若いころは…
RCサクセションに
ローリングストーンズと
さらに
ディープに
ブルースへと…
マディ・ウォーターズに
そのブルースを日本語で歌う
憂歌団と
ロックが最高!!!
ブルースが最高!!!
…みたいなふうに思っていて
フォークソングは…
ピンとこなくて…
ロック大好き青少年だったので
若いころ…
ほとんど…聞いてなかったのに…
40代を過ぎた頃になって…
初めて耳にして
衝撃を受けた…
…というよりも…
歌が…歌が…心に沁みて…滲みて…
それは
「夕日は昇る」
という歌…
天才バカボンじゃあるまいし…
夕日は昇るなんて…
とタイトルをきいて思ってた…
けど…
聞こえてきたこの歌には
鳥肌がたつほど痺れたのよ!!
♪こんど君にいつ会える
こんど君にいつ会える
こんど君にいつ会える~
このリフレインがいつまでも
心に残って…
もう会えなくなった…そんな
ちょいとセンチなレモン色の想い出も
よみがえってきたりして…
そんなこんだで
40歳を過ぎて
名古屋でライブがあるとなれば
せっせとライブに通うようになった
友部正人さんが…
私にっては初めて行く場所
地下鉄矢場町駅の近くにある
「spazio rita」というところでライブがあるというので
2020年2月のことですが…
行ってきました…
「spazio rita」に行くのは初めてでしたが
同じビルである「ボクモ」には
以前「サンタラ」のライブで…きたことがある…ってことに
この「ボ」という看板をみて気づきました…
方向音痴な私
地図アプリをみただけでは
以前、ここにきたことがある…なんてまったく思ってなかったので…
この看板をみつけた時には
懐かしい友達に偶然あったような…
憧れのあの娘に偶然会ったような…
おおここきたことがあるじゃん!!とただそれだけのことですが…妙に感動が…
これぞ…看板娘???

なんのこっちゃ!
ただの「看板」そのもの…ですがな…
で…その「ボクモ」のお隣り???のお店
「spazio rita」で行われた
ライブイベント

「のろまなゆめの夜 名古屋編」
というイベントの
オオトリが友部正人さんだったんです…
初めての店…
なので…
若干、落ち着かない気がしますが…
お酒さえ飲んでしまえば…
エエ感じです…
まずは
「0点」というイノウエリョウさんとJaajaの長谷川雄一さんの演奏…
実に個性的で…
どうも…このイノウエリョウさんがライブの企画者のようです…
まず…2人組のユニットの「0点」というネーミングからして
個性的すぎますよね…
MCも「鹿」をさばいてカレーに???
個性的すぎますよね…
私は…だいたい「60点」くらいの
平均点くらいの「男」でしたので
「0点」はさすがになかったなあ…
続いては
石原ヨシトさん…
「0点」に比べれば
ネーミングが
フツーでした…
フツーにフォークでした…
でも…最後の方で女性コーラス3人とベースの人と一緒に
やってた曲は
「0点」のネーミングくらいインパクトのあるいい曲でした…
声も裏返っていましたが…
トリの前は
「ett」の西本さゆりさんと
ベースの河合慎吾さんのユニット
「しょうにゅうどう」
西本さゆりさんの高音の透き通った唄声
さらには、笑顔が溢れんばかりの表情…好きだなあ…
なんか…
地に足をつけてないふわふわ感が感じられて
そう…
西本さゆりさんの唄聴きながら
お酒を呑むとよりおいしいのよ!!


