名鉄
「伊奈(いな)」駅で降りる…
豊川いなりに近いから「いな」なのか…
住んでる人たちは住み心地がいいから「いいな」…「いな」なのか…
豊川市なのか
豊橋市なのか…あいまいな場所にあるから…あいま「いな」なのか…
分かりませんが…
そこから
徒歩数分のところにある
田舎の街並みにそぐわない感じで
ぽつんと
モダンな建物がみえてくる…
ここが
フロイデンホール(小坂井文化会館)
ここで開催された
スギテツのファミリーコンサートを観に行ってきました…
実は
その前日も
中部国際空港セントレアでの「空港音楽祭」でスギテツのイベントライブを観に行ってまして…
私にとって
この週末の土日は「スギテツ」一色に染められて??います!!…笑
ではでは
早速
連日観た
連日観た
連日観た
スギテツのファミリーコンサートのライブレポをば
エルガーの行進曲「威風堂々」の曲のBGMでの
映像の後に
ピアノの杉浦哲郎さんと
ヴァイオリンの岡田鉄平さんとのデュオ
「スギテツ」が登場
まずは
十八番の
クラシックと童謡の融合作品
「剣のずいずいずっころばし」
から…
自己紹介のMCの後には
「…クラシック音楽は200~300年続いている素晴らしい音楽なんですけど、例えばオーケストラの交響曲が長くて、どこで拍手していいのかわからないときがあったり、曲が終わった後に
外国の方は「ブラボー!!」って気軽に声を掛けてくれるんですけど、そう一人で叫ぶのにはに勇気が要ります…でも、私たちは「ブラボー!!」って言われるのがとても嬉しい…」
「私たちは「ブラボー!!」って言われるのがとても嬉しい…」
「私たちは「ブラボー!!」って言われるのがとても嬉しい…」
「私たちは「ブラボー!!」って言われるのがとても嬉しい…」
と繰り返し言えば…当然客席から「ブラボー!!」の掛け声が…笑
「とても自然な「ブラボー!!」いただきました…笑…これから、いろんな曲を演奏しますけど…本当にその演奏がよかったな、いいな、と思ったら遠慮なく拍手や「ブラボー!!」をください…そうでもないのに「ブラボー!!」と言ってしまうと…それは社交辞令…笑…あるいはヤラセになるってしまうので…ちょっと前の「イッテQ!」みたいになってしまいますので…笑」
「ぼくたちはクラシック音楽をただそのままに、演奏するのではありません!誰もが知っているクラシックの名曲とクラシック以外の童謡、TVの主題歌、いろんな音楽をミックスして楽しんでもらおう…クラシックの堅いイメージを取っ払って…今日はファミリーコンサートなのでお子さんも大人も楽しめるように…」
こういったコンサートは
このようなホール以外でもさまざまな会場で演奏することがあるとのことで…
秋には小・中学校で…
特に小学校でやる場合は
まずは一人一人の作曲家の顔をみてもらおう…と…
このホールでも
映像で
まずは
「バッハ」の顔の肖像画を映し出し
バッハの
「主よ人の望みの喜びよ」を数小節奏でて…
さらには
ある曲(イントロ)を演奏して
「この曲の題名知ってる??そう「鼻から牛乳」ですよね…笑…嘉門タツオさんの…」
…と笑わせて…
あ、実際は…その曲
「トッカータとフーガ ニ短調」
「このように顔から入るクラシック…作曲家の名前がわかっていても、この曲は誰が作ったのかどんな題名がついているのか案外知らなかったりします…さて、この人は…」
と肖像画をスクリーンで映し出し…
「ヒントはシートベルト…」
と言おうとしたら
お客さんから
即座に
「シューベルト」の声が!!
杉浦哲郎さん
「そういうのを芸人潰しっていうんだよ…笑」
さてさて
スギテツのお二人
ドイツ歌曲「野ばら」「魔法の竪琴」を数小節ほど演奏して
シューベルトの写真をみながら
「ある小学校で、この時代には珍しく眼鏡をかけているので、誰だってきいたらハリーポッターですって…笑」
次は
モーツァルトの映像をみせて
演奏するは
あの料理番組のテーマ曲を重ね合わせた
「アイネ・ クライネ・3分クッキング」
演奏後すぐに
「ブラボー!!」の掛け声が…飛び交う!飛び交う!
続いては
ベートーベンと童謡「犬のおまわりさん」との融合作品
「迷子の迷子の子猫ちゃんのおうちがみつけられなくてリストラされてしまった犬のおまわりさんの運命」
曲の後半からは
手袋…指人形のワンちゃんがヴァイオリンを奏でて
大活躍!!…笑
拍手喝采!!!
「ブラボー!!」の掛け声が…飛び交う!飛び交う!
「そのブラボー!この犬にいただきましたけどね…」
と岡田鉄平さん!
「手袋で弾くのは、押さえるのが大変で演奏するには技術がいりまして…」
…と口にすれば
杉浦哲郎さん
「これぞ、技術の無駄遣い…」…笑
終わると
ワンちゃんの手袋を雑に投げ捨てる
岡田鉄平さんに大爆笑!!!
