AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

彼方から来て餐宴に列するもの

2010年10月31日 | 晒しな!日記
昨日、午後の旧練メンバー兼調理師であるサムソンの結婚披露宴が、大阪スカイビルに隣接するウェスティンホテルにて盛大に執り行われた。
先月OVERKILLがライヴを行ったShangri-laもすぐ近所で、ライヴ当日新郎新婦とも式場の下見に来ており、あそこの黒Tシャツの怪しい人だかりは一体なんだ?とニヤミスっていたという。

サムソンの新しい門出を祝うため、広島、岡山、和歌山からと、10人もの午後連メンバーたちが久々に全員集合した。
式場まではすんなりこれたのだが、ホテルに入ってからけっこうウロチョロと迷ってしまい、全然他人の結婚式の控えの間でくつろいだりしていた。
これはホテルマンの案内が悪かったせいだ。
1階ロビーのラウンジで1500円もする高級ミックスジュース(もちろん新郎よりドリンクサービス券を頂いていた)を飲んだせいか、やけにトイレがちかくてしかたなかった。
どこの間もよう似た造りでマークも表示されてないから、どこに便所があるのかわかりにくいったらありゃしなかった。


「スイマセン、便所はどこですか?いや、更衣室じゃなくって・・・」
ったく、使えないホテルマンたちである。



午後連トリオによるザ・ポリスの「見つめていたい」演奏中。
新郎は少しうつむき気味で終始穏やかな表情をしてなにやら感慨深げに聴き入っている様子だった。

BGMは私が前ログで提案した曲はいっさい採用されず、U2、イエス、MR.BIG、フィル・コリンズなどの、やはり私には馴染みのないナンバーばかりであった。
私が「お、この選曲!センスええやんけ!」と反応したのはピンク・フロイドの“Us And Them”、そしてラストのスライドエンドロールでかかった新郎新婦の音楽趣味が見事掛け合わさったBank Bandの「to U」。これには正直「やられた!」と思いましたね。
てか、いつものことながらBGMがかかるたびに過剰反応している午後連テーブル席は端から見たらびどく滑稽にうつっていたことであろう。


一方大阪ミナミでは、昨年のTRUE THRASH FESで初来日を果たしたカルト・スラッシュ・バンド、HIRAXが何を勘違いしたのか、早くも再来日しJAPAN三都ツアーをスタートさせていた。
対バンにRIVERGE、FASTKILLが共演するなど、やってることはTTFと大して変わりのないイベントだが、シンガポールからのスラッシュバンドXANADOOが非常に気になるところではあった。


二次会はサムソン家が経営する大阪西区にある料亭「宇津房」で開催された。
 http://www.kaiseki-utsubo.jp/

式のあとに親御さんや従業員の方々が急いで用意してくださった豪華な料理、そして新婦の叔母さまがお作りになったというスイーツをご馳走になり、とても贅沢な時間を過ごさせていただいた。
そして、美味な料理と楽しい会話で盛り上がってる中、我々午後の旧練のメンバー一同はこの雰囲気の中でお粗末な演奏会を始めてもいいものかと、ますます気が重くなっていったのであった。

セッティングだけはいっちょまえ。


二次会開始の1時間前に店に赴いてセッティングしていたのだが、すでに新婦側の友人が来てて気分が悪いと奥の間で伏せっていらっしったので、音鳴らしするのがメチャメチャ気まずかった。



大学時代から存続するインストバンド春夏秋冬による“OVER THE RAINBOW”や“NEVER ENDING STORY”等の、ベテランらしいまったりとした演奏が終わり、いよいよ新郎がベースを担当する座・サイケデリック・サムソン・バンドの登場である。私もこのバンドでパーカスを担当させて頂いた。
このバンドはこの3週間でギタリストが3人入れ替わっており、3人目なんか当日やっと合流できたという不安定さである。
まぁビートルズの簡単な曲だったとはいえ、ギターもぶっつけ本番とは思えないくらい予想以上のしっかりとしたプレイをしてくれ、全体的になかなかのデキだったと思う。
そのまま全く音合わせをしてなかった、今までにないくらいグッタグタの半ジョイント的な“STAND BY ME”が演奏され、シマりのないシメを飾った。
ベースの音が途中で消えるって、前代未聞やったなぁ。

でも、まぁ久々に皆と演奏会的なことができて楽しい思い出になったかなと。


そのころ、大阪ミナミのライヴハウスSOMAでは、HIRAXのステージがいよいよ最高潮に達していた。

THRASH TILL DEATH!!
THRASH OR DIE!!



今日の1曲:『to U』/ Bank Band
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする