ライブ行くことになったんで、筋少と人間椅子の記事でもタラタラ書こうと思ってたんだが、昨夜行われた「コナミ日本シリーズ2013」第6回戦の試合開始前に、宮城スタジアムにて、なんと!畠山美由紀さんが国歌斉唱をしたという情報と、彼女自身、宮城県気仙沼市育ちだったということを知って、「ガングロおやじの国歌斉唱を目撃しといて、畠山さんの国歌斉唱を見逃すとは!!」という、この大変残念な気持ちを慰めるべく、畠山さんのことについて書こうかと。
http://www.musicman-net.com/artist/30375.html
畠山さんの歌声に最初に出会った記憶はちょっと曖昧で、多分やけどリトル・クリーチャーズの栗原務氏が2001年に発起したSPIRAL EXPERIENCEというユニットで、アフガニスタン難民救援のチャリティ企画ナンバー「SO MUCH TO LEARN, SO LITTLE WE KNOW」という曲を聴いて、このプロジェクトに参加していた畠山さんの歌声にハっとしたときだったと思う(他にEGO-WRAPPIN'の中納良恵、NOISE ON TRASHの坂本勝彦、ブレス・マークらが参加)。
このちょっと感情的に声を震わす、深みのある歌唱にグッとくるものがあったんだと思う。
次に、昔ポケーっとテレビ見てて、CMで畠山美由紀&小島大介の男女ユニットPort Of Notesのこの曲が流れたときにまたハッとさせられたときだったと思うんだけど、何のCMかは忘れた。みなさんも多分聴いたことあると思うんだけど、なんせ10年くらい前のことで忘れてると思う。
この曲が収録されてる『Duet With Birds』も2001年作で、同じような時期に上の2曲を聴いたので記憶が曖昧なんだな。私もフラフラしてたし。
「Sailing To Your Love 」/ Port Of Notes
『Duet With Birds』
で、その翌年満を持してというか、畠山美由紀としてソロデビューを飾ることになるわけだが、その第一弾作品がリトル・クリーチャーズの鈴木正人氏がプロデュースを担当した『Diving into your mind』。
まぁ畠山さんに関しては、過去に心斎橋のお寺の一室での座敷ライブにもおじゃましたことあるけど、小生なんせ移り気やすいもんで、それほど熱心に追いかけていたわけではないのだが、この作品がリリースされた当時は、それはもうくり返しくり返し聴きまくっており、今でも黄昏時に聴きたくなる一生もんの一枚だと思ってる。i-phoneにも入れてるし。
カーペンターズの楽曲を彷彿とさせるタイトル曲をはじめ、英詩の曲はどれも秀逸であるが、日本人離れした巧さというよりは、日本人独特の深みが内在してるのが畠山さんの特徴。一瞬昭和の歌謡曲かと思わせるノスタルジックな“ 遠い灯、遠い場所”でも、その深みのある声がそこらへんの懐古趣味的レトロちっく歌手とは一線を画すところ。それに、やはり音作りに繊細な鈴木正人氏による極上のアレンジが、楽曲全体をとてつもなく洗練されたものにしている。
フレットレスベースが自由奔放にうねる“青い夕凪”のアヴァンギャルドなバック演奏にも注目。
あの頃、まぁまだ若かったので、宇多田ヒカルとかRIP SLYMEとかのけっこう売れ筋のJ-POPや、エゴラッピンとかスカパラとかのオシャレ系の邦楽なんかもけっこう聴いてたけど、アラフォーを迎えた今となってはなんか青クサ~く感じられてほとんど心に響かなくなった。
だが、時折エモーショナルな歌声の中にも、どこか洗練されていて深みのある畠山さんの歌声には、この年古りた感性にもまだ響くものがある。
おっきなスポーツ競技大会における著名アーティストによる国歌斉唱の大半は、国辱的なものになるのが常であり、もうこういうのいいかげんやめてほしいんだが、昨日の畠山さんの国歌斉唱はホンマ聴きたかった。
