女性の名前は
初対面でもすぐに覚えるのに
私の名前は…顔をみても…
なかなか覚えてくれなかった中野督夫さん!!
顔は覚えているので
センチメンタル・シティ・ロマンスや
とっくん(中野督夫さん)のソロライブで
顔をみつけると…
「おお、先生!よく来てくれたな…」
「鎌田(ひろゆきさん)の…先生…よぉ、きたな…」
…まるで鎌田ひろゆきさんの師匠みたいになってますがな…
…会えば…いつもそういってたような…
やがて
タコボーさん(本多taco-bow正典さん)と仲良くなると
「おお、タコボーの…」
「おお、タコボーの…」
一向に名前を覚えてくれなかった
覚えようとする気がなかった…
とっくん(中野督夫さん)
そんなとっくん(中野督夫さん)が
私の名前をちゃんと…覚えてくれるようになったのは
つい最近のこと…
…といっても軽く10年以上は経ってますけど…笑
そんな…とっくん(中野督夫さん)のライブに行けば
ライブ後は…ギターをケースに片づけ…
駐車場の車まで運ぶこともしょっちゅう…
私が軽四でやって来たと聞けば
ホテルや駅まで送っていくことも…
そうそう…
電車で見えたときなんか
メールでライブ会場やホテルまでの送迎を頼まれたこともなんどかあったな…
さすがに
2回に1回は…笑…
3回に2回は…笑…
断ってましたけど…笑
そうそう
今でも憶えてるのは
確か石田力さんの車で
ライブ後、名古屋駅にとっくんを送っていくときに
便乗させてもらって…
その時は
センチの新譜を出す前でして…
とっくん、鼻高らかに
ええこと思いついた!といった感じで…
アルバムのタイトル
「未知との遭遇」ならぬ「センチとの遭遇」
これ…ええやろ!ええやろ!!
嬉しそうにしゃべっていたことを
今でもはっきりと憶えてる…
新譜のタイトルが
「センチとの遭遇」にならなかったのは…
告井延隆さんや細井豊さんなど
他のメンバーに反対されたのでしょうか…笑
そんな
とっくんがくも膜下出血で倒れて
意識不明…
命の危険性もあり…
ここ数日がヤマ場…なんて驚かされたのが
今となっては半年前…
面会も制限されてたらしく
当時…
身内以外で面会可能と訊いていたのが
細井豊さんと
湯川トーベンさん…
特に親交のある
湯川トーベンさんが
私に…メール等で時々とっくんの情報をくれてまして
とっくんの容態に一喜一憂
そんな情報をくれた
湯川トーベンさんに心から感謝なんだな!!
そんなとっくんの容態も
山あり谷ありを繰り返しながら
徐々に回復…
といっても…
未だリハビリ病院に入院中…
未だ発語はまだないものの
日々日々少しずつ少しずつ…
スモールステップで
回復しているとのこと…
そんな
とっくんの応援ライブが
湯川トーベンさん主催で東京でも何度か行われていまして…
それが
名古屋で…やれないかとメールをくれたのが…
いっちゃん…
さらには神戸芦屋の…あ、今は山の中に住んでいるのかな…
吉田さんの全面協力のもと
応援ライブが実現…
残念ながら
開催日が金曜日のため…
しがない…「先生」である私は…
全面的に協力できなかったんですが…
お客さんとして
お客さんとして
真っ先に駆け付けた???訳???
あ、真っ先に掛けつけた…というのはうそです…汗
得三の前には
開場時
すでに…20人以上の人が開場を待って並んでいました…
私は…花ちゃんと約束し
「得三は、おそらくいっぱいでゆっくり食べられへんと思うから、先に飯食わない??」
と誘ったはずなのに…
ちょいと食事前の「とりあえずビール」のはずが…
2本…3本…4本と本数を重ね…
あたかも2人きりの「新年会」の様相に…
そんな花ちゃんとの
酔っぱらい2人の合言葉…
「得三の…トイレの席の近くに座ろう!!」
入るなり
Tシャツの物販担当のヨッシー(吉田さん)が
声を掛けてくれます…
「土性さん…ステージで仕事ありますから…」
え、恐れ多くも
細井豊さん、告井延隆さんの演奏のもと
1曲センチの歌を歌わせてくれるの???
そんなわけありません!!
タコボーさんが
私をみかけると
駆け寄ってきて
「2部の途中でさあ…直人のタイコだして、僕のタイコを入れてちょ!!」
え、1部と2部の休憩中じゃなくて
2部の途中???