「この曲メロディーにも仕掛けがありまして、「犬のおまわりさん」は長調でできているんですけど、こちらは短調でミックスされていて悲しい感じにアレンジしました…この曲はもう10年くらい演奏しているんですけど、長く演奏してると嬉しいことがありまして…それは、3年くらい前フィギュアスケートメダリストのオン・アイス・エキシビションで友野一希選手…北京オリンピックにも出場されるんじゃないかなと思ってるんですが…な、なんとこの曲を使って演技をしてくれました…」
写真を映し出し
「なんと警官の格好をして頭に犬の耳をつけてしまっている…友野一希選手がオリンピックに行けたら、僕たちも演奏でついていけるかも知れない…笑」
「モーツァルト、ベートーベンなどは今から200年以上も前、バロック、古典派という時代に生まれた曲をここまでは紹介してきましたけど、次は20世紀に入ってからの作曲家、 ルロイ・アンダーソンの「タイプライター」…タイプライターときいて大人の人はイメージがつくかも知れませんが、小さな子供たちにとってはタイプライターは、なじみが薄いと思うので…これを現代版に置き換えようと…そこでパソコン…この曲を、まずは昔の「タイプライター」のままを演奏し、途中からは、現代のタイプライターに置き換えて、そういった作品を…」
「現代のタイプライター」
途中からWindowsに…笑
パソコンのWindowsの効果音を盛り込むなんて…
その発想からして…凄い!凄い!!
…完璧なアレンジで楽しませてくれます…
曲の〆はWindowsをとじる音…笑
続いては
ボッケリーニの3拍子の名曲「 メヌエット」と
日曜日夕方5時30分から始まる寄席番組との融合作品
「笑点メヌエット」
演奏後には
クラシックコンサートでは
絶対にありえない…座布団に座ってからの一礼…
座布団回収は
山田君ならぬ豊川市民会館のスタッフさん
杉浦哲郎さん
「だいたいこの役をスタッフの方にお願いすると嫌がられるんですけど…いつもはそこを無理無理お願いしてるんですけど…この方率先して着てくれました…笑…終演後CDの販売をするんですけど…この格好のまま…手伝ってもらおうと思ってます…写真撮影OK!ぜひ、ニセ山田くんと一緒に写真をどうぞ!…」
はい、これが
終演後の写真…
ニセ山田くんと一緒に…笑
岡田鉄平さんの
ものまねヴァイオリンが思いっきり披露される
ヨハン・シュトラウスの作曲の「美しき青きドナウ」とイヴァノビッチ作曲の「ドナウ河のさざなみ」と火サス某テーマ曲が融合された完成度の高い作品
「美しき青きドナウ河のさざなみ殺人事件」
スギテツの代表作とも言える作品!!
某火曜サスペンス劇場のイントロも衝撃的だし…
岡田鉄平さんの
ものまねヴァイオリンが思いっきり披露され
…何度聴いても…凄いなって思っちゃう!!
ものまねヴァイオリン
パトカーのサイレン
トヨタ車のクラウンと
日産のセドリックのサイレンの音の違いを丁寧に解説し…笑
そして
「シ」と「ソ」の音でドップラー効果を使った
通り過ぎる救急車の音をヴァイオリンで
車種は…トヨタのハイエースだそうな
ものまねヴァイオリンはさらに続く
マークXスーパーチャージャーの覆面パトカー
昔は高速道路を暴走族の方々がお走りになられてた
その暴走族を取り締まる愛知県警のモノマネ…
ものまねヴァイオリンのみならず
岡田鉄平さんの
声マネ…低音で…
「前の名古屋ナンバー、とまってください」の一言が妙に似ていて
おかしい…笑
「もし警察の方がいらしたら誤解しないでほしい…僕たちは、交通安全啓蒙のためにやっている作品でして…その証拠に2014年豊田市警察署から依頼を受けて1日警察署長になりました!」
とその写真も映像で公開し
「もし豊川市警察署の方がいらっしゃったら…笑」
さらに
ものまねヴァイオリンは生活音まで
昭和…ですが…笑
ファックスの送信から受信までを
プッシュ回線で…
それはそれは拍手喝采!!!
なぜなら…「拍手!」と書かれた紙が送信されるから…笑
さらには…またまた昭和…
テレホンカードの度数がなくなった音も…笑
続いては
「バッハの曲とコンビニ2店舗、コンビニに入るときになる音…最初のフレーズは「7」と「11」のコンビニ、最後のフレーズは「家族の方」のコンビニを…ミックスするという…誰にも求められていない作品を…笑」
「無伴奏コンビニパルティータ」
パルティータのメロディーにのって
途中セブンイレブンのコンビニに入る音で拍手が巻き起こり
ラストにはおなじみ、ファミリーマートのコンビニに入る音で〆る
さらに
ヴァイオリンのビブラートをフューチャーした
作品
「扁桃腺上のアリア」
ノンビブラートは
松任谷由美さん!!
…から始まって
ビブラートをかけると
ヴァイオリンの音色が
前川清さんに…!武田鉄矢さんに…!
追悼西城秀樹さんに!…さらには美輪明宏さんに…!!
ちなみに
浅田美代子さんは…????…笑
浅田美代子さんの場合…
音程を外しただけ…
これ…不協和音…
実はこの不協和音を利用した警告音が
「ファ」と「ファ」の♯を同時に演奏すると…そう聞こえる
「踏切の音」を
ものまねヴァイオリンで披露!!
