新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2016…秋…B.L.Cafeで小山卓治さんのライブ「New Days“112”」

2016-12-13 06:18:00 | 小山卓治
今回は…小山卓治さんの話…



たとえば、阿佐ヶ谷の「ハーネス」での
さまざまなミュージシャンとの
ジョイントライブからも分かるように
小山卓治さんは…
新たな人(ミュージシャン)との出会い…音楽…刺激…
…を求めて…


さらには
今年は、すでに…50から60本と
精力的なライブ活動を続ける中で…

行ったことのない街…
あるいは
歌ったことのない
ライブスペースにも
積極的に足を運び

常に新しい試みを…
新たな発見を求めて
活動を続けてる小山卓治さん!!




いつのことだったか忘れちゃったけど
一緒に呑んでた時…
小山卓治さんが口にしたんだ…



「土性くん、「りとるびれっじ」も
素敵な場所だけど…
名古屋でソロでやれる…他の場所ってないかな???」




あの…私…
名古屋では…
今池に出没する(熊かっ!)のがほとんどで
(80%以上で)
どうしても
私の物差しが…今池界隈と狭いんだけど…



真っ先に思ったことは…

素晴らしい音響で…
小山さんの「歌」を楽しみたい!!

…ということ…


さらには
欲を言えば…

素晴らしい照明…
スポットライトを浴びる小山さんがみたい!!

…ということ…


…で頭に浮かんだのが…




今池でも特に…私の出没率(熊かっ!)の高い
トクゾー(得三)


加藤いづみさんのライブで…
さらには
フォークロックスで
お邪魔したハコ…


「りとるびれっじ」のひろみさんも繋がりのある
ボトムライン一階の

「B.L.Cafe」



今泉さんから
指定された日は…


名古屋ライブでは
圧倒的に多い気がする…笑
木曜日のド平日



さっそく
トクゾー(得三)の森田さんに連絡をとってみれば…

あれれれ、もうスケジュールが押さえられているとのこと…
さすが…人気のライブハウス!!

残念!!


…と思ってたら…


幸運なことに…



「B.L.Cafe」


…の…


スケジュールを押さえることができました!!
(実際、押さえたのはマネージャーの今泉さん!)



…となれば…
いてもたってもいられない…
(…ちと大袈裟な…苦笑)


フライヤーを制作し…
(実労は花井工務店…笑)


フライヤーを
撒きに…
今池、金山、栄へと…出向く!出向く!!




sakanaなどのライブを企画している
金山ブラジル珈琲さんとか

中古CDやさん(サウンド・ベイさんやワイルド・ハニーさん)
など…5箇所に置かせてもらいまして…



休日に
歩き回った日々…




こんな感じで…



もう…ブッキングをしたときから
そうだな

たとえば…
小学生の時の
奈良の修学旅行で
率先して…「しおり」や「歌本」を作って
(当時は、学級委員もするほどの…優良児でした…笑)
大仏さんに会いにいくのを
鹿に会うのを楽しみにしていた…

あの時の気持ち、期待感と
同じだったかも知れないな…



50歳を超えていますけど…苦笑



そんなわくわく感で
迎えた…
小山卓治さんのライブ!!






感想を
一言で言うと…
もう…感無量でした!!



最高でした!!


小山さんの「歌」をとことん輝かせる
素晴らしい音響でした…


さらに…
小山卓治さんが浮かびあがってくるような
スポット!!
小山さんの盛り上がりに連動して
生きているかのごとく映えるスポットライト!!



それに応えるかのごとく
小山さんのハスキーな甘い歌声が…
さらには…

短編映画のように
ストーリー性をもった歌詞が突き刺さり
心象風景に描かれる…





いやあ…
やっぱ…
小山卓治さんは…凄いや!!素晴らしいや!!



何度も
何度も…
ライブを体感してるのに
飽きるどころか…
不思議なことに…新鮮な感動として
心が満たされる…




そうだな
喩えるなら


チョコレートを舐めてたら
口の中での舌の触感に…アーモンドを感じたような…


あるいは


酢豚の中に
パイナップルが入ってる感じ…



何度もみてるのに
(食べてるのに)
意外性もあって…
これ!最高!!みたいな…笑




まあ…
ぶっちゃげ、簡単に言っちゃえば



「ここで小山卓治さんがみたかったのよ!!」





そんな
今でも心にはっきりと残っている
小山卓治さんの「B.L.Cafe」での
ライブ


「New Days“112”」


のライブレポをば…









SEが流れる…
暗転と同時に…

「卓治~!!」

…と歓声飛び交う中…



小山卓治さん!登場!!