いつのタイミングで何をどう運ぶかさっぱりわかりませんが
私…なんせ結構酔ってますので…
笑顔で
「了解!」と敬礼のポーズ
でも
タコボーさん
そんな酔ってる私の様子をみて
隣にいてた永田タカシさんと目を合わせて…
「ダメかも知れない…」
なんて私に聴こえるようにいってる!!
何を…
おっしゃいますか…笑
私、使える男ですよ!!
今まで…
何度も…中途半端な…あれをこれをこうして…
なんていった代名詞ばかりのタコボーさんの指示を…
その状況を推察して…ずっとテキパキとこなしてきてたじゃないか!!…笑
さてさて
そんな私も1部は…何もしなくてもいい…笑…みたいなので
トマトチューハイを呑みながら…
(まだ、呑むんかい!!)
酔っぱらっているので携帯でメモをとったりしながら
ライブを楽しむ…
ではでは
中野督夫さんの応援ライブ
第1部のライブレポをば…
司会進行は
センチ中野督夫さんにとっては
切っても切れない…ご関係の
竹内正美さん…
今夜のライブを一言「関係性のライブ」と称して???
…ちょっと酔ってる私には
なんのこっちゃ…でしたが…汗
「自由なステージをしながらも、めちゃめちゃ気を遣って自分で小さくして生きている中野督夫、この気を遣いながら生きてきたフリーダムが、これだけの人をここに集めてることを素敵だなって思います…」
と述べ…
今夜は督夫のことを語らないでおきたいと…
語ってしまうと過去のことになってしまうようなので、語るとすれば…「中野督夫 & ダリーズ 」というバンドのこと…めちゃめちゃいいバンドと紹介し…
「督夫に、これ10年遅いわ!って言ったことがあるくらい、センチメンタル・シティ・ロマンスを抜けて、センチのウエストコーストのエッセンスを取り入れて、督夫が自由にやりだしたバンドが「ダリーズ 」なんです…」
とのこと
竹内正美さん…
さらに
「この「ダリーズ 」をずっと僕は聴きたいので、あいつが戻って聴かせてくれるまでは過去のことにはしたくないので…」と
「ダリーズ 」を早く聴きたい…
中野督夫さんの「ダリーズ 」が出てきたら応援してやってください…と
挨拶を含めオープニングに中野督夫さんへの想いを熱く語って
まずは
センチのメンバーのイロイロ、そして、いとうたかおさん
なんでも、この、いとうたかおさんが得三でこういったことがやりたいって言って
ほとんど舞台監督と化しているとか…
「日本一のシンガーだと思っているいとうたかおさんが舞台監督をやってくれてるという素晴らしいライブです…」
と紹介して
まずは
いとうたかおさんが歌う
「いきたいところがあるんだ」
膝の上にのせて演奏している
すぎの暢さんのスチールギターの音色が実に心地よい…
♪新しい物はやがて古くなる
急ぎの旅でもないだろう
どこにでも居たよ 今を生きればいい。 なんて
冗談を言う奴のひとりやふたり
それだけが頼りと思ってた
今となっては過ぎたこと
行きたいところがあるんだ~
ペケさん(いとうたかおさん)の歌う言葉一つ一つが心に沁みる…沁みる…
今夜…
ここに集まったみなさんの行きたいところは…
この得三であったことは間違いない…
今夜の得三は…超満員!!!
みんなみんな
とっくんが…大好きな
あたかも同窓会のように集まったみなさんたち…
そのみんなの視線が
言葉を繰り出すペケさん(いとうたかおさん)に…
さらには…このいとうたかおさんの唄を惹きだすべく
このバンド…
まるで各地をずっと廻ってきたんじゃないかと思えるほどの
見事なブルースっぽい要素も含めた豊かな演奏を届けてくれる
センチの各メンバーへ…と
注がれる…
確かな安定したベースライン
リズムを刻んでくれるのが
前田直人さん、加藤文敏さん、そして本多taco-bow正典さん…
そのリズムにのって
間奏では
告井延隆さんのギターが…
細井豊さんのキーボードの旋律、音色が映える!!
さらには…溶け込むように美しい音色の
すぎの暢さんのスチールギター
そして
その「センチ」のサウンドのなかで
ペケさん(いとうたかおさん)の歌が滲みる!沁みる!!
のっけから
最高!!!
