昔から…聴いていて…
ずっとハマってて
「ローリングストーンズ」から遡って
大好きになったのが
…ブルース…
黒人のブルースでも聴きながら…
部屋で缶ビールなんぞ呑んでいたら…
もうそれは最高の気分…
缶ビール片手に
CDを流して聴いているだけでも
大満足…なんだけど
やっぱ
ビールは「生」の方がいいに決まってる…
それと同じように
ブルースは「生」の方がいいに決まってる…
2020年の1月末のことだけど
ブルースを聴きに…
それは…
黒人ではなくて、日本人なんだけど…
黒人ブルースのカバーを、それはそれはかっこよく演奏してくれる…
…そして唄い、シャウトもめちゃめちゃ心地よい…
そんな永井ホトケ隆さんのライブがあるので…
「生」のブルース聴きたいぞ!!(嬉)…と思って…
出かけることに…
疲れた心を…ブルースで癒す…
日常のあれよこれよの雑念を無にして…
ブルースにどっぷり耳を傾け…浸かり…
そして明日の活力??とするためにね??!!(笑)
場所は
ホント久しぶり
場所はR1沿いの…
「J.B.STUDIO」から…
駐車場を挟んで…すぐの場所にある
「Monsieur」というお店…
駅からは、たぶん笠寺駅から歩ける距離だとは思うんだけど…
電車でのアクセスは、ちと悪そうだし…大駐車場があるので…軽四で行くことに…
すなわち…ブルースを聴きながら…
「生」ビールが飲めなくて…泣…
ちと心残りではあるけれど…
家に帰って「缶」でも満足!!(笑)できるので
ニセモノのビールを呑みながら…笑
今宵はブルースを…堪能しようと
永井ホトケ隆さんと田中晴之さんの奏でるブルースに…
酔いしれた夜
ではでは
そんな
永井ホトケ隆さんと田中晴之さん2人による
「Real Blues Duo Tour 2020」
のライブレポをば早速
永井ホトケ隆さんと田中晴之さんと言えば
そーいえば1年前にも
今池の「open house」で観たことがある!!
もう永井ホトケ隆さんは
ここ数年は
「blues.the-butcher-590213 」というブルースバンドのライブがあると
欠かさず観に出かけているほどのお気に入り
だって
あの黒人ブルースマンの
あの名曲の数々が「生」でバンド演奏で聴けちゃうからね…
永井ホトケ隆さんと言えば
「ブルースの重鎮」といってもいいほどの偉大な存在…
その歌に寄り添うように奏でる
田中晴之さんのエレキ、ギターソロもめちゃアグレッシブで
かっこよくて!!
ではでは
そんな2人のライブ
MCで語るは
永井ホトケ隆さん
久しぶりに
「 Monsieur」にきたと
デュオの自己紹介をし
まずは…インストの曲をと…
演奏が終わった後にセッションすることを
「After Hours」というけど、演奏前にこの曲ですと
「Blues After Hours 」
まったりとした
私の大好きなブルースで
歩むようなリズムの中
インパクトのある田中晴之さんのエレキの響き
間奏の途中からは
エレキの見せ場が永井ホトケ隆さんに移動…
それはエレキの響きが語っているような…
歌っているような…
そんな鮮やかな指の動きに目を奪われ
これまた最高の心地よさ
歌い終わって語る
永井ホトケ隆さん
ブルースを知ってから半世紀
田中晴之さんとは45年くらいのお付き合いだと
今でもそんなに変わってないけど昔はかわいかった…
京都のアパート、うちにもよく遊びに来てくれたことを語りながらも
次の曲の紹介へと
B.B.KING以外のブルースマンとしては
初めて来日したのが
Robert Jr. Lockwood、
Robert Johnsonの義理の息子
ブルースが盛り上がるきっかけとなった人
そんな次の曲は
ギターの名人
いろんなシカゴブルースのバックに入っている
スタジオミュージシャンみたいにギターを弾く
その技を今から田中晴之さんに…
笑いながら「ハードルをあげました!」とホトケさん
ブルースには珍しいぐちゃぐちゃな歌と違って
昔の懐かしい場所に散歩にいかないかい…と…そんな歌
「 Come in Baby, Take a Walk With Me」
それはスローなスローな
めちゃめちゃお酒の美味しくなるブルース
ああ、呑みたい!!けど…飲酒運転になってしまうから我慢!我慢!
シカゴブルースのバックに入っている
スタジオミュージシャンみたいにギターを弾く??
田中晴之さんの弦の上を指がダンスしているような動きには
心底痺れちゃう!!
