シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

カードを間違えた

2023-11-27 11:34:12 | 日常から
みずほ銀行のATMで引き出しをするため
キャッシュカードを入れた。

『暗証番号を入力して下さい』
番号を入力した。ところが、
『暗証番号が違います。もう一度押して下さい』
慎重に番号を入力。するとまた、
『暗証番号が違います』

これはいけないと思い、取引停止を押す。
機械はウンともスンとも言わない。
行員を呼ぶようかな・・と思ったその時、
カードが返却された。

よく見たら、ウエルシアのTカードだった。

こちらも同じ青色。
みずほの方が少し紺色だが、
薄暗いATMの前で、メガネをしていなかった私は、
すっかり投入したのは、みずほのカードだと思った。

一緒にレシートが出てきた。
『次のご操作で再度暗証をお間違いになりますと、
カードが使用できなくなります』

といっても、
元々みずほのカードではないのだし
関係ないか、と思う。
それより、なぜ最初の画面で
普通に暗証番号の入力画面が出たのか。
みずほ銀行ではTカードも使えるのか。

それに私は、暗証番号は間違えていない。
カードを間違えただけである。

私の友人は昔、海外でクレジットカードを出す際、
間違えて、ダイエーのオレンジカードを出し、
店員から、このカードは何だ、偽造かと、
あれこれ言われたらしい。
それに比べれば良いか。

ともかく今後は気をつけよう。

今度は司会だ

2023-11-18 17:17:57 | 日常から
4月に地元の商店会の役員になった。
商店会には以前から入っていたが
役員になったのは、今年が初めてだ。

私は、商店会の活動からしばらく遠ざかっていたのもあり、
この一年は、目立たず裏方に徹しようと思っていた。
ところが、8月の盆踊りでは受付を任された。
最前列の席で、来客に頭を下げたり
落とし物からトイレの位置から露店のご案内まで、
一番目立つ所で仕事をした。

しかし、思った以上に満足感を得た。
やはり、最前線で活動する仕事は良いなと感じた。


10月には市の祭りがあり、
商店会では焼きそばの露店を出店した。
ここでは、金銭の受け渡しを担当する。
同時に、列の並びや売れ行きなどを把握していく。
ここでも結局最前線だった。

しかし、ここでは前の記事で紹介した
『西友の奥様』Iさんも来て下さり、
焼きそばを5個も購入して戴いた。
なぜか写真まで撮られたが、楽しい一日となった。
これも、満足感を残してきた。


そして、来年1月には
商店会の新年会が開かれる。
ここでは、市長はじめ市議や各方面の来賓が
多数出席する、重要な会だ。
今度は、この司会を任される事になった。
司会の経験はあるが、
これだけの大事な席では初めてとなる。
司会も、裏方どころか一番目立つポジションだ。
頑張ろう。

もう、私も未経験の若者ではない。
歳に応じ、信頼されているという事だ。
『司会の進行や段取りなどは、全部任せる』
と、会長に言われた。
会長は、私と30年近く一緒に活動してきた人だ。
それに応えなければならない。


ここまでどれも、
残ったのは満足感と楽しい思い出だ。
自分だけでなく、出席した皆がそう思えるように
心に残る司会をしたいと思う。

神事に思う

2023-11-12 18:04:05 | 世の中あれこれ
愛知県稲沢市の国府宮神社で毎年開かれている
奇祭と言われる『はだか祭り』。
奈良時代から続く歴史ある祭りだ。
裸の男たちが争って『神男』となる
まさに、男の祭りである。

男性が起源の祭りではあるが、
実は、参加は男性限定、という決まりはない。
しかし裸になる以上、男にしか参加出来ない祭りというべきか。
これに対して、今年地元の女性団体が
『女性も参加させて欲しい』と願い出た。

さすがに、男に混じって女性が裸でもみ合うのは無理だ。
そこで、もみ合いの前に笹の飾りを奉納する儀式があるが
これに、着衣の女性が参加出来ることで決定した。
男性女性、時間を分けて行われる。
来年の祭りから、初めて女性がこの神事に出る。

しかし、当然ながら賛否両論。
いや、否の意見が多い。

『男女平等がとうこうではなく、歴史ある神事のはず』
『一部の女性が、時代に乗ってわがままを言ってるだけ』
『それなら宝塚に男性も出演させろということ』

しかし地元では
『良いこと。男性ばかりで酒が入り喧嘩はあるしで変えるべき』
という意見もある。
だが、女性が入り男女別に儀式を行うとなれば、
もはやこの祭りは新しいスタイルに変化したと言わざるを得ない。


三重の多度大社の上げ馬神事も
この数年、馬の虐待が問題になっている。
伝統あるものを変えたりやめたりするのは良くない。
でも、時代に適応していくことはある程度必要。
変えられるべきところは変えていかないと
毎年批判ばかりを受ける祭りになる。

でもそれ以上に、
開催している地元や関係者ではなく
ただ『これ、問題じゃね?』的な報道をするマスコミや
なんでも意見したがる世間もよろしくない。
今回の女性団体も、なぜ突然このような希望を言ってきたのか、
単純に男女平等を振りかざしているだけなのか、
それとも女性として、この祭りに何らかの不満があるのか、
そのあたりがきちんとわからないと
来年からこの祭りに参加する女性方は
ただの好奇の目に晒されるだけになる。
伝統が崩れるのか、新しいスタイルと歓迎すべきなのか、
議論はそれからである。


多度大社の上げ馬も、
三十数年前に実際に見に行った。
その時から、傷ついた馬を叩いて興奮させていた。
でも問題にはならなかった。
同じ事を続けてきた今、動物虐待と叫ぶ。
マスコミと、匿名で騒ぎたてる人々によって。

昔からあった物が、次々に姿を消す。
宗教的なものは不変だと思っているが
それも変えなければいけない時代になったのだろう。

大切なのはどっち?

2023-11-05 06:35:20 | 世の中あれこれ
久しぶりにお寺の掲示板から。

上の写真の言葉。
『大切なのはどっち?
①自分がしてほしいことを、他の人にする。
②自分がしてほしくないことは、他の人にはしない。』

単純に、どちらも大切だろうと思うが
この掲示板に対する意見は、②の方が多かった。

「自分がしてほしいことって、千差万別」
「自分がしてほしいことは、わがままになる」

「自分がしてほしくないことは、
人としてだいたい共通しているので②」
「してほしくないことは、
他人にもしないに越した事はない」

私もほぼ同じ考えで②。
自分が良いと思ったことが、
必ずしも他人に喜ばれるとは限らない。
でも、嫌だと思うことは、
たいがい他人も嫌だと思うだろう。

なかなか考えさせられる選択だ。


お寺の掲示板や、
心に響く言葉などを見たり聞いたりするが
『頑張れ、というのも思いやり
頑張らなくてもいいよ、というのも思いやり』

こういう反する言葉も多い。
その時の状況や、相手によって言葉は変わる。
大切なのは、①も②もだが
どちらもちゃんと考えて
判断し行動出来るかどうか、であろう。