いとうたかおさん、そしてセンチの面々との融合は凄すぎる…
これを知ったら
とっくん、黙ってじっとしてはいられなくなるんじゃないかな…
あの性分だし…笑
近い将来
「とっくん応援ライブ」なのに
気が付いたら
センターマイクでとっくんが…歌っているかも…
そんなことが…なんだか実現しそうに思えてきて…
演奏終わって
竹内正美さんの…つなぎの司会進行
「みなさん、行きたいところがなくなったら、その時がいなくなる時だと思ってください…督夫は行きたいところ、いっぱいもってるんで…笑
「ダリーズ 」はスゴイ!これを楽しみに復活してほしい…」
続いては
センチメンタル・シティ・ロマンス初代のベーシスト
加藤文敏さんと安藤浩二さんとの二人組
「WHITE HOUSE」
安藤さん
数年前、麻布のスタジオであるバンドのプロデュースをやってたときに
ガラス越しにEPOかなんかのツアーのリハーサルをやってて、
ぱっとみたら、ものすごくデカい顔で「とっくん」が…こっちを見てたんだって…
なんでも、とっくんが駆けつけてきて
「「浩二がおるでかんがや」と…なんでいけないかわかんないんですけど…笑…名古屋弁は「おるでかんがや!」…笑
しばらくは、お二人で
名古屋弁の応酬を…周りの東京の人たちはポッカ-ンとシーンとしてたとか…
「とっくんの去年のライブが縁で、文敏くんと「WHITE HOUSE」を再結成したような恰好になりまして…今夜、センチの歌を歌うのは初めてなんです…にもかかわらず…文敏くんよりもセンチの曲に詳しい…笑…これどういうこと??」
加藤文敏さん
「昔はツーさん(告井さん)に叱られ、今は浩二に叱られ…笑」
演奏曲は
「うちわもめ」
イントロは
クイーンのあの名曲を彷彿させる感じで…
なんといってもベース音の響きが…
実に心地よいのよ!!
ミディアムテンポのアコーステックバージョンでの
ちょいと新鮮な感じもする「うちわもめ」でした…
加藤文敏さん
「今日は督夫がいないから言いたいこといいます…センチメンタル・シティ・ロマンスに入れてもらって、いろいろおもしろい曲があったんですけど、この曲はブリティッシュなロックをやりたいと…ぼくは「WHITE HOUSE」でやったんですけど、ずいぶん地味な退屈な曲だなあと思っていました…でも年とったら、じみじみとこの歌いいな…前から歌いたいなと思っていて…早く督夫が戻ってきたら、また督夫とハモれたらいいなと思ってます…」
「あの娘の窓灯り」
しっとりと…しっとりと…切ないサウンド…
この歌…とっくん、よく歌ってたもんな…
ステージに…ひょいと楽屋からとっくんが出てきてて
ハモってるんじゃないか…なんて錯覚しそうになるほど…
加藤文敏さんの唄声が…どことなく督夫さんの唄声に近いものを感じて
ラストの
安藤浩二さんの
ギターソロの〆はちょっと苦しそうでしたが
それは…ご愛敬…
竹内正美さんも
そう感じたようで
「文敏って、督夫の声に似ているね…」
加藤文敏さん
「なんか一緒にハモっとったからかな…笑」
ここからは
またまた竹内正美さんの繋ぎの進行…
「あの娘の窓灯り」は僕が作詞作曲したので、僕も歌う権利があるだろうって言ったら拒絶されたとか…
あるいは
センチを二つに分けると、督夫と文敏は軟派な方…
告井さんと細井豊さんは、お堅い先生コース…
その間を混乱したと思う…ドラムが次々と替わっていったとか…
さらに
「督夫はイロイロ全国ギター1本持って名古屋弁で、弾き語りで歌っているのか喋っているのか半々くらいで、いつもみんなを笑わせながらつないできたシンガーだと思います…まだまだ帰ってきて、旅をしてもらいたいと思います…ぜひ「ダリーズ」で大騒ぎしてもらいたいと思います」
…と語って
続いては
金藤カズさんと
永田タカシさんとの二人組…
私が豊橋に行ったとき何度も
ライブを観た二人組…
金藤カズさん
15年ぶりにここ得三で歌うこと
その15年前も督夫さん繋がりのライブだったこと
ここに参加させていただけ嬉しいことなどを語り
さらに
「今、楽屋で、告井さんがセンチのコピーをしています…笑
豊橋はちくわの街で…ちくわを食べにきたりとか
ナゴヤと同様、温かい街なので…よくきてもらいました…
よく督ちゃんと一緒に歌っていただいた歌を…」
「あとは良いことばかり」
ハウクレで何度も聴いたことのあるこの歌…
実にしっとりとしてて
かつ…明日への元気が…
なんとなく…ほんわかと出てくる素敵な…
どん底のときに聴いても
前向きな気持ちになれる歌…
永田タカシさんの寄り添うエレキが
実に心地よい…
♪あとは良いことばかり
あとは良いことばかり
あとは良いことばかり ありますように~
このサビが心に沁みる!沁みる!!
