これからは楽しい話、のはずが、
また変な空模様になってきた
まぁ、今日は雨だし・・・って関係ない!
*
私の紹介した役者さんが、演出家とうまくいってない、
ということに責任を感じていた、
ちょうどその頃から、
他の知り合いの役者たちからも、
順番に、連絡が入り始めました。
「今、稽古場が一触即発の状態です!」
要するに、出演者が多いために、
プロアマ混成チームみたいになってしまって、
プロ組の不満が爆発寸前なのだそう。
うーーーん。
*
こういうことってね~、
けっこう、あるんです。
この世界、きっちりキャスティングして、
ほしい役者だけを集められるような、
そんな団体ばかりじゃないんですね。
なかなかキャストが揃わなかったりすると、
「演技力はともかく、この役の雰囲気には合ってる!」
なんて理由で、
素人に毛の生えたようなのを、
平気で出しちゃったりする。
(関係者、ホントに読んでないよね?)
その団体も、ちょっとヤバいかな~とは、
薄々わかっていながらも、
まさか、そこまでひどいとは思わずに、
紹介してしまったのです。
*
「とにかく一度、稽古場に来て下さいよ」
と、仲のいい役者たちから、
悲鳴のような連絡が続きました。
「いや、私、そこまでの責任はないよ」
「何でもいいから来て下さいよ。
望子さんが来てくれると、みんなビビるので」
「おいっ、私はバケモノかっ!」
「ほんとに、お願いしますよ~」
いやはやとは思ったものの、
さすがに心配になって行ってみると、
稽古場に入った途端、
全員の、訴えるような視線が、
私に集中しました。
知り合いの役者たちは、
「なんとかして下さいよ~」
紹介した友人の役者は、
「大変です。キツイです(泣)」
演出家は、
「本当に困ってます(ため息)」
そんな視線の集中攻撃を受けて、
私の背中に冷たい汗が流れました。
(写真はイメージです)
(つづく)
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