演奏終えて
永井ホトケ隆さん、田中晴之さんをうまい!うまい!と絶賛をし
ここでのMCは
Robert Johnsonの話
Robert Jr. Lockwoodは
Robert Johnsonの義理の息子
お母さんの愛人やったと
Robert Johnson は放浪のミュージシャンなんで
遠洋漁業の漁師が帰ってくるようなもの
たまに帰ってくるおじさんがお母さんと仲良くしてるみたいな感じで
でもRobert Jr. Lockwoodは、Robert Johnsonから唯一ギターを教わった人
アメリカのミシシッピーのデルタブルースが生まれた地域があって
そこを、ブルースマンの多くが放浪してて
この人も放浪してた人だと
Mississippi Fred Mcdowell
The Rolling Stonesのアルバムに入ってた
「You Gotta Move」
神様に呼ばれたら、金持ってるやつでも、持ってないやつでも、身分の高いやつでも、低いやつでも、あの世に逝かなくちゃいけない…という歌
なんで The Rolling Stonesがカバーしたのかわからないけど
めちゃめちゃいい曲
ストーンズ大好き人間の私も当然知ってる!知ってる!!
Mississippi Fred Mcdowellは貧しいミュージシャンだったけど
この曲をThe Rolling Stonesが取り上げてくれたので
思わぬ印税が入ってきたときのMississippi Fred Mcdowellの写真をみたことがあると…
右手にジャックダニエルをもって、やったー!!といった写真、横に奥さんがにっこりしているいい写真だったと言葉を添えて
「You Gotta Move」
いやあ…
ストーンズのLPで何度も聴いたこの曲
懐かしい!
この夜のアレンジは、当然スローで
田中晴之さんの奏でるエレキが映える!映える!
そして、スローで粘り気のある永井ホトケ隆さんのボーカルがこれまたたまらない
ストーンズとは違うアレンジだけど
高校生のときよく聴いてたストーンズのブルース
これに親しんでて
それが縁で、オリジナルの黒人のブルースを初めてきいたとき
なんじゃこれ??と思ったときのことをふと思い出す…
あの時は…
こうしてお酒を呑んでなかったから…お酒が美味しいものとは思ってなかったから
ブルースが分かんなくて…
でも、あの時でさえも、歳を重ねたらこんなにブルースにハマるなんて思ってもいなかったな…
そんな感じで
呑んでもいないので…気分は高校生…笑
永井ホトケ隆さん
ブルースをやる気になったのは、1972年のB.B.KINGの前座でやった大阪の厚生年金会館がきっかけだったと…
それまでは音楽は趣味で、大学にも行っていたし、教職もとっていたし、先生になろうかなと思っていたと…
そんな私がB.B.KINGと一緒にやったのが、人生の過ちの始まりだったと
その日は、自分たちが20分ほど演奏して、その後はB.B.KINGの演奏だったけど、僕らの演奏をB.B.KINGがみていたようで、休憩時間にマネージャーがきて、一緒にやらへんかと言われて
その時僕らのバンドは、ブルースのレパートリー8曲くらいしかなくて、そのうち、ステージで6曲くらい出し切っているものでいたから、無理ですといってたんですけど、マネージャーは執拗に3回くらいは楽屋にいいにきてくれてまして…
結局はやったんですけど、何をやったか、全く憶えていないと…夢のような瞬間だったと…永井ホトケ隆さん
終わってから楽屋でサインをもらったりしにいって
話をちょっとしたら
B.B.KINGに「ブルースを歌い続けろ」と言われたそうな…
それが間違いだったと…笑
あの時、そう言われんかったら…この道を選んでなかったと…
「ブルースを歌い続けろ」と言われたとき
「ちょっとイケてるのかな、やれるかな」と思ったそうな…
実は、全然イケてなかった…
B.B.KINGはたぶん、世界中で前座の人に、同じこと言ってるんだと思う…
まあ、それは、後になって思ったことだけども…
その頃は、俺だけに言ってくれてるような気がした…
それが勘違いで…
メンバー全員勘違いで…
終わった後、厚生年金会館の近くの喫茶店で
バンド・ミーティング…笑
ウエスト・ロード・ブルース・バンド (West Road Blues Band) がバンド・ミーティングしたのは、その1回だけ
ちゃんと、ブルースやらないかんとちゃうかみたいなマジメな感じで…
それからずっと…笑
B.B.KINGに次に会ったのは3年後のこと
「俺のこと憶えてなかったです、案の定…」…笑
それから計5回くらいあったけど
最後の方はインタビューもさせてもらって憶えてもらってましたと…
彼がいなかったらブルースをやっていなかった
そのとき、褒められたことは、つらい時によく思い出しました
誰にでもそんなことあると思いますけど…
そんなB.B.KINGの曲
美容師のことを歌ったブルース
俺の彼女は美容師で金稼いでくれるから何の心配もないという歌
おお、憧れの
昔名古屋市公会堂へダイヤモンドホールへ観に行った
B.B.KINGの曲が聴けるなんて
めちゃめちゃ嬉しい
「Beautician Blues 」
もうホトケさんの歌い出しから
それはそれはインパクトあり
弾むようなスキップするようなリズムのブルース
そしてまるで語っているように
奏でる田中晴之さんのギターがなんとも心地よくて
歌い終えて
永井ホトケ隆さん
B.B.KINGは50年代の頭くらいに出てきたんですけど
B.B.KINGの影響を受けてる人はいっぱいいてて
エレキで「チョーキング」を初めてやったのがB.B.KING
みんな、そんなことは知らずに「チョーキング」をやってますけど…
「チョーキング」に限らず、ブルースに関しても、音楽に関しても
革命的なことをやったのがB.B.KING
その後の世代はみんな、B.B.KINGの影響を受けた
その中の一人であるOtis Rush
ホトケさん、大須でみましたと
この歌はたくさんのミュージシャンにも歌われていて
たくさんの道を歩いて愛する人を探したけど、まだ俺はここで一人座っていると
そんな歌…
「So Many Roads, So Many Trains」
いやあ…
痺れるほどカッコいい
Otis Rushといえば
脳梗塞で倒れても
ステージに現れた
あのボトムラインのことを思い出されずにはいられない…
もうステージにOtis Rushがいただけで
めちゃめちゃ感動した夜のことを…
いやあ、どっぷりブルースに浸って
気分は最高
この曲では
シャウトする永井ホトケ隆さんが
若き日のOtis Rushのようでカッコいい!!
