文化庁の「国語に関する世論調査」が、
新聞やTVで取り上げられている。
日常、口にしている言葉。
だが、間違って使われたり覚えこんだりしている言葉が、
あまりにも多いことに気づく。
以下、16歳以上の回答で、
正しいと思ったり、実際使っている人の%だが、
◎あいきょうを振りまく 43.9%
あいそ(う)を振りまく 48.3%
◎怒り心頭に発する 14.0%
怒り心頭に達する 74.2%
◎腹に据えかねる 74.4%
肝に据えかねる 18.2%
◎言葉を濁す 66.9%
口を濁す 27.6%
正しいのは◎のほうである。
ちなみに、国語には少し自信のある?私だが、
やはり、「怒り心頭に達する」で覚えていた。
でも、字面でみると、
頭という部分には、「達する」という感じもするし、
「発する」が正しいと言われても・・と思ってしまう。
日本語は本当に難しい。
ただ、いつも思うのだが、
時々こうして、文化庁や文部科学省や国語の団体などが、
間違いだらけの日本語、といった形で発表する。
しかし、日常それが知らされているわけでもなく、
問題なく使われている現実をみると、
「日本語の乱れ」や、「嘆かわしい」という結果でもない気がする。
「ご苦労様」。
これは、年上の人に対して使ってはならない言葉。
昔の、目下の者に対して「ご苦労であった!」という流れで、
正式には、上から下に対してのみ、使われる言葉だ。
でも・・である。
人間、本当に苦労したり大変な思いをした人を前にすると、
思わず「ご苦労様でした」と言ってしまう。
そこに、年上も年下もない。
「お疲れ様でした」というのは、また少しニュアンスも違う。
その事をなまじ知っていた私・・。
先日、夏祭りの準備をしていて、
一人で準備をして下さった年上の人に対して、
「お疲れ様でした」と言った。
しかし、準備はそのあとまだ続く。
「お疲れ様」は、全てが終わった時の挨拶で、
ここではやはり、「ご苦労様でした」というべきだった。
正しく使おうとすると、ぎくしゃくしてしまうのが日本語。
要は、自然に出るねぎらいの言葉が、
一番正しい日本語、という気がする。
この記事も、正しい日本語になっているかどうか、
読み直したが、これで妥協する。
新聞やTVで取り上げられている。
日常、口にしている言葉。
だが、間違って使われたり覚えこんだりしている言葉が、
あまりにも多いことに気づく。
以下、16歳以上の回答で、
正しいと思ったり、実際使っている人の%だが、
◎あいきょうを振りまく 43.9%
あいそ(う)を振りまく 48.3%
◎怒り心頭に発する 14.0%
怒り心頭に達する 74.2%
◎腹に据えかねる 74.4%
肝に据えかねる 18.2%
◎言葉を濁す 66.9%
口を濁す 27.6%
正しいのは◎のほうである。
ちなみに、国語には少し自信のある?私だが、
やはり、「怒り心頭に達する」で覚えていた。
でも、字面でみると、
頭という部分には、「達する」という感じもするし、
「発する」が正しいと言われても・・と思ってしまう。
日本語は本当に難しい。
ただ、いつも思うのだが、
時々こうして、文化庁や文部科学省や国語の団体などが、
間違いだらけの日本語、といった形で発表する。
しかし、日常それが知らされているわけでもなく、
問題なく使われている現実をみると、
「日本語の乱れ」や、「嘆かわしい」という結果でもない気がする。
「ご苦労様」。
これは、年上の人に対して使ってはならない言葉。
昔の、目下の者に対して「ご苦労であった!」という流れで、
正式には、上から下に対してのみ、使われる言葉だ。
でも・・である。
人間、本当に苦労したり大変な思いをした人を前にすると、
思わず「ご苦労様でした」と言ってしまう。
そこに、年上も年下もない。
「お疲れ様でした」というのは、また少しニュアンスも違う。
その事をなまじ知っていた私・・。
先日、夏祭りの準備をしていて、
一人で準備をして下さった年上の人に対して、
「お疲れ様でした」と言った。
しかし、準備はそのあとまだ続く。
「お疲れ様」は、全てが終わった時の挨拶で、
ここではやはり、「ご苦労様でした」というべきだった。
正しく使おうとすると、ぎくしゃくしてしまうのが日本語。
要は、自然に出るねぎらいの言葉が、
一番正しい日本語、という気がする。
この記事も、正しい日本語になっているかどうか、
読み直したが、これで妥協する。