『携帯』書けるかな？

山口大学の入試の国語で、
漢字の書き取りの中に
『ケイタイ』という問題があったそうだ。

携帯、がもちろん正解だが、
会場の受験生の机の上には、
受験票が置いてあった。

その受験票に、
『携帯電話の使用は禁止』という一文があった。
当然、正解が目の前にあったわけで、
これに気付いた大学側は、
この問題を全員正解とした。


それにしても、山口大学は国立だ。
国立の入試で、中学生でも書ける、
こんな問題が出ているとは驚きである。

それでも、間違えた受験生がいたわけで、
今、パソコンでも携帯でも、
自動的に変換してくれる時代、
書けない高校生も多いのだろう。


私も小学生の時、
国語のテストに、『きまつ』という問題があった。
『期末』が正解だが、
なんと、テスト用紙の欄外に、
「二学期・国語」という、印刷会社の表示があった。

当然、あちこちでざわめきが起こる。
結局、どういう措置となったかわからないが、
これとよく似たケースだ。

それにしても、
大学の入試は、必ずこういうトラブルがあるが、
どうしてチェック出来ないのか。
おそらく、ほんの何人かの担当者が、
時間の合間を見て、簡単な目視でチェックしている、
その程度なのだろう。
現場で日常、教室やテストに関わる先生などは、
事前に絡んでいないのだろう。

どんな会社でもある話だが。


自動的に漢字変換される今、
ネットで見かける誤字が多い。
一番目につくのが、『以外にも。』
意外、が正解なのに、この誤字は多い。
これは、うっかりではなく、
入力した人間が、この字だと間違って認識しているからだ。


「以外にもみんな、形態が書けないんですねw」

見苦しい。

消える土地・消えない土地

近所に、梅の木が綺麗に咲いている場所があった。
私は別に、梅を観賞して、
春の訪れを実感するほどの自然派ではないが、
ここの梅の木は綺麗だった。

しかし、昨年この木がすべて切られ、
そこにワンルームマンションが建った。
土地の主も、周囲の惜しむ声を聞いたかどうか、
いずれにしても、風情は消えた。
この春の梅の木は、もうない。


今日、隣市の大型店舗に行った。
ここは、車で来る客を前提としたような場所で、
広い駐車場も完備している。

しかし、広いといってもここの駐車場、
極めて複雑な形をしている。
街道と細い路地を挟んで、
第４駐車場まで継ぎ足しのように並ぶ。

あらゆる方向から、入出庫の車が行き交う。
警備員も、最大限の誘導をしてはいるが、
前の車は、店舗前の第１駐車場なのに、
次の車は、遠く離れた第４に回されたりする。
日曜は、混雑が一日中続く。

この駐車場の真ん中に、畑がある。
三角形の、何も植わっていないような土地である。
この畑が駐車場となれば、
ここの出入りや周辺は、かなりスムースになる。

店舗側もここの土地が欲しいことだろう。
だが、開店してもう10年近くなると思うが、
この畑はそのままだ。

おそらく、店と地主の折り合いがつかないのだろう。
出店時から、トラブルでもあったかと思う。
他人の土地を、あれこれ言うのはいけないが、
この土地は、店舗に売っても良いのでは・・と感じる。


土地をどう転がそうが、地主の勝手ではあるが、
他人から見ると、
残しておいて欲しい場所と、
変わって欲しい場所が、逆になったりしている。

もちろん、それはこちらの勝手な考えである。


ふと思う。
あの三角形の土地に、梅の木や桜の木があって、
駐車場の真ん中で、春に咲き誇ったら・・？

何もない畑が悪い、というわけではないが。

プレゼントの思惑

今日はバレンタインデー。
天気は大荒れだが、
平穏に？幸せな一日となってほしい。

バレンタインとは関係ないが、
プレゼント繋がりでひとつ、
面白い話を聞いた。


ある女性が、５人の男性と付き合っている。
彼女は自分の誕生日のプレゼントとして、
５人に対してまったく同じブランド物のバッグをねだる。

誕生日に、５人から同じバッグを貰う。
彼女は、そのうちの４つを売ってしまい、
一つを身に付ける。
そして、それぞれの彼氏と会うたびに、
『あなたがプレゼントしてくれたバッグ』
と言うのである。


なるほど、悪賢いが「嘘ではない」。
彼氏側も信用するというか、
そもそも見破る術がない。

欲しいブランド物を手にして、
なおかつ現金も手にする方法。
法的にも、これは違反でも何でもない。

ただ、
この彼女にはいずれしっぺ返しが来る。
そういう事だろう。


バレンタインも、
こんな思惑や裏工作？のない、
純粋なものであってほしいと願っているが。