で…知らぬ間にお替りを重ねてて
ほろ酔い気分で…めちゃイイ感じになってきたところで
オオトリの
オオトリの
お待ちかねの
友部正人さん
登場…
のっけから
私の大好きといってもいい
まるで友部正人さんの自叙伝のように聴こえる曲
「はじめぼくはひとりだった」
からライブはスタート
「孤立」…そしてその後の「孤独」が漂ってきて心に沁みる曲
ひとりでいることに幸福と安らぎを得ていた主人公が
♪ある日ぼくは素敵な
ある日ぼくは素敵な言葉を見つけた
そしてはじめて寂しさを知った~
ある日「素敵な言葉」を見つけ「初めて寂しさ」を知る…
主人公が「ひとりではなかった」ことに気付く…その時
この歌を初めて聴いた時の
言葉一つ一つを噛みしめながらも
友部さんの表現力の…言葉選びの鋭さに
衝撃を感じたときのことを思い出しながら…
「空のいのち」
♪枝に老人がひっかかっている~
当然、比喩法、擬人法なんだけど
想像すらしたことのない
こんな歌い出しの歌詞から始まる歌…
老人は老人であって
老人そのものではない…と…歌われる世界観は深い!深い!
生きていること…命そのものが…独創的な切り口で歌われる
サビは
♪空のいのち ぼくは庭師(にわし)~
と韻を踏んで
さらには
♪空はいわし~
流れているとイワシになった気分だよと…
ホント、心から詩人だなって思えちゃう!!
この歌、そんなに多く聴いたことはないけどなんども噛みしめて聴きたいと思えた
素敵な曲でした…
MCでは
次に歌う歌を紹介…
去年、1年前に亡くなった40年ぐらい前からの知り合いの人のことを歌った歌
盛岡に「クラムボン」という喫茶店があって毎年そこに歌いに行くんだけど
そこの主人の高橋さんのことを歌った歌
「1月1日午後1時(盛岡「クラムボン」高橋さん に捧ぐ)」
行ったことのない
喫茶「クラムボン」が…
会ったことのない歌に出てくる女性と一緒に
鮮やかに…心象風景に浮かび上がる…
「クラムボン」とは
宮沢賢治の「やまなし」にでてくる
教科書にも載っている物語に出てくる生命体なんだけど
正直…何なのか…わからない…
宮沢賢治は
漠然と森羅万象を生き物のように「クラムボン」と表現したのだろうか…
サビの歌詞
♪クラムボンが笑ったよ クラムボンが笑ったよ~
私的には
そのクラムボンが、勝手ながら、「クラムボン」にいてる娘さんの笑顔と被った…
きっと
友部さんにとって
「クラムボン」は
居心地のいい空間であったに違いない…
歌の後半は
そのストーリーが
核心に
店主の高橋さんが亡くなった…
それも1月1日午後1時に…
その切ない思いを歌に込めて…
そのときの友部さんの想いや情景がストレートに伝わってくるような…
高橋さんへの想いが綴られる
ちょっと切ないけれど…
「ふあ先生」
大学病院の精神科の先生、友人との交流のことが
唄の中で綴られる…
別に精神科の先生と…だからといって
ヘビーな内容で綴られる訳ではなく
一緒に温泉に入ってたら
猿と混浴してたとか
ちょいと楽しくなるエピソード…
この歌の歌い出し
♪何をするのも億劫で
かといって眠るのも惜しい夜~
の歌詞のようなそんな曖昧な状況で
思い出されるのに相応しい…笑…歌詞の内容でした…笑
もうすぐバレンタインデーなので
そんな歌をと
「バレンタインデー」
唄の世界はとことん温かい
何十回目かのバレンタインデーのことが歌われる
登場するのは
年齢を重ねた夫婦の愛情
やっぱ…身近にいる人に感謝の気持ちをもたなくちゃね…
と当たり前のことを気づかされる
ホント温かい歌でした…
「遠来」
しっとりと切ないハープの響き
切なくて…淋しくて…
…でも優しくて…

ニューヨーク
インド
フランス
台湾
どこにいても
僕は…
…どこにいても…人は人と繋がっている…
個から世界へ…
そんな
スケールの大きな…壮大な…
そして感動的な…一曲
歌い終わって
友部さん
僕は、ずっと自由に作ってきましたが、時々いい歌を作ります…
僕の全貌を知りたい方はCDを…と爆笑を誘うセールス口上…笑
すぐに…たいしたことはないんですが…と控えめな発言をするところも友部さんらしい…
まだ、これからやらなくちゃいけないことがあるかどうかわかりませんが、歌をこれらも歌いますと…
神戸の震災があって25年経ったと
その想いを語って
「月の船」