昨夜のスポるとでは残念ながらその場面は放映されなかった。
だから、だれか録画した方、YOUTUBEにアップしてくれくれくれくれ・・・・・・
今日の1曲:『Diving into your mind』/ 畠山美由紀
http://www.musicman-net.com/artist/30375.html
畠山さんの歌声に最初に出会った記憶はちょっと曖昧で、多分やけどリトル・クリーチャーズの栗原務氏が2001年に発起したSPIRAL EXPERIENCEというユニットで、アフガニスタン難民救援のチャリティ企画ナンバー「SO MUCH TO LEARN, SO LITTLE WE KNOW」という曲を聴いて、このプロジェクトに参加していた畠山さんの歌声にハっとしたときだったと思う(他にEGO-WRAPPIN'の中納良恵、NOISE ON TRASHの坂本勝彦、ブレス・マークらが参加)。
このちょっと感情的に声を震わす、深みのある歌唱にグッとくるものがあったんだと思う。
次に、昔ポケーっとテレビ見てて、CMで畠山美由紀&小島大介の男女ユニットPort Of Notesのこの曲が流れたときにまたハッとさせられたときだったと思うんだけど、何のCMかは忘れた。みなさんも多分聴いたことあると思うんだけど、なんせ10年くらい前のことで忘れてると思う。
この曲が収録されてる『Duet With Birds』も2001年作で、同じような時期に上の2曲を聴いたので記憶が曖昧なんだな。私もフラフラしてたし。
「Sailing To Your Love 」/ Port Of Notes
『Duet With Birds』
で、その翌年満を持してというか、畠山美由紀としてソロデビューを飾ることになるわけだが、その第一弾作品がリトル・クリーチャーズの鈴木正人氏がプロデュースを担当した『Diving into your mind』。
まぁ畠山さんに関しては、過去に心斎橋のお寺の一室での座敷ライブにもおじゃましたことあるけど、小生なんせ移り気やすいもんで、それほど熱心に追いかけていたわけではないのだが、この作品がリリースされた当時は、それはもうくり返しくり返し聴きまくっており、今でも黄昏時に聴きたくなる一生もんの一枚だと思ってる。i-phoneにも入れてるし。
カーペンターズの楽曲を彷彿とさせるタイトル曲をはじめ、英詩の曲はどれも秀逸であるが、日本人離れした巧さというよりは、日本人独特の深みが内在してるのが畠山さんの特徴。一瞬昭和の歌謡曲かと思わせるノスタルジックな“ 遠い灯、遠い場所”でも、その深みのある声がそこらへんの懐古趣味的レトロちっく歌手とは一線を画すところ。それに、やはり音作りに繊細な鈴木正人氏による極上のアレンジが、楽曲全体をとてつもなく洗練されたものにしている。
フレットレスベースが自由奔放にうねる“青い夕凪”のアヴァンギャルドなバック演奏にも注目。
あの頃、まぁまだ若かったので、宇多田ヒカルとかRIP SLYMEとかのけっこう売れ筋のJ-POPや、エゴラッピンとかスカパラとかのオシャレ系の邦楽なんかもけっこう聴いてたけど、アラフォーを迎えた今となってはなんか青クサ~く感じられてほとんど心に響かなくなった。
だが、時折エモーショナルな歌声の中にも、どこか洗練されていて深みのある畠山さんの歌声には、この年古りた感性にもまだ響くものがある。
おっきなスポーツ競技大会における著名アーティストによる国歌斉唱の大半は、国辱的なものになるのが常であり、もうこういうのいいかげんやめてほしいんだが、昨日の畠山さんの国歌斉唱はホンマ聴きたかった。
昨夜のスポるとでは残念ながらその場面は放映されなかった。
だから、だれか録画した方、YOUTUBEにアップしてくれくれくれくれ・・・・・・
今日の1曲:『Diving into your mind』/ 畠山美由紀