まずは

「PARADISE ALLEY」


…からライブがスタート…



小山さんが唄い出せば…
一瞬にして…そこは「小山卓治ワールド」



のっけから
お客さんのテンションもあがる!あがる!
お客さんの力強い手拍子発生!!

その手拍子に真っ向勝負!!…笑

爽やかなメロディー…
そして…情熱的な小山さんの歌声が…響き渡る!!


さらには緩急交ぜて…
優しく…そして時折…
シャウトしながら…
歌う小山さん…
カッコいい!!!





もう…お客さんの盛り上がりに
つられてか??
歌う小山さんの表情も…実にご機嫌なのが…
…物販エリアに立っていても
伝わってくる!!!



挨拶のMC


「ボトムラインカフェで歌うのは初めて、ここで歌えてうれしい!」

さらには、たくさん集まってくれたお客さんに感謝しつつ
「去年はジョイントで2回、ソロで2回きたけど、今年は、3月にジョイント、ソロは名古屋では初めてなので…たっぷりと歌います!!」


お客さん!拍手喝采!!!



そして
続いては

内面を包み込むような
優しい唄…


「オリオンのティアラ」







ハスキーで切なくも深い
小山さんの歌声が心に滲みいる感じ…


♪~仕事のこともちょっと忘れ
昨日の喧嘩のことも忘れてさ~



この歌詞が…日々の忙しさ…
も含めた…
日々感じていることと重なり合って…


心が癒されるんだよね…この歌!



そして
「オリオンのティアラ」同様
優しさの溢れる歌



「2人のはるか」




なんか…
振り返れば…
東京から大阪のエリア内なんだけど…
いろいろな街で…ハコで…
この歌を聴いたなあ…って
そんなことが思い出されて
この歌
初めて聴いたときに
まさに…今の小山さんだからこそ描ける
等身大の飾らない素敵な歌だなあ…と思ったこと…
…が…またまた新鮮な想いとして脳裏に浮かび上がる…


今聴いても、そのときの思いは変わらない…

歌詞から優しさが滲み出て
ホント素敵な曲でアリマス








ここでのMCは
元ARBのギタリスト、白浜久さんと、九州移動日をも含めて
ツアーをしたときの話…


移動日には
白浜久さんが馴染みの佐賀県の山奥のロッジにいったらしい…







「信じられないくらい田舎で…携帯が繋がらない…苦笑
TVもラジオもなく撒きストーブ…
蛇とかイノシシとか…
狸とかアライグマとか…狸とアライグマの区別付く??…笑

白浜久さんが「猿がいる!!」と叫んで…よくみえれば
凄く腰の曲がったおばあちゃんでした…笑」



はい…「オチ」がありました!!…笑
客席もかなり…ウケてましたよ!!
(…って、書き綴るとすべってたみたいだな…苦笑…まあ、私の稚拙な文章のせいということで…)




「パパの叙事詩」


もう…短編映画をみるかのような歌詞が
深いハスキーな小山さんの歌声で表現される
私が…映画監督なら…
この詞をもとに…映画を作りたい!!
…そう思わせるほど


等身大の小山さんの家族への想いが伝わってくる
優しい…自叙伝のような歌…


家族のことを唄った内省的な唄のように…
一見は感じられるけど…
実際は大河ドラマのように…
スケール感の大きい…感動がわき上がるステキな曲…




そして

「西からの便り」

ギターではなく
今回は
鍵盤での
弾き語りで


当然と言えば
当然ですが
鍵盤なので
アレンジが替わってて

なんだかブルースっぽい!!


歌が前面にクローズアップされるような
弾き語りで


小山さんのシャウトには
鳥肌もの!!!感動もの!!
痺れました!!!
この曲
ホント凄いや!!
何回も…聴いているのに…
色褪せないどころか…年々色づいてくる感じで…
いつも…いつも…
新たな感動に包まれる…




「熊本生まれ、実家は震災で全壊した…家は建ってはいるけど…窓はしまらないし、壁は落ちてるし…その中に、厚いゴム手袋、マスクをして、靴を履いたまま入る…瓦礫みたいになっていても、それらは思い出だし、家族の歴史でもあるし…写真や買いそろえたお皿、食器にも、長い時間の家族の歴史がある…今は、家を取り壊して、新しい家を建て直すことが家族の目標、新しい生活をつくっていくこと…そこまで、体がもつのかが心配だけど…笑」