♪わたしは今ここにいて
あなたの空気をかいでいる
わたしは今ここにいて
あなたの空気を吸っている
あなたの空気を吸い込むと
大きな声で歌いたくなる
あなたがそばにいなくても
もうだいじょうぶだと歌いたくなる
死者たちはみんな空気になって
1月の空からおりてくる~
なんか…悲しいんだけど…悲しんだけど
それだけでは終わらない…
…明日への想いが感じられ
感動に包まれる…聴いてて目頭の熱くなる想い…
いやあ、本当に素晴らしい…
次の歌は
「ブルース??」
(正式なタイトル不明)
ちょっとハーモニカを間違えて友部さん照れ笑い
その表情に…お客さん、大歓声!!
♪ブルースは元気がない時には歌えない~
♪ブルースは元気がない時には歌えない~
このサビのリフレインの心地よさ…
次の歌は
遠藤ミチロウさんも歌ってくれてた歌
今日持ってきている「ミディの時代」の中には
ビデオのおまけもついていて、そこにこの歌を歌っている遠藤ミチロウさんが映っていると紹介して
「誰も僕の絵を描けないだろう」
陰鬱なマイナーコードにのせて歌われる歌
心象風景には
まだ観たことのない映像ですが
この歌を熱唱している遠藤ミチロウさんが浮かんできた…
勝手な妄想だけど
私の心の中では友部さんと遠藤ミチロウさんがこのステージで声を合わせているようにも
聴こえてきて…なんか、もうそういったシーンはもう観られなくなったんだと改めて思えて
友部さんの唄がより沁みる!心に突き刺さる!!
ラストのハーモニカの響き
畳みかけるように吹き鳴らす友部さんの演奏は素晴らし過ぎるの一言でしかない…
今日はイノウエリョウくんに誘ってもらって
昨日は豊田の「橋ノ下舎」
そして今日、ここでライブがやれて
名古屋には東京とは違う音楽シーンがあると感じたこと
主催者に呼んでくれてありがとうと感謝の気持ちを述べながら
絵描きのゴーギャンの歌
「マオリの女」
そーいえば
「ゴーギャン展」を美術館に観に行ったとき
ふと友部さんのこの歌のフレーズが浮かんだことが
思い出された…
この瞬間だけは「spazio rita」が
ちょっとした…美術館のような
雰囲気にも感じられて
歌詞に耳を傾けていると
心がちょっと痛くなる
ゴーギャンと関わったテフラの切なさが心に沁みる…
ここで
長谷川雄一さんを呼び込んで
曲名はわかんないけど
「電車の中では何もしない…そんな歌」
歌詞の中では
本に喩えて
♪僕等はみんな同じ大きさ 厚みがちょっと違うだけ~
やっぱ…詩人だな~って心から思う…
そして…なんだか友部正人さんがムーミンに出てくるスナフキンにもみえてきた…笑
今後の得三でのライブの告知を挟んで
ここで…今日歌ってくれた出演者全員を呼び込み
UN
みんなで
「地球のいちばんはげた場所」
いやあ
友部さんが歌う…当然だけど…
これに…うっとり…
そして途中でボーカルをとる
「ett」の西本さゆりさん
彼女が歌うと…これまた世界観が変わっていいんだよね…
全然関係ないけど
私は頭頂部を気にしながら???
この歌の世界にのめり込む…
歌い終えても鳴りやまぬ拍手、歓声に応えて
ま、まさか
ここで歌ってくれるとは思いませんでした
「夕日は昇る」
♪こんど君にいつ会える
こんど君にいつ会える
こんど君にいつ会える~
いやあ…何度聴いても
心に沁みる…
ホント名曲だ…
「夕日が昇る」くらいだから
絶対、今度また会える…
唄を聴いてて…心からそう思えてくる…
一本のギターと
歌声で描かれた…
友部さんの世界を心から満喫…
こんな素敵な友部さんを
40過ぎるときまで聴いていなくて
もったいない人生を送ってしまったなという後悔と
それでも…この歌をきっかけに40歳以降は
10年以上も名古屋に友部さんが見えた時には足を運び
満喫しているありがたい想いとが交錯しながら
今度も
名古屋に友部さんが見えた時には
♪こんど君にいつ会える~
じゃなくて
今度も友部さんに
「会いに行かなくちゃ…」
と心からそう思えている
今、軽四運転中にも、かけてることの多い
私のマイブームのような
友部さんの唄
そんな友部さんのライブだったのでした…

