今日開幕の、第87回センバツ高校野球大会。
甲子園に開会式を見に行った。
夏の大会の開会式は見に行った事がある。
阪神タイガースの試合も見た。
しかし、センバツは一度もなかった。
念願の、春の甲子園の観戦だ。
春の開会式は、夏とは違う趣きがある。
プラカードを持つのはその学校の生徒。
なので、マネージャーの子たちも晴舞台だ。
今年は、男子の先導が多かったと思う。
プラカードの校名は筆書きだ。
全国高校書道大会の、優秀高の生徒が書いたものだ。
国歌斉唱。
全日本学生音楽コンクール高校の部、優勝の女子高生。
今年は、東京・帝京大高の足立歌音さん。
毎日、声楽のレッスンを受けているという。
響きのある独唱で、スタンドのあちこちから、
『すごいなぁ』という声が聞かれる。
歌い終わって、笑顔で下がる足立さん。
いつかプロのオペラ歌手となって、
私も聞きに行く時があるかもしれない。
そんな予感がした。
ここから選手は、内野に向かって行進。
仕掛け花火と共に、出場校の旗が下がる。
が、奈良大付だけ巻き付いて下がらなかった。
この仕掛け花火だけは、もうひと工夫必要ではと思う。
カラの棒が落ちたまま式は進むし、少し残念だ。
選手宣誓は、各校の主将が旗を持って集まり、
宣誓の選手を囲む形だ。
敦賀気比高の篠原主将の宣誓。
近年、長い文を朗読のように宣誓するが、
篠原主将は、ちょうど良い長さだったし、
丁寧な宣誓で素晴らしかったと思う。
そして、大会歌の「今ありて」。
阿久悠・谷村新司によるこの歌は胸に響く。
神戸山手女子高校の合唱だが、
同校の生徒は、開会式の最後のこの歌を歌う為に、
二時間近く立っていた。
しかし、同校の黒に近いセーラー服の列は、
ずっと春の開会式を華やかに、
そして厳粛に彩っていた。
式が終わり選手退場は駆け足だ。
夏の、行進曲に合わせての退場と違う。
この駆け足も、春の開会式独特のエンディングだ。
司会進行も、放送コンクール優勝の女子高生が務める。
ただ、こちらは夏も共通だ。
やはり、そう思って見るからかもしれないが、
春の開会式は、音楽と女子が彩っている。
明らかに、夏とは違う雰囲気を持つ。
そのあと、球場の周りを歩いてみる。
第一試合、九州学院と八戸学院光星の選手・応援団、
さらに、大役を終えた神戸山手女子高の生徒などが入り組み、
ごった返している。
焼き鳥やカレーの匂い。
売り子の声。
アルプスの応援団の歓声。
42000人が見つめた開会式。
甲子園から、春はやってきた。
甲子園に開会式を見に行った。
夏の大会の開会式は見に行った事がある。
阪神タイガースの試合も見た。
しかし、センバツは一度もなかった。
念願の、春の甲子園の観戦だ。
春の開会式は、夏とは違う趣きがある。
プラカードを持つのはその学校の生徒。
なので、マネージャーの子たちも晴舞台だ。
今年は、男子の先導が多かったと思う。
プラカードの校名は筆書きだ。
全国高校書道大会の、優秀高の生徒が書いたものだ。
国歌斉唱。
全日本学生音楽コンクール高校の部、優勝の女子高生。
今年は、東京・帝京大高の足立歌音さん。
毎日、声楽のレッスンを受けているという。
響きのある独唱で、スタンドのあちこちから、
『すごいなぁ』という声が聞かれる。
歌い終わって、笑顔で下がる足立さん。
いつかプロのオペラ歌手となって、
私も聞きに行く時があるかもしれない。
そんな予感がした。
ここから選手は、内野に向かって行進。
仕掛け花火と共に、出場校の旗が下がる。
が、奈良大付だけ巻き付いて下がらなかった。
この仕掛け花火だけは、もうひと工夫必要ではと思う。
カラの棒が落ちたまま式は進むし、少し残念だ。
選手宣誓は、各校の主将が旗を持って集まり、
宣誓の選手を囲む形だ。
敦賀気比高の篠原主将の宣誓。
近年、長い文を朗読のように宣誓するが、
篠原主将は、ちょうど良い長さだったし、
丁寧な宣誓で素晴らしかったと思う。
そして、大会歌の「今ありて」。
阿久悠・谷村新司によるこの歌は胸に響く。
神戸山手女子高校の合唱だが、
同校の生徒は、開会式の最後のこの歌を歌う為に、
二時間近く立っていた。
しかし、同校の黒に近いセーラー服の列は、
ずっと春の開会式を華やかに、
そして厳粛に彩っていた。
式が終わり選手退場は駆け足だ。
夏の、行進曲に合わせての退場と違う。
この駆け足も、春の開会式独特のエンディングだ。
司会進行も、放送コンクール優勝の女子高生が務める。
ただ、こちらは夏も共通だ。
やはり、そう思って見るからかもしれないが、
春の開会式は、音楽と女子が彩っている。
明らかに、夏とは違う雰囲気を持つ。
そのあと、球場の周りを歩いてみる。
第一試合、九州学院と八戸学院光星の選手・応援団、
さらに、大役を終えた神戸山手女子高の生徒などが入り組み、
ごった返している。
焼き鳥やカレーの匂い。
売り子の声。
アルプスの応援団の歓声。
42000人が見つめた開会式。
甲子園から、春はやってきた。