…と語って


さらに…


熊本を応援するためのライブをやってて
収益金や募金箱、熊本応援ブートレックCDを作って
その売り上げを熊本に送っていること
そのCDの中に熊本弁で歌った
「ばあちゃんごめんね」を収録した…ということで

1番だけ
熊本弁バージョンの「ばあちゃんごめんね」を披露


アルペジオで奏でて歌う
より、優しさが滲み出る感じ…


私、家内が鹿児島出身なので
熊本はお隣りの県…
なんだか鹿児島に行けば…
馴染みのイントネーション…
よーく熊本弁でも伝わりました…


熊本弁…
私…しゃべれなくても翻訳はできる…笑



その後は
標準語バージョンで


「ばあちゃんごめんね」



もう…
この歌を聴けば
即、思い浮かぶ…
中島寺、真教寺での…
お寺ライブでの
私より人生の先輩のお客さんたちが
目を潤ませながら聴き入っていたあの光景を…



そして

「FILM GIRL」



これが凄いの!!

今まで聴いてきた
情熱蠢く力強い…圧巻の歌声が響く
「FILM GIRL」
ではなくて

優しさ漂うアレンジで
熱い思いが前面に出るのではなく
じわじわっと滲み出てくる感じで…
心底やられちゃいました!!




どこか
儚げで
しっとりと
懐かしい感じも漂う
「FILM GIRL」



私、小山さんのライブを観て
よく
「予測不能の短編小説を読み進めていく感じ」
…と喩えているけど…



まさに…
この「FILM GIRL」
短編小説の「ヤマ」であり
かつ
予測不能で…ありました…


MCは
2011年の東日本大震災のこと




さらに…先日訪れた
南相馬のこと…

放射線の圏内
20キロメートル
東京23区がすっぽりとおさまるほどの広さ…
放射能測定器の針が…一気に揺れ

「俺の知る限りではこの(2年前に訪れたときのことと比べて)
2年間で何も変わっていない…
原発のニュースは激減しているけれども、行くと気持ちが変わる!
まだまだ…復興には時間がかかる…」







そう語って
その思いを表現した歌


「ハヤブサよ」


力強い
ギターのカッティングから始まるこの歌





♪いつものありふれた午後
 いつものありふれた空
 大地が泣いて 君は羽ばたいた~





何度も…
何度も…聴いているのに
やっぱ…心に響くなぁ…


歌い終わった後のMC


「いろんな人とジョイントライブをしている…お互いの唄が共鳴し合うのが楽しみで…
ついこないだ山田晃士くんとやった…今は、シルクハット被って、メイクして、燕尾服着てシャンソンを歌ってる…
彼、デビューはアイドルだったらしい…
対抗する訳じゃないけど…俺がデビューしてすぐに載った雑誌は「セブンディーン」だった…笑
彼はビジュアル系だった頃もあって
その頃のキャッチコピーが「暴虐の貴公子」…笑
対抗する訳じゃないけど…俺のデビュー時の
キャッチコピーは
「獣の目をしたルーキー」…笑
彼もいろんな人とジョイントしてるから
ひょっとして一緒にツアーするかも…笑」






なんて笑わせて
次の曲は


「shadow land」

めちゃいい!!
もう最高!
心に滲みます!!


♪My Love~

のリフレインが儚げで…切ない…




願いが…心の叫びのようにも聴こえるハスキーな歌声
憂いのあるメロディーライン…

目頭が熱くなる想い…








次の
曲紹介はリクエスト曲から





「靖国通り、月曜の午後」


「新宿から東に向かった3丁目のスターバックスでカプチーノ飲んでるときに
この歌の発想があった…別に靖国通りじゃなくてもいい…笑
名古屋にあるどこかの通りのスタバのそこで起きた物語を想像してもらえれば…」




この曲も

まさに「小山卓治ワールド」が広がる
真骨頂と言える唄!!


良質の短編小説のページをめくるときのドキドキ感が
この歌にある!!


心に浮かび上がる…映画のようなシーン…
情景描写も繊細で…
心の中で
ストーリーが展開される…



そして次の曲は
新しいシングル


「随分前に歌を作ってください…と青年から頼まれた…彼はHIV感染者
彼の応援歌…ラブソングを作って送った…
彼は、結婚の約束をしてて…その直前に亡くなった…
あれからちょうど20年…
もうそろそろこの歌を解放したいと思った…
彼もそれを望んでいるだろう…」



そう語っての


「美しい沈黙」

ピアノでの演奏






♪~2人で見つめ合う
美しい沈黙
ほほえみはひとつ
哀しみはふたつ~



このサビのフレーズが…心に滲みついて離れない…


ラストの言葉


♪後悔はしない~




叫びとなって
このハコに…お客さんの心に滲みわたる感じがして
鳥肌ものでした…


唄に対する想いが溢れて…

悲しみが…果てしなく…



この歌を聴いたら
当然!
その余韻を楽しむために…
シングルCDも聴いてみたいですよね…



はい、あっという間に…
売れちゃいました…
当然と言えば当然!!