RCサクセションに
ローリングストーンズと
さらに
ディープに
ブルースへと…
マディ・ウォーターズに
そのブルースを日本語で歌う
憂歌団と
ロックが最高!!!
ブルースが最高!!!
…みたいなふうに思っていて
フォークソングは…
ピンとこなくて…
ロック大好き青少年だったので
若いころ…
ほとんど…聞いてなかったのに…
40代を過ぎた頃になって…
初めて耳にして
衝撃を受けた…
…というよりも…
歌が…歌が…心に沁みて…滲みて…
それは
「夕日は昇る」
という歌…
天才バカボンじゃあるまいし…
夕日は昇るなんて…
とタイトルをきいて思ってた…
けど…
聞こえてきたこの歌には
鳥肌がたつほど痺れたのよ!!
♪こんど君にいつ会える
こんど君にいつ会える
こんど君にいつ会える~
このリフレインがいつまでも
心に残って…
もう会えなくなった…そんな
ちょいとセンチなレモン色の想い出も
よみがえってきたりして…
そんなこんだで
40歳を過ぎて
名古屋でライブがあるとなれば
せっせとライブに通うようになった
友部正人さんが…
私にっては初めて行く場所
地下鉄矢場町駅の近くにある
「spazio rita」というところでライブがあるというので
2020年2月のことですが…
行ってきました…
「spazio rita」に行くのは初めてでしたが
同じビルである「ボクモ」には
以前「サンタラ」のライブで…きたことがある…ってことに
この「ボ」という看板をみて気づきました…
方向音痴な私
地図アプリをみただけでは
以前、ここにきたことがある…なんてまったく思ってなかったので…
この看板をみつけた時には
懐かしい友達に偶然あったような…
憧れのあの娘に偶然会ったような…
おおここきたことがあるじゃん!!とただそれだけのことですが…妙に感動が…
これぞ…看板娘???

なんのこっちゃ!
ただの「看板」そのもの…ですがな…
で…その「ボクモ」のお隣り???のお店
「spazio rita」で行われた
ライブイベント

「のろまなゆめの夜 名古屋編」
というイベントの
オオトリが友部正人さんだったんです…
初めての店…
なので…
若干、落ち着かない気がしますが…
お酒さえ飲んでしまえば…
エエ感じです…
まずは
「0点」というイノウエリョウさんとJaajaの長谷川雄一さんの演奏…
実に個性的で…
どうも…このイノウエリョウさんがライブの企画者のようです…
まず…2人組のユニットの「0点」というネーミングからして
個性的すぎますよね…
MCも「鹿」をさばいてカレーに???
個性的すぎますよね…
私は…だいたい「60点」くらいの
平均点くらいの「男」でしたので
「0点」はさすがになかったなあ…
続いては
石原ヨシトさん…
「0点」に比べれば
ネーミングが
フツーでした…
フツーにフォークでした…
でも…最後の方で女性コーラス3人とベースの人と一緒に
やってた曲は
「0点」のネーミングくらいインパクトのあるいい曲でした…
声も裏返っていましたが…
トリの前は
「ett」の西本さゆりさんと
ベースの河合慎吾さんのユニット
「しょうにゅうどう」
西本さゆりさんの高音の透き通った唄声
さらには、笑顔が溢れんばかりの表情…好きだなあ…
なんか…
地に足をつけてないふわふわ感が感じられて
そう…
西本さゆりさんの唄聴きながら
お酒を呑むとよりおいしいのよ!!