続いては
田中晴之さんが歌うと
田中晴之さんが語る
唄は楽しいけど難しい…めちゃ楽しいけど…
こんだけ音楽をやってきたら、いい歌ってわかる、耳で…笑
でも、口に出したら違う…みたいな…笑
上手い「字」も
こういうふうに書きたいなと思っていても
実際書いたら違う…そんな戦いが続いていると…
言葉を添える
永井ホトケ隆さん
ブルースはキーが違うだけで、コードが3つしかないのに
めちゃ曲がある
それをずっとやりたいなと思っていてもやりつくせない
あと100曲くらいは歌いたい歌があると…
それをずっとやりたいなと思って田中晴之さんと1年に1回「Real Blues Duo 」というタイトルで
リアルなブルースをやりたいと思って田中晴之さんと一緒にやってもらってるけど、ステージで1,2曲歌ってもらわないとギャラがでない…笑…システムであるようで
田中晴之さんが次に歌う曲の解説
Jimmy Reedの曲
奥さんに「はいっ!」て言われないとライブ中に歌が歌えないらしい??Jimmy Reed
奥さんが横で歌詞を小さい声で教えているらしい
自分で作った曲なのに…
ホトケさんが添える
昔の黒人の人は字が書けない人も多かったので
曲を覚えなければならない…
たぶん彼は、覚えられなかったのでしょう…
呑んでて…笑…ブルース史上最大の酔っぱらい
肝硬変で亡くなったそうな…
曲はいい曲だと
田中晴之さん
あの時、素直に好きだと言っておけばよかった…という歌
「Honest I Do」
実に美しくて甘い旋律
魅惑的な田中晴之さんの奏でるギターの旋律は
まるで「愛」をささやいているみたい…
田中晴之さんの唄声も甘くていい感じ…
歌い終えて
田中晴之さん一言
たくさんのギャラをお願いします…笑…と
唄は本当に楽しい、気持ちが嬉しくなると…
これに対して
永井ホトケ隆さん
ブルースは、ギターを弾かずに歌った方が楽しいと…
朝起きて、ギターを持つと、キーは自然に「E」になってる…
それで奏でながら自然に歌う
それが健康にいい…と
次の曲は非常につらい曲だと
永井ホトケ隆さん
「お前がでてかんでエエ、自分が出ていく歌」
田中晴之さん
「彼女のところに居候をしてたんですかね…ブルースマンは…」
次の曲は
タイトルはわかんなかったけど
間奏のブルースのリフレインがインパクトがあってたまらない…
歌うは田中晴之さん
めちゃイイ感じ…
田中晴之さん
お約束??の2曲を歌い終えると
その後は
永井ホトケ隆さんが語る
黒人のブルースマンを接待、呑みに連れていったことがあったけど信じられなかったと
呑みにいって横に座った女の子に30分後には結婚してくれって言ってる
結婚指輪をしてるのに…冗談半分、本気半分で…
黒人の人は子供ができると産んでくれというけど金は出さない
どっかに行ってしまう…笑
昔ブルースマンは母子家庭とか、おばあちゃんに育てられたという人が多くて…
というのは…男の人はどっかに行ってしまう…
お母さんも仕方がないから、次の男の人を作る…みたいな…凄い悪循環
どんどん、お父さんのいない子が増える
なかなか真似できないと
日本人でも、そうとう悪い男じゃないと…笑
さらには
黒人ブルースマンには
メンバーにギャラを支払わない人も
次に歌う曲の人はWillie Dixon、ヒット曲の多い人で
若い時に図に乗って、キャディラックに女の子4人ぐらいのせて街を練り歩く…喧嘩っぱ薬、アルバムのジャケットも顔中傷だらけになってる…
俺の彼女は嘘つかないという歌
嘘つきは大嫌いだ
でも、自分自身が嘘ついているやないか…そんな歌
「My Babe」
どことなくミディアムテンポでありながら
躍動感の感じられるブルース
いやあ…次々と
ブルースに溺れて溺れて気分は最高…
まるで…名古屋の「 Monsieur」にいながら
気分はシカゴかミシシッピーのブルースバーにいるような
旅してるような気分に…
強いて言えば…お酒が呑めれば…苦笑
歌い終えて
永井ホトケ隆さんが語る
1975年にレコードデビュー、そのとき最初にレコーディングした曲をと
レコード会社は徳間レコード
もともとは演歌歌手の多い会社
森昌子さんとか、五木ひろしさんとか
そういうところで、洋楽のレコーディングして、どうやろ?と思ってたんですけど
神田にあるそのレコード会社に行くと社員が全員法被を着ていたと
その法被の後ろには「昌子ちゃん祭り」と書いてあって
どうやら、森昌子さんのイベント用の法被のようで
そこは大丈夫かなと思ってたらしいけど
その後、上田正樹さん、有山じゅんじさん、柳ジョージさんといった、ややこやしい人たちもいっぱいいるようになったと…
大きな会社のレコーディングスタジオでレコーディングするのは、初めてだったのでよくわからなかったけど、この歌を歌いたいと思ったそうな
それはB.B.KING
もともとはBessie Smithという女の人が初めて歌った歌
私のことは放っておいてという歌…
当時の黒人にとってハムとベーコンは御馳走だった…
それをすぐに食べてしまって、次の日に何もなくなってしまっても
私のやったことやから、みんなにとやかく言われたくない…そんな歌
「Ain't Nobody's Business」
しっとりとしたこのフレーズ
B.B.KINGのバラード
ホントに沁みる!沁みる!!
