2020年春
だんだんと…
不吉なみえないものが
報道によって煽られ
日々、不安感が増すようになり始めの頃…
もちろん出かけるからには
感染症対策はしなくちゃ!
自分で自分の身を守らなくちゃ!!
ということで
マスクの着用はもちろん
何か触れた時には
すぐ消毒できるようにと手指消毒液も持参して向かった得三…
実はこれ以後は
私自身が、この感染拡大状況に応じて自粛しなければといった公演もあったし
愛知県下の緊急事態宣言の影響で
得三自体も公演がキャンセルが続き
それまでは
思えば月に2,3回は得三に顔を出し
ライブのブッキングも何度かさせてもらったこともあったし
ライブをみにも何度も通ってきた、この得三
まるで、クマのように
今池の得三にしょっちゅう出没してた私
このときは
まさかこの日を最後に
得三で
ライブをみることがこんなに激減するどころか
自身が企画してた今池りとるびれっじでの
高橋研さん、松藤英男さんのライブや
小山卓治さん、磯部舞子さんのライブが
目に見えない得体の知れないもの影響で
キャンセルせざるをえなくなるとは思っていなかった頃
この夜だけは
新型コロナウイルスの感染の恐怖を忘れて
大いに笑った
楽しかった夜…
私の御贔屓の
大好きなWAHAHA本舗の芸人さん
「3ガガヘッズ」の出るイベント
~新生3ガガヘッズ×今池スター!~のイベントライブに
急遽…急遽…
出演者が
私の大好きな「3ガガヘッズ」のみならず
ホントはブルースに大爆笑の歌詞を載せて歌う
THE MAGIC STONESが出演予定だったのですが
突然の出演者変更
これが
なんと…嬉しいことに
これまた
私の大好きなWAHAHA本舗の芸人さん
ポカスカジャンのタマ伸也さんが緊急参戦!!
となれば
WAHAHA本舗好きな私…
できる限りの感染症対策を施して
要は得三の中でもマスク着用
ビールを呑む一瞬はマスクをずらして
呑み終わったら、すぐにマスクをもとに戻して
あと、この頃は接触感染の危険性ありとの
マスコミからの不安を煽る報道が多く流れていたので
手指消毒液持参
触ったら、即、手指消毒といった感じで
できる限りの感染症対策を施して
できる限りの感染症対策を施して
できる限りの感染症対策を施して
楽しんだ!!
~新生3ガガヘッズ×今池スター!~のイベントライブのライブレポをば早速
出演は
私の御贔屓
名古屋近辺にきたら必ず駆けつける
「3ガガヘッズ」と
これまた
私の御贔屓
名古屋近辺にきたら必ず駆けつける
「ポカスカジャン」のタマ伸也さんと
何度もみたことのある
今池のお姫様「もっちゃん」と
お初の江戸曲独楽の
柳家三亀司さんの4組…
まずは
柳家三亀司さんのコマ廻しから
柳家三亀司さん
ずっと、営業がすでに中止になっていて
久々の得三さまさまだと語りだす…
緑区の方のようで
主に、大須演芸場に出演
当分、仕事はなくなって…14本くらいとんだ!!そうな…
ステージに上がってからは
コマなんぞなかなか廻さずに
べらんめえ口調で喋る!喋る!
大須演芸場に遊びに来てほしい
そのときには「銀だこ」もってきてとか
ボクシングのリングアナもやっていたことがある…
なんでもレインボーホールでの
薬師寺保栄対辰吉丈一郎戦のリングアナも務めたとのことで
そのときの2人のファイトマネーが
3億4千万円!!
これを聞いても反応の乏しい客席に向かって
「3億4千万円だぞー、もっとリアクションせんかい!」
と叱りながら
一人1億7千万円
そのときにもらったお金が1万円だったと
リアクションの少ない客席をみて
自ら「喋れば、喋るほど凍り付いてきた…」と自虐の一言
肝心のコマについては
「コマなんて小学生がやってる!小学生の方がうまいぜ!」
なんて言って、なかなかコマを廻そうとしない…
拍手が少ないから…とかいって客席をイジリ
コマについては
あるときに??(どんなときか忘れたけど)
あるときに…こまったことがあったから「コマ」という名前になったそうな…
と言われれば
客席、私も含めて、「へー」
と…
頷いていたら「嘘やわ!」
そんなことを言いながら
やっと名人芸
指先の上で「コマ廻し」
コマを廻しながら言ってほしいことは
「上手い」「さすが」「天才」「名人」
言って欲しくないことは
「まだやるか」
「まだ終わらんか」
「ええ加減にせよ」
「次の出演者にはよ替われ」
とか言いながら
扇子の上でコマ廻し
「お見事!!」
あ、これ、言って欲しい言葉に中には入っていませんでしたね…??