さらには
名鉄パノラマカー
ミュージックホーンから始まって
踏切を通過する電車音を披露…
ちなみに
これ「豊川稲荷発犬山まわりの岐阜行き」だそうな…笑
ヴァイオリンでの擬音は、昔から…例えばヴィヴァルディの「四季・春」の中で、小鳥がさえずる音をヴァイオリンで表現し演奏していたりと昔からそういう演奏方法はあったそうな…
次は
生き物を音楽として散りばめた名曲
カミーユ・サン= サーンスの
「動物の謝肉祭」という曲
動物一つ一つに曲があって
「亀」の曲を数小節演奏し…
ゆったりとしたイメージであると
さらには
「ライオン」の曲を数小節演奏し…
すさまじい堂々とした威厳のあるイメージだと解説し
演奏するのは
この中から「白鳥」という曲を
主旋律のメロディーはゆっくりと泳いでいる様子…
でもピアノの右手は16音符の繰り返しで水面下で前に進もうと一生懸命足をかいているイメージ
この「白鳥」を楽譜通りに演奏した後は
アレンジを替えて
「うぐいす」に
雅な…和風なイメージで…
「ネコ」に
これは「白鳥」と「猫ふんじゃった」との融合…笑
「犬」は
ショパンの「子犬のワルツ」
さらに
「馬」は馬が駆け出す躍動感!!
ラストは
「ゴジラのテーマ」との融合…
名古屋の街が
ハコっぽい…
大ナゴヤビルヂング…笑…が…破壊されてしまう…
そこに
ウルトラマン登場!!
ものまねヴァイオリンでのスペシュウム光線でやっつける…笑
名古屋の平和が保たれたからか???
拍手喝采!!
続いては
白衣を羽織っての登場
「音楽実験室のコーナー」
一言
「給食当番ではありません…笑」
「今までもたくさん実験的な曲がありましたが、ここからはもう1歩掘り下げた実験コーナー、今まで以上に音楽的な、ちびっこのみなさん、小学生のみなさんが音楽の授業で普段習わないようなちょっとつっこんだ内容まで、私たちがわかりやすくお伝えしていこうかと思ってます…本日は、授業風に第1時間目と2時間目と二コマの授業を…1時間目は音楽記号について…記号というと地図とか物理・化学とかにもたくさんありますけど、音楽にも演奏記号があって、わかりやすいところで言うとト音記号とかヘ音記号とか…」
さらにスクリーンで見馴れない音楽記号
「アルト記号」を示して
これは中音域…ヴィオラで使われるなどと解説しつつ
音楽記号、音の大きさとか長さ、速さ、さらにはどんな気持ちで演奏すればよいのか、これらを守りながら演奏することの大変さをお伝えする??作品を
ブラームスの「ハンガリー舞曲 第5番」で
「もともとたくさんの記号がついているとてもダイナミックな曲ですが…僕たちがさらにつけたして…そのとおりに演奏する試み…」
スクリーンで音楽記号を映し、それに沿って演奏する
「ハンガリー"記号"舞曲第5番」
ぜひ…
音楽の時間に取り入れたい…笑
音楽の教科書に載せてほしい…笑
名曲???でして…
でも休符では…実際に岡田鉄平さん
ステージで寝転がったりして逆に忙しそう…笑
杉浦さん
「ちょいと休み過ぎじゃないですか…笑」
鉄平さん
「寝転がったりするとすぐに起きれない…笑」
杉浦さん
客席に向かって
「けして演奏中に横にならないように…笑」
「この作品もそうですけど、先ほど演奏した「白鳥」もそうで、ぼくたちは実際にTVでも音楽実験をやってまして…Eテレで「おんがくブラボー」という番組の中の「ブラボー音楽実験コーナー」で、さまざまなこういった音楽実験をやってまして…また4月から再放送が始まる予定、水曜日の午前中の放送予定、まだご覧になられていない方はぜひチェックを…」
と告知を挟んで
2時間目…
「音楽の授業から少し離れて、豊川市にも縁のあるテーマ、豊川と言えば何度も初詣で豊川稲荷に行ったことがありますが、「いなり」と並んで豊川の名物と言えば、新幹線!!「日本車両」ひょっとしたら、お勤めの方とか、関係者がいらっしゃるかも知れませんが…実は「日本車両」ではなくて、もう一つ新幹線を作っている山口県の「日立製作所」の方に何年か前に工場見学をさせてもらったことがありまして…」
ここからは
音楽の授業じゃなくて
現代社会??への授業へと…
「教育TVで昔「はたらくおじさん」というTV番組がありましたけど…実際に新幹線を作っている職人さんの作業をみせていただいて、中でも目をひいたのが、新幹線の先頭部分の丸いところ…流線型の…空気抵抗を考えてスピードが出せるように…なめらかに…これが、なんと一つ一つ、職人さんの手作業で金づちのようなもので全部丸く作っていまして…その職人さんと面会する機会がありまして…なぜ、ミュージシャンである我々が、新幹線を作る職人さんとお会いできたかというと…その職人さんのおっしゃるには「なかなか難しい技術のいる作業なんだけど、これをやろうとする若い人が育たない…これを、なんとか大人になる子供たちに広めたい…」と言って、その職人さんが作ったのが新幹線と同じ金属アルミニウムでつくったヴァイオリン…」
「ヴァイオリンはそもそも木でできていてヴァイオリンを作るのが難しいのに…アルミニウムで作って、さらに見た目だけではなく…綺麗な音がします…こういった場をお借りして、全国の子供たちの前で、小・中学校、高等学校のコンサートのときなど演奏させていただいてます…新幹線といえば、こういった匠の技術のいる仕事だと思うんですけど…少子化ということもあって若い人がなかなかそういった技術に興味を示さないこともあって…このことが全体として問題視されているので、まあそういった技術のすばらしさ、新幹線の技術のすばらしさをヴァイオリンの音色を通して知ってもらえたらと思って」
おそらく豊川市で演奏するのははじめて
日本で6本しかないヴァイオリンであることを付け足して
演奏曲は
鉄道好きの作曲家
電車のガタンゴトンと揺れて走行するリズムを作品に取り入れた作品を
山口県日立製作所の協力会社「山下工業所」での新幹線の制作過程のVTRを流した後に
ドボルザークの
「ユーモレスク」を…
曲の最後は
岡田鉄平さんのものまねヴァイオリンで
新幹線が通り過ぎる音を!!
