電グルのスケジュールに合わせたのだろう、20:00開演という遅スタートにも関わらず、ガッツリパフォーマンスをかましていかはった電グルがはけた頃にはもう21:00を大幅に回っていた。まぁ電グルのライブは基本ノンストッププログラムだからその辺は融通がきかんのだろう。終電が少し心配になった。
セットチェンジの間も、側の電グルファンの兄ちゃんとジョイントは何の曲演るのかと、お互い予想し合っててワクワクしながら待機してた。
突如我々の目の前の中央ステージに、雨の降り注ぐがごとく、レーザービームがビカビカと光り出した!!
そして次の瞬間、ステージの下からグィ~~~ンとPerfumeの3人が浮上してきて目の前に現れた時は思わず興奮してしまった!
1曲目は最新シングル「TOKYO GIRL」。
以前まではアリーナ席でもなんか3人のステージが遠くに感じて、スクリーンばっか観ててあんまライブを観てる実感が沸かなかったが、今回は至近距離でガッツリ3人の卓越したダンスパフォーマンスを拝めてることが信じられなかった。
特に「FLASH」のカンフーダンスを間近で見れたのはよかった。
今回のセットリストもなかなかよくて、個人的にも収穫はあった。
なんつっても今回初めて念願の「GAME」を生で体感できたことは、私に想定外の感激と興奮をもたらした。
彼女たちはこの曲の瞬間ジェダイの戦士と化し、その息ぴったりのライトセーバーワークを見るにつけ、言いしれぬフォースを感じずにはいられないのだ。
もちろんその後に続いた「エレクトロ・ワールド」も、さっきの興奮と相まってアゲアゲ状態のまま盛り上がることができた。
そして今回、電気グルーヴとの対バンが実現したことについて、あ~ちゃんが電気グルーヴへの長年の思いをここで明らかにした。
あ~ちゃんは、2004年(中学生の頃?)の「WIRE04」で電気グルーヴのライブを初めて観たのだそうだ。
「中田(ヤスタカ)さんの曲のよさを知るためには『WIRE』でしょ、って当時のマネージャーさんに言われて、上京してすぐ観に行ったけど、当時はなんで大人たちが盛り上がってるのかマジでわからなかった。ステージ上ではずっとおじさんがセグウェイ乗ってふざけてるし、お客さんも全然ステージを観てない。これでステージが成り立つっていうのが衝撃で。でも、あとで電気グルーヴさんのよさに気付いて大ファンになってからは『なんであのとき楽しまなかったんだろう』って惜しい気持ちになった。」
「WIRE04」セグウェイに乗って客を煽る瀧。
そして、ライヴも中盤にさしかかり、いつものP.T.A.コーナーで、いよいよ電気グルーヴとのジョイントが始まろうという雰囲気になった。
そう、私が幕張くんだりまで遠征する決意をしたのは、このためだったにほかならない。
いよいよこの歴史的瞬間を目撃する時がきたのだ!
ところが、あ~ちゃんが中央にやってきて、信じられないことを告げた。
『Perfume FES!!』ではいつも対バン相手の皆様とコラボレーションをさせていただいていますが、今回……できませんでした!」とお辞儀。
会場内は「えええぇぇぇ~~~~~~!!!????」と騒然状態。
もう愕然とするしかなかった。
あ~ちゃんははっきりした理由は言ってなかったが、「電気さんはやっぱ大御所さんすぎて・・・」とか言っていたような気がする。
まぁようは大人の事情ってことだろう。彼らも過密スケジュールの中、なんとか空いてる時間を見つけて出演してくれたんだとは思う。
ただ、引き受けたならキッチリ義務は果たして行けよ!!といいたい。
Perfume FES!!に今まで参加したアーティストはみなPerfumeとのジョイントにちゃんと付き合ってる。これはこのFESの醍醐味であり、暗黙のルールである。
できないのなら最初から引き受けるな!!
いや、ジョイントの時間は作ろうと思えば作れたと思う。Perfume枠では時間が遅いというのであれば、電気枠にジョイントの時間を組み込めたハズだ。
まぁ自分たちの個人的なゲストは召喚してたがな。それを考えると、ハナからジョイントなんてする気がなかったと勘繰りたくもなる。卓球とかPerfumeに興味なさそうだしな。
側の兄さんと、「電気の「Fake It!」とPerfumeの「FAKE IT」を掛け合わせるんじゃないか」とか、メチャメチャ盛り上がってたのはなんだったんだ!?