もうタマラナイ…
そして続いて
「Everyday I have the blues」
それはそれは
嬉しいご機嫌の
B.B.KING、2連発!!
気分がご機嫌になってくる
嫌なことでも
洗い流してくれるような
最高にご機嫌のブルース
B.B.KING最高!!
永井ホトケ隆さん、田中晴之さん、最高!!
大学ではビートルズのカバーバンドをやっていたと
永井ホトケ隆さん
ウエスト・ロード・ブルース・バンド (West Road Blues Band) の塩次伸二さんが
「ブルースやらへんか」と誘ってきて
それと、さっき話したB.B.KINGから泥沼に…笑
「ブルースの森」に彷徨いこんで
ビートルズのカバーバンドやってたときもこの曲をやっていたけど
まさか、これがブルースだったとは当時気づいてなかったと
本編ラストは
「Kansas City」
みんなで大合唱!!
もう…大盛り上がり!大盛り上がり!
みんながみんな
ジョン・レノンやポール・マッカートニーになった気分で…笑
終わったと見せかけて
ホトケさん、もう一度
♪Hey Hey Hey Hey~
と歌い出す!!
お客さんを
ジョン・レノンやポール・マッカートニーのようなお客さんを煽る!煽る!!
当然、鳴りやまぬ拍手、歓声に応えての
UN
ここでは
永井ホトケ隆さん
若い女子のように???
髪を切った話…
去年、髪を切ったとのこと
急に夜中に切りたいなと思って…次の日に理容院にいったそうな
髪を切って変わったことは
話やすくなったとよく言われるそうな…
以前は、そんなに話しにくかったんか??と…笑
あと職質されなくなったと
それまでは、年に2回くらいは職質を受けていたと
自転車に乗ってると
「君、その自転車どうしたんだ」と、いつも揉めていたと…
さらには、街で配っているティッシュペーパーをもらえるようになったと
それまでは、俺にだけティッシュペーパーをくれない…
この3つのことが
髪を切って変わってよくなったこと…とまとめて
今年、古希、70歳
「blues.the-butcher-590213」というバンドや
ラジオでのブルース番組を13年くらいやってること
今では海外でも聴けるらしい
昨日もミシシッピーのジャクソンで聴いてる黒人の方から、今日はよかったとメールが届いたそうな…凄い時代になったとしみじみ
さらに雑誌「ブルース&ソウル・レコーズ(Blues & Soul Records)」で、4月から連載することになったそうな
70年代の頃の話からすることになってるそうで、赤裸々な女性関係のことは書きません…差しさわりがあるので…と笑わせて
「塩次伸二や近藤房之助の暴露本とか書きたいけど…」とか言いながら
「雑誌の編集者もそろそろこいつ、死ぬやろ?今のうち、書かしておこう??という感じでやってるんやと思う…完全に被害妄想になってますけど…」なんて語りながら
「また来てください、どのくらいやれるか分からないので…
髪の毛と同じ、急に嫌になってやめるかも知れないし」
なんて自虐的なことを口にしながらも
次の曲は「放浪者のこと」
アメリカの大統領とは違う
俺はたいしたものは来てないしちゃんとした帽子も被っていないけど
俺は愛の男だ…という歌
「TRAMP」
いやあ…
最高に楽しかった
永井ホトケ隆さん、田中晴之さんの奏でる
ブルースタイム
この後は
この余韻を残したまま…
この余韻を残したまま…
この余韻を残したまま…
軽四に乗って
一気に我が家へ…
その余韻に浸りながら
一人二次会…笑
芋焼酎だけど…気分はジャックダニエルで…
ブルースに溺れて
お酒に溺れて…
ああ、生きててよかった…笑
(大袈裟な)
写真は
田中晴之さんと
ずっとハマってて
「ローリングストーンズ」から遡って
大好きになったのが
…ブルース…
黒人のブルースでも聴きながら…
部屋で缶ビールなんぞ呑んでいたら…
もうそれは最高の気分…
缶ビール片手に
CDを流して聴いているだけでも
大満足…なんだけど
やっぱ
ビールは「生」の方がいいに決まってる…
それと同じように
