うーーん。
どんどん深みにはまっていく・・・
でも、もう止まらないので、続けます
ノルマを抱えて、
幻のメインキャストの台詞にユメを見ながら、
せっせと稽古場に通う、
アンサンブルメンバー。
でも現実は、ほとんどの時間、
ただじっと稽古を見ているだけ。
そんな人たちを、このワルい主宰が、
放っておくワケがありません。
彼らの次なる仕事は・・・、
ズバリ、労働力!
衣裳作りに小道具作り、
はたまた、DMの送付作業などなど、
新人さんたちは、
先輩の稽古を見て勉強するヒマもなく、
こき使われるのです。
といっても、
こういう仕事は、
我々もよくやります。
衣裳も小道具も作りますし、
裏方も、みんなで頑張ります。
でも、アンサンブルだけ働かせるのは、
間違いなく、タチの悪いところだけ!
だって、稽古場に通って、
芝居もせずに、働くだけ働いて帰る、って、
どう考えてもおかしいでしょう?
そして、こういう、
労働力としてのキャストたちは、
劇場に入っても、休ませてはもらえません。
公演が始まると、
開演寸前までは、受付スタッフ。
本番中は、場面転換の裏方スタッフ。
仕事はナンボでもあるのです。
もっとひどくなると、
公演中の受付スタッフを、
確実に確保するために、
わざわざアンサンブルを、
ダブルキャストにわけることも。
つまり、いくらアンサンブルでも、
本番中は舞台に立つわけで(当たり前!)、
そうなると、上演中の受付スタッフが手薄になる。
そこで、本番中にも使えるスタッフとして、
ダブルキャストにするというのです。
もちろん、これだけ働いても、
すべてタダ働きで、
ノルマが軽くなることはありません。
なおかつ、ここまでの扱いを受けても、
また出る子もいれば、
新しい子もどんどん入ってくるんですよね。
そして、ここ10年ほどは、
また新しい「カモ」が増えてきました。
(写真はイメージです)
(つづく)
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