で…知らぬ間にお替りを重ねてて
ほろ酔い気分で…めちゃイイ感じになってきたところで
オオトリの
オオトリの
お待ちかねの
友部正人さん
登場…
のっけから
私の大好きといってもいい
まるで友部正人さんの自叙伝のように聴こえる曲
「はじめぼくはひとりだった」
からライブはスタート
「孤立」…そしてその後の「孤独」が漂ってきて心に沁みる曲
ひとりでいることに幸福と安らぎを得ていた主人公が
♪ある日ぼくは素敵な
ある日ぼくは素敵な言葉を見つけた
そしてはじめて寂しさを知った~
ある日「素敵な言葉」を見つけ「初めて寂しさ」を知る…
主人公が「ひとりではなかった」ことに気付く…その時
この歌を初めて聴いた時の
言葉一つ一つを噛みしめながらも
友部さんの表現力の…言葉選びの鋭さに
衝撃を感じたときのことを思い出しながら…
「空のいのち」
♪枝に老人がひっかかっている~
当然、比喩法、擬人法なんだけど
想像すらしたことのない
こんな歌い出しの歌詞から始まる歌…
老人は老人であって
老人そのものではない…と…歌われる世界観は深い!深い!
生きていること…命そのものが…独創的な切り口で歌われる
サビは
♪空のいのち ぼくは庭師(にわし)~
と韻を踏んで
さらには
♪空はいわし~
流れているとイワシになった気分だよと…
ホント、心から詩人だなって思えちゃう!!
この歌、そんなに多く聴いたことはないけどなんども噛みしめて聴きたいと思えた
素敵な曲でした…
MCでは
次に歌う歌を紹介…
去年、1年前に亡くなった40年ぐらい前からの知り合いの人のことを歌った歌
盛岡に「クラムボン」という喫茶店があって毎年そこに歌いに行くんだけど
そこの主人の高橋さんのことを歌った歌
「1月1日午後1時(盛岡「クラムボン」高橋さん に捧ぐ)」
行ったことのない
喫茶「クラムボン」が…
会ったことのない歌に出てくる女性と一緒に
鮮やかに…心象風景に浮かび上がる…
「クラムボン」とは
宮沢賢治の「やまなし」にでてくる
教科書にも載っている物語に出てくる生命体なんだけど
正直…何なのか…わからない…
宮沢賢治は
漠然と森羅万象を生き物のように「クラムボン」と表現したのだろうか…
サビの歌詞
♪クラムボンが笑ったよ クラムボンが笑ったよ~
私的には
そのクラムボンが、勝手ながら、「クラムボン」にいてる娘さんの笑顔と被った…
きっと
友部さんにとって
「クラムボン」は
居心地のいい空間であったに違いない…
歌の後半は
そのストーリーが
核心に
店主の高橋さんが亡くなった…
それも1月1日午後1時に…
その切ない思いを歌に込めて…
そのときの友部さんの想いや情景がストレートに伝わってくるような…
高橋さんへの想いが綴られる
ちょっと切ないけれど…
「ふあ先生」
大学病院の精神科の先生、友人との交流のことが
唄の中で綴られる…
別に精神科の先生と…だからといって
ヘビーな内容で綴られる訳ではなく
一緒に温泉に入ってたら
猿と混浴してたとか
ちょいと楽しくなるエピソード…
この歌の歌い出し
♪何をするのも億劫で
かといって眠るのも惜しい夜~
の歌詞のようなそんな曖昧な状況で
思い出されるのに相応しい…笑…歌詞の内容でした…笑
もうすぐバレンタインデーなので
そんな歌をと
「バレンタインデー」
唄の世界はとことん温かい
何十回目かのバレンタインデーのことが歌われる
登場するのは
年齢を重ねた夫婦の愛情
やっぱ…身近にいる人に感謝の気持ちをもたなくちゃね…
と当たり前のことを気づかされる
ホント温かい歌でした…
「遠来」
しっとりと切ないハープの響き
切なくて…淋しくて…
…でも優しくて…

ニューヨーク
インド
フランス
台湾
どこにいても
僕は…
…どこにいても…人は人と繋がっている…
個から世界へ…
そんな
スケールの大きな…壮大な…
そして感動的な…一曲
歌い終わって
友部さん
僕は、ずっと自由に作ってきましたが、時々いい歌を作ります…
僕の全貌を知りたい方はCDを…と爆笑を誘うセールス口上…笑
すぐに…たいしたことはないんですが…と控えめな発言をするところも友部さんらしい…
まだ、これからやらなくちゃいけないことがあるかどうかわかりませんが、歌をこれらも歌いますと…
神戸の震災があって25年経ったと
その想いを語って
「月の船」