ブルースは「生」の方がいいに決まってる…
2020年の1月末のことだけど
ブルースを聴きに…
それは…
黒人ではなくて、日本人なんだけど…
黒人ブルースのカバーを、それはそれはかっこよく演奏してくれる…
…そして唄い、シャウトもめちゃめちゃ心地よい…
そんな永井ホトケ隆さんのライブがあるので…
「生」のブルース聴きたいぞ!!(嬉)…と思って…
出かけることに…
疲れた心を…ブルースで癒す…
日常のあれよこれよの雑念を無にして…
ブルースにどっぷり耳を傾け…浸かり…
そして明日の活力??とするためにね??!!(笑)
場所は
ホント久しぶり
場所はR1沿いの…
「J.B.STUDIO」から…
駐車場を挟んで…すぐの場所にある
「Monsieur」というお店…
駅からは、たぶん笠寺駅から歩ける距離だとは思うんだけど…
電車でのアクセスは、ちと悪そうだし…大駐車場があるので…軽四で行くことに…
すなわち…ブルースを聴きながら…
「生」ビールが飲めなくて…泣…
ちと心残りではあるけれど…
家に帰って「缶」でも満足!!(笑)できるので
ニセモノのビールを呑みながら…笑
今宵はブルースを…堪能しようと
永井ホトケ隆さんと田中晴之さんの奏でるブルースに…
酔いしれた夜
ではでは
そんな
永井ホトケ隆さんと田中晴之さん2人による
「Real Blues Duo Tour 2020」
のライブレポをば早速
永井ホトケ隆さんと田中晴之さんと言えば
そーいえば1年前にも
今池の「open house」で観たことがある!!
もう永井ホトケ隆さんは
ここ数年は
「blues.the-butcher-590213 」というブルースバンドのライブがあると
欠かさず観に出かけているほどのお気に入り
だって
あの黒人ブルースマンの
あの名曲の数々が「生」でバンド演奏で聴けちゃうからね…
永井ホトケ隆さんと言えば
「ブルースの重鎮」といってもいいほどの偉大な存在…
その歌に寄り添うように奏でる
田中晴之さんのエレキ、ギターソロもめちゃアグレッシブで
かっこよくて!!
ではでは
そんな2人のライブ
MCで語るは
永井ホトケ隆さん
久しぶりに
「 Monsieur」にきたと
デュオの自己紹介をし
まずは…インストの曲をと…
演奏が終わった後にセッションすることを
「After Hours」というけど、演奏前にこの曲ですと
「Blues After Hours 」
まったりとした
私の大好きなブルースで
歩むようなリズムの中
インパクトのある田中晴之さんのエレキの響き
間奏の途中からは
エレキの見せ場が永井ホトケ隆さんに移動…
それはエレキの響きが語っているような…
歌っているような…
そんな鮮やかな指の動きに目を奪われ
これまた最高の心地よさ
歌い終わって語る
永井ホトケ隆さん
ブルースを知ってから半世紀
田中晴之さんとは45年くらいのお付き合いだと
今でもそんなに変わってないけど昔はかわいかった…
京都のアパート、うちにもよく遊びに来てくれたことを語りながらも
次の曲の紹介へと
B.B.KING以外のブルースマンとしては
初めて来日したのが
Robert Jr. Lockwood、
Robert Johnsonの義理の息子
ブルースが盛り上がるきっかけとなった人
そんな次の曲は
ギターの名人
いろんなシカゴブルースのバックに入っている
スタジオミュージシャンみたいにギターを弾く
その技を今から田中晴之さんに…
笑いながら「ハードルをあげました!」とホトケさん
ブルースには珍しいぐちゃぐちゃな歌と違って
昔の懐かしい場所に散歩にいかないかい…と…そんな歌
「 Come in Baby, Take a Walk With Me」
それはスローなスローな
めちゃめちゃお酒の美味しくなるブルース
ああ、呑みたい!!けど…飲酒運転になってしまうから我慢!我慢!
シカゴブルースのバックに入っている
スタジオミュージシャンみたいにギターを弾く??
田中晴之さんの弦の上を指がダンスしているような動きには
心底痺れちゃう!!