芯棒(しんぼう)が少し曲がっただけでコマはバランスを崩す…
ここからきた「しんぼう(辛抱)」が肝心だと…
怒り口調でコマを廻す
そんな芸風でした…
続いては
刀の矛先でコマを廻す!
「お見事!」
あ、これ、言って欲しい言葉に中には入っていませんでしたね…??
柳家三亀司
大須大道町人祭に、出ているそうな…
私、毎年行くけど
一度も観たことないなあ…汗
大須観音の境内でやってると…
廻りには大勢の…ぐるっと囲むほどの
「お客さん」じゃなくて「ハト」が…の自虐ネタをかまして
最後の技は
道具だけ並べてあって
てっきりそれを使ってコマ廻しするのかと思いきや
それを片付けて
ステージを去るという…
まさかまさかの
まさかまさかの
まさかまさかの
片づけておしまい…
こんなパターンのオチは初めてみました…
てっきり大技一発見せて
拍手喝采を浴びて
ステージを降りると思っていたのに
みなさん「ポッカ-ン」
師匠ご立腹???…笑
柳家三亀司さん
大須大道町人祭で、チャンスがあれば
ハトに混じってみてみたいぞ
チェックしておこうっと
続いては
「もっちゃん」
まあ、一言でいえば
風貌は女装した小太りのオジサン…なんだけど
昭和歌謡にのせて
その世界観を醸し出す
ダンスで魅了する
まずは
「木綿のハンカチーフ」
で踊るんだけど
小太りの女装したオジサンが
まるで
あの歌の世界で描かれてるような
ピュアな
彼が東京へ進学しても
「染まらないで帰って」といってるような
地方で彼と文のやりとりをしている
主人公の女性のよーに思えちゃう…
圧巻なのは
ディズニーの曲
「リトルマーメイド」でアリエルが歌う「パート・オブ・ ユア・ワールド」
「アナと雪の女王」でアナが歌う「生まれてはじめて」
連続して
この2曲に合わせて
踊るんだけど
まるで、この得三が
あたかもディズニーランドにいるかのように
「夢と魔法の国」にいるかのような気分に
「もっちゃん」がぼーっと立ってれば
間違いなく、ディズニーにでてくる
魔法使い等の悪者のようなんだけど
踊りだせば
「もっちゃん」が「アリエル」に「アナ雪」に見える!見える!!
もうダンスは
小太りの体型からは想像できないほどキレッキレで…
続いては
小太りのオジサンが
まるで魔法を浴びたかのように
「岡ひろみ」さんに見えちゃう
「エースをねらえ!」
凄まじいシゴキを乗り越えて
世界レベルのテニス選手へと成長していく姿が
テーマ曲にのせて、3分間ほどで描かれる!!
もう…凄まじいシゴキを乗り越えていく姿をみて
思わず…笑わずににはいられない???
ラストは
「もっちゃん」が渡辺真知子さんにしかみえない
「かもめが翔んだ日」
「上手い」「さすが」「天才」「名人」!!
あ、これ、
ご立腹の柳家三亀司師匠のときに
言うべきでした…笑
続いては
お待ちかね…
タマ伸也さん
まずは急遽出演に至った経緯を語る
出演予定だったTHE MAGIC STONESが急遽出られないということで
4日前に「3ガガヘッズ」のトニー淳さんと呑んでいる時に
4日後、得三でやるんですけど、もし空いてたらきませんかと
4日前にオファーをいただいて、今日やってきた次第だと…
招かざる客なんですけど、きたからには精一杯
5時間半ほどはやりますけど、よろしいでしょうか、なんて言って客席を煽らせておいて
すぐに冷静に
…という感じできたので、凄い軽い感じできたら、なかなかの他流試合
コマ廻している人がいれば、踊りまくって楽屋で肩で息してる人がいたりと
語りながら
自己紹介
「ポカスカジャン」というコミックバンドをやっていて
WAHAHA本舗に所属…今回は一人できていること
そして名刺代わりにと、ヒット曲が僕たちにもあるからと
アイスキャンディー「ガリガリ君」のCMソング、それを歌っているのが僕たち「ポカスカジャン」と、得三でも20年くらいライブをやらせてもらってて、癒着の関係と言っても過言ではないけど、初めましての方も多いと思うんで時期こそ違うけど…と
タマ伸也さん
ソロでの
「ガリガリ君のテーマ」
のっけから
みんなで
サビの
♪ガリガリくん ガリガリくん ガリガリくーん~
はみんなで飛沫がとばないように??