「白浜久さんとの九州ツアー特典CDを作って
年内限定で販売!!…名古屋では、最初で最後…笑」

…と物販に触れ



「ここ素晴らしい音響でお客さんもたくさん集まってくれて」
…と感謝の言葉を述べると同時に


今までの
しっとり系から一転して
ノリノリの1曲


「カーニバル」


大盛り上がりで
お客さんも歌う!歌う!


ラストは

「乾杯~!!」

…の大合唱!!!









そして
本編ラストは


「最終電車」



お客さん、みんながみんなで
大合唱!!!



♪明日こそは幸せな朝を迎えたい~


いやいや
今が…この時がめちゃめちゃ幸せです!!…笑

小山卓治さん!最高!!!






UNは


来年のライブの告知を挟んで


「光が降る」



心象風景に広がる…色鮮やかな世界…
そこに…言葉通り…光が溢れ…
そこから…明日への希望が感じられる…
優しい曲…
等身大の…小山さんが…感じられる…



さらには


「Yellow Center Line」

メロディーラインが実に美しくて
心に滲みる…滲みる…




鳴りやまぬ拍手
歓声に応えて


モアUN



「嬉しいお知らせがあります!明日は大阪で…笑
もうひとつ嬉しいお知らせがあります!明後日は京都で…笑
京都は、民家の中でのスペース…生声であるんだけど
音の響きがとてもいいんだ!
そうだ!京都へ行こう!!…笑






…と語って



「もうすぐ」


…長過ぎたパーティの幕が降ろされ
おしゃべりな夜が急に黙り込む…♪



ふと…
この曲に
稲沢サルーテが浮かび
ヨコクラさんの笑顔が浮かんだ…一瞬…



彼と出会えたことに
感謝し…
そのきっかけが…
稲沢サルーテだったんだよね…



横倉さんを想い出しながら…

ステージを降りる
小山卓治さんに
最大限の拍手を送ったのでした!!!











写真は
小山さんをセンターに
名古屋裏方メンバーの福井さんとの三人衆









まあ…水戸黄門さまと…

助さん格さんのような
感じかな…

いや…助さん格さん…というよりも


「うっかり八兵衛」かも…





さてさて…




次回の小山卓治さんのライブは
3月11日TOKUZO(得三)
で…


今度は
木曜日でなくて
土曜日ですよ!!




小山さんを…TOKUZOで楽しめちゃう!!!



実は…この11月24日の日程を尋ねたときに…
…早々と…ブッキングしちゃったのよ…笑



嬉しいことに
この夜は…
サポートに
バイオリンの磯部舞子さん(ベチコ)さんを迎えて
…だよ!!




さあ…
チケットは
「ぴあ」「ローソン」「TOKUZO店頭」で
12月15日、発売
です!!


「チケットぴあ」

Pコード:318-404    電話0570-02-9999

「ローソンチケット」

Lコード:42537     電話0570-084-004





…となれば…


いてもたってもいられない…
(…ちと大袈裟な…苦笑)
フライヤーを制作依頼し…
(実労は花井工務店…笑)

またまた
フライヤーを
撒きに…
今池、金山、栄へと…行こうっと!!




そうだな…小学生の時の
奈良の修学旅行で
率先して…「しおり」や「歌本」を作って
(当時は、学級委員もするほどの…優良児でした…笑)
大仏さんに会いにいくのを
鹿に会うのを楽しみにしていた…

あの時の気持ち、期待感…
が…またまた続くのです…



50歳を超えていますけどね…苦笑











PS…



打ち上げは
阪神タイガースファンである私は
ほとんど訪れたことのない
中日ドラゴンズファンの聖地
「ピカイチ」へ!!







料理がおいしくて
ビールも美味しくて


ちょっとだけ
中日ドラゴンズが好きになりました!!…笑



打ち上げ風景…

がんがん呑む…笑
「ジ・オショーズ(ご住職さんのことね)」
や…
なぜか木曜日ライブが多いのは…???
はい…おそらく…風来坊の安藤店長と…笑



めちゃめちゃ楽しい夜なのでした!!













おまけの写真は…リハ時の1ショット!







































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