最後は…自然と…みんなで大合唱!!
ありきたりだけど
やっぱり思っちゃう!!
ここに集まっているみなさん
そして…もちろん私もですが…
とっくんにも
♪あとは良いことばかり ありますように~
さらにここで特別ゲストは
タコボーさん!!
金藤さん
「督ちゃんが入院してから、ふと見上げたら虹が出てたんです…その虹が消えた後に、僕の心の中に督ちゃんの壊れかけてる笑顔がずっと残ってて…なんだろうな…あの人の笑顔は、ひょっとしたら虹か!後からじわじわっとくるんかと思って…それは予想外でしたけど、そんな督ちゃんがきっかけでできた歌を…」
♪ありがとうサンサン日が昇る~
との歌い出しから始まるミディアムテンポのこの曲
聴いてて気持ちが自然と明るくなってくる…
当然…自然に手拍子発生!!
タコボーさんのコンガの響きが心地よい!!
途中…クイーンぽい…パーカッションのタコボーさんのソロを交えて
ラストは
♪ダンダンダーン
とみなさん、一緒にご唱和!
私には
♪ダリダリダリトクオ~
と聴こえたような…笑
竹内正美さん
「日本中廻ると蕎麦屋さんやうどん屋さんも含めて督夫がいろんなところでライブをやってる」
「督夫は営業の督夫!気さくで督夫から声を掛けられると次やってもらいましょうかって絶対になりますよね…笑…そうやって繋がりを広げていった中野督夫の営業能力は凄いなって思います…」
「ラスティーバーミンツは、督夫がまだ高校生、去年亡くなった中野雅夫という中野督夫のお兄ちゃんも一緒にバンドをやっていました…よく中野の家で練習していると、督夫が練習をみにきてて、お兄ちゃんたちかっこいいなということで、あいつは音楽を始めました…ぼくが東京から帰ってきて、名古屋でいいバンドを探していたけどみつからなくて、中野の弟がギターをやってたなと思って、会いに行って「お前、オリジナルやってるそうだから聴かせて」っていって、聴かせてもらった記憶があります…今から、その曲をやるんですけど、それを聴いて「お前、凄いじゃん」ってお前と一緒にバンドをつくろうと思って、告井先生をお呼びしてできたのが「センチメンタル・シティ・ロマンス」…僕と中野督夫との出会いの曲です…」
さらに
去年から先生に習い始めたという
ウッドベースのことにも触れながら
キーボードに細井豊さんも
参加してのラスティーバーミンツ
なんでも細井豊さんのお兄さんはラスティーバーミンツの皆さんと同じ同級生だとか…
「もう帰るところが」
カントリーっぽいサウンド
演奏終わって
山口さん
竹内正美さんに
「あなたのベースが譜面台に当たって歌詞カードがよくみえない」と
不満を一言漏らし…笑わせてくれます…
次の曲は
「督夫がよく歌っている…♪その手離すなよ 俺とお前をつなぐ 心はそのままで いつかまた会える~これは、今日の督夫への歌だなと思ってやることになりました…
詞は僕で細井くんが曲を作って、昔、デザイン博があってそのファイナルで作った歌…」
1部最後は
「風の街で」
♪夢を捨てないで~
まさに
みんながみんなそんな気持ちだよね…
最後は
細井豊さんの言葉で第1部を〆る
昨日、中野督夫に会いに行ったこと…鈴木雄大と二人で
言葉は出ないけど…来た!とばかりに目があったそうな…
それでは
第2部に続くけど
最後に写真を1枚添えてと…
得三で、ちくわ気分…笑…
ブラックサンダ-気分
カレーうどん気分…笑…
ハウクレっぽいこの空気感…
「あとは良いことばかり」のはず!!
みんなで…応援しようね!!督夫さんを!!
