刈谷市美術館へ
「2024年コレクション展 生誕150年 和田英作展」
を鑑賞しにいく
入場無料!入場無料!
タダで、和田英作さんの油彩画が、特別展示室、一室のスペースだけですが、30点余りの作品が堪能できちゃう!
刈谷市、太っ腹
和田英作さん
明治7年、鹿児島県生まれ
黒田清輝さんから、西洋絵画をまなび、白馬会の創立にも参加
東京美術学校の洋画科で多くの後進を輩出して校長も務め
写実表現で、情緒ある日本的油絵の典型を確立
主に、風景画、静物画を描き
70歳にて、戦争のため、知立市に疎開
晩年は、清水市三保で暮らし
富士山の絵画を多く描き84歳で没
薔薇と富士山を愛して、よく描いていたことから
「薔薇富士太郎」と呼ばれていたらしい
もちろん、展示室内には
「薔薇」の絵も
「富士山」の絵も
どちらも実に写実的でリアルで
静物画では、薔薇の他にも、玉葱、柿なんか、めちゃ細かいところまで、さらに、質感が見事に描かれ、立体感すら感じられ、リアルに飛び出してきそう!
和田英作さんは、疎開のため、約6年間、知立市に住んでいたこともあったらしく
その疎開時は、太平洋戦争末期
な、なんと70歳だったとか
その約六年間の間に描いた
その「逢妻風景」の絵画のみ
撮影オッケー!
他の作品は、撮影NGでありました!
「逢妻風景」の絵画を描きながら
疎開先、ここは、へい和田…もとい…平和だ…と思っていたのか、どうか…
物資もない大変な時代ですからね
ただ描かれている
逢妻の風景は、光が差し、木々が紅葉し、太平洋戦争末期であったことは、一切感じられません
眺めているだけで、穏やかな気持ちになれる!
他にも
「小堤西池のかきつばた」や
「東海道の松並木」など
地元の風景も、光の描き方が素晴らしく、私、しばらく、立ち止まって、じっと眺めていました!
これらが70歳過ぎて、描いた画
そう思うと、私なんて、まだまだ蒼い!蒼い!人生これからだー!!
最後に感想をまとめるなら
「英作」だけに「ええ、作品」が多かったなあ…
それにしても
オチが、ワダワダ…もとい…マダマダ…汗
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