鉄平さん
「演奏はできるんですけど、この時期、非常に顎が冷たくて…カイロを貼らないと…笑…金属なので…で、夏は熱くなる…冷えピタを貼らないと…笑…しかも、金属なので伸び縮みがあって音程もとりにくいんですけど…」
杉浦さん
「でも、なんといってもこんなきれいな音を出してしまうという日本の匠の力…この豊川…新幹線を造っている街ということで…縁ということで…今日は、この楽器で演奏させていただきました…
職人さんにも拍手を!」
当然拍手喝采!!
以上で音楽実験コーナーは終了
「このあとは、僕たちが何十年も前の子供の頃…夢中になったアメリカ生まれのTVアニメ…猫とネズミのドタバタコメディ「トム&ジェリー」…名古屋では、夕方5時半に再放送されてて…CMは必ず「ヤマサのちくわ」が流れていたことを憶えてます…」と
「「トム&ジェリー」…お話も楽しかったけど、やっぱ音楽で、台詞は一切なくて映像に合わせてオーケストラの生演奏で…さらに効果音、SEも楽器で表現してました…たとえば、ジェリーの笑い声をヴァイオリンだったり…トムが壁にぶつかるときはティンパニーやシンバルで表現したりと、さまざまな工夫が楽器で…こんなにおもしろいんだ…こんな面白い演奏方法があるんだと子供の頃に思ったのが…今につながっています…「スギテツ」のルーツといえる作品…その中から一つ作品をスクリーンに映しながら音を一切いれずに、ぼくたちのピアノとヴァイオリンだけでお話を作っていくというそんな試みをすてみたいと思ってます…」
ここで白衣から
再度正装に着替えて
「トム&ジェリー」から
「なかよし」という作品映像に合わせて
BGMを映像に合わせて
それはそれはお見事!!
いやぁ!!
凄かった!!
ほんと
「ブラボー」って自然に言いたくなるような
素晴らしさ!!!
演奏終わって
「残念ですが、残すところ一応あと2曲となってしまいました…」
「一応ということは、何かあるんじゃないかと…」
「ちびっこ、わかるかな?「ア」がつくあれだよ!「アンパンマン」じゃないよ!…笑…アンコールでございますよ!こここそ、空気を読んでくださいね…東三河でコンサートをする機会をときどきいただいているんですけど…2年くらい前、豊橋の名豊ビル、これが解体されてなくなっちゃってしまったんですけど、その解体前の最後のコンサートということで、一昨年の春にやらせていただいたんですが…そのときにこのホールのスタッフの方が御覧にいただいて、今日につながりました…」
さらには「スギテツ」結成15周年
6月にニューアルバムをリリース
そのツアー名古屋では6月9日の告知
さらには岡田鉄平さんのソロリサイタルの告知を挟んで
岡田鉄平さんのソロアルバム「KREUTZER」の中から
スティーブン・フォスターの
「金髪のジェニー」
死別した恋人あるいは妻への
切ない思いが伝わってくるような
美しい…切ないヴァイオリンの音色に彩られる曲でした…
本編ラストは
モンティの
「チャルダッシュ」
ゆったりとしたメロディーラインに
突然訪ねる激しいメロディーライン
実にヴァイオリンの音色に惹かれる
名曲ですね…
アンコールは舞台袖に下がることもなく
杉浦さん
「おお、自然なアンコール、結成したばかりの頃、アンコールが鳴りやんだことがあって、それ以後トラウマとなって、それからは2秒以内で戻ってこようと…」
と笑わせて
最後は、その拍手を手拍子にかえて、音楽記号のおさらい、ヴァイオリンの角度の上下に合わせて、手拍子に強弱をかえての
お客さん参加型
ヨハン・シュトラウス作曲の
「ラデツキー行進曲」
大いに盛り上がって
ラストは
いつもの「1本締め」でコンサートは終了したのでした…
「スギテツ」の演奏は「い伊奈(いな)」
また遊びにいきた「い伊奈(いな)」
楽し「い伊奈(いな)」
ファミリーコンサートということもあって
子供たちがたくさんいたので…
子供たちがたくさんいたので…
子供たちがたくさんいたので…
オチも「小学生」なみで…笑
いや…さすがに…
そんなオチで終わる訳にはいきませんよね…
ここは…土日と連日
「スギテツ」のコンサートに行くなんて…
いきスギテツ…もとい…行きスギデス…汗
やっぱ
ファミリーコンサートなので
オチも「小学生」なみで…笑
オチが情けないと思ったのか…
伊奈(いな)駅に向かう途中
空から雨が降ってきてまして…
ああ、傘がな「伊奈(いな)」…苦笑
「伊奈(いな)」駅で降りる…
豊川いなりに近いから「いな」なのか…
住んでる人たちは住み心地がいいから「いいな」…「いな」なのか…
豊川市なのか