それにしても、タコボーさんの眼には、この瞬間、何がみえてるんだろうか??…笑
初対面でもすぐに覚えるのに
私の名前は…顔をみても…
なかなか覚えてくれなかった中野督夫さん!!
顔は覚えているので
センチメンタル・シティ・ロマンスや
とっくん(中野督夫さん)のソロライブで
顔をみつけると…
「おお、先生!よく来てくれたな…」
「鎌田(ひろゆきさん)の…先生…よぉ、きたな…」
…まるで鎌田ひろゆきさんの師匠みたいになってますがな…
…会えば…いつもそういってたような…
やがて
タコボーさん(本多taco-bow正典さん)と仲良くなると
「おお、タコボーの…」
「おお、タコボーの…」
一向に名前を覚えてくれなかった
覚えようとする気がなかった…
とっくん(中野督夫さん)
そんなとっくん(中野督夫さん)が
私の名前をちゃんと…覚えてくれるようになったのは
つい最近のこと…
…といっても軽く10年以上は経ってますけど…笑
そんな…とっくん(中野督夫さん)のライブに行けば
ライブ後は…ギターをケースに片づけ…
駐車場の車まで運ぶこともしょっちゅう…
私が軽四でやって来たと聞けば
ホテルや駅まで送っていくことも…
そうそう…
電車で見えたときなんか
メールでライブ会場やホテルまでの送迎を頼まれたこともなんどかあったな…
さすがに
2回に1回は…笑…
3回に2回は…笑…
断ってましたけど…笑
そうそう
今でも憶えてるのは
確か石田力さんの車で
ライブ後、名古屋駅にとっくんを送っていくときに
便乗させてもらって…
その時は
センチの新譜を出す前でして…
とっくん、鼻高らかに
ええこと思いついた!といった感じで…
アルバムのタイトル
「未知との遭遇」ならぬ「センチとの遭遇」
これ…ええやろ!ええやろ!!
嬉しそうにしゃべっていたことを
今でもはっきりと憶えてる…
新譜のタイトルが
「センチとの遭遇」にならなかったのは…
告井延隆さんや細井豊さんなど
他のメンバーに反対されたのでしょうか…笑
そんな
とっくんがくも膜下出血で倒れて
意識不明…
命の危険性もあり…
ここ数日がヤマ場…なんて驚かされたのが
今となっては半年前…
面会も制限されてたらしく
当時…
身内以外で面会可能と訊いていたのが
細井豊さんと
湯川トーベンさん…
特に親交のある
湯川トーベンさんが
私に…メール等で時々とっくんの情報をくれてまして
とっくんの容態に一喜一憂
そんな情報をくれた
湯川トーベンさんに心から感謝なんだな!!
そんなとっくんの容態も
山あり谷ありを繰り返しながら
徐々に回復…
といっても…
未だリハビリ病院に入院中…
未だ発語はまだないものの
日々日々少しずつ少しずつ…
スモールステップで
回復しているとのこと…
そんな
とっくんの応援ライブが
湯川トーベンさん主催で東京でも何度か行われていまして…
それが
名古屋で…やれないかとメールをくれたのが…
いっちゃん…
さらには神戸芦屋の…あ、今は山の中に住んでいるのかな…
吉田さんの全面協力のもと
応援ライブが実現…
残念ながら
開催日が金曜日のため…
しがない…「先生」である私は…
全面的に協力できなかったんですが…
お客さんとして
お客さんとして
真っ先に駆け付けた???訳???
あ、真っ先に掛けつけた…というのはうそです…汗
得三の前には
開場時
すでに…20人以上の人が開場を待って並んでいました…
私は…花ちゃんと約束し
「得三は、おそらくいっぱいでゆっくり食べられへんと思うから、先に飯食わない??」
と誘ったはずなのに…
ちょいと食事前の「とりあえずビール」のはずが…
2本…3本…4本と本数を重ね…
あたかも2人きりの「新年会」の様相に…
そんな花ちゃんとの
酔っぱらい2人の合言葉…
「得三の…トイレの席の近くに座ろう!!」
入るなり
Tシャツの物販担当のヨッシー(吉田さん)が
声を掛けてくれます…
「土性さん…ステージで仕事ありますから…」
え、恐れ多くも
細井豊さん、告井延隆さんの演奏のもと
1曲センチの歌を歌わせてくれるの???
そんなわけありません!!
タコボーさんが
私をみかけると
駆け寄ってきて
「2部の途中でさあ…直人のタイコだして、僕のタイコを入れてちょ!!」
え、1部と2部の休憩中じゃなくて
2部の途中???
