
久しぶりに、
そんな思いを感じたコンサートであった。
ユンディ・リ。
2000年、ショパン・コンクールの優勝者。
中国出身で、
同コンクール史上、初のアジア人の優勝でもあった。
その、流れるような美しい演奏もさることながら、
氏は、なかなかの風貌である。
「ピアノ界の貴公子」 「中国のキムタク」などと呼ばれ、
女性ファンが多い。
昨夜は、
オランダ・ロッテルダム管弦楽団との共演で、
サントリーホールでの演奏であった。
若手指揮者の、ネゼ・セガン氏が、
今回、初めてのアジアでの公演となった。
セガン氏と親交のあるユンディ氏が、
そのお祝いとして、共演となったコンサートだった。
曲目は、ラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」。
流れるような美しい旋律は、見事だった。
ただ、この曲自体が、
管楽器を中心とした、宇宙的なイメージのある曲で、
ピアノのメロディが、管楽に重なる部分が多い。
ちょっと、物足りなさはあった。
しかし、優雅な演奏は、
男性ピアニストとは思えない、柔らかさがあった。
これなら、女性ピアニストの、
マルタ・アルゲリッチ女史のほうが、
はるかにダイナミックな演奏をする。
演奏は、
ラヴェルと、アンコールの2曲だけだったが、
とても満喫できたステージだった。
終演後、
ユンディ、セガン両氏のサイン会も行なわれ、
CDとプログラムに、サインを戴いた。
貴公子の演奏を聴くことができた一夜。
また、機会があればどこかのステージでお目にかかりたい。
久しぶりに、
そんな思いを感じたコンサートであった。