大合唱
唯一のヒット曲が15秒で終わってしまうと
ポカスカジャンのヒット曲「ガリガリ君」を大合唱した後には
そうした「ポカスカジャン」といったコミックバンドの活動もしながら
ソロでも歌っていると自己紹介
続いては手にしている
この白いギターのために作った曲
「オー・マイ・ギター」
まずは歌う前に説明をば
曲の中で、ブレイクしたときに「しんやー」と叫んでもらおうと…
なんか、80年代のアイドルっぽく??…笑
新型コロナウイルスで…もやもやしてるし
濃厚接触はだめだと言われてるけど
飛沫も2メートル離れているから大丈夫…(笑)
気持ちだけは
気持ちだけは濃厚接触で…とタマ伸也さん
自然発生する手拍子…
サウンドは80年代どころか
70年代のグループサウンズを彷彿させる…
で、ブレイクして
「しんやー」というタイミングがやってきたけど…
みなさん、飛沫を気にしてか??声が小さい!!
そのことをイジル、タマ伸也さん
嘘でも盛り上がろう!
この25分間だけでも、俺のこと好きだー、熱烈グルーヴィ―みたいな感じでと
煽れば
「しんやー」と合いの手で、大盛り上がり
「カモン・ギター・ソロ」とか言いながら
奏でるのはタマ伸也さん自身
ロックのサウンドとは
裏腹に
実に小さな音でつま弾いて
かっこよくポーズを決めて
ラストはみんなで「しんやコール」
タマ伸也さんの返す言葉は
清志郎さんぽく「愛してます!!」
のっけからお客さんのハートを鷲掴み!!!
さすが!さすが!!
そんなタマ伸也さん
お客さんに向かって
「素晴らしい!イカレてる!お前たち!」
と言っておきながら
「お前!なんて言ってファン感覚で、声をかけてごめんね」と
今日はみなさんと一緒…
何が一緒かというと「平熱」…笑
ということが一緒!
そういう共通項を大事にしていこうと次の曲へ
ソロの活動では
他人の新曲を頼まれもしないのに勝手に作っている…
たとえば
ジョン・レノンの新曲があったら聴いてみたいと思わない!
そう、俺も同じ!聴いてみたいと思った訳
「タマチャン、聴きたい!と思った訳!」
で、2年前、ジョン・レノンに入ってみた訳!
そしたら、ジョン・レノンの新曲ができた訳!
凄くない!!聴きたいでしょう!!と煽って
なんでもオノ・ヨーコさんのツイッターにダイレクトメッセージを送ったそうな
ジョン・レノンの新曲作りました!ぜひ聴いてください!ポカスカジャン・タマ伸也って!
でも返信はなく、既読スルーとのこと
新曲は、お忍びできてた軽井沢のことをテーマに
曲名は「LOVE & PEACE FROM 軽井沢」
ジョン・レノンの新曲とはいえ、タマ伸也さんは
青森県出身
青森と言えば「イタコ」方式
歌詞は英語ではなく日本語で…(笑)
ジョン・レノンが日本で、どのようなメッセージでどのようなメロディーで
どのような歌詞で新曲を作ったか…笑
「ジョン・レノンに入りますっ!!」
「LOVE & PEACE FROM 軽井沢」
おお、ジョンだ!ジョンだ!!ジョン・レノンだ!!
会ったことは一度もないけど…笑
日本語で歌うジョン・レノンだ!!
いかにもジョン・レノンが作りそうな歌いそうな
メロディーライン
宗教も身分も関係なく
みんな軽井沢に集まって
日本の未来を語り合おうといったメッセージソング
ジョン・レノンらしく問いかける
「国境線は今もあるかい??」
サビの
♪If war is over~
ここはみんなで大合唱!!!
ところで、ジョン・レノンさん
サビは日本語じゃなくて英語なんだ!
「イタコ」方式なのに???
といったツッコミはやめといて…笑
歌い終えて
タマ伸也さん
「ジョン・レノンに拍手を!!これが、ジョン・レノンの新曲です!
「LOVE & PEACE FROM 軽井沢」
こういうふうに他人の新曲を勝手に作っていろんな人に入りまくってるから
入りやすい体質になっちゃってて…笑
これまでも忌野清志郎さんに入ったり
玉置浩二さんに入ったり…
あ、生きてる死んでる関係なくてね!
生きてるじゃん!新曲出してるし―、みたいな非難も浴びながら
今の曲もCDになっている
4曲入り500円、めちゃめちゃ安いと
宣伝もお忘れなく…
さてタマ伸也さんは青森県出身
年々歳を重ねるごとに、鏡でみるごとに
吉幾三さんになっていっていると
ここで、デビュー当時の吉幾三さんの衣装に着替え…
といっても法被を羽織っただけだけど
顔のラインといい、のっぺりした感じといい
吉幾三だなと思いました…とタマ伸也さん
そこで、吉幾三さんの新曲を作りました!
青森出身なので5分でできました…と
「娘酒」
自分の娘が嫁ぐときの父親の気持ちを歌にしたと
ここ得三を結婚披露宴の会場にいるような気持ちで
聴いていただければと
その余興の中で、父親が娘のために歌うよ、みたいな感じで
初めて聴く知らない曲だろうけど
初めて聴いたような感じじゃない曲調だと
そんな吉幾三さんの新曲??
