約1年振りですか。劇場で映画を鑑賞したのは。
まぁ映画に興味を失くしてしまったおっさんメタラーが久々に観る映画なんてだいたい想像がつくと思いますが。
そうです。『極悪レミー』です。
京都みなみ会館に行くこと自体久しぶりやったなー
東寺駅を降りると、早くもモーターヘッドTに革ジャンでキめてる長髪オヤジ発見。
だいたいこんな映画観る人はメタルファンか、モーターヘッドファンくらいなんだろう。
まぁ私も中坊の頃、モーターヘッド熱狂時代みたいな時期があって、レミーの人柄や生き様は昔からだいたい聞き知っており、今さら彼のドキュメンタリー映画なんて観る必要性あるかなーと躊躇ってたんだが、映画サービスデーだったこともあり、レミーはやっぱり憧れの人やったから一応チェックしておこうかと。
あと劇場でモーターヘッドのカッコいいグッズが売ってるかもしれんしな。
まぁこの映画観に行ってる時点で俺も『THIS IS IT』観に行ってるマイケルファンや、AKB48のドキュメンタリー観に行ってるアイドルファンとたいして変わらんのやなぁと。
もう彼らのこと笑えないんだ!
ただ、これみよがしの感動的な演出もなく、ほとんど飾らない超自然体のオッサンの姿をただ追うだけの映像ってどうなんやとも思うのだが、いや、でも、やっぱ彼の頑固なまでの姿勢、生き様には改めて感銘を受けずにはおれなかった。
やっぱこの人カッコよすぎるわ!
最近ロックミュージシャンのドキュメンタリー映画って多いけど、ここまで人間臭さを浮彫りにした大物映像もなかなかないんじゃないかな。
ジミヘンのローディー時代や、ホークウィンド時代のハチャメチャエピソードも興味深かったし、家賃900ドルのLAのアパートの壁に所狭しと飾られている短剣コレクション、ドイツ軍の紋章と軍服に身を包み戦車にまたがって得意げになっている無邪気な彼の第一次大戦マニア振りも大変微笑ましかった。
あと殆ど知られてなかったレミーの血縁関係も凄まじいものがあったな。
彼はずっと独身なんだが、実は腹違いの2人の息子がいて、ひとりなんか1度も会ったことがないそうだ。
もうひとりの息子は映画にも出てきて彼はビートルズのメンバーと四角関係にあった女性との間にデキた子供らしい。
この親子2人が楽しげに語っていた破廉恥極まりないエピソードには正直ドン引きしてしまった。
当たり前やけど、住む世界が違いすぎる!
そして錚々たるミュージシャンの出演や大音量で流れる名モーターナンバー。
“ACE OF SPADES”のライヴ映像はもちろんフルで流れます。
デイヴ・グロールやメタリカとセッションしていた曲はようわからんかったが、随所にかかるモーターヘッドの名曲、“Killed By Death”や“Bomber”なんかが流れると身体がうずいてしゃーなかった。
終盤で「俺様のベースプレイはこうだ!」といって、リッケンバッカーをバキバキと掻き鳴らす(多分“Boggeyman”のイントロベース)レミーの姿にはシビれたなぁ。
家に帰って余韻に浸らんとばかりに「NO REMORSE」と「ROCK'N'ROLL」を鑑賞。
いや、でも、この作品はオッサンの私なんかより、最近のパンクやロックになんか物足りなさを感じてる血気盛んな若者に是非観て欲しいと思いましたね。
きっとなんらかの刺激になると思うから!
ついでにアルバム1枚も持ってないくせに、AC/DCやMOTORHEADやRAMONESのTシャツ着てるエセファッション野郎どもも観とけ!
(ただ、京都での上映は明日まで)
オススメ度:★★★★
今日の1曲:『OVERKILL』/ MOTORHEAD
まぁ映画に興味を失くしてしまったおっさんメタラーが久々に観る映画なんてだいたい想像がつくと思いますが。
そうです。『極悪レミー』です。
京都みなみ会館に行くこと自体久しぶりやったなー
東寺駅を降りると、早くもモーターヘッドTに革ジャンでキめてる長髪オヤジ発見。
だいたいこんな映画観る人はメタルファンか、モーターヘッドファンくらいなんだろう。
まぁ私も中坊の頃、モーターヘッド熱狂時代みたいな時期があって、レミーの人柄や生き様は昔からだいたい聞き知っており、今さら彼のドキュメンタリー映画なんて観る必要性あるかなーと躊躇ってたんだが、映画サービスデーだったこともあり、レミーはやっぱり憧れの人やったから一応チェックしておこうかと。
あと劇場でモーターヘッドのカッコいいグッズが売ってるかもしれんしな。
まぁこの映画観に行ってる時点で俺も『THIS IS IT』観に行ってるマイケルファンや、AKB48のドキュメンタリー観に行ってるアイドルファンとたいして変わらんのやなぁと。
もう彼らのこと笑えないんだ!
ただ、これみよがしの感動的な演出もなく、ほとんど飾らない超自然体のオッサンの姿をただ追うだけの映像ってどうなんやとも思うのだが、いや、でも、やっぱ彼の頑固なまでの姿勢、生き様には改めて感銘を受けずにはおれなかった。
やっぱこの人カッコよすぎるわ!
最近ロックミュージシャンのドキュメンタリー映画って多いけど、ここまで人間臭さを浮彫りにした大物映像もなかなかないんじゃないかな。
ジミヘンのローディー時代や、ホークウィンド時代のハチャメチャエピソードも興味深かったし、家賃900ドルのLAのアパートの壁に所狭しと飾られている短剣コレクション、ドイツ軍の紋章と軍服に身を包み戦車にまたがって得意げになっている無邪気な彼の第一次大戦マニア振りも大変微笑ましかった。
あと殆ど知られてなかったレミーの血縁関係も凄まじいものがあったな。
彼はずっと独身なんだが、実は腹違いの2人の息子がいて、ひとりなんか1度も会ったことがないそうだ。
もうひとりの息子は映画にも出てきて彼はビートルズのメンバーと四角関係にあった女性との間にデキた子供らしい。
この親子2人が楽しげに語っていた破廉恥極まりないエピソードには正直ドン引きしてしまった。
当たり前やけど、住む世界が違いすぎる!
そして錚々たるミュージシャンの出演や大音量で流れる名モーターナンバー。
“ACE OF SPADES”のライヴ映像はもちろんフルで流れます。
デイヴ・グロールやメタリカとセッションしていた曲はようわからんかったが、随所にかかるモーターヘッドの名曲、“Killed By Death”や“Bomber”なんかが流れると身体がうずいてしゃーなかった。
終盤で「俺様のベースプレイはこうだ!」といって、リッケンバッカーをバキバキと掻き鳴らす(多分“Boggeyman”のイントロベース)レミーの姿にはシビれたなぁ。
家に帰って余韻に浸らんとばかりに「NO REMORSE」と「ROCK'N'ROLL」を鑑賞。
いや、でも、この作品はオッサンの私なんかより、最近のパンクやロックになんか物足りなさを感じてる血気盛んな若者に是非観て欲しいと思いましたね。
きっとなんらかの刺激になると思うから!
ついでにアルバム1枚も持ってないくせに、AC/DCやMOTORHEADやRAMONESのTシャツ着てるエセファッション野郎どもも観とけ!
(ただ、京都での上映は明日まで)
オススメ度:★★★★
今日の1曲:『OVERKILL』/ MOTORHEAD