Perufmeのその後のフォローというか、仕切り直しが健気過ぎた。
のっちが「今回電気と共演できるのが楽しみ過ぎて、電気グルーヴさんが夢に出てきたの。しかもそれが、瀧さんとキスをする夢だったの!」って、最初マジで聞いていたんだが、「あ、そういうことか」とすぐに気づいて、側の電グルTの兄さんと顔を合わせてニヤリとした。
で、ここにPerfumeがパフォーマンスを繰り広げる「Shangri-La」カヴァー(つってもバックで電グルの曲そのまま流してるだけやけど)が実現したのである。
あ~ちゃんは「WIRE04」時の瀧を再現しようと、のっちに誕生日に買ってもらったというセミニグウェイに乗ってステージ上を滑走。
これはかなりプレミアもので観てておもしろくはあったが、まぁグダグダ感は否めなく、「電気がジョイントしていれば・・・」と、複雑な心境にもなった。
ここで唯一Perfumeと電気のコラボを実現させるという義務を果たしていたのが、電気グルーヴのVJを担当するDEVICE GIRLSで、かつてPerfumeのツアーのVJも手がけたことがある映像制作ユニット。電気グルーヴ風の「パフューム」というロゴマークをスクリーンに映し出したりと粋なVJをぶちかましてくれていた。グッジョブ!!
彼らもずっとプログラミングに追われ、寝る暇もないそうだ。
Perfumeの全プログラムが終了し、アンコールで3人が出てきてMCで「電気がやっぱり出てきてくれるかも?!」みたいな気運が高まり、おそらく彼女たちもギリギリまで電グルとのジョイントをなんとか模索していたのだろう。
しかしあ~ちゃんが「電気さん、もう帰っちゃったの」と無情にもそう告げて、希望は断たれた。
そして、電気グルーヴとのジョイントのために空けておいた余った時間でなんか演ろうかと客に「なんの曲がいい?」と問いかけ、フロアからは「FAKE IT!!」、「Miracle Worker!!」、「OMAJINAI☆ペロリ!!」(ウソ)などの曲名が挙がったものの、最後のっちのツルの一声で「チョコレイト・ディスコ」というベタ曲に決定し、なんとも締まりの悪い形でPerfume FES!!初日が終了した。
こんな残念な幕切れになったの、誰のせい?
電気はこの『Perfume FES!!』の伝統にドロを塗ったと言えるが、まぁこのFESってのは、前回も言った通り、Perfumeの3人が「ただ好きなアーティストと共演したい!」っていう、わがままから発生してるFESであって、我々ファンや出演者はそれにふりまわされてるといっていい。
今回の電気の対バンも最初予定してなかったのを彼女たちがむりくり“前夜祭”としてねじこんだワケで。
だから、Perfumeと共演することにいささの興味も抱いてなかった(憶測だけれど)電気の2人に、過密スケジュールの中参加する事を「うん」と言わせたPerfumeの強引さがすごいっていうか、電気よりタチが悪いのかもしれない。
まぁ今回の幕張遠征、決して失望させられたことばかりじゃない。
至近距離からPerfumeのパフォーマンスとお御足を拝めたことももちろんよかったが、長い待ち時間の間や移動時間に、赤の他人のファンの人とあそこまでガッツリPerfumeや電グルについて色々語れたのは今回が初めてで、とてもいい時間が過ごせた。
ライブ終了後、おびただしい客の退場移動の時、ろくに挨拶も出来ずチケ譲渡者の方とはぐれてしまったのであるが(せっかく買って持っていったお土産の八ツ橋を渡し損ねた)、会場の外に出たら、ツイッターでも話題となってたこのTシャツの製作者の方を見かけて、思わず声をかけてしまった。
このコラボデザイン!!センスよすぎ!!Perfumeグッズ担当者も是非見習ってほしい。
この方とは、Perfume FES!!帰りの客ですし詰め状態の電車の中でも偶然にも再会し、長い京葉間、心ゆくまでテクノな話題で大いに盛り上がってよかった。
そして私はその後、患っていた小腸の痛みがさらに悪化し、その5日後入院生活に入りました。
今日の1曲:『GAME』/ Perfume
セットチェンジの間も、側の電グルファンの兄ちゃんとジョイントは何の曲演るのかと、お互い予想し合っててワクワクしながら待機してた。
突如我々の目の前の中央ステージに、雨の降り注ぐがごとく、レーザービームがビカビカと光り出した!!