豊橋市なのか…あいまいな場所にあるから…あいま「いな」なのか…
分かりませんが…
そこから
徒歩数分のところにある
田舎の街並みにそぐわない感じで
ぽつんと
モダンな建物がみえてくる…
ここが
フロイデンホール(小坂井文化会館)
ここで開催された
スギテツのファミリーコンサートを観に行ってきました…
実は
その前日も
中部国際空港セントレアでの「空港音楽祭」でスギテツのイベントライブを観に行ってまして…
私にとって
この週末の土日は「スギテツ」一色に染められて??います!!…笑
ではでは
早速
連日観た
連日観た
連日観た
スギテツのファミリーコンサートのライブレポをば
エルガーの行進曲「威風堂々」の曲のBGMでの
映像の後に
ピアノの杉浦哲郎さんと
ヴァイオリンの岡田鉄平さんとのデュオ
「スギテツ」が登場
まずは
十八番の
クラシックと童謡の融合作品
「剣のずいずいずっころばし」
から…
自己紹介のMCの後には
「…クラシック音楽は200~300年続いている素晴らしい音楽なんですけど、例えばオーケストラの交響曲が長くて、どこで拍手していいのかわからないときがあったり、曲が終わった後に
外国の方は「ブラボー!!」って気軽に声を掛けてくれるんですけど、そう一人で叫ぶのにはに勇気が要ります…でも、私たちは「ブラボー!!」って言われるのがとても嬉しい…」
「私たちは「ブラボー!!」って言われるのがとても嬉しい…」
「私たちは「ブラボー!!」って言われるのがとても嬉しい…」
「私たちは「ブラボー!!」って言われるのがとても嬉しい…」
と繰り返し言えば…当然客席から「ブラボー!!」の掛け声が…笑
「とても自然な「ブラボー!!」いただきました…笑…これから、いろんな曲を演奏しますけど…本当にその演奏がよかったな、いいな、と思ったら遠慮なく拍手や「ブラボー!!」をください…そうでもないのに「ブラボー!!」と言ってしまうと…それは社交辞令…笑…あるいはヤラセになるってしまうので…ちょっと前の「イッテQ!」みたいになってしまいますので…笑」
「ぼくたちはクラシック音楽をただそのままに、演奏するのではありません!誰もが知っているクラシックの名曲とクラシック以外の童謡、TVの主題歌、いろんな音楽をミックスして楽しんでもらおう…クラシックの堅いイメージを取っ払って…今日はファミリーコンサートなのでお子さんも大人も楽しめるように…」
こういったコンサートは
このようなホール以外でもさまざまな会場で演奏することがあるとのことで…
秋には小・中学校で…
特に小学校でやる場合は
まずは一人一人の作曲家の顔をみてもらおう…と…
このホールでも
映像で
まずは
「バッハ」の顔の肖像画を映し出し
バッハの
「主よ人の望みの喜びよ」を数小節奏でて…
さらには
ある曲(イントロ)を演奏して
「この曲の題名知ってる??そう「鼻から牛乳」ですよね…笑…嘉門タツオさんの…」
…と笑わせて…
あ、実際は…その曲
「トッカータとフーガ ニ短調」
「このように顔から入るクラシック…作曲家の名前がわかっていても、この曲は誰が作ったのかどんな題名がついているのか案外知らなかったりします…さて、この人は…」
と肖像画をスクリーンで映し出し…
「ヒントはシートベルト…」
と言おうとしたら
お客さんから
即座に
「シューベルト」の声が!!
杉浦哲郎さん
「そういうのを芸人潰しっていうんだよ…笑」
さてさて
スギテツのお二人
ドイツ歌曲「野ばら」「魔法の竪琴」を数小節ほど演奏して
シューベルトの写真をみながら
「ある小学校で、この時代には珍しく眼鏡をかけているので、誰だってきいたらハリーポッターですって…笑」
次は
モーツァルトの映像をみせて
演奏するは
あの料理番組のテーマ曲を重ね合わせた
「アイネ・ クライネ・3分クッキング」
演奏後すぐに
「ブラボー!!」の掛け声が…飛び交う!飛び交う!
続いては
ベートーベンと童謡「犬のおまわりさん」との融合作品
「迷子の迷子の子猫ちゃんのおうちがみつけられなくてリストラされてしまった犬のおまわりさんの運命」
曲の後半からは
手袋…指人形のワンちゃんがヴァイオリンを奏でて
大活躍!!…笑
拍手喝采!!!
「ブラボー!!」の掛け声が…飛び交う!飛び交う!
「そのブラボー!この犬にいただきましたけどね…」
と岡田鉄平さん!
「手袋で弾くのは、押さえるのが大変で演奏するには技術がいりまして…」
…と口にすれば
杉浦哲郎さん
「これぞ、技術の無駄遣い…」…笑
終わると
ワンちゃんの手袋を雑に投げ捨てる
岡田鉄平さんに大爆笑!!!