「娘酒」
演歌!演歌!!
演歌でええんか!エエんです!!…笑
歌ってる姿観てると、泣けてくるほど笑えてくる!!
見事な…見事なほどに
娘の父親になりきっている
顔芸が…笑
でも、これみようによっては、父親の涙のもらい泣き???のような図が…笑
客席にいた
若い女性を呼び込んで
その娘を見つめて、歌う!歌う!熱唱する!!
♪娘酒~
サビは無理無理…笑…お客さんも巻き込んで
客席と大合唱…
タマ伸也さん
見つめて歌った若い女性にタマ伸也さん自身が用意した手紙を渡し
「それでは、新婦より父への手紙の朗読が…」
手渡された手紙を音読する若い女性
それを聴いて
涙ぐむ吉幾三さん???
ラストに手紙に書かれていた文面は
「ステージの上でお父さんを抱きしめていいですか!」
抱きしめるなんて
濃厚接触で
この芸
このコロナ禍では、もうみられませんよね??
早く、いち早くコロナウイルスが退散し
また「娘酒」のネタが楽しめることを
心から願って
タマ伸也さん
もう父親になりきって
その女性に向かって
「幸せになれよ!この手紙、お土産にどうぞ…笑」
歌い終えて
フツーは、断られるんだけどね…
リハーサルしたみたいに上手だった…と
タマ伸也さん、とてもうれしそう…
名古屋得三はポカスカジャンで20年くらいお世話になっていると
語りながら
さらに他人の新曲を
いろんな他人に入っちゃう!!
ジョン・レノンも忌野清志郎さんにも
生きている吉幾三さんにも
玉置浩二さんにも入っちゃったし
いよいよ他には何に入るのーということで
次の新曲は
天〇陛下に入りましたと
天〇陛下の新曲を聴くという
未体験ゾーンに突入するということで
右翼の街宣車が入ってこないように
ドアを閉めてもらって…なんて口にしながら
タマ伸也さんが入るのは平成時代の天〇陛下
私は思想的に右も左も一切ありませんと前置きし
ただ、天〇陛下
今の上〇陛下に入ったと…
上〇陛下が今どういう気持ちでいるのかが
上〇陛下に入って歌われる
「悩み多き日々」
歌詞は
歌われる内容は実にシリアス
本当に上〇陛下が思いの丈を歌にしているような
錯覚の気分にさせられる…
人を憂い
国を憂い
きっと、今、拡大しつつある
新型コロナウイルスのことも
それに対する国の曖昧な対応にも
きっと憂いているに違いない…
楽しい時間もあっという間
最後の曲も他人に入って歌う
それは
生きているどころか
ここ得三でも何度もライブをしている
憂歌団の木村充揮さんに入る!
その新曲のタイトルは
「やぶれかぶれの人生」
憂歌団の木村充揮さんに入るとか言いながら
なんのこっちゃない、自分のことを歌ってると言いながら
歌い出せば
「おお、雰囲気が木村さんそっくり…」
タマ伸也さんのモノマネでは
尾崎豊さんに次ぐ???完成度!!
本当にこの曲を木村さんが歌っていてもおかしくない…
自然にそう思えちゃう
まさに木村節炸裂のブルースでした…
エンディングは
鳴りやまぬ拍手と歓声と「しんやー」という掛け声を
煽って煽って大盛り上がり
「しんやー」の歓声はいつまでも
それどころか
客席大興奮
まだ、オオトリの「3ガガヘッズ」が控えているのに
UNの手拍子が沸き上がる!沸き上がる!!
得三のスタッフ、林さんに
「やってもいいの?やってもいいの??」と確認許諾が得られたところで
「アンコールやるよ!今日、ここにきてる時点でちょっとヤケクソだよね…」
なんて笑わせながら
得三最高!と一言
そしてUN曲は
中島らもさんの作った曲
「いいんだぜ」
たくさんの放送禁止用語がでてくるけど…
「いいんだぜ」
君がうつ病でも君が分裂病でも「いいんだぜー」
君がクラジミアでもヘルペスでも梅毒でもエイズでも「やってやるぜー」
最後は
「いいんだぜー」と
みんなで大合唱!!
タマ伸也さん
さすが熟練の技
お客さんをのせるのがめちゃめちゃうまいけど
魅力はそれだけじゃない!!
バカバカしくも一生懸命
その一生懸命さに感動すら感じちゃうのよ!
かわすことなく
全力投球…これがみていて
めちゃめちゃ共感できるというか…最高なんだよね!!