いつのタイミングで何をどう運ぶかさっぱりわかりませんが
私…なんせ結構酔ってますので…
笑顔で
「了解!」と敬礼のポーズ
でも
タコボーさん
そんな酔ってる私の様子をみて
隣にいてた永田タカシさんと目を合わせて…
「ダメかも知れない…」
なんて私に聴こえるようにいってる!!
何を…
おっしゃいますか…笑
私、使える男ですよ!!
今まで…
何度も…中途半端な…あれをこれをこうして…
なんていった代名詞ばかりのタコボーさんの指示を…
その状況を推察して…ずっとテキパキとこなしてきてたじゃないか!!…笑
さてさて
そんな私も1部は…何もしなくてもいい…笑…みたいなので
トマトチューハイを呑みながら…
(まだ、呑むんかい!!)
酔っぱらっているので携帯でメモをとったりしながら
ライブを楽しむ…
ではでは
中野督夫さんの応援ライブ
第1部のライブレポをば…
司会進行は
センチ中野督夫さんにとっては
切っても切れない…ご関係の
竹内正美さん…
今夜のライブを一言「関係性のライブ」と称して???
…ちょっと酔ってる私には
なんのこっちゃ…でしたが…汗
「自由なステージをしながらも、めちゃめちゃ気を遣って自分で小さくして生きている中野督夫、この気を遣いながら生きてきたフリーダムが、これだけの人をここに集めてることを素敵だなって思います…」
と述べ…
今夜は督夫のことを語らないでおきたいと…
語ってしまうと過去のことになってしまうようなので、語るとすれば…「中野督夫 & ダリーズ 」というバンドのこと…めちゃめちゃいいバンドと紹介し…
「督夫に、これ10年遅いわ!って言ったことがあるくらい、センチメンタル・シティ・ロマンスを抜けて、センチのウエストコーストのエッセンスを取り入れて、督夫が自由にやりだしたバンドが「ダリーズ 」なんです…」
とのこと
竹内正美さん…
さらに
「この「ダリーズ 」をずっと僕は聴きたいので、あいつが戻って聴かせてくれるまでは過去のことにはしたくないので…」と
「ダリーズ 」を早く聴きたい…
中野督夫さんの「ダリーズ 」が出てきたら応援してやってください…と
挨拶を含めオープニングに中野督夫さんへの想いを熱く語って
まずは
センチのメンバーのイロイロ、そして、いとうたかおさん
なんでも、この、いとうたかおさんが得三でこういったことがやりたいって言って
ほとんど舞台監督と化しているとか…
「日本一のシンガーだと思っているいとうたかおさんが舞台監督をやってくれてるという素晴らしいライブです…」
と紹介して
まずは
いとうたかおさんが歌う
「いきたいところがあるんだ」
膝の上にのせて演奏している
すぎの暢さんのスチールギターの音色が実に心地よい…
♪新しい物はやがて古くなる
急ぎの旅でもないだろう
どこにでも居たよ 今を生きればいい。 なんて
冗談を言う奴のひとりやふたり
それだけが頼りと思ってた
今となっては過ぎたこと
行きたいところがあるんだ~
ペケさん(いとうたかおさん)の歌う言葉一つ一つが心に沁みる…沁みる…
今夜…
ここに集まったみなさんの行きたいところは…
この得三であったことは間違いない…
今夜の得三は…超満員!!!
みんなみんな
とっくんが…大好きな
あたかも同窓会のように集まったみなさんたち…
そのみんなの視線が
言葉を繰り出すペケさん(いとうたかおさん)に…
さらには…このいとうたかおさんの唄を惹きだすべく
このバンド…
まるで各地をずっと廻ってきたんじゃないかと思えるほどの
見事なブルースっぽい要素も含めた豊かな演奏を届けてくれる
センチの各メンバーへ…と
注がれる…
確かな安定したベースライン
リズムを刻んでくれるのが
前田直人さん、加藤文敏さん、そして本多taco-bow正典さん…
そのリズムにのって
間奏では
告井延隆さんのギターが…
細井豊さんのキーボードの旋律、音色が映える!!
さらには…溶け込むように美しい音色の
すぎの暢さんのスチールギター
そして
その「センチ」のサウンドのなかで
ペケさん(いとうたかおさん)の歌が滲みる!沁みる!!
のっけから
最高!!!