「この曲メロディーにも仕掛けがありまして、「犬のおまわりさん」は長調でできているんですけど、こちらは短調でミックスされていて悲しい感じにアレンジしました…この曲はもう10年くらい演奏しているんですけど、長く演奏してると嬉しいことがありまして…それは、3年くらい前フィギュアスケートメダリストのオン・アイス・エキシビションで友野一希選手…北京オリンピックにも出場されるんじゃないかなと思ってるんですが…な、なんとこの曲を使って演技をしてくれました…」
写真を映し出し
「なんと警官の格好をして頭に犬の耳をつけてしまっている…友野一希選手がオリンピックに行けたら、僕たちも演奏でついていけるかも知れない…笑」
「モーツァルト、ベートーベンなどは今から200年以上も前、バロック、古典派という時代に生まれた曲をここまでは紹介してきましたけど、次は20世紀に入ってからの作曲家、 ルロイ・アンダーソンの「タイプライター」…タイプライターときいて大人の人はイメージがつくかも知れませんが、小さな子供たちにとってはタイプライターは、なじみが薄いと思うので…これを現代版に置き換えようと…そこでパソコン…この曲を、まずは昔の「タイプライター」のままを演奏し、途中からは、現代のタイプライターに置き換えて、そういった作品を…」
「現代のタイプライター」
途中からWindowsに…笑
パソコンのWindowsの効果音を盛り込むなんて…
その発想からして…凄い!凄い!!
…完璧なアレンジで楽しませてくれます…
曲の〆はWindowsをとじる音…笑
続いては
ボッケリーニの3拍子の名曲「 メヌエット」と
日曜日夕方5時30分から始まる寄席番組との融合作品
「笑点メヌエット」
演奏後には
クラシックコンサートでは
絶対にありえない…座布団に座ってからの一礼…
座布団回収は
山田君ならぬ豊川市民会館のスタッフさん
杉浦哲郎さん
「だいたいこの役をスタッフの方にお願いすると嫌がられるんですけど…いつもはそこを無理無理お願いしてるんですけど…この方率先して着てくれました…笑…終演後CDの販売をするんですけど…この格好のまま…手伝ってもらおうと思ってます…写真撮影OK!ぜひ、ニセ山田くんと一緒に写真をどうぞ!…」
はい、これが
終演後の写真…
ニセ山田くんと一緒に…笑
岡田鉄平さんの
ものまねヴァイオリンが思いっきり披露される
ヨハン・シュトラウスの作曲の「美しき青きドナウ」とイヴァノビッチ作曲の「ドナウ河のさざなみ」と火サス某テーマ曲が融合された完成度の高い作品
「美しき青きドナウ河のさざなみ殺人事件」
スギテツの代表作とも言える作品!!
某火曜サスペンス劇場のイントロも衝撃的だし…
岡田鉄平さんの
ものまねヴァイオリンが思いっきり披露され
…何度聴いても…凄いなって思っちゃう!!
ものまねヴァイオリン
パトカーのサイレン
トヨタ車のクラウンと
日産のセドリックのサイレンの音の違いを丁寧に解説し…笑
そして
「シ」と「ソ」の音でドップラー効果を使った
通り過ぎる救急車の音をヴァイオリンで
車種は…トヨタのハイエースだそうな
ものまねヴァイオリンはさらに続く
マークXスーパーチャージャーの覆面パトカー
昔は高速道路を暴走族の方々がお走りになられてた
その暴走族を取り締まる愛知県警のモノマネ…
ものまねヴァイオリンのみならず
岡田鉄平さんの
声マネ…低音で…
「前の名古屋ナンバー、とまってください」の一言が妙に似ていて
おかしい…笑
「もし警察の方がいらしたら誤解しないでほしい…僕たちは、交通安全啓蒙のためにやっている作品でして…その証拠に2014年豊田市警察署から依頼を受けて1日警察署長になりました!」
とその写真も映像で公開し
「もし豊川市警察署の方がいらっしゃったら…笑」
さらに
ものまねヴァイオリンは生活音まで
昭和…ですが…笑
ファックスの送信から受信までを
プッシュ回線で…
それはそれは拍手喝采!!!
なぜなら…「拍手!」と書かれた紙が送信されるから…笑
さらには…またまた昭和…
テレホンカードの度数がなくなった音も…笑
続いては
「バッハの曲とコンビニ2店舗、コンビニに入るときになる音…最初のフレーズは「7」と「11」のコンビニ、最後のフレーズは「家族の方」のコンビニを…ミックスするという…誰にも求められていない作品を…笑」
「無伴奏コンビニパルティータ」
パルティータのメロディーにのって
途中セブンイレブンのコンビニに入る音で拍手が巻き起こり
ラストにはおなじみ、ファミリーマートのコンビニに入る音で〆る
さらに
ヴァイオリンのビブラートをフューチャーした
作品
「扁桃腺上のアリア」
ノンビブラートは
松任谷由美さん!!
…から始まって
ビブラートをかけると
ヴァイオリンの音色が
前川清さんに…!武田鉄矢さんに…!
追悼西城秀樹さんに!…さらには美輪明宏さんに…!!
ちなみに
浅田美代子さんは…????…笑
浅田美代子さんの場合…
音程を外しただけ…
これ…不協和音…
実はこの不協和音を利用した警告音が
「ファ」と「ファ」の♯を同時に演奏すると…そう聞こえる
「踏切の音」を
ものまねヴァイオリンで披露!!