演奏終えて
永井ホトケ隆さん、田中晴之さんをうまい!うまい!と絶賛をし
ここでのMCは
Robert Johnsonの話
Robert Jr. Lockwoodは
Robert Johnsonの義理の息子
お母さんの愛人やったと
Robert Johnson は放浪のミュージシャンなんで
遠洋漁業の漁師が帰ってくるようなもの
たまに帰ってくるおじさんがお母さんと仲良くしてるみたいな感じで
でもRobert Jr. Lockwoodは、Robert Johnsonから唯一ギターを教わった人
アメリカのミシシッピーのデルタブルースが生まれた地域があって
そこを、ブルースマンの多くが放浪してて
この人も放浪してた人だと
Mississippi Fred Mcdowell
The Rolling Stonesのアルバムに入ってた
「You Gotta Move」
神様に呼ばれたら、金持ってるやつでも、持ってないやつでも、身分の高いやつでも、低いやつでも、あの世に逝かなくちゃいけない…という歌
なんで The Rolling Stonesがカバーしたのかわからないけど
めちゃめちゃいい曲
ストーンズ大好き人間の私も当然知ってる!知ってる!!
Mississippi Fred Mcdowellは貧しいミュージシャンだったけど
この曲をThe Rolling Stonesが取り上げてくれたので
思わぬ印税が入ってきたときのMississippi Fred Mcdowellの写真をみたことがあると…
右手にジャックダニエルをもって、やったー!!といった写真、横に奥さんがにっこりしているいい写真だったと言葉を添えて
「You Gotta Move」
いやあ…
ストーンズのLPで何度も聴いたこの曲
懐かしい!
この夜のアレンジは、当然スローで
田中晴之さんの奏でるエレキが映える!映える!
そして、スローで粘り気のある永井ホトケ隆さんのボーカルがこれまたたまらない
ストーンズとは違うアレンジだけど
高校生のときよく聴いてたストーンズのブルース
これに親しんでて
それが縁で、オリジナルの黒人のブルースを初めてきいたとき
なんじゃこれ??と思ったときのことをふと思い出す…
あの時は…
こうしてお酒を呑んでなかったから…お酒が美味しいものとは思ってなかったから
ブルースが分かんなくて…
でも、あの時でさえも、歳を重ねたらこんなにブルースにハマるなんて思ってもいなかったな…
そんな感じで
呑んでもいないので…気分は高校生…笑
永井ホトケ隆さん
ブルースをやる気になったのは、1972年のB.B.KINGの前座でやった大阪の厚生年金会館がきっかけだったと…
それまでは音楽は趣味で、大学にも行っていたし、教職もとっていたし、先生になろうかなと思っていたと…
そんな私がB.B.KINGと一緒にやったのが、人生の過ちの始まりだったと
その日は、自分たちが20分ほど演奏して、その後はB.B.KINGの演奏だったけど、僕らの演奏をB.B.KINGがみていたようで、休憩時間にマネージャーがきて、一緒にやらへんかと言われて
その時僕らのバンドは、ブルースのレパートリー8曲くらいしかなくて、そのうち、ステージで6曲くらい出し切っているものでいたから、無理ですといってたんですけど、マネージャーは執拗に3回くらいは楽屋にいいにきてくれてまして…
結局はやったんですけど、何をやったか、全く憶えていないと…夢のような瞬間だったと…永井ホトケ隆さん
終わってから楽屋でサインをもらったりしにいって
話をちょっとしたら
B.B.KINGに「ブルースを歌い続けろ」と言われたそうな…
それが間違いだったと…笑
あの時、そう言われんかったら…この道を選んでなかったと…
「ブルースを歌い続けろ」と言われたとき
「ちょっとイケてるのかな、やれるかな」と思ったそうな…
実は、全然イケてなかった…
B.B.KINGはたぶん、世界中で前座の人に、同じこと言ってるんだと思う…
まあ、それは、後になって思ったことだけども…
その頃は、俺だけに言ってくれてるような気がした…
それが勘違いで…
メンバー全員勘違いで…
終わった後、厚生年金会館の近くの喫茶店で
バンド・ミーティング…笑
ウエスト・ロード・ブルース・バンド (West Road Blues Band) がバンド・ミーティングしたのは、その1回だけ
ちゃんと、ブルースやらないかんとちゃうかみたいなマジメな感じで…
それからずっと…笑
B.B.KINGに次に会ったのは3年後のこと
「俺のこと憶えてなかったです、案の定…」…笑
それから計5回くらいあったけど
最後の方はインタビューもさせてもらって憶えてもらってましたと…
彼がいなかったらブルースをやっていなかった
そのとき、褒められたことは、つらい時によく思い出しました
誰にでもそんなことあると思いますけど…
そんなB.B.KINGの曲
美容師のことを歌ったブルース
俺の彼女は美容師で金稼いでくれるから何の心配もないという歌
おお、憧れの
昔名古屋市公会堂へダイヤモンドホールへ観に行った
B.B.KINGの曲が聴けるなんて
めちゃめちゃ嬉しい
「Beautician Blues 」
もうホトケさんの歌い出しから
それはそれはインパクトあり
弾むようなスキップするようなリズムのブルース
そしてまるで語っているように
奏でる田中晴之さんのギターがなんとも心地よくて
歌い終えて
永井ホトケ隆さん
B.B.KINGは50年代の頭くらいに出てきたんですけど
B.B.KINGの影響を受けてる人はいっぱいいてて
エレキで「チョーキング」を初めてやったのがB.B.KING
みんな、そんなことは知らずに「チョーキング」をやってますけど…
「チョーキング」に限らず、ブルースに関しても、音楽に関しても
革命的なことをやったのがB.B.KING
その後の世代はみんな、B.B.KINGの影響を受けた
その中の一人であるOtis Rush
ホトケさん、大須でみましたと
この歌はたくさんのミュージシャンにも歌われていて
たくさんの道を歩いて愛する人を探したけど、まだ俺はここで一人座っていると
そんな歌…
「So Many Roads, So Many Trains」
いやあ…
痺れるほどカッコいい
Otis Rushといえば
脳梗塞で倒れても
ステージに現れた
あのボトムラインのことを思い出されずにはいられない…
もうステージにOtis Rushがいただけで
めちゃめちゃ感動した夜のことを…
いやあ、どっぷりブルースに浸って
気分は最高
この曲では
シャウトする永井ホトケ隆さんが
若き日のOtis Rushのようでカッコいい!!