いとうたかおさん、そしてセンチの面々との融合は凄すぎる…
これを知ったら
とっくん、黙ってじっとしてはいられなくなるんじゃないかな…
あの性分だし…笑
近い将来
「とっくん応援ライブ」なのに
気が付いたら
センターマイクでとっくんが…歌っているかも…
そんなことが…なんだか実現しそうに思えてきて…
演奏終わって
竹内正美さんの…つなぎの司会進行
「みなさん、行きたいところがなくなったら、その時がいなくなる時だと思ってください…督夫は行きたいところ、いっぱいもってるんで…笑
「ダリーズ 」はスゴイ!これを楽しみに復活してほしい…」
続いては
センチメンタル・シティ・ロマンス初代のベーシスト
加藤文敏さんと安藤浩二さんとの二人組
「WHITE HOUSE」
安藤さん
数年前、麻布のスタジオであるバンドのプロデュースをやってたときに
ガラス越しにEPOかなんかのツアーのリハーサルをやってて、
ぱっとみたら、ものすごくデカい顔で「とっくん」が…こっちを見てたんだって…
なんでも、とっくんが駆けつけてきて
「「浩二がおるでかんがや」と…なんでいけないかわかんないんですけど…笑…名古屋弁は「おるでかんがや!」…笑
しばらくは、お二人で
名古屋弁の応酬を…周りの東京の人たちはポッカ-ンとシーンとしてたとか…
「とっくんの去年のライブが縁で、文敏くんと「WHITE HOUSE」を再結成したような恰好になりまして…今夜、センチの歌を歌うのは初めてなんです…にもかかわらず…文敏くんよりもセンチの曲に詳しい…笑…これどういうこと??」
加藤文敏さん
「昔はツーさん(告井さん)に叱られ、今は浩二に叱られ…笑」
演奏曲は
「うちわもめ」
イントロは
クイーンのあの名曲を彷彿させる感じで…
なんといってもベース音の響きが…
実に心地よいのよ!!
ミディアムテンポのアコーステックバージョンでの
ちょいと新鮮な感じもする「うちわもめ」でした…
加藤文敏さん
「今日は督夫がいないから言いたいこといいます…センチメンタル・シティ・ロマンスに入れてもらって、いろいろおもしろい曲があったんですけど、この曲はブリティッシュなロックをやりたいと…ぼくは「WHITE HOUSE」でやったんですけど、ずいぶん地味な退屈な曲だなあと思っていました…でも年とったら、じみじみとこの歌いいな…前から歌いたいなと思っていて…早く督夫が戻ってきたら、また督夫とハモれたらいいなと思ってます…」
「あの娘の窓灯り」
しっとりと…しっとりと…切ないサウンド…
この歌…とっくん、よく歌ってたもんな…
ステージに…ひょいと楽屋からとっくんが出てきてて
ハモってるんじゃないか…なんて錯覚しそうになるほど…
加藤文敏さんの唄声が…どことなく督夫さんの唄声に近いものを感じて
ラストの
安藤浩二さんの
ギターソロの〆はちょっと苦しそうでしたが
それは…ご愛敬…
竹内正美さんも
そう感じたようで
「文敏って、督夫の声に似ているね…」
加藤文敏さん
「なんか一緒にハモっとったからかな…笑」
ここからは
またまた竹内正美さんの繋ぎの進行…
「あの娘の窓灯り」は僕が作詞作曲したので、僕も歌う権利があるだろうって言ったら拒絶されたとか…
あるいは
センチを二つに分けると、督夫と文敏は軟派な方…
告井さんと細井豊さんは、お堅い先生コース…
その間を混乱したと思う…ドラムが次々と替わっていったとか…
さらに
「督夫はイロイロ全国ギター1本持って名古屋弁で、弾き語りで歌っているのか喋っているのか半々くらいで、いつもみんなを笑わせながらつないできたシンガーだと思います…まだまだ帰ってきて、旅をしてもらいたいと思います…ぜひ「ダリーズ」で大騒ぎしてもらいたいと思います」
…と語って
続いては
金藤カズさんと
永田タカシさんとの二人組…
私が豊橋に行ったとき何度も
ライブを観た二人組…
金藤カズさん
15年ぶりにここ得三で歌うこと
その15年前も督夫さん繋がりのライブだったこと
ここに参加させていただけ嬉しいことなどを語り
さらに
「今、楽屋で、告井さんがセンチのコピーをしています…笑
豊橋はちくわの街で…ちくわを食べにきたりとか
ナゴヤと同様、温かい街なので…よくきてもらいました…
よく督ちゃんと一緒に歌っていただいた歌を…」
「あとは良いことばかり」
ハウクレで何度も聴いたことのあるこの歌…
実にしっとりとしてて
かつ…明日への元気が…
なんとなく…ほんわかと出てくる素敵な…
どん底のときに聴いても
前向きな気持ちになれる歌…
永田タカシさんの寄り添うエレキが
実に心地よい…
♪あとは良いことばかり
あとは良いことばかり
あとは良いことばかり ありますように~
このサビが心に沁みる!沁みる!!