さらには
名鉄パノラマカー
ミュージックホーンから始まって
踏切を通過する電車音を披露…
ちなみに
これ「豊川稲荷発犬山まわりの岐阜行き」だそうな…笑
ヴァイオリンでの擬音は、昔から…例えばヴィヴァルディの「四季・春」の中で、小鳥がさえずる音をヴァイオリンで表現し演奏していたりと昔からそういう演奏方法はあったそうな…
次は
生き物を音楽として散りばめた名曲
カミーユ・サン= サーンスの
「動物の謝肉祭」という曲
動物一つ一つに曲があって
「亀」の曲を数小節演奏し…
ゆったりとしたイメージであると
さらには
「ライオン」の曲を数小節演奏し…
すさまじい堂々とした威厳のあるイメージだと解説し
演奏するのは
この中から「白鳥」という曲を
主旋律のメロディーはゆっくりと泳いでいる様子…
でもピアノの右手は16音符の繰り返しで水面下で前に進もうと一生懸命足をかいているイメージ
この「白鳥」を楽譜通りに演奏した後は
アレンジを替えて
「うぐいす」に
雅な…和風なイメージで…
「ネコ」に
これは「白鳥」と「猫ふんじゃった」との融合…笑
「犬」は
ショパンの「子犬のワルツ」
さらに
「馬」は馬が駆け出す躍動感!!
ラストは
「ゴジラのテーマ」との融合…
名古屋の街が
ハコっぽい…
大ナゴヤビルヂング…笑…が…破壊されてしまう…
そこに
ウルトラマン登場!!
ものまねヴァイオリンでのスペシュウム光線でやっつける…笑
名古屋の平和が保たれたからか???
拍手喝采!!
続いては
白衣を羽織っての登場
「音楽実験室のコーナー」
一言
「給食当番ではありません…笑」
「今までもたくさん実験的な曲がありましたが、ここからはもう1歩掘り下げた実験コーナー、今まで以上に音楽的な、ちびっこのみなさん、小学生のみなさんが音楽の授業で普段習わないようなちょっとつっこんだ内容まで、私たちがわかりやすくお伝えしていこうかと思ってます…本日は、授業風に第1時間目と2時間目と二コマの授業を…1時間目は音楽記号について…記号というと地図とか物理・化学とかにもたくさんありますけど、音楽にも演奏記号があって、わかりやすいところで言うとト音記号とかヘ音記号とか…」
さらにスクリーンで見馴れない音楽記号
「アルト記号」を示して
これは中音域…ヴィオラで使われるなどと解説しつつ
音楽記号、音の大きさとか長さ、速さ、さらにはどんな気持ちで演奏すればよいのか、これらを守りながら演奏することの大変さをお伝えする??作品を
ブラームスの「ハンガリー舞曲 第5番」で
「もともとたくさんの記号がついているとてもダイナミックな曲ですが…僕たちがさらにつけたして…そのとおりに演奏する試み…」
スクリーンで音楽記号を映し、それに沿って演奏する
「ハンガリー"記号"舞曲第5番」
ぜひ…
音楽の時間に取り入れたい…笑
音楽の教科書に載せてほしい…笑
名曲???でして…
でも休符では…実際に岡田鉄平さん
ステージで寝転がったりして逆に忙しそう…笑
杉浦さん
「ちょいと休み過ぎじゃないですか…笑」
鉄平さん
「寝転がったりするとすぐに起きれない…笑」
杉浦さん
客席に向かって
「けして演奏中に横にならないように…笑」
「この作品もそうですけど、先ほど演奏した「白鳥」もそうで、ぼくたちは実際にTVでも音楽実験をやってまして…Eテレで「おんがくブラボー」という番組の中の「ブラボー音楽実験コーナー」で、さまざまなこういった音楽実験をやってまして…また4月から再放送が始まる予定、水曜日の午前中の放送予定、まだご覧になられていない方はぜひチェックを…」
と告知を挟んで
2時間目…
「音楽の授業から少し離れて、豊川市にも縁のあるテーマ、豊川と言えば何度も初詣で豊川稲荷に行ったことがありますが、「いなり」と並んで豊川の名物と言えば、新幹線!!「日本車両」ひょっとしたら、お勤めの方とか、関係者がいらっしゃるかも知れませんが…実は「日本車両」ではなくて、もう一つ新幹線を作っている山口県の「日立製作所」の方に何年か前に工場見学をさせてもらったことがありまして…」
ここからは
音楽の授業じゃなくて
現代社会??への授業へと…
「教育TVで昔「はたらくおじさん」というTV番組がありましたけど…実際に新幹線を作っている職人さんの作業をみせていただいて、中でも目をひいたのが、新幹線の先頭部分の丸いところ…流線型の…空気抵抗を考えてスピードが出せるように…なめらかに…これが、なんと一つ一つ、職人さんの手作業で金づちのようなもので全部丸く作っていまして…その職人さんと面会する機会がありまして…なぜ、ミュージシャンである我々が、新幹線を作る職人さんとお会いできたかというと…その職人さんのおっしゃるには「なかなか難しい技術のいる作業なんだけど、これをやろうとする若い人が育たない…これを、なんとか大人になる子供たちに広めたい…」と言って、その職人さんが作ったのが新幹線と同じ金属アルミニウムでつくったヴァイオリン…」
「ヴァイオリンはそもそも木でできていてヴァイオリンを作るのが難しいのに…アルミニウムで作って、さらに見た目だけではなく…綺麗な音がします…こういった場をお借りして、全国の子供たちの前で、小・中学校、高等学校のコンサートのときなど演奏させていただいてます…新幹線といえば、こういった匠の技術のいる仕事だと思うんですけど…少子化ということもあって若い人がなかなかそういった技術に興味を示さないこともあって…このことが全体として問題視されているので、まあそういった技術のすばらしさ、新幹線の技術のすばらしさをヴァイオリンの音色を通して知ってもらえたらと思って」
おそらく豊川市で演奏するのははじめて
日本で6本しかないヴァイオリンであることを付け足して
演奏曲は
鉄道好きの作曲家
電車のガタンゴトンと揺れて走行するリズムを作品に取り入れた作品を
山口県日立製作所の協力会社「山下工業所」での新幹線の制作過程のVTRを流した後に
ドボルザークの
「ユーモレスク」を…
曲の最後は
岡田鉄平さんのものまねヴァイオリンで
新幹線が通り過ぎる音を!!