一言で簡単にまとめちゃえば
タマ伸也さん、めちゃめちゃ
「いいんだぜー」…笑
だんだんと…
不吉なみえないものが
報道によって煽られ
日々、不安感が増すようになり始めの頃…
もちろん出かけるからには
感染症対策はしなくちゃ!
自分で自分の身を守らなくちゃ!!
ということで
マスクの着用はもちろん
何か触れた時には
すぐ消毒できるようにと手指消毒液も持参して向かった得三…
実はこれ以後は
私自身が、この感染拡大状況に応じて自粛しなければといった公演もあったし
愛知県下の緊急事態宣言の影響で
得三自体も公演がキャンセルが続き
それまでは
思えば月に2,3回は得三に顔を出し
ライブのブッキングも何度かさせてもらったこともあったし
ライブをみにも何度も通ってきた、この得三
まるで、クマのように
今池の得三にしょっちゅう出没してた私
このときは
まさかこの日を最後に
得三で
ライブをみることがこんなに激減するどころか
自身が企画してた今池りとるびれっじでの
高橋研さん、松藤英男さんのライブや
小山卓治さん、磯部舞子さんのライブが
目に見えない得体の知れないもの影響で
キャンセルせざるをえなくなるとは思っていなかった頃
この夜だけは
新型コロナウイルスの感染の恐怖を忘れて
大いに笑った
楽しかった夜…
私の御贔屓の
大好きなWAHAHA本舗の芸人さん
「3ガガヘッズ」の出るイベント
~新生3ガガヘッズ×今池スター!~のイベントライブに
急遽…急遽…
出演者が
私の大好きな「3ガガヘッズ」のみならず
ホントはブルースに大爆笑の歌詞を載せて歌う
THE MAGIC STONESが出演予定だったのですが
突然の出演者変更
これが
なんと…嬉しいことに
これまた
私の大好きなWAHAHA本舗の芸人さん
ポカスカジャンのタマ伸也さんが緊急参戦!!
となれば
WAHAHA本舗好きな私…
できる限りの感染症対策を施して
要は得三の中でもマスク着用
ビールを呑む一瞬はマスクをずらして
呑み終わったら、すぐにマスクをもとに戻して
あと、この頃は接触感染の危険性ありとの
マスコミからの不安を煽る報道が多く流れていたので
手指消毒液持参
触ったら、即、手指消毒といった感じで
できる限りの感染症対策を施して
できる限りの感染症対策を施して
できる限りの感染症対策を施して
楽しんだ!!
~新生3ガガヘッズ×今池スター!~のイベントライブのライブレポをば早速
出演は
私の御贔屓
名古屋近辺にきたら必ず駆けつける
「3ガガヘッズ」と
これまた
私の御贔屓
名古屋近辺にきたら必ず駆けつける
「ポカスカジャン」のタマ伸也さんと
何度もみたことのある
今池のお姫様「もっちゃん」と
お初の江戸曲独楽の
柳家三亀司さんの4組…
まずは
柳家三亀司さんのコマ廻しから
柳家三亀司さん
ずっと、営業がすでに中止になっていて
久々の得三さまさまだと語りだす…
緑区の方のようで
主に、大須演芸場に出演
当分、仕事はなくなって…14本くらいとんだ!!そうな…
ステージに上がってからは
コマなんぞなかなか廻さずに
べらんめえ口調で喋る!喋る!
大須演芸場に遊びに来てほしい
そのときには「銀だこ」もってきてとか
ボクシングのリングアナもやっていたことがある…
なんでもレインボーホールでの
薬師寺保栄対辰吉丈一郎戦のリングアナも務めたとのことで
そのときの2人のファイトマネーが
3億4千万円!!
これを聞いても反応の乏しい客席に向かって
「3億4千万円だぞー、もっとリアクションせんかい!」
と叱りながら
一人1億7千万円
そのときにもらったお金が1万円だったと
リアクションの少ない客席をみて
自ら「喋れば、喋るほど凍り付いてきた…」と自虐の一言
肝心のコマについては
「コマなんて小学生がやってる!小学生の方がうまいぜ!」
なんて言って、なかなかコマを廻そうとしない…
拍手が少ないから…とかいって客席をイジリ
コマについては
あるときに??(どんなときか忘れたけど)
あるときに…こまったことがあったから「コマ」という名前になったそうな…
と言われれば
客席、私も含めて、「へー」
と…
頷いていたら「嘘やわ!」
そんなことを言いながら
やっと名人芸
指先の上で「コマ廻し」
コマを廻しながら言ってほしいことは
「上手い」「さすが」「天才」「名人」
言って欲しくないことは
「まだやるか」
「まだ終わらんか」
「ええ加減にせよ」
「次の出演者にはよ替われ」
とか言いながら
扇子の上でコマ廻し
「お見事!!」
あ、これ、言って欲しい言葉に中には入っていませんでしたね…??