続いては
田中晴之さんが歌うと
田中晴之さんが語る
唄は楽しいけど難しい…めちゃ楽しいけど…
こんだけ音楽をやってきたら、いい歌ってわかる、耳で…笑
でも、口に出したら違う…みたいな…笑
上手い「字」も
こういうふうに書きたいなと思っていても
実際書いたら違う…そんな戦いが続いていると…
言葉を添える
永井ホトケ隆さん
ブルースはキーが違うだけで、コードが3つしかないのに
めちゃ曲がある
それをずっとやりたいなと思っていてもやりつくせない
あと100曲くらいは歌いたい歌があると…
それをずっとやりたいなと思って田中晴之さんと1年に1回「Real Blues Duo 」というタイトルで
リアルなブルースをやりたいと思って田中晴之さんと一緒にやってもらってるけど、ステージで1,2曲歌ってもらわないとギャラがでない…笑…システムであるようで
田中晴之さんが次に歌う曲の解説
Jimmy Reedの曲
奥さんに「はいっ!」て言われないとライブ中に歌が歌えないらしい??Jimmy Reed
奥さんが横で歌詞を小さい声で教えているらしい
自分で作った曲なのに…
ホトケさんが添える
昔の黒人の人は字が書けない人も多かったので
曲を覚えなければならない…
たぶん彼は、覚えられなかったのでしょう…
呑んでて…笑…ブルース史上最大の酔っぱらい
肝硬変で亡くなったそうな…
曲はいい曲だと
田中晴之さん
あの時、素直に好きだと言っておけばよかった…という歌
「Honest I Do」
実に美しくて甘い旋律
魅惑的な田中晴之さんの奏でるギターの旋律は
まるで「愛」をささやいているみたい…
田中晴之さんの唄声も甘くていい感じ…
歌い終えて
田中晴之さん一言
たくさんのギャラをお願いします…笑…と
唄は本当に楽しい、気持ちが嬉しくなると…
これに対して
永井ホトケ隆さん
ブルースは、ギターを弾かずに歌った方が楽しいと…
朝起きて、ギターを持つと、キーは自然に「E」になってる…
それで奏でながら自然に歌う
それが健康にいい…と
次の曲は非常につらい曲だと
永井ホトケ隆さん
「お前がでてかんでエエ、自分が出ていく歌」
田中晴之さん
「彼女のところに居候をしてたんですかね…ブルースマンは…」
次の曲は
タイトルはわかんなかったけど
間奏のブルースのリフレインがインパクトがあってたまらない…
歌うは田中晴之さん
めちゃイイ感じ…
田中晴之さん
お約束??の2曲を歌い終えると
その後は
永井ホトケ隆さんが語る
黒人のブルースマンを接待、呑みに連れていったことがあったけど信じられなかったと
呑みにいって横に座った女の子に30分後には結婚してくれって言ってる
結婚指輪をしてるのに…冗談半分、本気半分で…
黒人の人は子供ができると産んでくれというけど金は出さない
どっかに行ってしまう…笑
昔ブルースマンは母子家庭とか、おばあちゃんに育てられたという人が多くて…
というのは…男の人はどっかに行ってしまう…
お母さんも仕方がないから、次の男の人を作る…みたいな…凄い悪循環
どんどん、お父さんのいない子が増える
なかなか真似できないと
日本人でも、そうとう悪い男じゃないと…笑
さらには
黒人ブルースマンには
メンバーにギャラを支払わない人も
次に歌う曲の人はWillie Dixon、ヒット曲の多い人で
若い時に図に乗って、キャディラックに女の子4人ぐらいのせて街を練り歩く…喧嘩っぱ薬、アルバムのジャケットも顔中傷だらけになってる…
俺の彼女は嘘つかないという歌
嘘つきは大嫌いだ
でも、自分自身が嘘ついているやないか…そんな歌
「My Babe」
どことなくミディアムテンポでありながら
躍動感の感じられるブルース
いやあ…次々と
ブルースに溺れて溺れて気分は最高…
まるで…名古屋の「 Monsieur」にいながら
気分はシカゴかミシシッピーのブルースバーにいるような
旅してるような気分に…
強いて言えば…お酒が呑めれば…苦笑
歌い終えて
永井ホトケ隆さんが語る
1975年にレコードデビュー、そのとき最初にレコーディングした曲をと
レコード会社は徳間レコード
もともとは演歌歌手の多い会社
森昌子さんとか、五木ひろしさんとか
そういうところで、洋楽のレコーディングして、どうやろ?と思ってたんですけど
神田にあるそのレコード会社に行くと社員が全員法被を着ていたと
その法被の後ろには「昌子ちゃん祭り」と書いてあって
どうやら、森昌子さんのイベント用の法被のようで
そこは大丈夫かなと思ってたらしいけど
その後、上田正樹さん、有山じゅんじさん、柳ジョージさんといった、ややこやしい人たちもいっぱいいるようになったと…
大きな会社のレコーディングスタジオでレコーディングするのは、初めてだったのでよくわからなかったけど、この歌を歌いたいと思ったそうな
それはB.B.KING
もともとはBessie Smithという女の人が初めて歌った歌
私のことは放っておいてという歌…
当時の黒人にとってハムとベーコンは御馳走だった…
それをすぐに食べてしまって、次の日に何もなくなってしまっても
私のやったことやから、みんなにとやかく言われたくない…そんな歌
「Ain't Nobody's Business」
しっとりとしたこのフレーズ
B.B.KINGのバラード
ホントに沁みる!沁みる!!