鉄平さん
「演奏はできるんですけど、この時期、非常に顎が冷たくて…カイロを貼らないと…笑…金属なので…で、夏は熱くなる…冷えピタを貼らないと…笑…しかも、金属なので伸び縮みがあって音程もとりにくいんですけど…」
杉浦さん
「でも、なんといってもこんなきれいな音を出してしまうという日本の匠の力…この豊川…新幹線を造っている街ということで…縁ということで…今日は、この楽器で演奏させていただきました…
職人さんにも拍手を!」
当然拍手喝采!!
以上で音楽実験コーナーは終了
「このあとは、僕たちが何十年も前の子供の頃…夢中になったアメリカ生まれのTVアニメ…猫とネズミのドタバタコメディ「トム&ジェリー」…名古屋では、夕方5時半に再放送されてて…CMは必ず「ヤマサのちくわ」が流れていたことを憶えてます…」と
「「トム&ジェリー」…お話も楽しかったけど、やっぱ音楽で、台詞は一切なくて映像に合わせてオーケストラの生演奏で…さらに効果音、SEも楽器で表現してました…たとえば、ジェリーの笑い声をヴァイオリンだったり…トムが壁にぶつかるときはティンパニーやシンバルで表現したりと、さまざまな工夫が楽器で…こんなにおもしろいんだ…こんな面白い演奏方法があるんだと子供の頃に思ったのが…今につながっています…「スギテツ」のルーツといえる作品…その中から一つ作品をスクリーンに映しながら音を一切いれずに、ぼくたちのピアノとヴァイオリンだけでお話を作っていくというそんな試みをすてみたいと思ってます…」
ここで白衣から
再度正装に着替えて
「トム&ジェリー」から
「なかよし」という作品映像に合わせて
BGMを映像に合わせて
それはそれはお見事!!
いやぁ!!
凄かった!!
ほんと
「ブラボー」って自然に言いたくなるような
素晴らしさ!!!
演奏終わって
「残念ですが、残すところ一応あと2曲となってしまいました…」
「一応ということは、何かあるんじゃないかと…」
「ちびっこ、わかるかな?「ア」がつくあれだよ!「アンパンマン」じゃないよ!…笑…アンコールでございますよ!こここそ、空気を読んでくださいね…東三河でコンサートをする機会をときどきいただいているんですけど…2年くらい前、豊橋の名豊ビル、これが解体されてなくなっちゃってしまったんですけど、その解体前の最後のコンサートということで、一昨年の春にやらせていただいたんですが…そのときにこのホールのスタッフの方が御覧にいただいて、今日につながりました…」
さらには「スギテツ」結成15周年
6月にニューアルバムをリリース
そのツアー名古屋では6月9日の告知
さらには岡田鉄平さんのソロリサイタルの告知を挟んで
岡田鉄平さんのソロアルバム「KREUTZER」の中から
スティーブン・フォスターの
「金髪のジェニー」
死別した恋人あるいは妻への
切ない思いが伝わってくるような
美しい…切ないヴァイオリンの音色に彩られる曲でした…
本編ラストは
モンティの
「チャルダッシュ」
ゆったりとしたメロディーラインに
突然訪ねる激しいメロディーライン
実にヴァイオリンの音色に惹かれる
名曲ですね…
アンコールは舞台袖に下がることもなく
杉浦さん
「おお、自然なアンコール、結成したばかりの頃、アンコールが鳴りやんだことがあって、それ以後トラウマとなって、それからは2秒以内で戻ってこようと…」
と笑わせて
最後は、その拍手を手拍子にかえて、音楽記号のおさらい、ヴァイオリンの角度の上下に合わせて、手拍子に強弱をかえての
お客さん参加型
ヨハン・シュトラウス作曲の
「ラデツキー行進曲」
大いに盛り上がって
ラストは
いつもの「1本締め」でコンサートは終了したのでした…
「スギテツ」の演奏は「い伊奈(いな)」
また遊びにいきた「い伊奈(いな)」
楽し「い伊奈(いな)」
ファミリーコンサートということもあって
子供たちがたくさんいたので…
子供たちがたくさんいたので…
子供たちがたくさんいたので…
オチも「小学生」なみで…笑
いや…さすがに…
そんなオチで終わる訳にはいきませんよね…
ここは…土日と連日
「スギテツ」のコンサートに行くなんて…
いきスギテツ…もとい…行きスギデス…汗
やっぱ
ファミリーコンサートなので
オチも「小学生」なみで…笑
オチが情けないと思ったのか…
伊奈(いな)駅に向かう途中
空から雨が降ってきてまして…
ああ、傘がな「伊奈(いな)」…苦笑
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