そして次の瞬間、ステージの下からグィ~~~ンとPerfumeの3人が浮上してきて目の前に現れた時は思わず興奮してしまった!
1曲目は最新シングル「TOKYO GIRL」。
以前まではアリーナ席でもなんか3人のステージが遠くに感じて、スクリーンばっか観ててあんまライブを観てる実感が沸かなかったが、今回は至近距離でガッツリ3人の卓越したダンスパフォーマンスを拝めてることが信じられなかった。
特に「FLASH」のカンフーダンスを間近で見れたのはよかった。
今回のセットリストもなかなかよくて、個人的にも収穫はあった。
なんつっても今回初めて念願の「GAME」を生で体感できたことは、私に想定外の感激と興奮をもたらした。
彼女たちはこの曲の瞬間ジェダイの戦士と化し、その息ぴったりのライトセーバーワークを見るにつけ、言いしれぬフォースを感じずにはいられないのだ。
もちろんその後に続いた「エレクトロ・ワールド」も、さっきの興奮と相まってアゲアゲ状態のまま盛り上がることができた。
そして今回、電気グルーヴとの対バンが実現したことについて、あ~ちゃんが電気グルーヴへの長年の思いをここで明らかにした。
あ~ちゃんは、2004年(中学生の頃?)の「WIRE04」で電気グルーヴのライブを初めて観たのだそうだ。
「中田(ヤスタカ)さんの曲のよさを知るためには『WIRE』でしょ、って当時のマネージャーさんに言われて、上京してすぐ観に行ったけど、当時はなんで大人たちが盛り上がってるのかマジでわからなかった。ステージ上ではずっとおじさんがセグウェイ乗ってふざけてるし、お客さんも全然ステージを観てない。これでステージが成り立つっていうのが衝撃で。でも、あとで電気グルーヴさんのよさに気付いて大ファンになってからは『なんであのとき楽しまなかったんだろう』って惜しい気持ちになった。」
「WIRE04」セグウェイに乗って客を煽る瀧。
そして、ライヴも中盤にさしかかり、いつものP.T.A.コーナーで、いよいよ電気グルーヴとのジョイントが始まろうという雰囲気になった。
そう、私が幕張くんだりまで遠征する決意をしたのは、このためだったにほかならない。
いよいよこの歴史的瞬間を目撃する時がきたのだ!
ところが、あ~ちゃんが中央にやってきて、信じられないことを告げた。
『Perfume FES!!』ではいつも対バン相手の皆様とコラボレーションをさせていただいていますが、今回……できませんでした!」とお辞儀。
会場内は「えええぇぇぇ~~~~~~!!!????」と騒然状態。
もう愕然とするしかなかった。
あ~ちゃんははっきりした理由は言ってなかったが、「電気さんはやっぱ大御所さんすぎて・・・」とか言っていたような気がする。
まぁようは大人の事情ってことだろう。彼らも過密スケジュールの中、なんとか空いてる時間を見つけて出演してくれたんだとは思う。
ただ、引き受けたならキッチリ義務は果たして行けよ!!といいたい。
Perfume FES!!に今まで参加したアーティストはみなPerfumeとのジョイントにちゃんと付き合ってる。これはこのFESの醍醐味であり、暗黙のルールである。
できないのなら最初から引き受けるな!!
いや、ジョイントの時間は作ろうと思えば作れたと思う。Perfume枠では時間が遅いというのであれば、電気枠にジョイントの時間を組み込めたハズだ。
まぁ自分たちの個人的なゲストは召喚してたがな。それを考えると、ハナからジョイントなんてする気がなかったと勘繰りたくもなる。卓球とかPerfumeに興味なさそうだしな。
側の兄さんと、「電気の「Fake It!」とPerfumeの「FAKE IT」を掛け合わせるんじゃないか」とか、メチャメチャ盛り上がってたのはなんだったんだ!?