芯棒(しんぼう)が少し曲がっただけでコマはバランスを崩す…
ここからきた「しんぼう(辛抱)」が肝心だと…
怒り口調でコマを廻す
そんな芸風でした…
続いては
刀の矛先でコマを廻す!
「お見事!」
あ、これ、言って欲しい言葉に中には入っていませんでしたね…??
柳家三亀司
大須大道町人祭に、出ているそうな…
私、毎年行くけど
一度も観たことないなあ…汗
大須観音の境内でやってると…
廻りには大勢の…ぐるっと囲むほどの
「お客さん」じゃなくて「ハト」が…の自虐ネタをかまして
最後の技は
道具だけ並べてあって
てっきりそれを使ってコマ廻しするのかと思いきや
それを片付けて
ステージを去るという…
まさかまさかの
まさかまさかの
まさかまさかの
片づけておしまい…
こんなパターンのオチは初めてみました…
てっきり大技一発見せて
拍手喝采を浴びて
ステージを降りると思っていたのに
みなさん「ポッカ-ン」
師匠ご立腹???…笑
柳家三亀司さん
大須大道町人祭で、チャンスがあれば
ハトに混じってみてみたいぞ
チェックしておこうっと
続いては
「もっちゃん」
まあ、一言でいえば
風貌は女装した小太りのオジサン…なんだけど
昭和歌謡にのせて
その世界観を醸し出す
ダンスで魅了する
まずは
「木綿のハンカチーフ」
で踊るんだけど
小太りの女装したオジサンが
まるで
あの歌の世界で描かれてるような
ピュアな
彼が東京へ進学しても
「染まらないで帰って」といってるような
地方で彼と文のやりとりをしている
主人公の女性のよーに思えちゃう…
圧巻なのは
ディズニーの曲
「リトルマーメイド」でアリエルが歌う「パート・オブ・ ユア・ワールド」
「アナと雪の女王」でアナが歌う「生まれてはじめて」
連続して
この2曲に合わせて
踊るんだけど
まるで、この得三が
あたかもディズニーランドにいるかのように
「夢と魔法の国」にいるかのような気分に
「もっちゃん」がぼーっと立ってれば
間違いなく、ディズニーにでてくる
魔法使い等の悪者のようなんだけど
踊りだせば
「もっちゃん」が「アリエル」に「アナ雪」に見える!見える!!
もうダンスは
小太りの体型からは想像できないほどキレッキレで…
続いては
小太りのオジサンが
まるで魔法を浴びたかのように
「岡ひろみ」さんに見えちゃう
「エースをねらえ!」
凄まじいシゴキを乗り越えて
世界レベルのテニス選手へと成長していく姿が
テーマ曲にのせて、3分間ほどで描かれる!!
もう…凄まじいシゴキを乗り越えていく姿をみて
思わず…笑わずににはいられない???
ラストは
「もっちゃん」が渡辺真知子さんにしかみえない
「かもめが翔んだ日」
「上手い」「さすが」「天才」「名人」!!
あ、これ、
ご立腹の柳家三亀司師匠のときに
言うべきでした…笑
続いては
お待ちかね…
タマ伸也さん
まずは急遽出演に至った経緯を語る
出演予定だったTHE MAGIC STONESが急遽出られないということで
4日前に「3ガガヘッズ」のトニー淳さんと呑んでいる時に
4日後、得三でやるんですけど、もし空いてたらきませんかと
4日前にオファーをいただいて、今日やってきた次第だと…
招かざる客なんですけど、きたからには精一杯
5時間半ほどはやりますけど、よろしいでしょうか、なんて言って客席を煽らせておいて
すぐに冷静に
…という感じできたので、凄い軽い感じできたら、なかなかの他流試合
コマ廻している人がいれば、踊りまくって楽屋で肩で息してる人がいたりと
語りながら
自己紹介
「ポカスカジャン」というコミックバンドをやっていて
WAHAHA本舗に所属…今回は一人できていること
そして名刺代わりにと、ヒット曲が僕たちにもあるからと
アイスキャンディー「ガリガリ君」のCMソング、それを歌っているのが僕たち「ポカスカジャン」と、得三でも20年くらいライブをやらせてもらってて、癒着の関係と言っても過言ではないけど、初めましての方も多いと思うんで時期こそ違うけど…と
タマ伸也さん
ソロでの
「ガリガリ君のテーマ」
のっけから
みんなで
サビの
♪ガリガリくん ガリガリくん ガリガリくーん~
はみんなで飛沫がとばないように??