もうタマラナイ…
そして続いて
「Everyday I have the blues」
それはそれは
嬉しいご機嫌の
B.B.KING、2連発!!
気分がご機嫌になってくる
嫌なことでも
洗い流してくれるような
最高にご機嫌のブルース
B.B.KING最高!!
永井ホトケ隆さん、田中晴之さん、最高!!
大学ではビートルズのカバーバンドをやっていたと
永井ホトケ隆さん
ウエスト・ロード・ブルース・バンド (West Road Blues Band) の塩次伸二さんが
「ブルースやらへんか」と誘ってきて
それと、さっき話したB.B.KINGから泥沼に…笑
「ブルースの森」に彷徨いこんで
ビートルズのカバーバンドやってたときもこの曲をやっていたけど
まさか、これがブルースだったとは当時気づいてなかったと
本編ラストは
「Kansas City」
みんなで大合唱!!
もう…大盛り上がり!大盛り上がり!
みんながみんな
ジョン・レノンやポール・マッカートニーになった気分で…笑
終わったと見せかけて
ホトケさん、もう一度
♪Hey Hey Hey Hey~
と歌い出す!!
お客さんを
ジョン・レノンやポール・マッカートニーのようなお客さんを煽る!煽る!!
当然、鳴りやまぬ拍手、歓声に応えての
UN
ここでは
永井ホトケ隆さん
若い女子のように???
髪を切った話…
去年、髪を切ったとのこと
急に夜中に切りたいなと思って…次の日に理容院にいったそうな
髪を切って変わったことは
話やすくなったとよく言われるそうな…
以前は、そんなに話しにくかったんか??と…笑
あと職質されなくなったと
それまでは、年に2回くらいは職質を受けていたと
自転車に乗ってると
「君、その自転車どうしたんだ」と、いつも揉めていたと…
さらには、街で配っているティッシュペーパーをもらえるようになったと
それまでは、俺にだけティッシュペーパーをくれない…
この3つのことが
髪を切って変わってよくなったこと…とまとめて
今年、古希、70歳
「blues.the-butcher-590213」というバンドや
ラジオでのブルース番組を13年くらいやってること
今では海外でも聴けるらしい
昨日もミシシッピーのジャクソンで聴いてる黒人の方から、今日はよかったとメールが届いたそうな…凄い時代になったとしみじみ
さらに雑誌「ブルース&ソウル・レコーズ(Blues & Soul Records)」で、4月から連載することになったそうな
70年代の頃の話からすることになってるそうで、赤裸々な女性関係のことは書きません…差しさわりがあるので…と笑わせて
「塩次伸二や近藤房之助の暴露本とか書きたいけど…」とか言いながら
「雑誌の編集者もそろそろこいつ、死ぬやろ?今のうち、書かしておこう??という感じでやってるんやと思う…完全に被害妄想になってますけど…」なんて語りながら
「また来てください、どのくらいやれるか分からないので…
髪の毛と同じ、急に嫌になってやめるかも知れないし」
なんて自虐的なことを口にしながらも
次の曲は「放浪者のこと」
アメリカの大統領とは違う
俺はたいしたものは来てないしちゃんとした帽子も被っていないけど
俺は愛の男だ…という歌
「TRAMP」
いやあ…
最高に楽しかった
永井ホトケ隆さん、田中晴之さんの奏でる
ブルースタイム
この後は
この余韻を残したまま…
この余韻を残したまま…
この余韻を残したまま…
軽四に乗って
一気に我が家へ…
その余韻に浸りながら
一人二次会…笑
芋焼酎だけど…気分はジャックダニエルで…
ブルースに溺れて
お酒に溺れて…
ああ、生きててよかった…笑
(大袈裟な)
写真は
田中晴之さんと