「永遠の831」
スズシロウは新聞配達しつつ大学へ。
ある瞬間時間を止めることができるように。
怒りを覚えると瞬時に時間が止まる。
しかし自分以外の誰かが時間を止めている。
それを知ったスズシロウはその誰かを探す。
制服を着た少女に目線が行く。
「きっと彼女だ…」と。
そして彼女の後をつけていくと…。
何やら怪しい連中と遭遇する。
彼女はなずな…死の瞬間に時間を止める。
ひょんなことから異母兄の亜川芹の手伝いをすることに。
芹は不条理を正したい…だから行動していく。
スズシロウもなずなも過去に縛られている。
それでも「時間止める」明日ではなく。
時間の中で共に歩んでいこうと…。
二人の明日はきっと小さな一歩でも。
これまでとは違った明日になっていくのだろう。