大合唱
唯一のヒット曲が15秒で終わってしまうと
ポカスカジャンのヒット曲「ガリガリ君」を大合唱した後には
そうした「ポカスカジャン」といったコミックバンドの活動もしながら
ソロでも歌っていると自己紹介
続いては手にしている
この白いギターのために作った曲
「オー・マイ・ギター」
まずは歌う前に説明をば
曲の中で、ブレイクしたときに「しんやー」と叫んでもらおうと…
なんか、80年代のアイドルっぽく??…笑
新型コロナウイルスで…もやもやしてるし
濃厚接触はだめだと言われてるけど
飛沫も2メートル離れているから大丈夫…(笑)
気持ちだけは
気持ちだけは濃厚接触で…とタマ伸也さん
自然発生する手拍子…
サウンドは80年代どころか
70年代のグループサウンズを彷彿させる…
で、ブレイクして
「しんやー」というタイミングがやってきたけど…
みなさん、飛沫を気にしてか??声が小さい!!
そのことをイジル、タマ伸也さん
嘘でも盛り上がろう!
この25分間だけでも、俺のこと好きだー、熱烈グルーヴィ―みたいな感じでと
煽れば
「しんやー」と合いの手で、大盛り上がり
「カモン・ギター・ソロ」とか言いながら
奏でるのはタマ伸也さん自身
ロックのサウンドとは
裏腹に
実に小さな音でつま弾いて
かっこよくポーズを決めて
ラストはみんなで「しんやコール」
タマ伸也さんの返す言葉は
清志郎さんぽく「愛してます!!」
のっけからお客さんのハートを鷲掴み!!!
さすが!さすが!!
そんなタマ伸也さん
お客さんに向かって
「素晴らしい!イカレてる!お前たち!」
と言っておきながら
「お前!なんて言ってファン感覚で、声をかけてごめんね」と
今日はみなさんと一緒…
何が一緒かというと「平熱」…笑
ということが一緒!
そういう共通項を大事にしていこうと次の曲へ
ソロの活動では
他人の新曲を頼まれもしないのに勝手に作っている…
たとえば
ジョン・レノンの新曲があったら聴いてみたいと思わない!
そう、俺も同じ!聴いてみたいと思った訳
「タマチャン、聴きたい!と思った訳!」
で、2年前、ジョン・レノンに入ってみた訳!
そしたら、ジョン・レノンの新曲ができた訳!
凄くない!!聴きたいでしょう!!と煽って
なんでもオノ・ヨーコさんのツイッターにダイレクトメッセージを送ったそうな
ジョン・レノンの新曲作りました!ぜひ聴いてください!ポカスカジャン・タマ伸也って!
でも返信はなく、既読スルーとのこと
新曲は、お忍びできてた軽井沢のことをテーマに
曲名は「LOVE & PEACE FROM 軽井沢」
ジョン・レノンの新曲とはいえ、タマ伸也さんは
青森県出身
青森と言えば「イタコ」方式
歌詞は英語ではなく日本語で…(笑)
ジョン・レノンが日本で、どのようなメッセージでどのようなメロディーで
どのような歌詞で新曲を作ったか…笑
「ジョン・レノンに入りますっ!!」
「LOVE & PEACE FROM 軽井沢」
おお、ジョンだ!ジョンだ!!ジョン・レノンだ!!
会ったことは一度もないけど…笑
日本語で歌うジョン・レノンだ!!
いかにもジョン・レノンが作りそうな歌いそうな
メロディーライン
宗教も身分も関係なく
みんな軽井沢に集まって
日本の未来を語り合おうといったメッセージソング
ジョン・レノンらしく問いかける
「国境線は今もあるかい??」
サビの
♪If war is over~
ここはみんなで大合唱!!!
ところで、ジョン・レノンさん
サビは日本語じゃなくて英語なんだ!
「イタコ」方式なのに???
といったツッコミはやめといて…笑
歌い終えて
タマ伸也さん
「ジョン・レノンに拍手を!!これが、ジョン・レノンの新曲です!
「LOVE & PEACE FROM 軽井沢」
こういうふうに他人の新曲を勝手に作っていろんな人に入りまくってるから
入りやすい体質になっちゃってて…笑
これまでも忌野清志郎さんに入ったり
玉置浩二さんに入ったり…
あ、生きてる死んでる関係なくてね!
生きてるじゃん!新曲出してるし―、みたいな非難も浴びながら
今の曲もCDになっている
4曲入り500円、めちゃめちゃ安いと
宣伝もお忘れなく…
さてタマ伸也さんは青森県出身
年々歳を重ねるごとに、鏡でみるごとに
吉幾三さんになっていっていると
ここで、デビュー当時の吉幾三さんの衣装に着替え…
といっても法被を羽織っただけだけど
顔のラインといい、のっぺりした感じといい
吉幾三だなと思いました…とタマ伸也さん
そこで、吉幾三さんの新曲を作りました!
青森出身なので5分でできました…と
「娘酒」
自分の娘が嫁ぐときの父親の気持ちを歌にしたと
ここ得三を結婚披露宴の会場にいるような気持ちで
聴いていただければと
その余興の中で、父親が娘のために歌うよ、みたいな感じで
初めて聴く知らない曲だろうけど
初めて聴いたような感じじゃない曲調だと
そんな吉幾三さんの新曲??