Perufmeのその後のフォローというか、仕切り直しが健気過ぎた。
のっちが「今回電気と共演できるのが楽しみ過ぎて、電気グルーヴさんが夢に出てきたの。しかもそれが、瀧さんとキスをする夢だったの!」って、最初マジで聞いていたんだが、「あ、そういうことか」とすぐに気づいて、側の電グルTの兄さんと顔を合わせてニヤリとした。
で、ここにPerfumeがパフォーマンスを繰り広げる「Shangri-La」カヴァー(つってもバックで電グルの曲そのまま流してるだけやけど)が実現したのである。
あ~ちゃんは「WIRE04」時の瀧を再現しようと、のっちに誕生日に買ってもらったというセミニグウェイに乗ってステージ上を滑走。
これはかなりプレミアもので観てておもしろくはあったが、まぁグダグダ感は否めなく、「電気がジョイントしていれば・・・」と、複雑な心境にもなった。
ここで唯一Perfumeと電気のコラボを実現させるという義務を果たしていたのが、電気グルーヴのVJを担当するDEVICE GIRLSで、かつてPerfumeのツアーのVJも手がけたことがある映像制作ユニット。電気グルーヴ風の「パフューム」というロゴマークをスクリーンに映し出したりと粋なVJをぶちかましてくれていた。グッジョブ!!
彼らもずっとプログラミングに追われ、寝る暇もないそうだ。
Perfumeの全プログラムが終了し、アンコールで3人が出てきてMCで「電気がやっぱり出てきてくれるかも?!」みたいな気運が高まり、おそらく彼女たちもギリギリまで電グルとのジョイントをなんとか模索していたのだろう。
しかしあ~ちゃんが「電気さん、もう帰っちゃったの」と無情にもそう告げて、希望は断たれた。
そして、電気グルーヴとのジョイントのために空けておいた余った時間でなんか演ろうかと客に「なんの曲がいい?」と問いかけ、フロアからは「FAKE IT!!」、「Miracle Worker!!」、「OMAJINAI☆ペロリ!!」(ウソ)などの曲名が挙がったものの、最後のっちのツルの一声で「チョコレイト・ディスコ」というベタ曲に決定し、なんとも締まりの悪い形でPerfume FES!!初日が終了した。
こんな残念な幕切れになったの、誰のせい?
電気はこの『Perfume FES!!』の伝統にドロを塗ったと言えるが、まぁこのFESってのは、前回も言った通り、Perfumeの3人が「ただ好きなアーティストと共演したい!」っていう、わがままから発生してるFESであって、我々ファンや出演者はそれにふりまわされてるといっていい。
今回の電気の対バンも最初予定してなかったのを彼女たちがむりくり“前夜祭”としてねじこんだワケで。
だから、Perfumeと共演することにいささの興味も抱いてなかった(憶測だけれど)電気の2人に、過密スケジュールの中参加する事を「うん」と言わせたPerfumeの強引さがすごいっていうか、電気よりタチが悪いのかもしれない。
まぁ今回の幕張遠征、決して失望させられたことばかりじゃない。
至近距離からPerfumeのパフォーマンスとお御足を拝めたことももちろんよかったが、長い待ち時間の間や移動時間に、赤の他人のファンの人とあそこまでガッツリPerfumeや電グルについて色々語れたのは今回が初めてで、とてもいい時間が過ごせた。
ライブ終了後、おびただしい客の退場移動の時、ろくに挨拶も出来ずチケ譲渡者の方とはぐれてしまったのであるが(せっかく買って持っていったお土産の八ツ橋を渡し損ねた)、会場の外に出たら、ツイッターでも話題となってたこのTシャツの製作者の方を見かけて、思わず声をかけてしまった。
このコラボデザイン!!センスよすぎ!!Perfumeグッズ担当者も是非見習ってほしい。
この方とは、Perfume FES!!帰りの客ですし詰め状態の電車の中でも偶然にも再会し、長い京葉間、心ゆくまでテクノな話題で大いに盛り上がってよかった。
そして私はその後、患っていた小腸の痛みがさらに悪化し、その5日後入院生活に入りました。
今日の1曲:『GAME』/ Perfume