今日、5月23日は、「キスの日」
実は、一昨年、昨年も、
5月23日には、この話題をブログに取り上げている。
特に、キスに思い入れがあるわけではないが、
なんとなく気になるのと、
この日になると、不思議とブログを書こうとする波長が合う。
誰でも、
恋人との、最初のキスというのはあるわけだが、
(もちろん無いカップルもあるだろうが、)
どこで、どんなシチュエーションだったのだろう。
私の場合・・、
こんな公開ブログで、言っていいのかわからないが、
実に、多様だった。
お蔭様?で。
新宿の、夜の路地裏。
別れ際に軽くキスした相手は、
その後も、同じような状況でのキスが多かった。
地下道の柱の陰。
この人は、私が強引にそこへ引っ張りこんでキス。
遊園地の観覧車の中。
これは、相手の女性が選んだシチュエーション。
駅の待合室、という相手もいた。
遠方の女性で、最終の新幹線が近づいたとき、
思わず人目をはばからず・・。
そして、車の中。
初めてのドライブでの、別れ際。
この相手も、私なりにちょっと強引に・・。
ちゃんと、妻にも触れておこう。
妻との最初のキスは、湘南の海岸だった。
たしか、5月の終り頃。
ちょうど、今頃の季節だったと記憶している。
∞∞∞
さて、
キスといえば、高校時代の京都を思い出す。
いや、これは私のキスではなく、
見知らぬ他人との、「気まずい」経験だ。
高2の秋、ひとりで京都を旅した。
夜、先斗町の路地裏を歩く。
この路地裏の、さらに路地裏に、
おもしろいおみくじの機械があるという。
その路地裏とおみくじはすぐ見つかった。
割と立派な祠のような機械。
100円を投入する。
すると・・、
お囃子と笛のような音楽が、ピーヒャラと流れ、
タヌキの、お腹をポンポン叩く音が聞こえる。
そして、ふざけた感じの女の声で、
『ようお参りしておくれやした。
このおタヌキはんは、ご利益ありますえ~~』
と流れる。
続けて、おみくじボタンを押すと、
『あんたはんのおみくじは、晴れのち曇りどすぅ~~~』
ひとりで笑ってしまった。
その祠を写真に撮って、ふと横を見ると・・
真っ暗な路地の奥で、濃厚なキスを交わす男女。
しかし、明らかに、タヌキと女の声に邪魔された様子。
露地は行き止まりだ。
おそらく、さあここでこれから・・という時に、
私が入ってきて、おみくじなんぞ始めたから、
ムードをぶち壊されたのだろう。
しかも、高校生の私は、
その二人のキスまで「お参り」してしまった。
キスを終えた、中年男女の二人は、
私を見ると、不快感をあらわにして、こちらにやって来る。
私は、先斗町を小走りに逃げた。
あの二人が、あの時、
恋人になって、最初のキスだったとしたら・・。
たくさんの、素敵な「ファーストキス」に恵まれた私は、
とってもバチ当たりかもしれない。
でも、あの時、
大人になったら、夜の路地裏でキスをしてみたい、という
その思いは、はからずも実現した。
あの二人のおかげだ。
実は、一昨年、昨年も、
5月23日には、この話題をブログに取り上げている。
特に、キスに思い入れがあるわけではないが、
なんとなく気になるのと、
この日になると、不思議とブログを書こうとする波長が合う。
誰でも、
恋人との、最初のキスというのはあるわけだが、
(もちろん無いカップルもあるだろうが、)
どこで、どんなシチュエーションだったのだろう。
私の場合・・、
こんな公開ブログで、言っていいのかわからないが、
実に、多様だった。
お蔭様?で。
新宿の、夜の路地裏。
別れ際に軽くキスした相手は、
その後も、同じような状況でのキスが多かった。
地下道の柱の陰。
この人は、私が強引にそこへ引っ張りこんでキス。
遊園地の観覧車の中。
これは、相手の女性が選んだシチュエーション。
駅の待合室、という相手もいた。
遠方の女性で、最終の新幹線が近づいたとき、
思わず人目をはばからず・・。
そして、車の中。
初めてのドライブでの、別れ際。
この相手も、私なりにちょっと強引に・・。
ちゃんと、妻にも触れておこう。
妻との最初のキスは、湘南の海岸だった。
たしか、5月の終り頃。
ちょうど、今頃の季節だったと記憶している。
∞∞∞
さて、
キスといえば、高校時代の京都を思い出す。
いや、これは私のキスではなく、
見知らぬ他人との、「気まずい」経験だ。
高2の秋、ひとりで京都を旅した。
夜、先斗町の路地裏を歩く。
この路地裏の、さらに路地裏に、
おもしろいおみくじの機械があるという。
その路地裏とおみくじはすぐ見つかった。
割と立派な祠のような機械。
100円を投入する。
すると・・、
お囃子と笛のような音楽が、ピーヒャラと流れ、
タヌキの、お腹をポンポン叩く音が聞こえる。
そして、ふざけた感じの女の声で、
『ようお参りしておくれやした。
このおタヌキはんは、ご利益ありますえ~~』
と流れる。
続けて、おみくじボタンを押すと、
『あんたはんのおみくじは、晴れのち曇りどすぅ~~~』
ひとりで笑ってしまった。
その祠を写真に撮って、ふと横を見ると・・
真っ暗な路地の奥で、濃厚なキスを交わす男女。
しかし、明らかに、タヌキと女の声に邪魔された様子。
露地は行き止まりだ。
おそらく、さあここでこれから・・という時に、
私が入ってきて、おみくじなんぞ始めたから、
ムードをぶち壊されたのだろう。
しかも、高校生の私は、
その二人のキスまで「お参り」してしまった。
キスを終えた、中年男女の二人は、
私を見ると、不快感をあらわにして、こちらにやって来る。
私は、先斗町を小走りに逃げた。
あの二人が、あの時、
恋人になって、最初のキスだったとしたら・・。
たくさんの、素敵な「ファーストキス」に恵まれた私は、
とってもバチ当たりかもしれない。
でも、あの時、
大人になったら、夜の路地裏でキスをしてみたい、という
その思いは、はからずも実現した。
あの二人のおかげだ。