「娘酒」
演歌!演歌!!
演歌でええんか!エエんです!!…笑
歌ってる姿観てると、泣けてくるほど笑えてくる!!
見事な…見事なほどに
娘の父親になりきっている
顔芸が…笑
でも、これみようによっては、父親の涙のもらい泣き???のような図が…笑
客席にいた
若い女性を呼び込んで
その娘を見つめて、歌う!歌う!熱唱する!!
♪娘酒~
サビは無理無理…笑…お客さんも巻き込んで
客席と大合唱…
タマ伸也さん
見つめて歌った若い女性にタマ伸也さん自身が用意した手紙を渡し
「それでは、新婦より父への手紙の朗読が…」
手渡された手紙を音読する若い女性
それを聴いて
涙ぐむ吉幾三さん???
ラストに手紙に書かれていた文面は
「ステージの上でお父さんを抱きしめていいですか!」
抱きしめるなんて
濃厚接触で
この芸
このコロナ禍では、もうみられませんよね??
早く、いち早くコロナウイルスが退散し
また「娘酒」のネタが楽しめることを
心から願って
タマ伸也さん
もう父親になりきって
その女性に向かって
「幸せになれよ!この手紙、お土産にどうぞ…笑」
歌い終えて
フツーは、断られるんだけどね…
リハーサルしたみたいに上手だった…と
タマ伸也さん、とてもうれしそう…
名古屋得三はポカスカジャンで20年くらいお世話になっていると
語りながら
さらに他人の新曲を
いろんな他人に入っちゃう!!
ジョン・レノンも忌野清志郎さんにも
生きている吉幾三さんにも
玉置浩二さんにも入っちゃったし
いよいよ他には何に入るのーということで
次の新曲は
天〇陛下に入りましたと
天〇陛下の新曲を聴くという
未体験ゾーンに突入するということで
右翼の街宣車が入ってこないように
ドアを閉めてもらって…なんて口にしながら
タマ伸也さんが入るのは平成時代の天〇陛下
私は思想的に右も左も一切ありませんと前置きし
ただ、天〇陛下
今の上〇陛下に入ったと…
上〇陛下が今どういう気持ちでいるのかが
上〇陛下に入って歌われる
「悩み多き日々」
歌詞は
歌われる内容は実にシリアス
本当に上〇陛下が思いの丈を歌にしているような
錯覚の気分にさせられる…
人を憂い
国を憂い
きっと、今、拡大しつつある
新型コロナウイルスのことも
それに対する国の曖昧な対応にも
きっと憂いているに違いない…
楽しい時間もあっという間
最後の曲も他人に入って歌う
それは
生きているどころか
ここ得三でも何度もライブをしている
憂歌団の木村充揮さんに入る!
その新曲のタイトルは
「やぶれかぶれの人生」
憂歌団の木村充揮さんに入るとか言いながら
なんのこっちゃない、自分のことを歌ってると言いながら
歌い出せば
「おお、雰囲気が木村さんそっくり…」
タマ伸也さんのモノマネでは
尾崎豊さんに次ぐ???完成度!!
本当にこの曲を木村さんが歌っていてもおかしくない…
自然にそう思えちゃう
まさに木村節炸裂のブルースでした…
エンディングは
鳴りやまぬ拍手と歓声と「しんやー」という掛け声を
煽って煽って大盛り上がり
「しんやー」の歓声はいつまでも
それどころか
客席大興奮
まだ、オオトリの「3ガガヘッズ」が控えているのに
UNの手拍子が沸き上がる!沸き上がる!!
得三のスタッフ、林さんに
「やってもいいの?やってもいいの??」と確認許諾が得られたところで
「アンコールやるよ!今日、ここにきてる時点でちょっとヤケクソだよね…」
なんて笑わせながら
得三最高!と一言
そしてUN曲は
中島らもさんの作った曲
「いいんだぜ」
たくさんの放送禁止用語がでてくるけど…
「いいんだぜ」
君がうつ病でも君が分裂病でも「いいんだぜー」
君がクラジミアでもヘルペスでも梅毒でもエイズでも「やってやるぜー」
最後は
「いいんだぜー」と
みんなで大合唱!!
タマ伸也さん
さすが熟練の技
お客さんをのせるのがめちゃめちゃうまいけど
魅力はそれだけじゃない!!
バカバカしくも一生懸命
その一生懸命さに感動すら感じちゃうのよ!
かわすことなく
全力投球…これがみていて
めちゃめちゃ共感できるというか…最高なんだよね!!
一言で簡単にまとめちゃえば
タマ伸也さん、めちゃめちゃ
「いいんだぜー」…笑