最後は…自然と…みんなで大合唱!!
ありきたりだけど
やっぱり思っちゃう!!
ここに集まっているみなさん
そして…もちろん私もですが…
とっくんにも
♪あとは良いことばかり ありますように~
さらにここで特別ゲストは
タコボーさん!!
金藤さん
「督ちゃんが入院してから、ふと見上げたら虹が出てたんです…その虹が消えた後に、僕の心の中に督ちゃんの壊れかけてる笑顔がずっと残ってて…なんだろうな…あの人の笑顔は、ひょっとしたら虹か!後からじわじわっとくるんかと思って…それは予想外でしたけど、そんな督ちゃんがきっかけでできた歌を…」
♪ありがとうサンサン日が昇る~
との歌い出しから始まるミディアムテンポのこの曲
聴いてて気持ちが自然と明るくなってくる…
当然…自然に手拍子発生!!
タコボーさんのコンガの響きが心地よい!!
途中…クイーンぽい…パーカッションのタコボーさんのソロを交えて
ラストは
♪ダンダンダーン
とみなさん、一緒にご唱和!
私には
♪ダリダリダリトクオ~
と聴こえたような…笑
竹内正美さん
「日本中廻ると蕎麦屋さんやうどん屋さんも含めて督夫がいろんなところでライブをやってる」
「督夫は営業の督夫!気さくで督夫から声を掛けられると次やってもらいましょうかって絶対になりますよね…笑…そうやって繋がりを広げていった中野督夫の営業能力は凄いなって思います…」
「ラスティーバーミンツは、督夫がまだ高校生、去年亡くなった中野雅夫という中野督夫のお兄ちゃんも一緒にバンドをやっていました…よく中野の家で練習していると、督夫が練習をみにきてて、お兄ちゃんたちかっこいいなということで、あいつは音楽を始めました…ぼくが東京から帰ってきて、名古屋でいいバンドを探していたけどみつからなくて、中野の弟がギターをやってたなと思って、会いに行って「お前、オリジナルやってるそうだから聴かせて」っていって、聴かせてもらった記憶があります…今から、その曲をやるんですけど、それを聴いて「お前、凄いじゃん」ってお前と一緒にバンドをつくろうと思って、告井先生をお呼びしてできたのが「センチメンタル・シティ・ロマンス」…僕と中野督夫との出会いの曲です…」
さらに
去年から先生に習い始めたという
ウッドベースのことにも触れながら
キーボードに細井豊さんも
参加してのラスティーバーミンツ
なんでも細井豊さんのお兄さんはラスティーバーミンツの皆さんと同じ同級生だとか…
「もう帰るところが」
カントリーっぽいサウンド
演奏終わって
山口さん
竹内正美さんに
「あなたのベースが譜面台に当たって歌詞カードがよくみえない」と
不満を一言漏らし…笑わせてくれます…
次の曲は
「督夫がよく歌っている…♪その手離すなよ 俺とお前をつなぐ 心はそのままで いつかまた会える~これは、今日の督夫への歌だなと思ってやることになりました…
詞は僕で細井くんが曲を作って、昔、デザイン博があってそのファイナルで作った歌…」
1部最後は
「風の街で」
♪夢を捨てないで~
まさに
みんながみんなそんな気持ちだよね…
最後は
細井豊さんの言葉で第1部を〆る
昨日、中野督夫に会いに行ったこと…鈴木雄大と二人で
言葉は出ないけど…来た!とばかりに目があったそうな…
それでは
第2部に続くけど
最後に写真を1枚添えてと…
得三で、ちくわ気分…笑…
ブラックサンダ-気分
カレーうどん気分…笑…
ハウクレっぽいこの空気感…
「あとは良いことばかり」のはず!!
みんなで…応援しようね!!督夫さんを!!
それにしても、タコボーさんの眼には、この瞬間、何がみえてるんだろうか??…笑
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