♪わたしは今ここにいて
あなたの空気をかいでいる
わたしは今ここにいて
あなたの空気を吸っている
あなたの空気を吸い込むと
大きな声で歌いたくなる
あなたがそばにいなくても
もうだいじょうぶだと歌いたくなる
死者たちはみんな空気になって
1月の空からおりてくる~
なんか…悲しいんだけど…悲しんだけど
それだけでは終わらない…
…明日への想いが感じられ
感動に包まれる…聴いてて目頭の熱くなる想い…
いやあ、本当に素晴らしい…
次の歌は
「ブルース??」
(正式なタイトル不明)
ちょっとハーモニカを間違えて友部さん照れ笑い
その表情に…お客さん、大歓声!!
♪ブルースは元気がない時には歌えない~
♪ブルースは元気がない時には歌えない~
このサビのリフレインの心地よさ…
次の歌は
遠藤ミチロウさんも歌ってくれてた歌
今日持ってきている「ミディの時代」の中には
ビデオのおまけもついていて、そこにこの歌を歌っている遠藤ミチロウさんが映っていると紹介して
「誰も僕の絵を描けないだろう」
陰鬱なマイナーコードにのせて歌われる歌
心象風景には
まだ観たことのない映像ですが
この歌を熱唱している遠藤ミチロウさんが浮かんできた…
勝手な妄想だけど
私の心の中では友部さんと遠藤ミチロウさんがこのステージで声を合わせているようにも
聴こえてきて…なんか、もうそういったシーンはもう観られなくなったんだと改めて思えて
友部さんの唄がより沁みる!心に突き刺さる!!
ラストのハーモニカの響き
畳みかけるように吹き鳴らす友部さんの演奏は素晴らし過ぎるの一言でしかない…
今日はイノウエリョウくんに誘ってもらって
昨日は豊田の「橋ノ下舎」
そして今日、ここでライブがやれて
名古屋には東京とは違う音楽シーンがあると感じたこと
主催者に呼んでくれてありがとうと感謝の気持ちを述べながら
絵描きのゴーギャンの歌
「マオリの女」
そーいえば
「ゴーギャン展」を美術館に観に行ったとき
ふと友部さんのこの歌のフレーズが浮かんだことが
思い出された…
この瞬間だけは「spazio rita」が
ちょっとした…美術館のような
雰囲気にも感じられて
歌詞に耳を傾けていると
心がちょっと痛くなる
ゴーギャンと関わったテフラの切なさが心に沁みる…
ここで
長谷川雄一さんを呼び込んで
曲名はわかんないけど
「電車の中では何もしない…そんな歌」
歌詞の中では
本に喩えて
♪僕等はみんな同じ大きさ 厚みがちょっと違うだけ~
やっぱ…詩人だな~って心から思う…
そして…なんだか友部正人さんがムーミンに出てくるスナフキンにもみえてきた…笑
今後の得三でのライブの告知を挟んで
ここで…今日歌ってくれた出演者全員を呼び込み
UN
みんなで
「地球のいちばんはげた場所」
いやあ
友部さんが歌う…当然だけど…
これに…うっとり…
そして途中でボーカルをとる
「ett」の西本さゆりさん
彼女が歌うと…これまた世界観が変わっていいんだよね…
全然関係ないけど
私は頭頂部を気にしながら???
この歌の世界にのめり込む…
歌い終えても鳴りやまぬ拍手、歓声に応えて
ま、まさか
ここで歌ってくれるとは思いませんでした
「夕日は昇る」
♪こんど君にいつ会える
こんど君にいつ会える
こんど君にいつ会える~
いやあ…何度聴いても
心に沁みる…
ホント名曲だ…
「夕日が昇る」くらいだから
絶対、今度また会える…
唄を聴いてて…心からそう思えてくる…
一本のギターと
歌声で描かれた…
友部さんの世界を心から満喫…
こんな素敵な友部さんを
40過ぎるときまで聴いていなくて
もったいない人生を送ってしまったなという後悔と
それでも…この歌をきっかけに40歳以降は
10年以上も名古屋に友部さんが見えた時には足を運び
満喫しているありがたい想いとが交錯しながら
今度も
名古屋に友部さんが見えた時には
♪こんど君にいつ会える~
じゃなくて
今度も友部さんに
「会いに行かなくちゃ…」
と心からそう思えている
今、軽四運転中にも、かけてることの多い
私のマイブームのような
友部さんの唄
そんな友部さんのライブだったのでした…
